もうすこしよりそっててもよかったかな ミートソースをまきこんだ昼


常温のコーヒーカップに腰かけてめまぐるしいねとブレずにきみは


あれは冬 お店のなかスクロールして 値段で選んだカレ ...
わたしのなかの、
異質さをみつめる。
わたし自身が異質だから
何が異質なのかわからない。

硝子窓に石をぶつける。
窓に罅がはいる。
わたしのなかの
罅はなにか。

...
まあるい形状
さんかくの形状
しかくい形状

そんな単純な形状ではなく
そう
例えるなら鍵

人はみんな、心のなかに
鍵と鍵穴のような形状を持っている



人はみんな、自分 ...
音楽とは何か?
えっ

君は歌っているか
君は本当に歌っているのか
君達の中に音楽は鳴っているのか?

君は奏でているか
君は本当に奏でているのか
君達の中に音楽は放たれているのか? ...
書いても 書いても 変わらないかもしれない
書いても 書いても 変えれないかもしれない


それでも 
書かずにはいられない 不思議と

なぜか
書かずには落ち着かない もう

...
僕の前頭葉の
セキュリティソフトが
更新警告したまま
日没を迎えた
第1水曜日




スマホを握り締めて
君は帰宅した



君は
いつもの
お一人様ソファで
スマ ...
結婚記念日に新聞ばかり読んでいる夫に抱き付いて
文句を言う
じゃあどこかに食事に行こうか
近くのステーキ屋とか

結婚記念日に仕事で遅くなった夫を待ちかまえて
文句を言う
じゃあどこかに ...
父親の実家で見かけた柱時計時を刻んでいく音が好き

溶けていくアイスクリーム舐めている汗かきながら昼間に染まる

真っ白なシャツに残った黒い染み去年の夏の出来事辿る

朝起きてあなたが脱い ...
たどりつけない浜辺に
たどりついたものが
ひとり花を詠んでいた
たずねてもたずねても
花は
名のることはなかった


花の後ろの絵を
忘れた
はじまる前の
世 ...
暗い顔した一人体育座り

中くらいのあなたとの隙間

模範的なつまらない人

索然とする足を踏み外す前
はみ出して描かれた
秘密の魔法
膨らみ膨らみ
平凡なわたしに
ほうき星がやってくる

魔法だとわかっていても
魅惑的で
無理矢理にでも掴もうとした
目には見えない力で
もう離したく ...
電車の窓から見える景色は
近景がこんなにも速く流れるのは何故?
遠景よりも遠ざかるのは何故?
僕の傍にいる方が早く消えてゆく?
ならば遠ざけておかなくちゃ
大事なモノほど消えてゆ ...
生贄にされてるらしく猿轡やけに激しい風が吹いてる ほっぺたをつねって「夢じゃない」と言うやけに激しい風が吹いてる 新郎の元カノがいるテーブルにやけに激しい風が吹いてる   丘にぽつんと咲きました

  海が少しだけ見えます

  キミの声が聞こえてきました
  耳を澄ますと
  キミの指に摘まれました


  カーテンの隙間に
  ボクをかざると ...
西日のツンと熱さが刺さる土の上に
父の遺骨は 埋められた
真新しい俗名の墓石は それぞれの線香の煙に巻かれながら
親族が帰るまで夕暮れの空を 独りで支えなければ 誰一人として
家に帰る ...
「お参り」

両親がお賽銭を投げ入れて祈るたびに
けして口には出さなかったけれど
いつも私は思っていた
「ほんとうに、ここに、この奥に、
いるのか?」
多分
ちょうど良かったんだ


あの頃の君と
あの頃の僕の距離は
多分
ちょうど良かったんだ


それから
君はさらに君になり
僕はさらに僕になって


二人の距離は
...
人は虫を殺す事に対して
躊躇や迷いもなく殺虫剤をかける
それほど嫌なのだろう
でも虫がなにをした?
人に例えると見ず知らずの人に
毒の粉をかけられるようなものだ
かけられた人は嫌な思いをす ...
紫色の風が吹いて
君の髪が揺れる
目から零れる涙に
心が痛むけど
空の太陽は
さんさんと輝いていて
入道雲がぬっくと
ただずんでいる
目をしばしばと瞬いて
「ゴメンね」というと
そ ...
独り言を呟いていると
アブナイ人と思われがちで
半径3m以内に近寄られないし
夜の玄関先でやられてたら
間違いなく通報するのが
一般的だが

これがネット上だと
平気でブツブツ呟くし
...
遠い遠い遠い造形
しなやかに湾曲しながら 沈んだ緑の空間を 静かに静かに生き生きと 近づいて来る近づいて来る

呼ばれ聳える一つの像

(記憶の堆積を貫いて、

常に不断に潜むモノ)
...
季節にへばりつくようにはずかしく生きて
それでもすずしい女でいるのも
ひとつの責任かしら
唾を吐くように忘れゆくよりは
忘れられながらここにいるほうが
潔いことにみえる
駐車場
「ろくでなし」

我がロクサーヌ
臈長けたその唇で
いたぶるがいいさいつまでも

でもときどきキスしてロクサーヌ
見た目なんてどうでもいいことさ

中身のない石炭袋のようなものさおれ ...
赤い光を背負った父が
海の彼方の岩山から帰ってくると
闇色のかまどに張り付いていた
母の顔が白く浮かんで
子ども達の祭り囃子が
囲炉裏の周りをはね回った
遠くの
PITに駆ける
くるまたちを視ながら

おはようと
誰も居ないような
僕だけの部屋に挨拶する
僕は

遠くへ
行かなくてもいい

街は働いていても
この部屋には
2 ...
君への愛が終わったから
録画してたドラマ一気に見よう
もうだらだらしていいんだ
夜中にポテチ食べちゃってもいい
朝からビール缶で飲んじゃってもいい
昼になっても外でなくていい
ちょっとエッ ...
孤独とは思わないが
無意味だと思う

呼吸して
空を見上げて
夕日の美しさに呆然とする

短い現を
必死で生き延びる夏の蝉のようだ

今日も命を鳴いたか?

悔いなく鳴き続けた ...
猫が薄目を開けてる時は
少し先の未来を見てる

猫が居眠りしている時は
人の心の声を聞いてる

時々それがうるさすぎると
高い場所から降りてきて
何度か額を擦りつけてくる

額から ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
スイミさわ田マヨネ短歌1215/7/28 19:26
手のひらあおい満月自由詩415/7/28 18:25
愛の形状(かたち)Honest...自由詩115/7/28 17:47
音楽によって……とある蛙自由詩5*15/7/28 15:38
Poem333% Point333倍 Positive333 ...komase...自由詩3*15/7/28 14:21
スマートホォーン溶融自由詩215/7/28 12:40
結婚記念日ふるる自由詩15*15/7/28 10:38
父親夏川ゆう短歌115/7/28 6:00
めぐり ひつぎ木立 悟自由詩515/7/28 4:24
「いないいない」宇野康平自由詩115/7/28 0:48
秘密の魔法小日向 ココ自由詩115/7/28 0:27
置いてけぼり凍月自由詩7*15/7/27 23:51
生贄にされてるらしく猿轡やけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌115/7/27 23:36
ほっぺたをつねって「夢じゃない」と言うやけに激しい風が吹いて ...短歌115/7/27 23:36
新郎の元カノがいるテーブルにやけに激しい風が吹いてる短歌415/7/27 23:35
オール デイ ロングひさし自由詩615/7/27 23:03
神隠し為平 澪自由詩1215/7/27 22:38
「お参り」美砂自由詩315/7/27 21:48
同窓会にてHonest...自由詩015/7/27 21:12
人虫リィ自由詩1*15/7/27 21:11
自由な風を歌えどもopus自由詩015/7/27 19:40
ひとこと呟くやつみんなイタイやつ花形新次自由詩515/7/27 19:25
帰郷たけし自由詩315/7/27 14:03
駐車場はるな自由詩315/7/27 11:55
ろくでなし梅昆布茶自由詩1115/7/27 11:32
遠い日の土産物イナエ自由詩8*15/7/27 10:50
水曜へ野澤 尚也自由詩215/7/27 10:02
自由かの自由詩5*15/7/27 4:57
ひぐらしガト自由詩4*15/7/27 3:18
相棒自由詩1*15/7/27 3:12

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