「幸せですか?」「はい、幸せです」
言葉にしなくとも伝わる想いあって
言葉にしたら崩れそうな想いもある
でも口にしちゃう
とってもこそばゆくなるのに
「信じます」「後悔します ...
今一度会えるのならば、
今一度聞けるのならば、
貴方の顔を見て、
貴方の口から聞きたい。
まだ体の中には
“貴方の言葉”が幻のように響き、
ゆっくりと、ただゆっくりと
流れ、そして時 ...
夜の空気が
皮膚を貫き
意識・無意識の壁を透過する時
生きていることを感じるんだ
(みんなもそうだろう?)
夢幻を感じることで
生きていける
(みんなもそうだろう?)
怪人二十面相が生 ...
立ち尽くす
散りばめられた屑の中
告げられる心臓の音を
手で握った
止まらないでとただ握った
*あいうえお作文詩
あとだしのあいしてる
あとだしのあいしてる
あとだしのあいしてる
こんなんで勝っても
うれしくない。
...
秋雨、降り続く夜
傘もささず
両手広げて
瞑目し歩いていたら
「君は独りで何をやっているんだ?」
巡廻中のおまわりさんに呼び止められ
「や、なんか情欲が芯部から噴き上げて身体が ...
五円玉の穴から覗けば見える都には雨が降り夏を追いまわし秋を連れてくる鈴虫の声高くお月見だ紅葉だと騒ぎ立てる人々をしりめに私は静かにしていたい静かにしていたい静かにしていたいだけなのに頭上のスピーカーは ...
あるコックは料理をつくりました。
鍋からはじっくりと煮込まれたトマトの匂い。
テーブルには真っ白に洗われたシーツの上に、真っ白な皿が並ぶのでした。
コックは言いました。
「ひとさじのスプーンは ...
あらゆる疑惑や憎しみは
頭で考えるからおこるのだ
だからからだで感じよう
それも足のうらで感じよう
遠く離れてきみを想う
生きているかも
死んでいるかも
...
不眠症の彼に、ホットミルクを淹れるのがわたしの仕事だった。
ある夜をきっかけに、彼は眠ることを忘れたという。
どんなに体が疲れていても、睡魔は彼には訪れず、ねばつくような夜 ...
感傷的なババアは
少女のような心を
ヒリヒリさせて泣いている
涙は
くっきり刻まれた
ほうれい線をつたい
やがて下水道へと流れる
ババア
おまえの泣き顔はすべてを凍てつかせる
バ ...
見開いた瞳が何もかも拒む時
舌が千々に裂け石となり果てる時
世界がおまえとおまえ以外に二分される時
おまえの奥深く
開く扉があり
時間の揺蕩う土地があり
虚ろな空があり 明けのような暮れの ...
ある時は弟になりました
川に流された弟の
お姉ちゃんとお父さんを励ましました
お母さんはいなかったので
お父さんは一人で子どもたちを育てました
お姉ちゃんはお嫁さんになって
...
朝8時から夜10時まで仕事
残業が当たり前の毎日
職場では機械のように扱われる
キカイダー
自宅では粗大ゴミのように扱われる
ネムイダー
どちらも人造人間
誰かに作られた自分だ
頭を洗っても
頭の中は洗えない
胸を洗っても
胸の中は洗えない
洗えないから
こんな時でも
綺麗な汚れ方を
求めてしまう
なにものでもないけやきを伐採
わたしの血はながれないでほしい
いろいろ恨むことをゆるしたわたしは
どの花もゆるせなくてころされた
嘘偽りないものをさらす日々
恥しかない
生きても生 ...
ゆきゆきて。みてーな感じで夜が明けたのは幻想で眠れないまま私は午前四時を認識する。ぬるついた顔面、なにも期待できない台風、消散したアイデアと期待。
「生命という認識に意味はあるの?どれもこれもた ...
私は 赤
おれは 青
僕は 緑
君は 黄だね
まだ 透明 生まれて 3か月
これからどんな色に染まってしまうんだろ
流した血だけが尊いの
命の深さをゆっくりと描く
苦痛と快楽の間を行き来する
剃刀の使い方
濁った瞳で見た世界
求めては去っていく使い切りの愛情
どこまでも残酷な言葉
...
私の父は18の時に航空兵に志願した
飛行機乗りになりたかったのだ
もちろんお国のために
命を捧げる意義を信じて
間に合っていればきっと特攻に行っただろう
出征するはずだった日の1週間 ...
150829
乗務機は今は無き香港啓徳空港に近づいた
これからがおいらパイロットの腕の見せ所
いつもわくわくはらはらする一瞬だ
真下には白いビル群が白い墓石が群れ成して
...
足早に過ぎていく
夏の印象
夏から秋に変わる
その瞬間がわかりにくい
いつの間にか夏は終わっている
夏の想い出が色濃くて
このまま終わる気がしない
夏の余韻を残そうとする風鈴 ...
遠くで聞こえる
こもったジャズ
父が好きだった曲だ
なんだか懐かしい
おかしな波長で
この耳に届き
私を現実から引き剥がす
まるで夢の中みたいだ
まるで時代を滑ったよう ...
そんなに透明では
生きていけない
突然泣き出すから
君の明日を憂うよ
美しい心の結晶
ポロリ
どんなに一生懸命
君は
生きているんだろうか
笑わせようと
君のまわり ...
ほろりほろりと闇夜を歩く
宵闇に想い消えゆく虫の音
乱調は我がならいとて夜に泣く
琥珀に溺れた胡弓の余韻
秋風が薄い肩を抱きしめる
てのひらに転がる珠玉の夜
伽 ...
美しいと思うこと
驚き
ただ、泣きたかった
けれど
感覚が掴めない
悲しいのに
悲しくないのが
悲しいのだ
私は泣けるだろうか
それが
いつもの
問いかけだった。
...
私も水から生まれたひとりだから
孤りはさびしいだろう
七十年前 誰かがこぼした涙が
いま雨となって私の肩にしたたり落ちる
(人は雨でつながっているのだな)
私のなかで蠢く海流がある
あ ...
初めて会った十代の彼はおじさんみたいに老けていて私と一個しか違わないなんて思えなかったんだムラサキ。二十代前半の彼はお母さんがお父さんのとまとめて買う服を着ていたぶかぶかなセーターあたたかい生成り。二 ...
あたしアンダーヘアを剃って
デルタ地帯に
サムブラウン・アチームが
走っている姿の入れ墨を
彫ろうと思っているんだけど
恐くて出来ないの
これってやっぱり
最先端恐怖症かしら?
う ...
私が悪口を言ってたのはあなたのことよ
なんて言えない女友達
面倒くさい
正しいってこともわからなくなる
どうでもよくなる
つきあいって長くなるほど冷たくなるのかな
特に女は
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
言葉
斎藤 九
自由詩
0
15/8/30 2:04
整
りり
自由詩
1
15/8/30 1:53
プレパレイション・マスク
ゴースト(無...
自由詩
7*
15/8/30 1:10
鼓動
小日向 ココ
自由詩
0
15/8/30 0:44
しょなし
もり
自由詩
2*
15/8/30 0:20
雨中コミュニケーション
たけし
自由詩
3
15/8/29 22:02
真鍮の都/即興ゴルコンダ(仮)投稿.68
こうだたけみ
自由詩
5*
15/8/29 21:42
人の孤独
藤山 誠
自由詩
1*
15/8/29 20:53
疑惑や憎しみ
吉岡ペペロ
自由詩
5
15/8/29 20:20
ホットミルク
愛心
自由詩
4
15/8/29 20:08
センチメンタル・ババア
花形新次
自由詩
0
15/8/29 18:53
聖域
ただのみきや
自由詩
13*
15/8/29 17:58
黒い犬の話
小原あき
自由詩
16*
15/8/29 15:32
ネムイダー01
イオン
自由詩
4*
15/8/29 15:14
綺麗な汚れ
〃
自由詩
1*
15/8/29 15:12
花と星と呪い
榊 慧
自由詩
4
15/8/29 14:29
貝殻虫
〃
散文(批評...
0
15/8/29 14:14
十人十色
佐白光
自由詩
1*
15/8/29 13:34
夏の夜は孤独と共に
十一月の失敗...
自由詩
0
15/8/29 12:34
私の原点
Lucy
自由詩
19*
15/8/29 11:52
真鍮の都
あおば
自由詩
8*
15/8/29 8:45
夏は終わる
夏川ゆう
自由詩
2
15/8/29 5:44
懐古
ガト
自由詩
4*
15/8/29 3:59
ピエロ
〃
自由詩
5*
15/8/29 3:38
漆黒
レタス
俳句
1*
15/8/29 2:59
泣く
佐藤伊織
自由詩
2
15/8/28 23:56
雨と記憶
伊藤 大樹
自由詩
6
15/8/28 23:10
少年の話/即興ゴルコンダ(仮)投稿(時間外).67
こうだたけみ
自由詩
6*
15/8/28 22:19
最先端恐怖症
花形新次
自由詩
0
15/8/28 21:25
おんなどうし
朧月
自由詩
2
15/8/28 21:04
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
加筆訂正:
人の孤独
/
藤山 誠
[15/8/29 21:01]
一部修正
人の孤独
/
藤山 誠
[15/8/29 20:57]
一部修正
4.03sec.