あなたはあなたに話しかける

でも言葉の意味がわからない

あなたは帰ってくる

でもあなたはいない



すべての本を読むために
あなたはすべての本を読んだ

すべての人生 ...
お経が唱え続けられている
畳の広間に敷き詰められた純白の布団に寝ている人達
は当然皆、死んでいる

お経が唱え続けられている
畳の広間に敷き詰められた純白の布団に起きている私
はしかし独り ...
月火水黙金土日

月火水黙黙土日

月火水木金土日

月火水黙金土日

月黙水木黙土日

黙黙黙黙黙黙日

月黙黙黙黙黙日

黙黙黙黙黙黙日

黙黙黙黙黙黙黙黙黙黙 ...
彼は夜が明けるころ家を出る
毎日船に乗り 魚を捕る
魚の気持ちなどつゆ知らず
網にかかった魚は決して逃れることができない

彼は今日もへとへとにくたびれた体と
たくさんの死んだ魚を持って家 ...
1つ歳をかさねる
ローソクの数が増えるごと
わたしの自由が葬られてゆく

生まれてしまった限り
死ぬまで続くこの1日

今まで楽しかったことなどない

許される喫煙や飲酒
わたしは ...
自称詩人がマンションの
12階から飛び降りて死んだ
ドスンという物音を聞いた管理人が
植え込みに倒れている
自称詩人を見つけた

自称詩人が飛び降りた
12階の踊り場には
遺書らしき
...
生きている僕達は時に包まれ
昨日今日明日を生きられる

死ねば時はなくなり
何が僕達を包んでくれる?
運命の内臓を見る

小滑車・歯車の連なり 耳小突き気付く轟々と
群れなる輪の道 蓮コラやめて
排熱の汽車 暫時・潮と波飛沫
動転無影ゆたり来たり 掴めぬ具風立ち街重さ
塔の端から見えるの ...
若さがおれを
前進させる

ときどき
ヘッドロックを
かけながら
おばかさんの
寂しがり

どこかで泣いてるね

ずっと探してるのに
嘘つきだから
なかなか見つからない

君は
笑ってるの

君は
すましてるの

本当は泣きたいのに
...
アメリカには
日本にはないものがある

自分の考えをきかれる
理にかなっていれば
柔軟な対応がある
ルールは絶対ではなく
人のためにルールがある
不備があれば
手直しをする
それが ...
村雨に光れる木々の目覚ましやわが心中の青きビニル傘

五月雨に光るる道の白皙の{ルビ汝=な}がポケットの淡きセブンスター

ぬばたまの夜に流るる精液の氷のごとき冷ややかさ

けふ夢に出てき ...
好きだったことが
壊れていくのは
かなしい
かなしい
その気持ちは
なにから生まれて
どこへ行ってしまうのだろう

なにかを好きでいることで
成立しているように
みえる世界は
...
「幸せ」と感じることができる幸せ

理由のない不安を 理屈で押し込めて
世界の一部になりたくて 普通だと言い張った

誰もが足りなくて 誰もが奇異で
たくさんの異常の塊を 常識と定める社会 ...
てめえ、こんなところで
サボってんじゃねえぞ!

私はサボっているわけではなくて
サボテンなんです

サ、サボテン?

なんなら、
触ってみて下さい

痛っ!

あっ、血が出 ...
行く末がこの永遠の終わりまでだと覚悟して永遠を生きる


主義などに縛られるのは嫌な主義だから主義など持たぬという主義


「夢」という語感もかたちも発音もわたしの夢も世界一好き


...
 四季の巡り会わせに机上の万年筆は時を刻む。
 古びたノートから溢れてくる言葉達は
 オルゴールの音色と共に空間に放たれる。
 胸躍らせた他人の言葉に思い出が宿る。

 雨に濡れた紫陽花 ...
 活火山の麓の村より我が半身 便りを寄越す。
 初夏の訪れより早く来るが良いですよ。
 ヴァイオリンのたなびく村はここです。
 フレームに収まらない風景はここです。

 屋根裏でチェロを ...
さっきから野球の喩えばかりだなやけに激しい風が吹いてる モテ非モテ格差広がるソーダ水 踊り子のピアスの沈むソーダ水   天使は窓の縁に座り
  少しずつ透き通り 外の闇と
  見分けがつかなくなってしまった……
  バッハの遺した鮮やかなコラールが
  床の木目に 僅かな痕をのこした{ルビ後=のち} ...
カッコイイ顔もキレイな顔も
カワイイ顔も素敵だけど
どんな顔よりもやっぱり
笑顔がいいね
止まるな
息を吐き
腕を振れ
振り返るな
気付こうとするな

やあ、兄弟
僕と君だけなら誰も傷つかない

世界が白く包まれている
出来るだけ君が君としてあれるように
僕は世界を静 ...
駅前公園の噴水わきに
男がひとり、
あぐらを組んでいる。
近づけば つん、と臭う。
靴には穴がポカッとあいて、
のぞく親指は化石のよう。
伸びきった髪の毛だけが、
意志を持つように絡みつ ...
「でも、サルとかクマも二本足で歩くわよ
 はいこれ、揚げ出し豆腐と生ビールね」
「あのね、ママ
 常時二足歩行ができるのは
 人類と鳥類だけらしいよ」
「あぁ、鳥ね、そうよね」
「同じ二足 ...
もう止まないかもしれない
そんな雨が降りつづいている
街も道路も車も人も
みんな水浸しになっている
ほんとに誰かが
大きなバケツの水をぶちまけたのだろうか
梅雨の終わりの最後には
雨の神 ...
朝になったら帰るよ
おでんの湯気がかかった空に
箒にまたがる少女がふらついている
ガムのキシリトールが
吐息が白くなる原因じゃない窓際で
ネズミに小さな毛布をかけて
花の香りの在り処を訊け ...
神様が作った骨の成り立ちを考えれば
猫背であることはとても自然な成り行きであるのだけど
猫背である自分をウインドウ越しにうっかり見てしまえば
あんまり素敵じゃなくて
ちょっとだけ無理をして背中 ...
はい 間違いございません
わたしが〝ラッキーストライク〟です
本家本元 
「首相投卵事件」以来
多くの有名著名人ばかりを狙った
スロウアンエッグテロリスト
今や多くの模倣犯が現れて
巷で ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
and you forgot it allmizuno...自由詩215/7/5 21:55
解離たけし自由詩215/7/5 21:03
2DK/食卓吐水とり自由詩015/7/5 20:59
じまさん自由詩0+15/7/5 20:56
誕生日自由詩015/7/5 20:45
自称詩人の飛び降り花形新次自由詩015/7/5 19:34
抱擁リィ自由詩1*15/7/5 19:04
車座の星々へ続く日の道筋なけま、たへ...自由詩115/7/5 15:59
けもの道もり自由詩1*15/7/5 14:40
尋ね人ガト自由詩015/7/5 14:02
大差眠り羊自由詩1*15/7/5 13:30
麦雨譚 -- 短歌集伊藤 大樹短歌015/7/5 12:30
真っ黒アンテ自由詩015/7/5 10:56
幸せってなんだっけ若桜自由詩315/7/5 10:47
サボテン花形新次自由詩215/7/5 7:47
「わがみちをゆく」 2015.07.05 (一〇首)もっぷ短歌115/7/5 5:07
記憶ヒヤシンス自由詩6*15/7/5 4:31
追分より自由詩5*15/7/5 3:54
さっきから野球の喩えばかりだなやけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌315/7/4 23:21
モテ非モテ格差広がるソーダ水俳句215/7/4 23:20
踊り子のピアスの沈むソーダ水俳句115/7/4 23:20
Choral草野春心自由詩415/7/4 21:25
笑顔リィ自由詩1*15/7/4 17:53
brotheropus自由詩015/7/4 16:48
きれいなまちもり自由詩1*15/7/4 16:16
手羽先をつまむ指先イオン自由詩2*15/7/4 15:54
雨が降りつづいているyo-yo自由詩7*15/7/4 15:48
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:竹森自由詩215/7/4 15:42
猫背考そらの珊瑚自由詩1915/7/4 15:02
『ラッキーストライク』  卵から始まるはな詩⑦ただのみきや自由詩15*15/7/4 14:08

Home 戻る 最新へ 次へ
1849 1850 1851 1852 1853 1854 1855 1856 1857 1858 1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865 1866 1867 1868 1869 1870 1871 1872 1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881 1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 
加筆訂正:
『ラッキーストライク』  卵から始まるはな詩⑦/ただのみきや[15/7/4 17:33]
誤字修正しました。
3.86sec.