詩をかかない日々

日常が連続する日々

やはり、わたしは言葉を紡ぎたいのだ



 
リザードの軌跡を寝惚け眼で追いかけていた日曜の午前三時、ハザードの明滅のような幻覚がチラついて脳髄はクラッシュ気味だ、昨日忘れないでおこうと思っていた出来事はもうすっかり思い出せない、それ ... 夜は眠れない

淋しくて寂しくて
明日が怖くて 苦しくて

外はもっと怖くて
死ぬこともできず

喘ぐように呼吸して
無音の闇をもがく

せめて窓から月が見えたなら
せめて誰か ...
幼子を いつも連れ行く 猫の手で
豆腐切る音 とんとんとん
『蝉大合唱』

夏空に響き渡る
蝉の大合唱
耳が汗かき
体感温度2℃上がる



『蝉爆弾』

マンションの外階段に
蝉が落ちていた
そっと跨いで通ろうとしたら
突然!
...
どんな風に
過ごしていればいいんだっけ
どんな風に
過ごしていたいんだっけ
君と僕で
シャーベット食べながら
シャーベッツを聴いていたい
こんなに疲れた夜
デモクラシーについて考えた夜 ...
深夜の静寂が
緻密に濾過されて
私は冷い計測器になる。
いったい
どこまでが
夜なのか

孤独な歩幅の
ちょっとそこまでの
探求

旅立った
サンダル履きの冒険者の
行く ...
蜘蛛が
雨糸をゆらすと、
針の穴ほどの
光たちが
きらきら
とけあい、
うっすらと
午前十時五十分の星座が
あらわれる。

めざめている
、という夢をみていて
にげおくれた妖精 ...
当然、げどくそぶがやってくる。

私は すっかり
げどくそぶに 取り囲まれる。

そんな げどくそぶから逃れようと
そっと 立ち去ろうとするが
げどくそぶに 気づかれて
げどくそぶ ...
水族館の水槽のうえには空がない。

魚たちは 時折
水面に顔を出して 見上げてみるが
コンクリートの暗い天井が見えるだけだ。

ここは魚たちが生まれた海ではない。

水族館生まれの ...
人は なぜか 
ふと
思いつくことがある

仕事の帰り道 疲れた躰を 運びながら
ふと
夕暮れの空を 見上げて

金曜日の夜 スナックで ふざけながら
酔いつぶれた その 陽気な ...
  ドアが開く
  た~だい~ま~

  アナタの声が響く
  遠いところから聞こえてくる

  た~だい~ま~

  出かけた時よりも幸せそうだ
  よかったぁ

  と
  ...
浜辺を歩いた
ここでは きっと どんなことでも
許されるのかもしれない そう思いながら
私は 浜辺を歩いた


ウミウシ そして 砂底にいる
カレイの姿を見た 確かに
海の中にいた ...
彼女が話している

クロッキー帳に合図のことば

けものごころに純情を


せつないことが多いか

生きているとは

かなしいことが多いか


彼女が話している

クロ ...
本当に助けてほしい時に
手を差し伸べてくれるその手が
その人にとっての最悪であるとき
世界は善意に満ちて
輝いている
裸足になれよと言うような
大小さまざまな丸石ばかり
いつのまにか
川の水に足をひたしている子供たち
見知らぬ彼らを
私の子供にしてもみる

十二月の川辺にはススキが生い茂っています
こ ...
つまらなくてもステキな映画みたいに
美味しくなくても食べるのが楽しい料理みたいに
きみのオナラが世界にきみを響かせた


長靴はいて、
弱く繋がる

目を合わさずに目にしみる虫 ...
ぐにゃり曲がったスコップで
地球をほじくりかえしていると
金平糖が掘り当てられる
赤色 水色 白色 黄色
安っぽい星のレプリカ
掘り出されるなり
宙に舞い上がり
瞬くうちに瞬き始める
...
海はすべてを包んでくれる
身体も命さえも
そしてそのまま離さない
なんにもない
なんにもないこの界は
ただ白く白く輝いて
音を響かせ和んでいる

響く音はそのうちに
透き通った奥行き旋律
形造ってくっきりと
光の輪となりループする

あふれるあふ ...
誰からも愛されなかったと嘆くニートが一人
生まれてくるんじゃなかった、と言い残し
ある日首をくくってしまった

それからしばらくして
彼の家に無数の恋文のようなものが届く

郵便局には
...
母さんと夕食を食べている

母さんは
ポテトサラダの味付けはどう? と聞く

僕は
葛藤の群青が冷却される三辺のFM波が機体
を下降気流へと誘惑してステンレスがベニヤ
板へとバク宙する ...
太平洋戦争を終わらすため
日本への原爆投下は「しょうがない」
二〇〇七年六月三十日に
日本政府の防衛大臣はそう言った

原爆投下は、日本を降伏させて
ソ連の参戦を食い止めるために
あり得 ...
アルデバランばらんばらん
惚けてしまう惚けてしまう
タブレット端末に賭ける人生に
世の末を見るのは早い
感動出来る言葉など何も残す必要は無い
感動では何一つ人生の糧など得られね
むしろ思い ...
盆休み。昼下がり。ソファでゴロゴロゴロゴロ、
まさに「カウチポテト」な青年がリモコン片手に
つまんねー、とツイートしたとき
2階から仙人が降りてきて言った。

「おいおいおいおい。
お前さ ...
どっか行こ?

自由だなって
思えるどっか

ケータイもパソコンも
鳴らないどっか


眠れる夜のどっか
なんだろ
文字を書くのが好きだ

なぜだろ
考えるのが好きだ


でも
どうしてだろ


酒や薬に溺れて
それらを消し去るのも好きだ
僕の話を「つまらない」って
みんなが言うんだ
普通じゃないことが求められ
つぎはぎだらけの作られた変態が
ニッチ市場で跋扈する

普通だってことは、悪だ。
普通じゃないってことは、週刊誌 ...
「あなたの夢はなんですか」

と聞かれたとき、
子供だったぼくらは
口々に答えた。

きれいすぎる瞳に
現実が棲むことは出来ず
あきらめることを覚え
妥協や言い訳がうまくなり
濁っ ...
あなたは手紙

生まれたときから
たったひとりの誰かに
宛てられた手紙


行く宛は今は
雨にでも降られたか
少し滲んでて見えない
けど確かに書いてあった
届けば大切に
読んで ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無題殿上 童自由詩12*15/8/3 2:32
鈍重な流動、経年的深海ホロウ・シカ...自由詩1*15/8/3 0:16
眠れない過眠症愛心自由詩415/8/3 0:14
迷路短歌315/8/2 23:33
【 蝉 三詩 】泡沫恋歌自由詩15*15/8/2 23:17
シャーベットゴースト(無...自由詩3*15/8/2 23:17
炭酸Odysseyハァモニィベ...自由詩4*15/8/2 23:10
エスキース草野大悟2自由詩315/8/2 23:07
げどくそぶ南無一自由詩115/8/2 22:41
不機嫌な魚たち自由詩215/8/2 22:39
ふと自由詩115/8/2 22:37
一途に待つヒトひさし自由詩215/8/2 22:36
一色海岸の思い出番田 自由詩315/8/2 22:36
せつないこと×かなしいこと吉岡ペペロ自由詩315/8/2 21:39
輝き佐藤伊織自由詩115/8/2 21:04
利根川竹森自由詩415/8/2 19:26
きみのオナラ末下りょう自由詩015/8/2 19:12
confeitoやまうちあつ...自由詩215/8/2 18:19
うみリィ自由詩1*15/8/2 16:58
命脈生起たけし自由詩5*15/8/2 16:40
にーにーの知らないことりゅうさん自由詩315/8/2 13:17
ポテトサラダと葛藤の群青村乃枯草自由詩11*15/8/2 12:00
しょうがない日本政府の遺伝子イオン自由詩1*15/8/2 10:36
ドーナッツ・ナイト・アカデミー坂之上放肆自由詩015/8/2 7:25
青年と仙人もり自由詩1*15/8/2 6:36
ANYWHEREガト自由詩6*15/8/2 2:09
HYDE自由詩3*15/8/2 2:04
僕の話にゃんしー自由詩415/8/2 1:33
もちのように自由詩515/8/2 1:29
手紙自由詩515/8/2 1:18

Home 戻る 最新へ 次へ
1849 1850 1851 1852 1853 1854 1855 1856 1857 1858 1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865 1866 1867 1868 1869 1870 1871 1872 1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881 1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 
3.92sec.