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耐えきれないことを冷蔵庫に押し込んで
明日の朝になれば食べごろになったりして
そうやって生きていくそうやって目を覚ます

多くの間違いのたったひとつだよ
また増えても大丈夫


消 ....
巨大なロボットの神経をつなぐように
眼下には電車がうごめいている
わたしは忘れてしまいたいことだらけだから
ここにひとりでいるのかもしれない


夕暮れが不平等に影 ....
いつまでもしびれがとれない

この道程だけが正しかったはずなのに

錆びた看板を見るたびにきしむのは

割れたこころがざわつくのは



きっとこれは毒で
 ....
強い強い風に額が切れた
あっという間に滲んでいく中で
あの横顔だけはっきり見えた

強く強く押されて柔らかいものが出ていった
あれがハートというのなら
今ぼくを動かしているものはな ....
夜が胸に叩きつけられていく


まだくすぶっていたものが
無数の靴音にまぎれて
いつか悲鳴を上げそうな
古い洗濯機に放り込まれる

長い長い妥協の列に並んで
気が遠くなりそう ....
あなたは何かに似ているんです
いつかどこかで
それともいつも見かけているような気がします

物置からストーブを出したんです
灯油を買いに行ったかえりに
大きなあくびは空に吸い込 ....
こたきひろしさんのカマキリさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私の間の大きな骨- カマキリ自由詩220-2-14
STILL_YAMABUKI- カマキリ自由詩320-2-4
毒(あるいは懐古- カマキリ自由詩420-2-1
鉄塔とマシュマロ- カマキリ自由詩519-10-25
リンゴと残響- カマキリ自由詩619-10-15
こかげの径- カマキリ自由詩718-1-19

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