不思議だ

悲しくて
切なくて
誰かに慰めてほしいのに
大丈夫だよって言ってもらいたいのに

優しい歌は聞きたくない
甘い言葉は聞きたくない

可笑しいね

怒っている
イラ ...
魂の境を越えた交わりだった
わたしたちは一羽の大きな鳥になって
暁に輝く大河の遥か上空を
風を切り 大きく弧を描きながら
深く埋もれたまま錆びて膨れた散弾
思考に敷かれた玩具の電車の閉鎖回路 ...
捨てられない手帳とプリクラ
消せない画像と動画
別れてから何年だ
女々しいったらありゃしない

安物の指輪は諭吉に姿を変えた
隣には永遠を誓った人が居る
なのに今も貴女を探してる
街中 ...
八重山夏美27歳
朝ドラ「ふぇらさん」主演

八重山夏美29歳
大陰唇が伸びきってしまった女

だからと言って
弄り過ぎた訳じゃない

自然
あくまで自然

それは譲れない
...
もう二度と歌は歌わない
そう決めたのは
合唱コンクールの練習の時
隣の子がクスッと笑ったから
以来本当に僕は歌を歌わなかった
音楽の時間は口パクで通したし
歌のテストの日はズル休みをした
...
どうしてだろう
好きなことをするだけで
こんなに心が痛くなるのは


どうしてだろう
だれかの笑顔を目にするだけで
こんなに胸が苦しくなるのは


どうしてだろう
自分の正義を貫 ...
私は神をみたことがないけど
だれの仕業か
赤く染まってゆく山が
恐ろしくもあり

くる冬の
白さが恋しくもあり

私の中の
赤も白もまたあることを想う
鉄亜鈴

妻と鉄亜鈴を一緒に
振った
妻は小さな男の子のように
亜鈴を振る
私の心は微笑した
なんて可愛い彼女だろう
共にバスに浸かった
妻とわたしは
足をずーと伸ばし
バスタ ...
なんでもない場所の
落ち葉を目に焼きつける

もうあえない
ひととのいちぺいじを重ねて

どこもかもがさむい
この風は
さらわない私を
少年は決意した
高校生になったら
皆の前で
自分の言葉でしゃべると
そのために
今の学校からは誰も受けない高校を
選ぶのだと
例え面接があろうとも
はっきりものを言うと
緘黙していた ...
肉体だけが失われた
魂だけになった人々のすむ世界は
遠くて
案外近い、のではないか

たとえば
風の吹いてくる方角に向かい立ち
乾いてゆく眼球の映す景色が
そのまばたきのたびに
一枚 ...
この降っている雨粒をすべて集めても
なお余りある巨大な器がある
この限りなく大きな器は
怒りか悲しみか諦めか安らぎか
いや、すべての感情を兼ねることで
もはやすべての感情を超越し ...
墜落する戦闘機
中に人が乗っている
中にきっと人が乗っている
その人はお父さんお母さんがいて
尊敬するお兄さんお姉さんがいたかもしれない
可愛がっていた弟妹がいたかもしれない
撃墜された戦 ...
僕、私、俺や自分が世界中に溢れてる
そんなありふれたものじゃないと
私は誰かさんとして
生きてるわけじゃない
名前を知ってる
生まれた時も場所も
そして自分を知ってる
私は私として生きて ...
いいことはすき それはいいことだから
歌はまんべんのないレクイエム
少女も老婆も祝福される
くつがえされない真理
革命は戦いではない 現実じゃないから
コーラの泡みたい
わたしたちはつぶつ ...
徹夜明けで深い眠りのはずが
妻の巨大な鼾に起こされた
鬼の居ぬ間の洗濯…
そんな言葉が鼻先をよぎる
買い物ブギなぼくは
一日のうち5%程度はスーパーで過ごしたいのだけれど
鉄拳宰相はそれを ...
夜眠る
じっとして目を瞑る
夜はこれから
しんとする
自動車の音も消えていき
ゆっくりとなだらかな
長い坂を下っていくような
細長いストローで息を吹きかけて
手のひらがくすぐったいよう ...
真弓玲36歳
元宝塚歌劇団亀組トップスター

真弓玲37歳
クリトリスが敏感な女

クリトリスに触れると
すぐに濡れてしまう女

でも
アソコは
サバの臭い

いつもサバの臭 ...
“相手とコミュニケーションが取れない
この作戦は決行するしかない
我々には戻る場所が無くなった
補給する術も材料もない
我々は戦うという選択肢を取らなければならなくなった
この暮らしを守るた ...
流れ星を数える夜は
一人寂しく冷たい黒

おやすみのあとの秘め事は
誰にも気付かれない
空の星を金平糖にして
食べていることも
誰も気付かない
約束したのだ
海のクラゲと
星がいな ...
冷たいモルグの中でじっとしている
後悔の跡の中で
溺れ死なないのは
彼女を見ている目があたたかいから
人にまで暖かさを分け与えるあの子の陽の
おかげと知っているのに
妬んでいるのは私の心の ...
やらないという選択にも覚悟がいる

やらずにコンプレックスにするくらいなら

素直にあこがれて近づく道を選びたい
ブッチャーがフォークで
テリーファンクの腕を刺したとき
みんな騒いでいたけれど
僕はそうではありませんでした
フォークは痛そうに見えなかったので

「僕なら柳葉包丁で頸動脈を狙うのに」
...
空の色が無くなり
銀盆のような
アルミニウムの月が昇っていた
少し戸惑いながら
東の空を眺めていたら
雲霞のような
鳥の群れが
北の方角を目指している
不思議ではないのだけれど
ぼく ...
府中の霊園の芝生に、僕は坐る
目の前の ✝遠藤家 の墓前に
炎と燃えるポインセチアの植木鉢と
グラスに日の射すワインを、置いて

初めて訪れた十五年前の夕暮れ
左右に生けた紅白の薔薇は
...
生きたつもりはなかった。この連鎖に組み込まれたのは硝子
を割らないかぎり抜け出せないとあなたが教えてくれたから
で、パリン、パリンと時折響くその音が誰かの脱落を知らせ
て、そのことに安堵している ...
なんの肥料にもなれず
ただの炭酸カルシウムと化す
ヒト

水に溶けは
すこしは土壌改良剤にでもなるのか

死してなお
何も残さなかったと言われるのは
嫌だ

せめて
何かの爪痕 ...
沈潜

水流から飛び立つ鳥達
冷えて透明に波打つ大気に
勢いよく流れ込み同化して
鳴いては耳を澄まし
耳を澄ましては鳴く

大気のコトバ、律動しながら響き
鳥達は従う、向かうべき方角 ...
ひらり はらり 浮かび上がる
白い ワンピース

あなたが 思い浮かべたのは
きっと そちらなのでしょう

残念ながら 枝の先に とまるのは
白い鳥ならぬ さるすべり

桃色 ...
今しかない過去も未来も此処にない見慣れた景色に今を実感

海外を旅行すれば文化とか環境違い戸惑うことも

青春の青々とした恋心水平線の向こうにいる君

良く育ち野菜の収穫もう間近やること多 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冬になる前に文字綴り屋 ...自由詩015/11/25 20:46
一瞬確かにわたしたちはただのみきや自由詩14*15/11/25 20:20
女々しくて辛いたいら自由詩115/11/25 19:04
女優 八重山夏美花形新次自由詩015/11/25 17:49
歌はもう歌わないと決めたけど夏美かをる自由詩36*15/11/25 17:25
疼き泉 鳴巳自由詩115/11/25 17:22
神業朧月自由詩315/11/25 17:09
鉄亜鈴生田 稔自由詩215/11/25 13:27
落葉朧月自由詩315/11/25 12:52
少年は決意したイナエ自由詩6*15/11/25 9:18
薄暮の街でそらの珊瑚自由詩17*15/11/25 8:46
虚の器葉leaf自由詩315/11/25 5:36
祈りの燈火秋也自由詩2*15/11/25 1:28
世界で1人のリィ自由詩1*15/11/25 0:55
ゴースト・パーティー管城春自由詩415/11/25 0:49
サーモン宰相レタス自由詩315/11/25 0:21
夜のはじまり灰泥軽茶自由詩515/11/25 0:12
女優 真弓玲花形新次自由詩015/11/24 23:26
戦争鷲田自由詩515/11/24 23:01
おやすみがなくなったら瑞海自由詩7*15/11/24 22:56
箱姫這 いずる自由詩215/11/24 22:16
やらない覚悟しょだまさし自由詩015/11/24 21:23
キンタマ王子、凶器、狂気、驚喜花形新次自由詩115/11/24 20:14
透明になった空レタス自由詩715/11/24 19:57
日溜りの墓   服部 剛自由詩715/11/24 19:57
虚構の庭管城春自由詩315/11/24 19:23
死してなお天竺葵自由詩115/11/24 17:20
沈潜たけし自由詩6*15/11/24 14:16
時ふわり藤鈴呼自由詩1*15/11/24 14:07
海外夏川ゆう短歌015/11/24 5:58

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