バニラはひとりでひびわれて
かわいた白い絵の具に似てる
さようならをするときに
呼んでほしい名前があった
この世に難しいことなんてひとつもなかった
手に入れたいものもひとつもなかった
...
2013年11月14日木曜日
私は用意された指定席に
座らなければならない
用意してくださったのは先方
実のところ私は行きたくないのだ
いつものこととはいえ
先方の爬虫類顔を見ることに
...
静かな昼下がり、図書室に入ると

カーテンからまいあがる埃が光のなかで渦を巻いていた

私は美しいものになりたくて夢みがちに書棚をめぐりあるく

時々、ひんやりとした背表紙の感触を楽しみな ...
人の身体で
いつも濡れてて
まわりに毛が生えていて
開いたり閉じたりして
最初がまで
最後がこなのは
どこだ?

マカダミアナッツチョコ!

惜しい!
正解は逆流性食道炎です
降ってきた切片から傾きが動く
交点AからBの間に突然のA'
無限遠を目指そうとするA'
余韻の曲線は第一象限に浮かび上がる
不安定な遠心力でA'
引き戻されては離れていくA'
正弦波を忠実 ...
人のいない町で、ひとりでに動く荷車の車輪の音だけが
響いている。電柱に梯子が途中まで掛かり、不思議と笑
いを誘う。眼鏡越しに見る空はどんよりと灰色で覆われ
ていて、打ち合わせたかのように雨が降り ...
マニキュアが零れた。赤いマニキュアは真っ赤な血のように広く伸びて行く。塗り掛けの爪から外れたマニキュアは指を伝い一滴垂れた。千歳は焦ることなくティッシュを除光液に付けて真っ赤な血を拭く。
「くさい」 ...
誰かが扉を閉めてしまった
私は夜ごと出口を失くした夢をみる
扉を閉めたのは 私
そのうえ錠前を壊してしまった

壊れた錠前をまず直そうとする人は
人の心を思い遣る人
壊れた花瓶を
片付 ...
民族の 大移動 シーズン
立秋 過ぎに 思うこと

少しでも 皆の 体感温度が
低く 有りますように

反比例して 体感テンションは
高いことを 祈りつつ

お盆に乗せた 今年初の  ...
月あかりが照らす街を
街灯が占拠してる
肉まんとおでんの湯気に
わたしは蜃気楼をみた

そろそろみんな凍えだす
赤と緑とモミの木に
浮足立つけど凍えだす
恋とか愛とか幸せ ...
あっちの銀杏は黄色いぞ

まだ汚れていない光だから

黄色い葉っぱの影にゆこう

午前の大気は清冽だから

黄色い銀杏の真下にゆこう


ミセストランポリン

普通に働いている

無愛想に朝早くから
...
誰だって
秘密のひとつやふたつ
持っていて
それがバレたら
スゲエやばいと
思っているわけでさ
例えば
ネットでクソみたいなこと
書いているのだってそうだし
(これが正にそれよ)
...
戦後しばらく

人蕩らしとも言うべき論客たちが

哲学や宗教をざっくばらんに面白おかしく

ときには涙や蹉跌をもって聴衆に語りかけていた

人心の覚醒や変革を目指したそれらは

夢や幻、暇つぶしではな ...
ひび割れた心が癒せるのなら
私は唄ってあげる
せめてその泣き顔が
笑顔になるように

誰も振り返らずに通り過ぎても
私は立ち止まってあげる
受けた傷の痛みが
少しでも和らぐように
...
いつも言葉の足りない弟は
最後の別れの時も
死に顔を見ては泣き
姉の最後の痛みを知っては泣き

もう何の組み立てもなく
嗚咽しているだけの
図体ばかりが大きな
巨大な涙袋と
なってし ...
二度寝からもう目覚めるな法師蝉恋と暑さで脳がとけてる 毛糸玉太陽系を横断す シャンパンの泡が昇るや毛糸玉 春に冬眠 あと一口

もう一口

全部食べてしまった

寝る前
オープニングからサライ唄っている おんなが笑っている
高笑いでもなく微笑みでもなく
氷雨に打たれ空を見上げ
おんなが笑っている

おんなの頬を伝うのは
雨粒だろうか涙だろうか
痩せたおんなだった
背の高いおんなだっ ...
プライドや
スキルや
イデオロギーといった
後付けアイテムで体裁を整え
何層にも膜を張って
“ ハッタリ ”という殻で
コーティングしたら
実物より 
やや立派に見えた

だが
...
あるインターネットサイトで「もしあなたが、一日だけ可愛い女子高生になったらなにをしますか」という記事を見た。
マルキューで買い物?
美容院に行く?
ナンパされてみる?
いろいろ考えてみたけれど ...
定年退職したから 専門知識を生かせという
世界中の研究者たちと協力して
大所高所からものを言い
人類の平和と繁栄に尽くせという
わるい誘いではないけれど

しかしなあ どうして退職してから ...
炊きたての
新米を盛った茶碗から
ひとすじの煙がたちのぼる

雨と
土と
太陽と
風と
人の労働とで
育まれたものが
上へのぼっていく

本体から
自由になったものたちは
...
夜の荒れ野
肉厚の双葉
祈りに閉じる
滴の手のひら


瀧が桜に覆われ
音しか聞こえない
やがてすべてが
流れの先に遠のいてゆく


舗装路の亀裂に
沈み ...
氷河期が
水たまりに立っている


前を向いたまま
あとずさる


光を手放し
今も 拒んでいる


忘れた 忘れた
だからどうした


おまえ ...
洗うことを忘れた
精液まみれの手を
誰かに受け渡した
「切って、切り取ってよ、」と。

終わりなんてなかった
始まりもなかった
世界なんてものは、そうさ、
切って、切ってできたもの
愛が理由にならない最終バスのなか
女と男は指を繋いで
まっさらな舟を編むような気持でいた
ここには何もないのに
海を
みたこともないのに
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バニラはるな自由詩513/11/14 0:28
心からの願い小川麻由美自由詩4*13/11/14 0:20
「変身」月形半分子自由詩313/11/14 0:18
なぞなぞ花形新次自由詩313/11/13 23:12
微速度発進伊織自由詩6*13/11/13 22:41
「かわり」宇野康平自由詩1*13/11/13 22:40
aayame散文(批評...113/11/13 22:33
心理テスト (詩人サークル「群青」十一月の課題「非」より)Lucy自由詩21*13/11/13 21:57
鬼ごっこの 続き藤鈴呼自由詩3*13/11/13 20:42
冬の初めの蜃気楼かの自由詩3*13/11/13 20:32
銀杏並木吉岡ペペロ携帯写真+...513/11/13 20:26
特定秘密花形新次自由詩1+13/11/13 20:20
飽和した世界吉岡ペペロ携帯写真+...113/11/13 20:07
moon light serenade龍九音自由詩2*13/11/13 17:59
別れー姉弟3……とある蛙自由詩11*13/11/13 14:42
二度寝からもう目覚めるな法師蝉恋と暑さで脳がとけてる北大路京介短歌313/11/13 13:32
毛糸玉太陽系を横断す俳句113/11/13 13:31
シャンパンの泡が昇るや毛糸玉俳句013/11/13 13:31
春に冬眠自由詩313/11/13 13:30
あと一口もう一口全部食べてしまった寝る前自由詩813/11/13 13:30
オープニングからサライ唄っている自由詩513/11/13 13:29
おんなが笑っているHAL自由詩7*13/11/13 12:07
【 途上の人 】泡沫恋歌自由詩21*13/11/13 11:43
もしあなたが、一日だけ可愛い女子高生になったら何をしますかアマメ庵自由詩213/11/13 10:35
世拗ね人イナエ自由詩11*13/11/13 9:51
空の成分そらの珊瑚自由詩9*13/11/13 8:56
ひとつ 結晶木立 悟自由詩313/11/13 1:45
ノート(無風)自由詩213/11/13 1:43
切ってできたもの西園 虚汰自由詩013/11/13 1:16
最終バスはるな自由詩413/11/13 0:43

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