牛飼いが一人佇む天の河
そういえば
友達から聞いたんだけど
で始まる会話が
ただのお話だと
男の人は本気で思っている
他の女の話を
好きな人にするわけない
わからないのかな
同じ制服着たかったなあ ...
願いが叶ったかどうか
わからないまま
一年が過ぎて
今年も七夕は雨だった
短冊を結んだ笹は
燃やされて
煙になる
煙になったあと
願いはどこへ行くのだろう
いくら目を凝ら ...
服から体を脱いで
くるくる丸めて
ひょいとお湯の中へ収める
お湯は贅肉と置き換わり
いつまでも響いている
火に爆ぜる木の枝のように
鳴り始めた雷のように
響きが流れ落ちて浴槽には ...
パソコンに向って
キーボードを打っていたら
ブ~~~ン
という音が聴こえてきた
蚊か?
気づいた時にはもう遅い
手と足と三ヶ所 刺された後だった
痒い 痒いと掻きむしりながら
蚊の気配 ...
おなかはへっても
あ、たべるものがなかった
ひんやりした空気を送り出す冷蔵庫はからっぽで諦めてバタンとしめる
水道をひねって水を出した
水を飲んで
水の甘さ苦さをよくよく知った
水ばか ...
かわりにひとは旅など計画する
梅雨なのにあじさいは
冬枯れしている
切なくて拙なくて刹那くて
いっしょう一緒のはずなのに
ひとり泣きふるえた夜
聖なる夜になにを ...
かつかつと
吠える太陽
肩に抱き
きづかぬ母の
やさしさをしる
憂鬱な
空を眺めて
花を知り
今日をみつめて
明日をうらなう
鬱々と
肩抱きながら
想い出す
港に ...
お互いの幸せ願う短冊が寄り添うように七夕の夜
雨の日は別の海月となりにけり
星飛んで乙女に戻りまた踊る
中学生の頃のよう
なんとも言えぬ息苦しさに耐えてます
あの頃もてんかん発作に怯え
呼吸のしかたが分からなくなりました
あれから十年以上たったのに
今はがんが怖くなりました
いいえ、ずっと怖 ...
150707
メロンを皮が薄くなるまでガジガジカジル
安物の悲哀だけど、メロンの味がする
甘さが足りないのだと見えない星空にも
同意を求めるのだけど、我が星には
...
大きいって発して
顔を赤らめたきみは
大きいに
思い入れが
あるんでしょう、きっと
それに気付かない
私が悪かったんです
でも一つ言わせて貰えるなら
最初から
大きいが
好きな ...
手垢にまみれたコトバたちを 洗濯機に放り投げて洗い流す
駅前で叫んでいた主義主張たちを アイスノンにして頭で溶かす
空っぽの冷蔵庫から 私が居そうな卵を見受けて目玉焼きにする
フライパンか ...
酔いながら
銀河の歌を
口ずさむ
カムパネルラの
涙いずこに
複雑な
記憶の底に
漂えば
見果てぬ夢の
銀河に果てる
何もかも
捨てた我が身は
沈みつつ
アンドロ ...
...
...
高架線がんがん
今日朝、日めくりカレンダーを引っこ抜いたら
「そんな約束よくするね」って笑ってるの聞こえた
薄い紙が湿気でひやつく
喉ねばつく
高架線がんがんがん
うるせぇな交通機 ...
忘れた頃にやってくる
前にいつ来たかも知れず
しばらくぶりのような
はたまた数日前のような
こんな事を僕は 言っていたんだろうか
そんな事も僕は 言っていなかったんだろうか
何をし ...
キラキラ光る夜空の星よ、そんな気はさらさらない
もう死んでしまいたい、そんな気はさらさらない
二度と誰とも恋をしない、そんな気はさらさらない
今日は食べ過ぎた、そんな気はさらさらない
僕は ...
満面の笑みにつないだ手
ほら、おそろいだね
あなたがさし出す手に私が応える
「冷たい」って笑った
この手はあなたの役に立てますか?
日々を過ごす中で失うものも多いけど
あなたは無く ...
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み
窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影
てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
...
星新一をポケットに、宇宙に出た
窒素酸素二酸化炭素アルゴン
石油が無くなった地球は温暖化し水を奪い合う戦争が起きた
海が陸地を浸食し人類は指の間の皮膚がヒレのようになりつつある
空気中の二酸化 ...
入れても、注いでも、どこかへいってしまって空っぽだ
ふさごうにも掌じゃ足りないし
零れるまえに詰め込んでも、休憩したらもう見当たらない
困ったな
助けてよ
どなたかフタをお持 ...
名も無い瓦礫の路は
昔話をしたがっているように見えた
激しい雨のあとの
過呼吸のような陽射し
喉元を滑り落ちる汗を
呪いながら歩を進める
息すらかすれている
午後は容赦が ...
赤く透き通った
血の様なワインを飲んでいる
酔っているので
詩は
書いてはいけない
酔っているので
なおさら書きたい
自制心が効かない時ほど
熟成しないまま
今すぐ
投 ...
つるりと逃げ出す言葉は
重心を同じところに留めようとする
こちらの思惑を知っていて
その裏をかくイタズラを仕掛ける
追いかけるとき進む道は
こちらが選んでいるようで
あちらの作戦通りのポイ ...
病やすらぎ
紙の短歌たんねんに読みこころ解け又再びを短歌作らむ
寝てばかり考えめぐらし何もせず病いえればまた歌作る
英文を読めば心は弾みつつその先その先眼鏡をとおして
...
緑の通りは影にあふれ
小さな原には誰もいない
橋の上には足音の波
波を押し出す風ばかり
空から橋
橋から原
幾つかの歪みが立つ境いめに
音は残り またたい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
七夕
……とある蛙
俳句
5*
15/7/8 19:00
憧れ
アンテ
自由詩
0
15/7/8 18:29
短冊に書いた平和
そらの珊瑚
自由詩
16+
15/7/8 12:17
温泉
葉leaf
自由詩
3
15/7/8 12:07
【 蚊を殺す 】
泡沫恋歌
自由詩
16+*
15/7/8 12:03
腹ペコ魚
這 いずる
自由詩
2
15/7/8 10:37
聖なる夜
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/7/8 7:37
午後の曳航
レタス
短歌
0*
15/7/8 0:44
お互いの幸せ願う短冊が寄り添うように七夕の夜
北大路京介
短歌
5+
15/7/8 0:19
雨の日は別の海月となりにけり
〃
俳句
5+
15/7/8 0:18
星飛んで乙女に戻りまた踊る
〃
俳句
2+
15/7/8 0:18
父へ
川瀬杏香
自由詩
13+*
15/7/7 23:59
星合
あおば
自由詩
7+*
15/7/7 23:53
イチモツデカ太郎「大きい」
花形新次
自由詩
1+
15/7/7 23:32
暮らし
為平 澪
自由詩
8+
15/7/7 23:32
銀河をこえて
レタス
短歌
0+*
15/7/7 23:30
無題
TAT
俳句
0+
15/7/7 23:14
〃
〃
短歌
0+
15/7/7 23:08
洪水列車
吐水とり
自由詩
1+
15/7/7 23:05
途切れたメモリー
或本仲一朗
自由詩
0+
15/7/7 23:04
そんな気はさらさらないってつぶやく口のなかでだけ
クローバー
自由詩
2+*
15/7/7 22:47
おばあちゃんと私
若桜
自由詩
4+
15/7/7 22:42
銀の雨
レタス
短歌
2+
15/7/7 22:34
How you doing!?
クローバー
自由詩
3+*
15/7/7 22:31
穴のあいたバケツだ
若桜
自由詩
1+
15/7/7 22:31
イノセントのありかた
ホロウ・シカ...
自由詩
5+*
15/7/7 22:28
赤い酒
Lucy
自由詩
15+*
15/7/7 21:20
包み込む手のひらから
深水遊脚
自由詩
5+*
15/7/7 20:54
病は癒えて
生田 稔
短歌
4+
15/7/7 20:06
水辺 越音
木立 悟
自由詩
2+
15/7/7 19:53
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
4.79sec.