優しさとか温もりしか欲しくないのよわたし
余裕無いのよわたし
たとえば励まされても仕方無いのよ
他人のポエジーは他人のポエジー
、興味無い
サインは明日につなげる送りバント
ホームランを要求されても困るけど
たまにはフルスイングしたいものだ
雨降亭はとてもちょうどいい位置にある。
駅から近すぎず遠すぎない
そういう場所にある。
わざわざ行った、というあの心地よい疲労感と
少し足を伸ばせば、というあの怠惰な感じ
その丁度真ん中にあ ...
一切風が通らない部屋で息を乱していた
スチールデスクには埃が湿気を含み固まっている
東南アジアで押し付けられた色鮮やかな花器は
様々な銘柄の吸殻が横たわる墓地として
ただただ存在する いずれは ...
君のこえが
鼓膜に響く
懐かしくて
優しい響き
君に「私の名前呼んで?」
と言ったら
君は私の名前を
ずっと呼んでくれている
「さみしいよ」
と言ったら君は私の名前を ...
諸手を振って、天仰げ。頭の上つねに青く、遮るものなど何もない。ひたすらに振れ。何のためかもすでに解らなく、けれど無心に振りつづける。涙を流す姉さんが、「万歳、万歳」と言って、何処も彼処も感染症の菌の ...
PCのログインの音 パスワードを打つキーボード
僕にしか聞こえない 部屋の隅で誰かが目を開いてる
歓声を余所目に 僕はまたここへ来て
履かずにはいられない シューズでまた外へ
ほら 拍 ...
〇
深緑のスーパーカブをぶるぶると走らせて
夏が充満した空気を切りながらメロディーを探していた
作曲というのは楽器鳴らしながらするタイプの人と
楽器を持たないで頭の中でするタイプの人に分かれるけ ...
初めて訪れた
白い空間の中
パスタ屋のドアを押し 初めて
白い空間の中で おばさんに席に通された私は
慎重に何を食べるか決めた そして
彼女からメニューを手渡され
おすすめは 何ですか ...
(踏切を 一滴ぬらす 金魚売)
一握りの午後の 、
その発声の凹の底で、手の皺のなかの風を冷ましながら
坂をのぼる男
黒ずんだ肌
蝉の腹のような太もも
...
泥土の中を泳ぐような日々が脳味噌を紙粘土にしていく、椅子に座り、頭を垂れて、水に溶けた絵具のように朦朧としていく数時間のことを…墓標に埋めるように忘れて、それからはまるで、一直線になっ ...
その昔
どう見ても
違いの分からなさそうな
物書きを
違いの分かる男と
呼んでいたCMからして
嫌いだったが
コーヒーでうんちくを
語る奴が大嫌いなんだよ
うんちの煮汁みたいの
ご ...
事情なんて知ったことか
俺の人生は結局
俺が主役なんだ
俺が不愉快なら
事情なんて知ったことか
戦争に金をだしても兵をださなかった私たちがどんな評価を受けたのかを忘れ ...
小さい頃の
ハンコ注射の跡のような
こうやって
詩を書いている時間のような
有限であるこの気持ちは
星屑が大気圏で燃え尽きるような
一瞬の産物で
人が母なる海を思うような
...
エンゼル・パイばかり
食べていると
エンゼル・パイ禁止令が
出るので
まだ食べてない
エンゼル・パイを
裏庭に埋めた
あくるひ、下校途中の
てんくうの一画をしめる
ユーフォーみた ...
どんな面白い映画でも
最後に?があるような作品は
責任を果たしていない
その一点のために
映画館をでると
もう映画を思い出すことはなかった
どんな面白い映画 ...
海だ
荒れ狂い、渦巻き、
静まり返って包み込む
青い蒼い碧い
無限の広がりだ
私を呑み込んでくれ
殺してくれ
生かしてくれ
その波打つ柔軟な腹に ...
生きている
この街のどこかで
それだけで尊い ふと思い出す
生きている
この国のどこかで
それだけで尊い ふと思い出す
生きている
この星のどこかで
それだけで尊 ...
生きろ!と気張りはしないけど
私は死ぬのがイヤなので
明日もきっと大丈夫
(これはこのコピーを貶めるものではない
今はこうでも言わないと死んでしまう可能性があるのだ)
いつだって ...
積み重ねるプロダクト
カーテンの隙間から溢れるベージュ
100年、100年、続く年
終わりなき有終の美
トラックを回して
ルーチンを終えて
クラシカルに暮らして
ニュートラルに導 ...
ひょいと 覗き込む
愉しいことが 転がって いないのかと
斜面に立ち
すっくと 背伸びして
世の中の全てを
見定めているかのような
馨しき花
その美貌に
数多の神が 君臨す ...
打ち付ける雹と雨とが塞ぐ息 冷える身体を削る轟音
雷に震え蹲る子ら二人 水を防げぬ傘で覆った
光る空 二秒遅れの雷鳴に打たれて震え まだ生きている
子ら二人近くの ...
終わりを
惜しみたいのに
始まりを
準備している
じんわりと、
しずかに
余韻が
満ちていくのを
手がかりに
それは
求めは ...
われわれは
黒い雨にうたれてなお
優雅に立てるだろうか
遠い蝉の声に
じっと耳をすます
あのひとの肖像を
そっと机に伏す
台所に立つ
私の足下に
飼い猫はクルクルからみつく
不思議な模様の不思議な形で
くるくるからみついていて
ころころころがって
あしをかじって
去って行く
私よ私
...
単音が積み重なって、コードになっていくように
不運が積み重なって、卑屈になっていくように
努力が積み重なって、成果になっていくように
怠惰が積み重なって、堕落になっていくように
言葉が積み重な ...
大都会へ行けば行くほど大きな看板がある
当たり前だよね
こんなゴミゴミした場所で 目的地のホテルに行くには
デカイ看板でもないと無理
大きなホテル程 大きな看板が名乗りをあげて
...
ちりりんと今宵の風は静かに
百花繚乱沈香の花咲く夜
月宮に渡る桂の橋はそぞろ鳴る
羅国の涙はルビィ色
手のひらに転がる珠玉に酔う
真夜中に彷徨い歩き青蛾に触る
...
はやにえ
しるべ
ひかりが開けた穴
いそいで
雨の肩書き
午後のおさがり
陽の水母に
別れを言う
溺れかけたのは
羽の子ども
空気の傷が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きのう海、きょうは人間
もっぷ
自由詩
5
15/8/10 6:44
サイン
殿上 童
自由詩
12*
15/8/10 2:04
雨降亭
Debby
自由詩
1
15/8/10 1:54
終点
コハル
自由詩
2*
15/8/10 1:43
こえ
斎藤 九
自由詩
0
15/8/10 1:25
左右非対称
こうだたけみ
散文(批評...
1*
15/8/10 0:47
履かずにはいられない
ねこ歩き
自由詩
1
15/8/10 0:22
永遠
リィ
自由詩
1*
15/8/10 0:17
自分だけの景色
あおたん
自由詩
0
15/8/9 23:41
あるパスタ屋で
番田
自由詩
0
15/8/9 23:13
金魚売り
末下りょう
自由詩
6*
15/8/9 22:53
花火の日、幸福燃え落ちる、温かな爆弾のように
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
15/8/9 21:38
コーヒー嫌い
花形新次
自由詩
0
15/8/9 21:38
だれが民主党を第一党にしたり自民党に圧勝させたりしたのか
吉岡ペペロ
自由詩
1
15/8/9 21:31
たとえば
瑞海
自由詩
5*
15/8/9 21:07
エンゼル・パイ
コトコレ
自由詩
3
15/8/9 20:21
映画館をでると
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/8/9 20:12
苦肉苦魂〇包容と放擲
たけし
自由詩
5*
15/8/9 18:24
生きている この心のどこかで
komase...
自由詩
4*
15/8/9 15:47
真夏の追憶
りゅうさん
自由詩
2*
15/8/9 12:44
消える®
水素
自由詩
2
15/8/9 11:03
ささ・ゆり子さん
藤鈴呼
自由詩
0
15/8/9 9:52
バスを待つ
深水遊脚
短歌
2*
15/8/9 7:44
隠しきれない見つけたみたいに
ハァモニィベ...
自由詩
3*
15/8/9 6:56
或る肖像
高原漣
自由詩
1*
15/8/9 3:58
会話
南川きま
自由詩
2
15/8/9 3:51
言葉が積み重なって詩になっていくように
あおたん
自由詩
3
15/8/9 2:00
看板と表札
為平 澪
自由詩
7
15/8/9 1:43
利休ルネサンス
レタス
俳句
0*
15/8/9 1:13
連話 外側
木立 悟
自由詩
7
15/8/8 23:43
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
加筆訂正:
無題
/
もり
[15/8/9 0:25]
大幅にかき直しました。
5.04sec.