ポケモンショックが起こったとき
僕は目をつむってた
君のことを考えてた
丁度そのとき思ってた
お母さんが御飯のおかわりいるか?と僕に聞く
その声で我に返った僕はとんかついっぱい食べた
...
重たくてでこぼこだらけの
大きな石を呑み込んだ
トラウマは
呑み込んでしまえ
噛み砕いてしまえ
胃腸の中できれいに消化されて
跡形もなく消え去ればいい
確かに私は被害者で ...
尾崎豊の2こ下だ
ヤツが出てきたとき
しまった、やられた!と思った
スプリングスティーンパクって
若くてカッコ良ければ
絶対に売れると
考えていた矢先だった
しかも当時かぶれていた
中 ...
僕らはどれだけ走れば見えてくるのだろう
最後に選ぶべきものは透明なのか
水でも被りたい一心
そうだ一度立ち止まり
息切れを整え
空を仰ぎ
後ろから追いつく友を待とう
焼けたアスファルト
...
そんな気持ちになったので
センベロしてみた
千円でベロベロになるほど飲ませてくれる店が下町にあるらしい
「たきおかとカドクラ、ハシゴするけど来る?」
とツレに聞いたら
空腹を我慢でき ...
そうなんだよ
大スターも日常は
日常でいそがしい
そうなんだよ
大犯罪者も人生は
人生でせつじつだ
人間なんだ
どうしようもなく
ロレックスが時を刻 ...
生ぬるい夜の穿孔だ、レーザーメスのような鋭さと正確さで、おれの魂は一本の絹糸のような血液を吹き上げる、それは紙の上に散らばり、ひとつの未熟なフレーズとなり、そのままで終わる…それは ...
何ということだ!
電車通勤から車通勤にかわり
あの立ち食い蕎麦を啜ることが出来なくなった
辛口の出汁に
先ずはサックリとしたかき揚げを浸し
さらりとした油を馴染ませ
葱散らし
一 ...
何回貴女でしごいただろうか?
自分では分からないし
貴女に聞いたって分かるはずない
ただひとつ言える
私ほど貴女でしごいた人はいない
決して報われることのない
この気持ちを左手に込め(左利 ...
夕暮れ空に
吹く風は
悲しみの匂いがします
夕暮れ空に
吹く風が
洗いたての あなたの髪を 散らします
(匂い立つ 悲しみのかほり・・・)
夕暮れ空に
行く雲は
悲し ...
生まれて24度目の クリスマス・イブの日に
ぼくは初めてプレゼントをねだった
それが何か きみは知っていますか?
「里子さんを ぼくにください」
この言葉を言うために
ぼくが 一 ...
大上段に構えたって
器が器なんだから
大したこと出来ないのは
分かってる
等身大の自分を
表現するしかないのよ
と言って
自分探しの旅に出たまま
行方知れずの
自称吟遊詩人
寝 ...
また遅刻だ
鏡のうえに粉をのせて
その白い塊を太いストローで吸った
用心棒が入って来た
カウボーイハットの用心棒だ
あたしはふたりの会話に挟まれてラリっていた
ジッ ...
象が並んで
観覧車の順番待ちをしていた
みんな休日だった
近くに
錆びたエスカレーターが落ちていた
午後になると
誰も海の話の続きなど
気にしていない様子だった
...
タンクトップで石垣のあいだへ
かべちょろを追いかけて入り込むと
アオダイショウも涼んでて目はへろんとしていた
へびいちごは毒があると誰かが言ってた
神社のさい銭箱の下を掘って寛永通宝を発見 ...
川沿いの村が栄えるのに港は重要だった、きみは雨ふりの続く時期になるとそんなことを考えている、南の大沼で採れるギチギチの草は売り物として扱われるのに一週間ほど天日干しを必要とした、おもうにお義母さん ...
もし刑事になったら犯人に言ってみたい台詞がある
ごめんな、はやく捕まえてやれなくて、ほんまにごめんな、
タケダテツヤあたりが言いそうな台詞だ
ヤマダタカユキあたりが言われてそうな ...
元気を出せ
朝起きて無気力感に悩まされ熱中症になったのかと妻
わが心励まさむとはペンをとり心を強いてかく歌をつくらむ
往年は心の糧の本かかえ旅の友とし喜びつ行く
使徒パ ...
「頑張れない人間に、よく頑張れなんていえるよね」
最もそれは正論であり
返す言葉は何もない
でも「頑張れ」なんて適当な慰めだから、正論なんか通じない
温度差、とも言えようか、それだけネガテ ...
上司といういきものは
おそらく有袋類らしく
どこか体の内側に
たくさんものを隠せるようだ
頭の先から爪先までの
ながいながい煙草とか
ちょっと一本、と出掛けていって
ずっと帰ってこないよ ...
凍る配送に
夢は間引かれていく
とうの昔に
寂しさは友だちになってる
ギークの理屈も解るんだ
洞窟に吊り下げたカレンダー
怖くないものなんてひとつもない
焦りを貯めこんで腐った草を摘 ...
雄弁なシベリア
の匂わない活字のS
心は{ルビ旱=ひでり}つづきだ
街に雨が降っていても
既に不実を知った朝
世界はかつて光だったことを思い出せずにいる
はるかな忘却 白い建築 ...
ぶちのめしていい権利は ATMでおろせると
近くの女が言いました
働けないなら罵声に耐えろと
女に頭の上がらない男が母子に言いました
お金が稼げないやつに
意見を言う資格はないのだ ...
ヤクルトを飲んだあと
必ず底に残るものが
輪となり現れる
どういうわけか
そんなつまらぬものが目につき
飲み干してやろうと
舌の上で
容器をさかさまにして
振ってみたりする
ほん ...
私は今日川縁を走った
一時間も走ったのは学生の頃以来だったが
走っていると色々なランナーとすれ違う
その体に 色々な人生を抱え
私も走った
短い時間を縫って
対決を見守る少女たちや
...
普通という言葉が
とても嫌いでした
思い描いていた「普通」に
なかなか成れなかったからです
水族館は
ひどいと思うの
ちっこい箱に
魚の一生閉じ込めて
全速力で泳いだら
ぶつかるような彼らの居場所
冷たいガラスに手を当てて
同じ軌道を病的に泳ぐ
アザラシの目を見つ ...
夜はうなずく
耳を覆うものは無い
まぶたはうなずく
無音を示す
標にうなずく
紙を捻る
底は深い
骨は痛む
轢かれかけた
指は痛む
白く小さなス ...
きつく抱きしめる、腕、が、すべてを宙吊りにする、その、瞬間。
私の内側で磁場をつくりだすあなたの腕。
魔術的首都はその色彩を取り戻す
あなたの腕によって
二度と私はあなたに会うことがあるだ ...
君に会えないから会いたい
君にさわれないから会いたい
君の声が聞こえないから会いたい
君の匂いがしないから会いたい
君がいないと切なくて淋しくて
君に会いたいからあぁ痛い
心が
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
瞼の裏で電流が
北橋勇輝
自由詩
0
15/6/16 6:43
克己の朝
葉leaf
自由詩
1
15/6/16 6:42
尾崎豊
花形新次
自由詩
0
15/6/15 23:42
それでも走る
秋也
自由詩
1
15/6/15 23:22
センベロ
鵜飼千代子
自由詩
22+*
15/6/15 23:00
中居くんのラジオ
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/6/15 22:58
傷を編む
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
15/6/15 22:37
奪われた
レタス
自由詩
0
15/6/15 22:36
これって愛?
花形新次
自由詩
0
15/6/15 22:31
愛歌Ⅵ <悲しみが深いほど 美しい>
南無一
自由詩
2
15/6/15 22:24
愛歌Ⅴ <24度目のクリスマス>
〃
自由詩
0
15/6/15 22:22
自分を見うし、なう!
花形新次
自由詩
1
15/6/15 21:50
また遅刻だ
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/6/15 21:33
休日
たもつ
自由詩
4
15/6/15 21:30
夏休み
じぇいぞろ
自由詩
1
15/6/15 20:57
み
ズー
自由詩
1*
15/6/15 20:44
台詞
吉岡ペペロ
自由詩
0
15/6/15 19:59
元気を出せ
生田 稔
短歌
2
15/6/15 17:39
正論者と慰め者
斎藤 九
自由詩
0
15/6/15 13:18
上司といういきもの
フユナ
自由詩
6+*
15/6/15 13:03
HASAMI
竜門勇気
自由詩
0
15/6/15 12:55
恩寵
伊藤 大樹
自由詩
1
15/6/15 12:21
たたき売り
為平 澪
自由詩
7
15/6/15 11:55
底
そらの珊瑚
自由詩
14*
15/6/15 10:24
多摩川の夢
番田
自由詩
2
15/6/15 7:47
普通
ガト
自由詩
1
15/6/15 4:31
ブルー
〃
自由詩
1*
15/6/15 4:23
夜は 歩く
木立 悟
自由詩
5
15/6/15 2:39
プラハ、夏の朝
Ruka
自由詩
0
15/6/15 2:07
逢いたい
リィ
自由詩
1*
15/6/15 1:55
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
加筆訂正:
花がら摘み
/
Lucy
[15/6/15 22:39]
文字化けしていたので全文修正しました。
4.03sec.