幌馬車にゆられ
ぽつんと大地に置かれた
ゆられ、ゆられて
何処でもない場所に産み落とされた
幌馬車の上で巡り会う
出会いと同時に別れの挨拶もした

私に仕事を与えてください
信じる ...
11月2日、「Now And Then」がリリースされ、
11月5日、阪神タイガースが38年ぶりに日本シリーズを制覇した。
何かが終わり、何かが始まる。僕は足掻いた。

どこを漂流し、どうやっ ...
海をみてひとりと思うわが性は

哀しみとして海にほほえみつつ泣く

海の面にうつりこむかみなし児のわれ

わが性は孤独でありしまた海へいく

松林を海へ突っ切るひとり

カモメはや ...
あんた、さっきから
自称詩人、自称詩人と言っているが
自称詩人って何かね?
「・・・・・・・恥知らず?」
ピンポ~ン、正解!
溜め息の
ふぅとふぅ耐え
病の苦、
夜な夜な冷たし
近づく 冬のヒビキ


肉の魂の静観にて
営み一体化する
瞬間、無名の記述
確か内なる霊性に触れ
ああ と頷くオノレ在り

...
吐く息の白さで
秒針が溶けてしまいそうな朝

そうなったら
きっと今よりもゆっくりと
呼吸が出来るはず

窓の外を眺めながら
あなたのことを考えたり
意識だけなら
高く飛べるから
...
不器用に生きている君の笑顔が好きでたま
らない僕は、なおのこと不器用なんだろう。
そんな日々で幸せを数えてゆきたい。
 
 
 
さあおいで
僕はいつでも心のこのへんのとこ
開けて ...
こまやかささやか

色付く雨に
オカサレテ、

すすむ すすむ

 掻き分け私の意識の
 懐かし精神の官能性

たゆたいふるえふる

揺れて色付く

雨に濡れオカサレ、
...
   


今日も やつれた神経が 
のびのび している
僕のやつれ やせた感情が 
のびのび鳴いている
あぁ、昔好きだったあの子は
いつも校舎の屋上から 空を見てたっけな
しずんで ...
百パーセントの
善人も居なければ
百パーセントの
悪人も居ない ああ
人間は複雑でしょう



悪や善と
言うのは
ヒトのみであって
うん ヒトも
自然の一部ですね

・ ...
あまりにも純粋で
故に{ルビ果敢=はか}なく捉えがたく
けれど
強く深く

轟きでもあり
静寂でもあり

満ちあふれ
けれど虚ろで

鋭く
けれどやわらかく

かぎりなく甘 ...
海哀しこの身たよりに恋をおもう

あめつちもなしこの身がたより

海、山哀しここにぐっとこらえる

恋のひとみの焦点のうるむ、山

風わたるくさはらのくさが避けて

はつなつの青空 ...
立冬の朝ワイフを乗せて美容院へ行く途中で
自転車をこいでいる二人の知人に会った
一人は同級生
車の免許証は取ろうにも取れないので
八キロあまりの道を
自転車をこいで人妻にしばしば会いに行く
...
見ているものから遠ざかる
感覚と それから
見ているものを知る 手足
山や 川 景色としての海


見ていることで それを
知っていることで
理解しているのだ
それを ここに書くこと ...
鮮やかな意識の朝に 秋アキ高々と 空一色に青 鳴り響き 私はうたおう哀しみどものわけ捜す

酒にもひとへもいかぬ哀しみをこらえる

おとなりのピアノのおとに酔ってしまうよ

燃える若さもなし智慧を武器にいく

艶やかな妻の髪と鬱屈しているわ ...
 落葉の 紅葉一枚 二枚三枚 探している秋
 
 白樺の 葉の数だけが なんとなく いつか見上げた 秋の暮れと思う

 何も考えず ただ水槽の 魚を見 あさにひるに かんがえないとき

...
 
 薄ら陽を

 追いつつ鉢を離れ得ず

 小さき金魚の褪せし思いして

 胸の底 暗く重く

 ちろちろ火の燃え続ける
雨を
置き忘れた
夕べ、

裏庭に回り

ぬらり
滑る
陽の光、

黄金に渦巻き
風が吹き、

 私を笑う

時に
取り残された
夕べ、

刻み込まれる
宇宙の ...
蒙昧なお前を吐いて俺となり、
俺はお前のたましいを喰らう



inkweaver
それは日本語で「Ignorant fool, I shall vomit you out, beco ...
雲は消えると
雲の墓場に行くんだよ
とあなたは冗談を言うのですが
本当に墓場はあるんだよ
雲はそう言うのです
それはどこにあるのですか
ほら、そこだよ
雲は指差そうとするのだけれ ...
玄関から
こうべをたれた季節がおじゃましますと
きづかぬうちに背戸から帰り
台所に置かれた熟れた柿をついばむ
鳥たちのカフェテリアが暮れ
初時雨にかじかむ指をとおし
その指で、かじかむ時雨 ...
夢を見るのだ

希望の夜を枕にして
明日を迎えるのだ

たどりついた朝に

さびれた心を晒すのだ
うずくまる彼の悲しみの昨日も

そうしてくれてゆく周りの人の胸にも
種を蒔いてゆ ...
ちょっと悲しくなった
ちょっとだけだと思った
作りかけの粘土が乾かなくて
まだ柔らかいから
まだ自由
今なら行っておいでと
いくらでも言えるのに
何処へでも行っておいでと
どうして言っ ...
フィリピンの孤島で
日本の自称詩人が発見された
1945年から1985年まで続いた
自称詩人狩りが終わったことを知らずに
38年もの間逃げていたという
自称詩人が村に出没して
食料を強奪す ...
明ける夜に
べろんと輝く太陽の
眼差しに溶け
死者降る死者降る
光の海に呑まれゆき
泳いで溺れて
すっぽんぽん
剥き身で
宇宙を渡っていく
果てにて言葉失い
失なわれた言葉
べろ ...
存在と
共に在る
影は
夕闇に
解ける
思い出という
言葉は
好きではないが
今は
すべてとつながっている
投函された手紙のような
つつましい
アメージンググレイスは
手紙それ自身が読まれるまで封をされ
言葉ありき、a、α
胎の中でなくしたまま産まれ
ここが家だと、わかる
教えてくれたもの、人 ...
あさり同士の会話がある海で
海は静かに波立ち
あなたと私は沈黙したまま
水平線の方へ目をやる。
秋の光ぽかぽかとして
雲は浮かぶ
ぽっかりぽっかり

砂浜の向こうの方で
見知らぬ人が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
稜線妻咲邦香自由詩4*23/11/9 23:55
November空丸自由詩623/11/9 22:53
自由律2023.11.09 No.2田中教平/K...俳句3*23/11/9 22:33
自称詩人って何かね?花形新次自由詩123/11/9 22:00
五行歌、常 鳴き夜にひだかたけし自由詩523/11/9 20:58
silenceミナト 螢自由詩423/11/9 20:33
okaeri.com 21-30AB(なかほ...自由詩423/11/9 19:16
王国ひだかたけし自由詩323/11/9 15:38
夕日家畜人自由詩323/11/9 11:59
※五行歌 三首「けれど 人であるのだ」こしごえ自由詩3*23/11/9 10:57
THIS塔野夏子自由詩5*23/11/9 10:54
自由律2003.11.09田中教平/K...俳句4*23/11/9 10:30
終活zenyam...自由詩3*23/11/9 7:35
瞼のファインダー番田 自由詩123/11/9 1:38
意識の光景5ひだかたけし自由詩323/11/8 20:54
自由律2003.11.08田中教平/K...俳句2*23/11/8 20:00
自由律短歌 札幌落葉歌荒井 修一郎短歌323/11/8 19:00
五行歌 一首「未練」リリー自由詩6*23/11/8 17:56
宇宙の秒針ひだかたけし自由詩8*23/11/8 16:23
「ここは、「もうmy理想」の領域だ。」足立らどみ短歌323/11/8 7:54
雲が消えたらたもつ自由詩423/11/8 7:01
無題1wc自由詩5+*23/11/7 23:42
船を出すのだAB(なかほ...自由詩3*23/11/7 23:33
粘土遊び妻咲邦香自由詩3+*23/11/7 21:17
自称詩人が生きていた花形新次自由詩223/11/7 18:14
叡知のうたひだかたけし自由詩4*23/11/7 16:01
※五行歌「存在と共に在る影は」こしごえ自由詩1*23/11/7 14:01
※五行歌「思い出という 言葉は 好きではないが」自由詩2*23/11/7 13:44
アメージンググレイスwc自由詩1023/11/7 11:12
影の歌こしごえ自由詩3*23/11/7 10:41

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