夕方過ぎに家を出て
魚を買って戻る途中に
なにか気がかりがあるように思う
何だったか思い出そうとして
何のことだったかわからなくて
吹きつけてくる風が
二の腕のあたりにうすら寒い
手提げ ...
海水浴口に入った塩水があまりに濃くて水が飲みたい
神話好きあなたは私によく話す嘘っぽいけどホントの話
今日は晴れお天気お姉さんが言う笑顔振りまく太陽みたい
想い出の写真西日に照らされ ...
砂の降り積もる
廃墟手前の町
狂ったオオカミが
猫を育ててる
いつも舌を噛むから
血だらけで笑った
いよいよとなったら
この世をみんなお食べ
トントントン
ゆっくりした音なら
それは私だよ
トントントン
とてもゆっくりと
私は杖をつく
杖は私を守る
杖は人を親切にさせる
杖は時に悲しまさせる
たられば なんて嫌 ...
あなたの世界を見た
ふたりが好きだった歌は
違う歌だった
私もいなかった
だれもいなかった
僕は仕事ができない
パソコンのキーボードの代わりに
ピアノの鍵盤を叩いてしまう
僕は仕事ができない
上司に報告するたびに
一時間の講義を行ってしまう
僕は仕事ができない ...
CDのジャケットから取り出した
ブックレットのモノクロ写真は
だだっ広い空の下を
何処までも伸びゆくハイウェイ
目的地へとひた走る、旅の車
ハンドルを握る、目線の先
一瞬
黄色い蝶が ...
自信家なわけじゃない
ただ
たぶん大丈夫
って予感は当たったし
きっとうまくいく
って根拠もなく信じて生きてきた
あの頃には
もうもどれない
昔むかし
あるところに
王子様 ...
今より少々ケツの青かった頃
とあるスタジオでラジオのADだった
僕の耳に飛びこんできた
「ボヘミアン ブルー」
躍動する無数の音符等は
瞬く間に僕のハートの入口に吸いこまれ
自らの生の ...
灯りの紐をと伸ばした腕を 闇が掴んで振り回す
パーティーには 有名な中華料理店が選ばれた
難しくて名前が覚えられないメニューたち
箸で触るだけで肉汁が溢れ出すシューマイ
自宅に独り私を待つ母に
到底食べさせてやれない、そのシューマイ
...
どこにも
行かない。
あなたが
あなたで
なくなっても。
いつだって
おれは、
あなたの
影で、いる。
都合良い平和のために金はだす
観る人の多い種目が追加され
スクラムを組めるわけない野党たち
縁側で
冷やし飴を浴びる
私は全裸
少しブスの全裸
殿方が
冷やし飴を
啜りに来ないかと
待っている
膝を立てて
殿方の代わりに
来たのはカナブン
カナブンが ...
かわいそうを
拙い力で摘むその指を
見守っている
指輪にしようか
髪飾りにしようか
一本、二本、3本
束にして編んでいる私は
数分後にはこのかわいそうが
無造作に捨てられることを ...
愛していると言うたび
黒ずんでいく道を歩く
盗んだ砂糖でパンを作った
明日は砂場を埋めにいく
今日はいちにちくもり空だった
生ぬるい空のしたにねそべれば
生きていることを忘れられる ...
(声をきかせてくれないか)
誰かがこの肩に息を吹き掛ける。
鳴らないはずの電話が点滅する。
見えないナイフが
手のひらを追 ...
かわいそうはかわゆいそうかわりいそうかわにいそうかがわいてそうかわいてそうかわいいてそうなうそいかわにわかいそうはわかいしそうでしないうそかいわってかわいそう。あたしあなたのことだーいすき、ずっとしん ...
かすかな気体が母音をまねて
つつましく
遠くの空をながめる子
瞳に映る季節、また季節
繰り返される慈しみ
陽射し
向こう側へ手をふる
帰れないと知っても
魂は旅をするかしら
平行 ...
人柄 カラカラ 空っぽ
人柄 ヒトヒト とんでもない
人柄 ラカラカ ラカンさん
人柄 トヒトヒ 内緒だよ
活字が押し寄せてくる
読めない本を積み上げて
土のうの代わりにしよう
...
待つということは
ときに苦痛をともなう
その時間を
固いベンチで過ごすのならば
背中は痛むし
柔らかなベッドの上だとて
安らかともいかない
点滴につながれた腕は夢の中でも痛むからだ
...
かばやきさんがちっちゃくなったのか
おれが大きくなったのか
(どうしたら、お父さんは元気になるのだろうか?)
東京に行く前の晩
少し細くなった父の右足を揉みながら
二人並んでテレビを観る。
「大丈夫だよ、少しずつ良くなっているから。」
...
独り旅立つ
生まれた命は
皆
ただ死刑を待っている
素直に受け入れないジレンマに慄く
あたりまえなのを受け入れたがらない
あの手術から十五年
ぼくに何の使命が在るのか解らない ...
空眺め
君なに想う
まなざしは
星々に抱かれ
明日の夢みる
ローマへの路はとても遠い
果てしないシルクロードをたどりながら
白骨の散らばった道を行く
ただ独り
呪文を唱えながらローマを目指す
青雲の志を胸に抱き
西の彼方を目指す
いまだ見たこ ...
おにぎりは僕のハート
相撲と蕎麦はよくにあう
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
気がかり
春日線香
自由詩
4
15/10/6 17:23
海水浴
夏川ゆう
短歌
0
15/10/6 15:00
母星
mizuno...
自由詩
3
15/10/6 5:56
杖
小川麻由美
自由詩
3*
15/10/6 5:47
人絵
mizuno...
自由詩
4
15/10/6 5:39
僕は仕事ができない
葉leaf
自由詩
4
15/10/6 5:01
旅の車
服部 剛
自由詩
3
15/10/5 23:59
いちばん
アンテ
自由詩
1*
15/10/5 23:43
流星の唄
服部 剛
自由詩
2
15/10/5 23:42
居る
id=523...
短歌
1
15/10/5 23:33
晩餐会
為平 澪
自由詩
13*
15/10/5 23:09
影で、いる
草野大悟2
自由詩
4
15/10/5 22:29
都合良い平和のために金はだす
北大路京介
川柳
4
15/10/5 22:25
東京五輪
〃
川柳
0
15/10/5 22:25
スクラムを組めるわけない野党たち
〃
川柳
1
15/10/5 22:24
夏空の泡、珊瑚の恋、歌薫る
花形新次
自由詩
2
15/10/5 22:09
かわいそう
あるみ
自由詩
7*
15/10/5 21:59
砂場
はるな
自由詩
3
15/10/5 21:51
ウイルス
あおい満月
自由詩
3
15/10/5 21:18
かわいそう/即興ゴルコンダ(仮)投稿.77
こうだたけみ
自由詩
2*
15/10/5 14:02
秋に寄せる
あまね
自由詩
8
15/10/5 11:09
身に染み渡る人柄
小川麻由美
自由詩
3*
15/10/5 10:42
死を待ちながら
そらの珊瑚
自由詩
15*
15/10/5 8:35
疑問1
もり
自由詩
1*
15/10/5 8:27
かわいそう。
梓ゆい
自由詩
3*
15/10/5 1:39
やがては
レタス
自由詩
3
15/10/5 1:34
漆黒の空
〃
短歌
3
15/10/5 1:18
旅路
〃
自由詩
2
15/10/5 1:06
何時もある
〃
俳句
1
15/10/5 0:59
ラジオ
〃
俳句
0
15/10/5 0:47
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
加筆訂正:
かわいそう
/
あるみ
[15/10/5 22:04]
即興ゴルコンダ(仮)のURLを追加しました。
4.87sec.