絶空の 耳裂く声に 黒とんぼ
久しぶりに真夏に行った海
日焼けも化粧も忘れて
何もかもをさらけ出すように泳いだ
海育ちにとって
海自体が故郷だ
子供の頃から私を知り尽くす場所では
もう
名前すら必要ない
水にもぐれ ...
初めは意地悪されただけ
仕返ししたら
少しだけ体が膨らんだ
今度はひどい目にあった
怒りにまかせて復讐したら
みるみるうちに体は大きくなった
大きくなった体は
他人の ...
くたばれという言葉しか思いつかないくらい
ダメ人間の温床だねこの世の中は一体どんだけいるんだ
みんな死んでも誰も悲しまねぇよ
俺は死んだら世界中が世界葬をあげてくれるだろうよ
そんだけ俺は偉い ...
その程度のものなんだよ、図書館でミント味のコーヒーどくどく、血液みたいね、こぼしながら、単なる五億としての私をみんみんとあの人の言葉が引き伸ばしている。本当に本当に、いらなかったんです、
(館内 ...
目の前で
あなたのことを語る女は
他でもない私自身です。
私は今
友と呼ぶ人の話を聞いています。
目を輝かせ
あなたの事を笑顔で語る女の話を。
「私も好きなんです。あなたに負 ...
(食べかけのマドレーヌが、道端に落ちている。)
返信の無いメールとSNSに並ぶ数枚の写真。
私の存在は、何処かに追いやられ視界にも入らなくなった。
「元々、何処にも居なかった。」と
...
青い陶器に詰まった白い骨
その欠片を一つつまんで
ぎゅーっ。と握り締める。
すぐに崩れ落ちた手のひらの欠片は
流れ落ちるはずの涙に代わり
手のひらの上で水滴のように散らばった。
...
真昼のプールに魔が差した
泳げないって言ったっけって
シブキがはねて永久にすこやか
可及的すみやかな人口呼吸で
小学生の夏を塗り潰すクレヨン青い
ヨットハーバーまで歩いた帰り道
思いが ...
木陰って
なんて気持ちがいいんだろう
光があるのを分かってて
遮られる あのドキドキ感
明日 久しぶりに
きみに会える
それが分かってて
越えられない
日付変更線の あのワクワク感
...
見送りの駅のホームや金魚玉
振り切った涙一粒金魚玉
交差するXYZ金魚玉
書いて 書いて
消せるものは 消せばいい
心にはいつだって
鉛筆と消しゴムがある
あなたとのことは
強すぎる筆圧で
かすかに
残ってしまった
サイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んで行く」を聴くたびに
南米インディオのフォルクローレである「花祭り」を連想する
ケーナのここちよい響きにつつまれた僕にとっては幸せな楽曲である
スペ ...
世界は止まらない
法でも止まらない
人心でも止まらない
拘束でも自由でも止まらない
止めようと
止めまいと
止めようと
止めまいと
戦争ひとつとっても
...
150804
イメージの缶詰を足で踏み潰す
踏み潰したら、蹴飛ばしたら
昼のプールに飛び込んで
息を深く吸い込んで
底に沈んだ落ち葉を拾うんだ
まだ5月、冷たい水に飛び ...
どこか遠くできみが
笑っているのを確かめて
ぼくは手に吐き出したエゴイズムを
ティッシュにくるんで捨てる
願わくば死ぬまで
薄暗い愛情をきみに
好きなものの話をすると
なにがいーのと聞かれて
好きな人のことを思ってると
どこがいーのか聞かれる
別にいーから好きなんじゃねーよ
なにかしら受け入れて
生きてると
そんなものし ...
...
なんとなく
...
昼過ぎに悪夢にうなされて目覚めた
つけっぱなしのクーラーでのどを痛めていた
そのままソファに寝転がりテレビを見ていた
テレビに文句をつけながらチャンネルを変えていく
まるでパソコンの前に座るこ ...
え、なんだよ。
手、離してよ。
空いた手が塞がらなくて困ってる?
口じゃなくて?
あ、そういう意味じゃないのね。
そう、それは…
手持ち無沙汰だ…
いや、これじゃ、そのままだね。 ...
きこえるものが
みなすいとられていく
みえるものが
みなかすんでいく。
私のなみだを誰も知らない。
ティッシュ箱を並べてみても
素通りされてしまう。
だから私は、
道化 ...
戦はず 逃げ出した彼 今何処 私はここで ずっと待ってる
見てご覧
卵みたいな月だよ
見てご覧
オバケみたいに真っ赤な月だね
ちゃんと 見て
あっ 見えなくなった
もう せっかく綺麗なのに
高校時代 母が迎えにきてくれる車の中で
...
こぼれる時間は青い砂だ
と あなたが云う
青い谷に迷い込んだ蝶はわたし
不在しつづけるひとつの青い無名
立ち尽くしていた
凡庸な言葉の出かかるのを ぐっとこらえ
まるでひとつの禁忌
...
優しい嘘が連れてきた孤独
埋もれてしまった君が見た世界は
心に大きな闇をもたらした
あの時聞いた残酷な言葉は
きっと二度と 君の中から消えることはない
何度目かの激情 ...
熱中時代熱中症編を
防ぐには
どうしても
貴女の尿が必要だと言ったら
貴女は私に
自分の尿を提供してくれるのだろうか?
尿を欲しがられるって
愛としては
最高級だと思うのだけれど
...
蟻は汚染された土壌を
歩きながら、
花に出会った。
花は土壌から芽吹いた。
笑顔のまま生まれた祈り。
手のひらに、
流れ落ちる
黒い涙が、
咳き込みながら
抜け落ちた束の間を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無題
within
俳句
2
15/8/5 16:12
海
ガト
自由詩
6*
15/8/5 16:10
台風
葉leaf
自由詩
2
15/8/5 16:03
World Wide Ending
坂之上放肆
自由詩
1*
15/8/5 15:20
モウモクちゃん感傷
初谷むい
自由詩
2
15/8/5 14:18
女友達。
梓ゆい
自由詩
2
15/8/5 14:12
置いてけぼり。
〃
自由詩
0
15/8/5 14:11
ばらばら。
〃
自由詩
3
15/8/5 14:08
昼のプールと強がる落ち葉/即興ゴルコンダ(仮)投稿.60
こうだたけみ
自由詩
6*
15/8/5 12:50
甘噛み
もり
自由詩
0
15/8/5 11:33
見送りの駅のホームや金魚玉
北大路京介
俳句
4
15/8/5 11:33
振り切った涙一粒金魚玉
〃
俳句
5
15/8/5 11:33
交差するXYZ金魚玉
〃
俳句
4
15/8/5 11:33
鉛筆と消しゴム
もり
自由詩
6*
15/8/5 11:23
花祭り
梅昆布茶
散文(批評...
7
15/8/5 11:05
自由でも
吉岡ペペロ
自由詩
5
15/8/4 23:32
昼のプールと強がる落ち葉
あおば
自由詩
4*
15/8/4 23:31
あげる
透
自由詩
1
15/8/4 22:56
FEW
竜門勇気
自由詩
2*
15/8/4 22:49
無題
TAT
俳句
0
15/8/4 21:46
〃
〃
短歌
0
15/8/4 21:33
ツタヤにて
馬野ミキ
自由詩
3
15/8/4 21:25
ショートしちゃう
水素
自由詩
0
15/8/4 21:22
写真
あおい満月
自由詩
8*
15/8/4 21:08
荒野にて
within
短歌
1
15/8/4 21:05
月を追いかけていた
ユッカ
自由詩
6
15/8/4 20:27
スイセンのある部屋
伊藤 大樹
自由詩
3
15/8/4 20:25
0時前の情景
十一月の失敗...
自由詩
1
15/8/4 20:14
尿が必要だ
花形新次
自由詩
0
15/8/4 18:05
〈花々の流竄〉
ハァモニィベ...
自由詩
4*
15/8/4 17:57
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
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1858
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1867
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1872
1873
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1875
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1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
加筆訂正:
名前を呼ぶ
/
umineko
[15/8/5 7:10]
タイトルを戻しました ごめんなさい
3.66sec.