いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らないのだから


信じてもらえなかった原因を考えるよりも

今日一日どう生きるかを考えていた ...
俺もそうなろう

おひとよしは返上する

助けてくれだとか

おんなじ気持ちだとか

そんなものに対しては

死ね、とはっきり言ってやろう

引きずりこまれるな

そんなものに対しては

死ね、とはっ ...
今年は寒い冬が来るだろう
火のない冬になるだろう
原子力の冬は来るだろう
大寒波にそそのかされて

僕のバイクのタンデムシートはない
ひっぺがして捨てちまった
かっこつけて電信柱の数を数 ...
無造作に投げ捨てられたポケモンと携帯電話とコカコーラ 多くの言葉 例えば 見たことのない風景
そんなものを 僕は 想像していた
遠くの街に立っていた なぜだろう
街は たどり着くには とても 遠すぎたわけだが


時計だけが ぼんやりと  ...
宝石内臓四角形骨の尖塔

円錐積乱雲気息エル

海底人物展幽かに影のオブジェクト

円筒塔チェルノブイリ後の劣等

時のグラスふたつの顔の砂時計

隅台石正方形の意志存在
...
この悲しみを 言葉にして誰かに伝えられる

そんな俺なら 悲しいはずもなく

目の前に 只只矛盾が横たわる

人肌の温もりは 忘れさせてはくれるけど

覆水盆に返らず 源は変わらぬもの ...
一秒に一京回の計算をするコンピューター。


夫は寝ている。多くの硬い毛に覆われた体。(それはそのままわたしの安心の形をしている。)それから、ぐったりと縮こまった性器。わたしにも早くペニスが ...
コンビニとよぶには
なにもない

そんなところで
きみはうまれた

レジのおんな
たちよみしてるおとこ

ほかにはだれも
いなかった
心の溝にくゆる{ルビ煙=けむ}
二分ノ一の修羅妄執

言葉の{ルビ辺=ほとり}に滴るそれは
烏合の如き矢を降らす


空は鈍色にして晴天
惚れた晴れたの夢枕

潤む空気はコンクリヰ ...
おがくずを
おいしそうにたべている

とれたてのしんまいに
ふりかけて

かつおぶしと
まちがえて

これが
げんじつなのか

まどのそらにみえる
ひこうきぐもも ...
黒いガンダム
白いペレ





常識を覆す















事すら出来なくなったら死ぬしかないだろ俺みたいな
...
いつの間にか温もりも忘れ
身動きも取れず固まるほかなかった

持て余した自由と
ありふれた制御にとどめられ
腕をなくしたヴィーナスよりも 世界から遠ざかっている

削り取られる前に散 ...
確かな哺乳瓶の感触。
夜間ではない
それ以外の時間に発行される
私の所在証明書。

辺りの蕾からは
微かな予感の香り。

庭に放たれた獣と
ここにいる私との間には
不釣合いを陵駕す ...
少し前から
光合成をしなくなった

薄らいでいく光を
見過ごして
遠ざかっていく水を
遣り過ごして
余った二酸化炭素を
夢にすり替えることもできずに
ただ乾いていく

カサコ ...
久しぶりにジブリ映画を映画館で観た。この夏封切りの
「コクリコ坂から」。急遽予定が変更になり、時間に余裕
が出来たからだ。当初は他の洋画を観るつもりだったが、
ちょうど良い時間帯のものがなく、期 ...
裸で歩いてても怒られない部屋
人恋しくなるから お酒は きらい きらい きらい
誰かに触れてほしくなるなら 初めから終わってて
退廃的な歌におぼれれば 少し楽かな
みえない 感じない 何もない ...
三つの影の
ひとつには羽
見えぬものの傍ら
口笛を吹く


道は森となり
曇の花 泡の花
原めぐる川
降りつづく雨
はじまりの雨


風をくぐり
風をくぐり ...
郵便受けに
ときどきは
うれしくないこともない便りが届いている
待っていたものではないけれど

一番欲しい手紙は
決して来ない
相手はもう
亡くなって随分と久しい

もしもらえたな ...
そこに淀みがあった
みづはやはらかくしづみ
つかるゆびを光りにくるめてゐた
果実をやはらかに剥くやうに
わたしのゆびは深みをさぐる
月ははじまりから明るく
ひとの輪郭をもちあぐる
また手 ...
  僕らがコンビニと呼んでいる
  長細い直方体には
  どんなものでも揃っている
  弁当もポテトチップスも
  洗剤や電池や、ティッシュまで
  だから僕がその日
  その、冬 ...
 
 
空の重さを支えるように
家という家には屋根がある
その上をきらきらと
小魚の群れが通り過ぎて行く
人は言葉だけで幸せになれるのに
ご飯を食べないと生きていけない
今日の行事は ...
ノッテいるかい?
ロックンロール好きかい?
頭を動かし
キチガイになる

リズムに乗り
全てを忘れる。
頭が空になる。
水を浴びる。

踊る道化師
見る阿呆
ストレス発散
充 ...
全てが壊れる時
全てが産れる時
苦しい
息ができない。

優しく逞しく
雄雄しくあれ
力尽きて
痺れる

倦怠感
筋肉痛
眠気
苦痛
天は舞い降りる
地は湧き上がる

自然がいい
嵐よ吹け
木々よざわめけ
来たれ精霊よ

回れ回れ
意識がなくなるまで
全てを忘れて
毎日疲れ果てる
クルマはしんとしています

埃の匂いが湿っています

くもり空の朝

東京ではじめて運転します


なわとび

正解

かわいいな

ベランダ

吐息

かわいい ...
きょういちにちの

俺のつかれ差し出せよ

今夜もまたワインよ

いちにちのつかれ俺に差し出せよ


夜風に吐息を

ふきかけられた

もう二度と会えないひとなんて

ほ ...
外灯を見つめる

それが照らした淡いアスファルトの

気配を今にかさねている

自転車の影が消える

町がだまって現れ続けている

ひとのこころを見つめている


たぶんそう ...
なにがそんなに

おまえらめんどくさいんだ

こころに闇なんかない

そんなことで片付けんな


夜露を見てみろ

鍵を返した夜

泣いていた女の子

こころの光しか

宇宙にはないんだよ


なにが ...
儚くも逞しくもない雑草


卑屈になるには育ち過ぎた


真綿で自殺を図るような詩人


歯に十二単着せてスマイル


まだ息が白くないから秋だ


劇的な何かを待ち望む ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
人間の幸福吉岡ペペロ携帯写真+...11*11/11/15 15:44
俺もそうなろう携帯写真+...211/11/15 15:36
モノリス4竜門勇気自由詩111/11/15 12:29
眠い只野亜峰短歌111/11/15 3:57
休憩時間番田 自由詩011/11/15 2:31
城の風景高濱俳句111/11/15 2:21
この悲しみを短角牛自由詩211/11/15 0:51
コンピューター、及びコーヒー、そしてタオルハンカチはるな散文(批評...711/11/15 0:46
誕生小川 葉自由詩311/11/14 23:19
煙雨faik自由詩4*11/11/14 23:09
飛行機雲小川 葉自由詩111/11/14 23:05
プロト・エンペラーTAT自由詩0*11/11/14 23:03
解けた氷アヤメ自由詩011/11/14 22:56
芳香yuugao自由詩1*11/11/14 22:45
枯葉nonya自由詩20*11/11/14 22:13
「コクリコ坂から」を見て渡 ひろこ散文(批評...13*11/11/14 22:13
名前などない凪 ちひろ自由詩311/11/14 22:00
夜めぐる水木立 悟自由詩411/11/14 21:57
立冬砂時計小池房枝自由詩411/11/14 21:48
名前のない川T.L自由詩111/11/14 21:42
堕胎草野春心自由詩14*11/11/14 21:36
今日の行事たもつ自由詩911/11/14 21:21
ロックアンドロールペポパンプ自由詩4*11/11/14 19:55
最近の暮らし自由詩4*11/11/14 19:55
天地自由詩3*11/11/14 19:55
かわいいな吉岡ペペロ自由詩411/11/14 18:49
きょういちにち自由詩211/11/14 18:48
静かな町自由詩611/11/14 18:45
こころの光携帯写真+...211/11/14 18:44
「大安吉日大寝坊」自由律十篇faik俳句6*11/11/14 18:38

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