魚を一気に捌く出刃を買いたし

出雲から来る玉鋼

ぶれた魂では持ってはならず

覚悟のうえで脇差帯びる

亡き父の残した柳刃包丁
小さな町は大きな街に憧れて 
いつも大きな街の姿をテレビで見ていた

小さな町は大きな街が大好きだったけど
大きな街に行くと自分がいかに 
小さな町であるか知ってしまうことを恐れて ...
散る花の
紅色のゆく
果てはなし
行く先をいま
想いけるかも

やがて来る
冬を占い
手をさする
冷えた指先
守りながらゆく

来春の
想い遥かに
夢をみる
大魚を釣らん ...
父さん居るのなら聴いて
日日ほがらかに楽しいです
あなたの最後の願いのとおりに
日日はとてもさいわいに満ちています
私の右手は人を指差すためにあるのではない
私の左手は施しを掴むためにあるのではない
昨日も
今日も
明日も

水の色を眺めている

優しい
優しい
水の色

地球に生まれたことを感謝する刹那に
ぼくは水の色をチェックする
それがぼくに与えられた使命だから

...
日が短い秋の夕暮れに気づいた
俺はあとをつけられている、
たしかに後ろで何かが擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことはその音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者に通告して ...
カキフライだもん
大丈夫だと思うだろうよ
確かに生焼け感が
ハンパなかったけどさ
新鮮さを生かした
シェフの技術だと
納得して食っちゃったじゃんか!
おかげでゲゲゲの下痢だよ!
最近見る花は
山茶花と残菊くらいしかない
少し寂しくなっている

梅の花までは遥かに遠い

でも 多分今年の冬には
雪の花を眺められるだろう

季節の移ろいの美しさは変わることなく
...
巨大な画面のなかにキミがいる
わたしはあなたをにくんでいません
とてもスキで大切にしてる
そちら側
わたしは全身で
泣いているそばから
涙が雪になって風花みたいに消えていく
体の中心 ...
人に国籍はどこですかと問われれば
宇宙人と応えるしかない
前世にはどの星に生まれたのはわからないし
来世もどの星に生まれるのかもわからない

民族とか宗教の境界線は
ぼくの中で消化されてい ...
万物に作戦はアリ
ヒトにサクセンはアリ
作戦にアリはあり
とかをいうことが
とかをいわれることは
決して ナイ のだと
知らズ
窓からの光を迎えたのでアッタ
わたしをつくったのはだれですか

どうしてつくったのですか

びょうどうとはなんですか

それはいいものですか

わからないことだらけです

わからないままおとなになってもいいので ...
1
僕は勢いよく駆け出した!!

身体が軽い、痛みも消えた
毛並みも艶やかで若々しい

僕は解放されたのだ!

僕は夜の街を走る
いつもの散歩道、僕の街
家の中から地球の裏側まで
...
温泉に入ると
深く広々と湛えられたお湯が
私を首まで飲み込んだ
温泉の広さと深まりを前に
これが私の水位
これが私の容量
これが私の精神
これが私の闇
これが私の歴史
こ ...
神が六日間でこの世を創り
母が十月十日で僕を創った

僕はこの世に産まれ
きっと謳歌する

感情
感覚


匂い
世界
この世の総て

やがて絶対母が死に
多分きっと ...
 
あなたの息づかい

あなたの体温

ほんとはね、わたし、それだけで生きていけるの



 
鯨の遠吠え
骨横たわり
ラッパ吹く
誰がため
月が傾く頃
金色の砂が器から溢れ
胎内に響く
もうすぐだね
もうすぐだね
梟のウィンク
深淵なる森の一瞬
針葉樹の欠伸
我らからすれば永遠に等しく
命が宿るは奇跡に等しい

明星 ...
さり気なき言葉端々に、
乙女惑わす恋の技巧(からくり)。
感づるがまま君見つめ、
感づるはただ罪と密(みつ)。
真冬の園(その)には早すぎた、
不埒な青き春の花。
私からジャンとハイジを取り上げたなら私は発狂するだろう 真白になった
彼女の肌の小川に流れる純粋
くるくるまわった
私には得ることのない美しさ

美しさって
死を内包しているような
気がする
可愛さに絶望
美しさに絶望
比較的後者の方が ...
散歩をしようと思い
外に出た 私は 
北風が来月には吹き荒れていることだろうと思う 
もう 暗かった 外は 
恋人たちの恋に熱を上げていた
路地を通る 人気のない夏の日の思い出された
今は ...
まだビニルの臭いがする五体の人形から初老女の指紋を検出するのにそう時間はかからないと男が笑う。
手袋の内側に付けられた粉はパン屋のそれとは大違いだ。
牛乳にクルミを砕いて入れながら、デリバリーヘル ...
深い空









つらぬいて飛べ
暗い海

...
太陽が大爆発したあの時、僕の頭の中ではゴミ収集車の音楽が鳴り響き、郷愁とは言い難いさみしい気持ちで満たされていた。

燃え盛る破片が隕石となって地球に降り注ぎ、人々の阿鼻叫喚が温泉のように街中で溢 ...
葱鮪汁啜るふたりはもう他人 体内でどんどん増えるわかめちゃんあした天気になりますように いつもより玉葱多く刻む夜あした天気になりますように あやまったら大抵のことはおk
そんな考えでもいい?
そんな気分の夜

まじめに生きないって本を
読みながら風呂にはいろう

どうせ朝がきたら
起きるんだし仕事にいくんだし
はみだして ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レタス俳句015/11/30 20:45
狼煙為平 澪自由詩10*15/11/30 20:41
明日レタス短歌1*15/11/30 20:35
往信もっぷ自由詩515/11/30 20:22
8:00p.m.自由詩615/11/30 20:13
透明になるレタス自由詩1*15/11/30 19:52
尾行高橋良幸自由詩3*15/11/30 19:44
キンタマ王子、ゲゲゲの下痢花形新次自由詩115/11/30 19:42
冬の花レタス自由詩115/11/30 19:16
これはなに?わたし?モリマサ公自由詩315/11/30 19:06
国籍レタス自由詩115/11/30 18:57
ナンラカノ作戦あさかみ自由詩015/11/30 14:32
とくい朧月自由詩315/11/30 11:01
レオ自由詩3*15/11/30 9:22
温泉葉leaf自由詩415/11/30 5:32
赤い微睡みに馳せ秋也自由詩015/11/30 2:28
ほんとはね殿上 童自由詩17*15/11/30 2:27
深海より愛を込めて秋也自由詩315/11/30 2:02
280日間 近くて遠い日自由詩515/11/30 1:58
恋の技巧ケルリ自由詩115/11/30 1:08
マイ・シュタイフもっぷ自由詩315/11/30 1:01
真白瑞海自由詩4*15/11/30 0:45
秋の街角で番田 自由詩115/11/30 0:30
もり散文(批評...0*15/11/29 23:54
無題TAT短歌015/11/29 23:11
ソレイユwakaba自由詩115/11/29 23:10
葱鮪汁啜るふたりはもう他人北大路京介俳句215/11/29 23:04
体内でどんどん増えるわかめちゃんあした天気になりますように短歌015/11/29 23:04
いつもより玉葱多く刻む夜あした天気になりますように短歌415/11/29 23:03
もじどおり朧月自由詩215/11/29 22:29

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