書いていてずうっと思うのは『現代詩』って何だろうということ。現代を生きる僕らが書く詩はすべて現代詩。以上、というわけにはいかない。現代はもちろん過去から繋がっているのてま、現代詩は現代詩であると同時に .... 外は破壊の音がする
振動が床に伝わってくる
幼い私は眠る
ずっと幼いままでいられるように

目覚めたら大人になってしまうから
大人は戦争を発す

どうして
ひとを
ころすの
 ....
微かに潮の香りがした
ような気がして振り返ると
手を振りながら君がアトリエ坂を
駆け上がってくるところだった
打ち寄せる波のように真っ直ぐに
トビウオのような足取りで

変なあだ名で ....
「狭き門」をアナルだという言語化能力の低すぎていたおじ様方おば様方はこのサイトにも若干名残っているわけだけど、ジッドがゲイだとしても空を飛べる豚なので、日本で有名な寺山修司もぶっ飛んでいたわけだし、大 .... 雨水で浸食された登山道には少しだけ草があり 
刃を石に当てぬよう、気を遣いながら刈り進むと
ヌマガヤ草原には未だニッコウキスゲの群落が残っていた
一日咲けば花は萎んで枯れゆく花
遅くとも八月に ....
辛くとも きみ帰り来よ我がもとへ
       祈りよ叶へ 共に識る朝


哭くならば枯れるまで哭けたましいの
       傷深き慟哭 我には届く


きみが悪なら共々に無間地獄に堕 ....
僕は煙草を吸っていた
コンビニの庇の影 殺虫灯と踊る
虫とともに 金のないことも忘れて
吐いた煙を 月のない空を 眺めていた

遠雷だ
音もなく
暗い雲の積層が戦争のように光り
秒針の ....
「籠モル化」という言い方はまだ一般化していないが、ここでは詩の現場で見られる閉鎖的な相互評価の力学を指す仮称として用いる。語源は特定のグループに「籠もる」ことを強調した俗称で、少人数の内輪に作風や価値 .... 夕立雷鳴轟きて洗え!

醜さを怒るか天よ枯れた夏

叫べ!夕立。過剰な欲に

夕立やドラムビート打ち鳴らせ!

人生に似たる夕立畏れず貫く
小さな悪意どころか大きな悪意がどんぶらこ
憐れだなあ {ルビ空=くう}

思い込む どこどこまでも思い込む 嘲笑われたと狭い窓



事実見ずひたすら偏る愚かさよ公平こそが平和のひかり
 ....
人柱法(抜粋)

公共施設は、百人収容単位につき一人の人柱を必要とする。
千人を超える公共施設に関しては、二百人収容単位につき
一人の人柱を必要とする。人柱には死刑囚をあてること。  ....
遠く遠い
悲しみの起源で
生まれた
思いは現在に続き私の
一部を形作っている魂と。合掌

でもね
悲しみを
知っているからこそ
喜びが映えるんだ
とあの人は言ってくれた。合掌

 ....
 小説の執筆に関しては、調子の良いことを書いていたが、実際の生活の方は散々だった。煙管煙草のやり過ぎで、少し動くと呼吸困難状態になって、スーパーで普通に買い物しただけで、ヒューヒューいいながら、小便を ....  日の暮れ早い
 夕ご飯のテーブルに今夜は
 旅先で買った青い陶器の深皿を
 出してみる

 そこへ絹ごし豆腐を半丁のせたら
 白い孤島のようにみえて
 潮風と打ち寄せる波が茫漠とひ ....
わかるわよ
先生も若いころそうだった

などと言われると
ぞわぞわしたというのだ

領土に引きずり込まれる
ような気がして

そうでしょう
こっちゃこーの人間関係

凡人は無執 ....
{引用= グラフ化される こころのなか
 それは まるで心電図のよう

 きのうであったものが 季節の符号に置き換えられてゆく
  ひと、おしながされてゆく
 ぼくはしあわせでした
 遠い ....
どちらもこちらも仲良しごっこ
どんな詩にも

良いですねー
良いですねー
良いですねー

それは違うよ
ここは伝わらない

そんなことを言うヤツは
どこもかしこも出禁にされる
 ....

ふだん詩を書かない私は

小さく生きてきたからか

大きなこと言いたかった
 
詩を読み書きする必要もないほど

威張り散らして人影で冷や汗かいて

部屋でドラマをみて涙をながしたり

 ....
放射線の網の中で寝返りを打ってひとマスずれた世界へ落ちる、衣服の色がほんの少し違うとかそんなレベルの誤差、日頃から些細なズレを見つけながら生きてる俺にはそんなもの異世界とは思えない、特別することも .... やわらかな拍布が身体を包みこむ
賞味期限は 胎児の記憶と似ている

未読メッセージの夜は
すべると太っただけ
するするとすこし 
きらいなスロープが、
こぼれる。

マスク越しの吐息 ....
芸術は死んだとは言わないで
芸術は出尽くしたとは言わないで

そう言っていた
あの人は
今何処に

幸福の死亡推定時刻
調べる暇も無く

試行錯誤する時間を
奪う悲劇の中へ

 ....
夏の思い出がやさしい獣のように
部屋の隅でうずくまっている
私はその背中を見つめながら
眠ることもできずにいる

エアコンが微かに唸り
ぬるい空気を押し返す
飲み残しのペットボトルの水は ....
(じゅるりと甘い豊水梨
まだ食べさせられていない
疲れこんで放心
ひととおり過ぎてペタと座り込む)
 
一人で悠悠と横たわりながら耐える
くらしと
半生を捨ててあまい缶詰の汁に
溺れる ....
今日はお誕生日よりも
お盆やお正月よりも
待っていたよ
大好きなお寿司を食べる日だ
一番好きなビンチョウマグロを
いっぱいいっぱい食べるんだ
回れ回れ私の大好きな
ビンチョウマグロ
誰 ....
1. 大規模処理型AI(Amazon Bedrock)で利益を最大化する条件
政治・経済の自由度:アメリカ大統領やグローバル政策の変化が必要
→ 規制緩和や国際競争の流れが有利に働かないと、投資回収 ....
 よく冷えた梨が好き
 隣席のあなたがそう言ったから
 出勤前に、この梨を剥く
 
 指先を滴るまろやかな甘い汁
 一切れつまみ食いしてる間に
 時計の針が進んでしまう
 あわてて梨 ....
樹々のささめき
秋のまなざし
土の殻を脱いで
風鈴と戯れる
あの風のよう
出奔し
残り香をたぐる
民族という幻想の
ゲル状の遺跡を渡る
無造作に繊細に
ごぜの指先の
せつなの逡巡 ....
まるで涙の川ね
 ルイ、リバー

わたしの胸に、
水音がせせらぐ

白い河原と、
仄かなことばが残した
透明な軌跡

ひとり、
揺らめく水に姿を映し、
零した、
 哀しみの、 ....
精神疾患の理由の大半は
性の抑圧にあるとした
フロイト先生のお話は
やはり見るべきものがあると
僕思うわけです

子作りはしてますんで
とか言えちゃう
下町の小僧の雰囲気
の方が好ま ....
北国ではもうほとんど涼しい。秋の陽。こどもたちのみずあそび。さきっぽを踏んづけて、長い青いホースにはとても小さな小さな穴がいくつも開いていて、そこからとても細い細いやや霧状の水が勢いよく飛び出してきて ....
洗貝新さんのおすすめリスト(1494)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
現代詩- 降墨睨白 ...散文(批評 ...4*25-9-9
眠らせて- 自由詩6*25-9-9
アトリエ坂- 夏井椋也自由詩11*25-9-9
若者よ、書を捨て東京には行くな- 足立らど ...散文(批評 ...6*25-9-9
九月のニッコウキスゲ- 山人自由詩10*25-9-9
朝を待つ- りつ短歌4*25-9-9
焦燥- 飯沼ふる ...自由詩5+*25-9-8
詩壇における「籠モル化」とは何か_―_閉鎖性がもたらす評価の ...- atsuchan69散文(批評 ...12+*25-9-8
夕立- りつ俳句3*25-9-8
平らか- りつ短歌2*25-9-8
図書館の掟。- 田中宏輔自由詩10+*25-9-8
夏を_失った_秋に- こしごえ自由詩7*25-9-8
クレクレ星人の独り言「日本人にしか理解できない、日本の誉れ」 ...- ジム・プ ...散文(批評 ...3+*25-9-8
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My_Enemy- ホロウ・ ...自由詩4*25-9-7
MELTense- あらい自由詩325-9-7
退廃の覚え書き- f自由詩325-9-7
忘る夏- 青の群れ自由詩525-9-7
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散文- wc散文(批評 ...4*25-9-6
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彼女のゼリービーンズ- ただのみ ...自由詩12*25-9-6
ルイ、リバー- atsuchan69自由詩18*25-9-6
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