家の目の前が川だから 安心だ
泳ぎ疲れても すぐに家に帰ることができる
天井川沿いに建つ我が家までは
ほんのわずかの距離なので
帰り道は スクール水着のまま 裸足で家に帰る
焼けついたアスフ ...
朝顔のような君の笑顔
「禅ヒッピー」という本の中で
遥かな山並みに目を細めつつ
なだらかな麓の道を、二人は往く
――何だか最高の気分さ、ジャフィー
――日々の道と同じ空の下だよ、スミス
「比較とはおぞまし ...
...
私は昔、フランスを旅行したことがある。私が泊まったのは、安宿だったことを記憶している。当時私は失業中だった。サーチャージ込みで往復四万四千円だった格安航空券を私はHISで購入した。その旅行の一番の思い ...
暗い夜に ...
欲望
それがぶつかる
大義名分をさがす
それはすぐ見つかる
涙
欲望
破壊
涙
再生
それがうつくしかったりする
それをうつくしがれることを ...
通勤途中に猫がしんでいる
そのそばをわたしはとおる車で
みなけりゃいいのに
毎日それをみる
毎日
しんでいるなあとおもったり
ごめんなあとおもったり
なんともおもわなかったり
...
飲んだくれたって いいでしょ?
だって 人間に 生まれてきたんだもの
たまには 飲んだくれたって いいですよね
虫なんかに生まれたなら
夜中じゅう ただ鳴いていなきゃなりません
それか勤 ...
半そでの白さをひとつ武器にして、僕らは夏に向かっていくのだ
不戦とか書き連ねるような思いなど、カレーライスに混ぜてしまえば
ほら、鐘が聞こえるようだ、この日には、この地に、俺ら、めざめゆく ...
時と場所が
選ばれながら
Cigaretteの煙が立ち昇る
日々はどんな天気でも
ずっと続いている
隔離された
都会の喧騒や
夜空の果てでさえ
微かな炎による煙は
あらゆる病気を ...
血も汗も涙も我慢汁も
すべて流し切ったとき初めて
全力を尽くしたと
言えるのではないでしょうか?
ええ、その通り
精液まで出すのは
やり過ぎだと思います
どれだけの言葉を用いても
伝わらないでしょうが
今わたしはとてつもない力で
あの日の時間を刻み込んでいます
すべてを
幸せだとか切ないだとか
そんな表現が陳腐に感じてしまうから
...
描き続けた夢は
水に溶けてゆき
色は薄れて水絵になった
夢なんてそんなもんさ
ジジイババアに
人権なんかない
という暴言には
断固抗議したい
ジジイババアにだって
ある程度の権利は保証されている
何故なら
ここでいうジジイババアとは
歳をとったジジイババア一般の ...
風呂に行こうとすると、玄関先にコオロギ、風呂屋の壁にナメクジ、帰り道にカマドウマを見た。虫に好かれているのか、小雨で少し虫たちがフィーバーしているのか知らないが、 もしかすると地震の前触れで、虫たちが ...
光と樹木が交差する
あの夏の濃い陰りを抜けて
ヤンマゆくよ
感光した記憶の傷痕なぞり
迷える樹海の鬱蒼を越えて
ヤンマゆくよ
うすい双翅に光彩を弾き
風の流れを遡り
この目が耳 ...
太陽から逃げ
砂漠に夜が満ちる
疲れて眠る黒髪を
オアシスの女たちが
優しく梳き解いていく
男たちは横になったまま
闇を見つめて
その音を聞く
唇に夜気がふれ
女たちの頬 ...
貯金箱の底に
去年の赤い夏休みがある
使い切れずにとっておいて
よかった
海に浮かんでる
夜の船から落ちたのだ
手拭いを絞って水を飲む
水温はすこし冷たい
あとどのくらい
生きていられよう?
疲れてただ沈むのか、苦しんで
溺れるのか
潜っても底は見えない ...
二つに一つではなく
二つにして一つ
それが足のうらで生きるということ
とおく球場が夜空に灯っている
町あかりが滲むように澄んでいる
ぼくらは史上最強のまんなかだ
...
女子供を守れない男を
内心軽蔑しているくせに
危険な目には合わせたくないという
だけどよ
危険は何処にだってあるんだぜ
例えば隣人の変態だ
今まさに変態が洗濯物の
パンティを狙ってい ...
私がいないなら、
あなたがいる。
あなたがいないから、
私がいる。
いつも時計のように
交わっては消えていった、
数秒の肌の記憶。
何度生まれ変わっても
告げられな ...
狭くなる階段 明滅する灯り 迂闊に晒した腕が冷え行く
イカ焼きを分け合う二人 唇のおたふくソース言い訳に 吸う
「左様なら」字を確かめて噛み締める 繕う理由なんてなくても
...
夜つかむ指
蒼に凭れ
曇の前の穴
はざま過ぎる鳥
引きちぎるたび
生まれる渦
一点に吊られ
回る星座
夜の裾を浸す銀
すべての星が鈴に鳴り
朝も昼も ...
目に映る風景と
もはや言葉を交換できない
私は風景から情緒を受け取らず
風景も私によって何も証明されない
風景は完膚なきまで破壊されていて
私の視線もその破壊を継続するのみだ
...
「幸せですか?」「はい、幸せです」
言葉にしなくとも伝わる想いあって
言葉にしたら崩れそうな想いもある
でも口にしちゃう
とってもこそばゆくなるのに
「信じます」「後悔します ...
今一度会えるのならば、
今一度聞けるのならば、
貴方の顔を見て、
貴方の口から聞きたい。
まだ体の中には
“貴方の言葉”が幻のように響き、
ゆっくりと、ただゆっくりと
流れ、そして時 ...
夜の空気が
皮膚を貫き
意識・無意識の壁を透過する時
生きていることを感じるんだ
(みんなもそうだろう?)
夢幻を感じることで
生きていける
(みんなもそうだろう?)
怪人二十面相が生 ...
立ち尽くす
散りばめられた屑の中
告げられる心臓の音を
手で握った
止まらないでとただ握った
*あいうえお作文詩
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
川岸
るるりら
自由詩
10*
15/8/31 0:21
或る人に
レタス
俳句
1*
15/8/30 23:52
日々の山路
服部 剛
自由詩
4
15/8/30 23:22
無題
TAT
俳句
0
15/8/30 23:22
春のパリ
番田
散文(批評...
0
15/8/30 23:06
無題
TAT
短歌
0
15/8/30 22:58
平和
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/8/30 21:50
猫へ捧ぐ
朧月
自由詩
7
15/8/30 21:19
秋色夜曲二 <虫の鳴く夜に>
南無一
自由詩
2
15/8/30 21:00
半そでの白さが夏と戦う武器でした
たにがわR
短歌
1
15/8/30 20:46
Cigaretteに灯された火
りゅうのあく...
自由詩
4*
15/8/30 20:11
全国高校ブラスロック選手権
花形新次
自由詩
0
15/8/30 20:00
告白
AquAri...
自由詩
6
15/8/30 19:58
薄夢
リィ
自由詩
0+*
15/8/30 19:41
ジジイババア擁護
花形新次
自由詩
0+
15/8/30 17:56
かなこ
nemaru
散文(批評...
1*
15/8/30 17:55
ヤンマゆくよ
ただのみきや
自由詩
17*
15/8/30 16:31
月は
mizuno...
自由詩
4
15/8/30 15:02
赤い
〃
自由詩
2
15/8/30 14:41
海に
〃
自由詩
2
15/8/30 14:34
足のうらで生きる
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/8/30 11:06
後悔
花形新次
自由詩
0
15/8/30 9:53
はなびら
あおい満月
自由詩
13*
15/8/30 9:03
挨拶
深水遊脚
短歌
2*
15/8/30 8:38
鈴へ 虚ろへ
木立 悟
自由詩
4
15/8/30 8:36
帰り途
葉leaf
自由詩
2
15/8/30 5:01
言葉
斎藤 九
自由詩
0
15/8/30 2:04
整
りり
自由詩
1
15/8/30 1:53
プレパレイション・マスク
ゴースト(無...
自由詩
7*
15/8/30 1:10
鼓動
小日向 ココ
自由詩
0
15/8/30 0:44
1784
1785
1786
1787
1788
1789
1790
1791
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
加筆訂正:
聖域
/
ただのみきや
[15/8/30 11:57]
何文字か修正したり削ったりしました。
3.74sec.