まだAIが流す文字は真底まに受けられないかなぁー。たくさんのことに興味を持つのは消費者側としてはお宝が無尽蔵なダンジョンで良いにしても作り手としては何も残せない残していないと気づく頃ではないか

 ....
海の轟が寄せ還る寂れた街を彷徨った
街灯がぽつりと点り羽虫を寄せていた
ヤモリが一匹それを狙ってヒタヒタと柱を登ってゆく

腹が減った

赤いちょうちんと暖簾が風に揺れている
魚介豚骨醤 ....
 日々生きていくということは

 日々問題と向き合うということ

 不安に繋がる問題もでてくる

 自分にしか理解できない問題もある

 周りの人には何のことやらと思われる

 ....
人は、ナレーションによって世界を正しく認識しようとするものである。
例えば目の前に石があり、草が生えていて、それは今どこにいるのかということを認識しようとする時、無意識の中でナレーションが働いている ....
とても面白い物語が
これから始まろうとしています
天空から降りてきた
赤いカーペットの階段を
あらゆる夢の物語がやってきます
ユニコーンや妖精やマッチ売りの少女
子供の頃から見てきた
夢 ....
○「もっと感情的になれ」

泣きなさい
怒りなさい
笑いなさい
苦の世界だから

泣きなさい
怒りなさい
笑いなさい
ふつう人だから

泣きなさい
怒りなさい
笑いなさい
 ....
ふわっと蒸しタオルで顔を包まれる安心感
顔を包むホイップクリーム
束の間の緩みから転落するように
カミソリが肌を滑るスリル
リラックスがこそげ落とされ
たらればが緊急に緊張を引き出し
背骨 ....
遠い昔
有名作家が書いた小説全集の一冊が
場末の古本屋の店頭にバラ売りされていた

古本屋の軒下には
時間の残骸のように小さな位牌が
重なっている
わら半紙を糸で綴じただけの
茶色く変 ....
歩みよれば
空から天使が
降ってくる
光る太陽
変わらない日
今日の気分は快晴らしい

暗闇の中に置かれた
精神異常者が
主張も出来ずに
崩れていく

今は愛の季節だ
風が強 ....
去年の秋のことだ。
老婆がひとり、道の上を這っていた。
身体の具合が悪くて、倒れでもしたのかと思って
ぼくは、仕事帰りの疲れた足を急がせて駆け寄った。
老婆は、自分の家の前に散らばった落ち葉を ....
塀越しに高く高く
はなみずきが咲いた

芝生に植えられた一本の花水木
随分昔のことのような気がする

裏口から出られる婦人は
いつも和服をきちんと着て
わたしににっこり微笑んで
丁寧 ....
愛の言葉が尽きない
恐らくは永遠に
死んでも尽きないでしょう
私は死を恐れません
その向こうに何かがある
私とあなたと
死んだ後も一緒に
ほら空から聞こえてくるでしょう
オルゴール── ....
今日の飯、うーーーーーーーまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トンカツ、サイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやーーーーーーーー
たまらんわーーーーーーーーー

また ....
さりげない正午にそっくりな
仲間意識と飽和水溶液
半ば強引に立ち並ぶ一輪車
褪せた水色
左腕のギプスで響かせる
小さな夜の曲と それから
引かれた机に挟まれる
ギンガムチェックのランチョ ....
○「関税」
トランプじいさんのひとつ覚えは
もう聞き飽きた!
これからトランプ遊びはジジ抜きにしようよ

○「ショッキングな事実」
「引き取り手のない遺体
23年度全国推計
4万2千人 ....
運命の歯車のように廻る車輪
ギシギシと音を立てて銀色の自転車を走らせた
僕の頭の中はただ金の事ばかり

〝ムダ使イナンカ、シナキャ良カッタ〟
そればかりがまるで僕を責めるかのように鋭く突き刺 ....
狂った国土で正気を保つのはむつかしい
猫なで声が
泥で出来た人形たちを踊らせ
盲いた人たちが
拍手喝采する枯野のアンフィテアトルム
野糞を始末するトイレは
すぐに壊れた
だれもが
口か ....
○「若さとは」
夢を追いかける気持ちがあるということ

○「無自覚な悪」
無関心
放任
無知
無理解

○「心の問題」
金だけでは解決しない

○「強さとは」
強さとは
力 ....
僕は君の事買い被り過ぎてたんだね
君は誰よりも内面(ナカミ)を大切にするヒトなんだと思ってた
だからいつも行動で己れの信念とやらを証明してきたのだと
僕は僕なりに君については納得していたんだ
 ....
もし貴方とまた再会出来るチャンスが与えられたとしても
私は他の女みたいに奇声を挙げて
それに飛び付いたりなんかしないわ
余裕の笑みでどんなことでもやり過ごして見せる

だってそんなのもう
 ....
吾寄する{ルビ車座=くるまざ}対話や春の会

群れ咲ける黄のフリージア切らず置く

{ルビ韮=にら}を摘む{ルビ衣=ころも}の裾を濡らしつつ
「マスコミが数を持ち出してきたら割合を見る、
割合を出してきたら数を見る」

わたしが文学と一見関係のなさそうな兵庫県知
事騒動を執拗に取り上げるのは、自由な言論に
対する暴力がマスメディア ....
帰り支度がすんだなら
明日にでも行くがいい
旅する天使はおしゃべりで
その上酒癖もわるいときてる
翼ある者は去るがいい
おまえたちの羽根のほとんどは空気
膨らんだ胸の中身さえ
絡みついた ....
○「水平線」
水平線を見ると
空と海がつながっているように見える
水平線の向こうには
何があるのだろう?
といつも思う

○「鳥たちよ」
鳥たちは翼をパタパタふりながら
いつも元気に ....
すべての駅は
改札を捨てて
だれかのおとしたメロディを
つぎはいでゆく
終点が
ただよう終着駅へ
雪が降るね
でも雪には落ちてる感覚なんかなくて
ただ地面が迫ってきてるんだ
重力加速度ってやつ
よくわかんないけど気づいたら降ったことになってる
既成事実ってやつ
それもわかんないけど降る ....
寝るのがデフォルト

春はやたらと眠たいですね。私たちぐーたらの諸君に吉報の仮説です。
化石だって石だって砂だって無機物はみんな寝ているのかな
知ったら驚く…「生物は寝ている状態が普通(デフォ ....
咲いて
散る

それしか
人は見ていない

散って
生きる

そのことを
人は見ていない

愛でて
酔って
呆けて
憐れんだら

人は春を忘れて

葉桜の下を ....
恥ずかしくらい若かった
初秋の街角から立ち込める金木犀の香り
今でもその匂いを求めてさまようことがある
その、樹木のある家を見たこともなく
たぶん老人が住んでいたのであろうか
おそらく猫もい ....
静かな朝
君はチューリップを活ける
春の心臓を器として

脈打つ器の中で
朝の光を溜めてゆくチューリップ
を見ている君
を見ている僕
洗貝新さんのおすすめリスト(1180)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無尽蔵- 足立らど ...散文(批評 ...225-4-19
ラーメン- レタス自由詩14*25-4-19
襲いかかる問題と不安- 佐白光自由詩3*25-4-19
ナレーション魂。ナレーション熱- 鏡文志散文(批評 ...5*25-4-18
夢を超えて- 杉原詠二 ...自由詩3*25-4-17
独り言4.17- zenyama太 ...自由詩2*25-4-17
たらればの恋- 自由詩12*25-4-17
古本屋の軒下で- 室町 礼散文(批評 ...6*25-4-17
歩みよれば天使が- 杉原詠二 ...自由詩4*25-4-17
横木さんの本を読んで、やさしい気持ちになった。- 田中宏輔自由詩16*25-4-17
はなみずき- けいこ自由詩11*25-4-16
私たちは音楽に合わせて- 杉原詠二 ...自由詩3*25-4-15
長い声- 林 理仁自由詩2*25-4-15
hiru_no_koto- 饂飩(う ...自由詩325-4-15
独り言4.15- zenyama太 ...自由詩2*25-4-15
欲望の歯車- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-15
ユニオンの悪夢- 室町 礼自由詩4*25-4-14
独り言4.13- zenyama太 ...自由詩1*25-4-13
愚痴る女- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-12
獄門の紅い糸- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-12
惜春- けいこ俳句2*25-4-12
じゃんけんぽん、あちむいてホイ- 室町 礼散文(批評 ...3*25-4-12
ツグミに想う- ただのみ ...自由詩6*25-4-12
独り言4.12- zenyama太 ...自由詩2*25-4-12
無色- wc自由詩9*25-4-12
shine- 饂飩(う ...自由詩225-4-11
寝るのがデフォルト- 足立らど ...散文(批評 ...3*25-4-11
サクラチル- 夏井椋也自由詩9*25-4-11
金木犀- 山人自由詩13*25-4-11
四月寸景- 塔野夏子自由詩7*25-4-11

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