一時間に一本のバスに乗り運ばれてゆく。途中川を渡りバスが走るには狭すぎる道を運転手は器用にハンドルをさばく。道は上り坂になりうねっている。調べても詳しい情報が見つけられない町にさしかかると広い空に映え .... 蓋をしたままにしておくというのもひとつの手ですけどね、と医者は言う。でもしめられないです、開いてしまって、それらを解決したいと思ってます。わたしは言う。この指の細い医者と、やっと会話ができるようになっ .... 朝、着陸があった
生き物のような
小さな音
おだやかな
さざなみと
草の下敷き
わたしは子供だった

片言の陽射しにも
なれなかった
一粒の海
古いゴム管の
隣に腰掛け ....
偽りの愛の炎のなか身を焦がす
「さびしくないさ」とつぶやきながら

まるでアルコールランプのよう 
冷たいガラスの中で立つ火の柱

いつまで燃え続けているのだろう
ふっと息をふきつければ ....
国家は人の集まりで出来ている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね

人の輪で地球を動かそうよ

たてまえ、なんてもういらないよ
本音もいわなくていい ....
愛かもな?そうでもないかも?そうかもな 熊は転がる明るい方へ

卵焼きやぶけてみたり泣いてたり 憎んでみたり抱かれてみたり

言葉より速い体が出掛けてて 気持はここで歌を聞いてる

 ....
ぼくはゆめをみていた
キンキラ服を身にまとう
おかねもちになるゆめを

ぼくはゆめをみていた
たかいたかいマンションの
いちばんうえにすむゆめを

ぼくはゆめをみていた
せかいじゅう ....
SNSを巡回する
愛していると綴られており
僕も愛しているよと
心で思い
満たされる

時に会ってみる
感想を述べてみる
「許さねぇからな、
初対面で好きと言ったくそ男!」
なぜな ....
○「銀シャリ」
米の高値が問題になっているが
昭和の頃は米は高かったのである
例えば米五キロ昭和26年は
540円
今の価値に換算すると
10,740円である
昭和45年は
930円
 ....
身の回りでは、なんて素敵なことなんだろう!的なことがリアルに起きていたりするので、ほんのひとかけらですが、お裾分けしちゃいます。

1、鳥さんのプレゼントの巻

ばあちゃんが、にこにこ ....
伝わらぬ言葉そのままに口噤んだまま下を向く

世の中何が正しくて何が間違っているのかてんで理解できない
きっとポリシーなんて在って亡きものなんだね

僕にはみ視えるよ
灼熱の炎と硫黄を吐く ....
滲む涙の帯
暗闇のなかで金色の炎となりて揺らめく
ただ執念深く心に焼き付かせながら
まるで引き潮のようにさっと引いていく気持ちの裏で
なにかがからっぽの頭を満たそうと重くのしかかってくる
ど ....
暗い闇の深淵から何者かが強く私に呼びかけてくる
暗く澄んだ泉どす黒い手が私の服の袖を掴んで放さない
私の脳は痺れたようになって靄がかかる
引き摺られるまま私は暗い泉の底へと体ごと投げ出すのだ
 ....
カッコつけて
生きたいと
想ったのなら
それは正しい輝きだと想ってほしい

山中の池の深淵な緑の言葉のような忘却に
寂しい目をした
でも前を向いている君の
瞳に残る真っ赤な薔薇 ....
チンポコをぶるんぶるん
振り回して相手を攻撃する競技で
ルールは剣道と同じだが
面を決めるには
途轍もない巨根かジャンプ力が必要となるので
なかなかお目にかかれない

振り回し過ぎて
 ....
夢は昨日なのさ
見てるだけでは先へ進めない
だから今は体を使って
見た夢を叶えるのさ
叶えた先が明日さ
風の中凛と白梅七分咲き

とんねるを抜けて菜の花伊予街道

今年初庭一面の春の雪

曇天や部屋干し続く冬隣
砂場に散らばるコトバを見ている時に
私は居ない
コトバは私の方をじっと見ている
私を見ながら
私の名前を砂場に並べてみせた

私は後ずさりする
後ずさりする時にも
私は居ない
コトバ ....
どう生きるかではなく、どう死ぬかを念頭に生きる人生の矛盾
眼に入れたい程恋しい品が手に落ちた時には、棺に横たわる自身の萎びた手に握られていることを思う
また、理解しあえなかった人々の思考の片隅 ....
難き人 私は、難き人
分かりづらき人 救い難き人
変形し、変色し、変声する
湾曲し、歪曲し、発露する
変名し、変態詩、投稿する
恋愛し、偏差値、否定する
矛盾さえ、理不尽さえ、肯定する
 ....
宇宙のひとかけらを持ち帰ることができたような日って何なんだろう、それってどんな風な心境の事を差すんだろう
一筋の光みたいなものが一瞬眉間の端から突き抜けていくようなことがあるんだけれど、そんな感覚な ....
 また性懲りもなくマテバの4インチモデルを購入してしまった。アニメ「攻殻機動隊」でトグサが使っていたヤツだ。25000円超するので、年金生活者の身で、簡単に買えるものではないのだが、拳銃は、私にと .... ○「ボケると」
ボケると
今日は「何日」というのが
わからなくなる
先日は農協から電話がかかってきた
伝票の日付が間違っていたから
至急印鑑を持って来てくださいと

○「人生のクライマ ....
己の欲せざるところ人に施すなかれ
これは真だろう

では、では
己の欲するところ人に施すべし
これは

やめたほうがいいだろう
なぜと言って
人が喜ぶとは限らないからだ

音楽を ....
 喉を 僕は 通り過ぎて
 日差しの少ない部屋に入った
 時間の寂しさが近づいてきていた

 まだ 早かった けれど
 コップに 桂花陳酒を{ルビ注=つ}いで飲んだ
 時間の寂しさが近 ....
くさむらのうらぶれた浅瀬
打ち上げられたほおづきの中の
丸い実が
あかあかと
燃えながら
わたしを見ていた
緑だった容れ物の
もはや若さはぬけおち
朽ちた葉脈だけになって
身のうちを ....
あべこべにくっついてる
本のカバー、そのままにして読んでた、ズボラなぼく。
ぼくの手には{ルビ蹼=みずかき}があった。
でも、読んだら、ちゃんと、なおしとくよ。
だから、テレフォン・セックスは ....
あなたは、透明な入り口。遠い入り口で泣いている。

私には近況なんて無い。いつも深い森の中にいて、
でも今日、そこには太陽の光が差した、
珍しいことでは、ないけれど。

それだけのことが私 ....
水沫の上に
都市が建ち始めた
人が溢れ出すと
歴程のいくつかは消えていった
句読点が住んでいる一画には
本日もそぼろない風が吹いていて
生きることは疲れるね
生きることは美しいね ....
河豚みたいで
可愛くって
指でつついてみる

吹き出した後のえくぼ
可愛くって
また指でつついた
洗貝新さんのおすすめリスト(1667)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一生に一度しか会えない人に会いに行く。- 自由詩5*25-2-20
メモ(プラスチック・ビーズ)- はるな散文(批評 ...325-2-20
クリームパン- たもつ自由詩325-2-20
迷宮(ラビリンス)- 栗栖真理 ...自由詩1*25-2-20
知恵の輪- 栗栖真理 ...自由詩1*25-2-20
熊は転がる明るい方へ- はるな短歌525-2-19
ぼくはゆめをみていた- 詩乃自由詩625-2-19
悲喜こもごも- りゅうさ ...自由詩4*25-2-19
独り言2.19- zenyama太 ...自由詩2*25-2-19
こんなにも素敵なことが溢れている日々を- 阿ト理恵散文(批評 ...5*25-2-18
蒼き竜の楽園- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-18
過去(きのう)と現在(いま)の狭間で- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-18
悪徳の泉- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-18
癒しのうた- 秋葉竹自由詩225-2-18
チンポコ道- 花形新次自由詩325-2-18
過去と今と明日- リィ自由詩2*25-2-18
春は名のみの- けいこ俳句5*25-2-18
日曜日の午後- 紅茶猫自由詩8*25-2-18
死を望む生- メランコ ...自由詩225-2-18
難き人- 鏡文志自由詩6*25-2-17
冬はまだ続くみたいだ- 山人自由詩9*25-2-17
「クレクレ星人の独り言_35」- ジム・プ ...散文(批評 ...1*25-2-17
独り言2.17- zenyama太 ...自由詩1*25-2-17
弁証法?- りゅうさ ...自由詩4*25-2-17
桂花陳酒(2025.02.16)- 草野春心自由詩525-2-16
ともし火- そらの珊 ...自由詩15*25-2-16
泣いたっていいだろ。_- 田中宏輔自由詩13*25-2-16
すみか- 由比良 ...自由詩3*25-2-16
都市語り- たもつ自由詩425-2-16
こっち向いて- 自由詩6*25-2-15

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