満月を目指して帰宅する
ラジオからは大相撲の話題
1月10日からの初場所が楽しみだ
できることなら
鴨南蛮を啜りながら
相撲が観たい
宝くじを当てたなら
それもできるだろう
今年は仕事 ...
貧乏臭い奴が
貧乏臭いハンドルネームで
貧乏臭いことを書き散らすのが
大っ嫌いだ

貧乏臭い奴は
貧乏臭い奴しかうつらない
伝染病にかかって
絶滅すればいいのに

ただし、貧乏臭い ...
24時間ゆうやけになる SPに守られているユダ聖夜 トナカイを売って最後のクリスマス 第三の月が照らした嘘聖夜 飲み込んだチョコレートが
胃の中でどろりと溶ける
何の役にも立たない甘さ
何の役にも立たない苦さ

悪い夢を見た朝に
汚してしまった下着の色
一日中ついて回る後味の悪さ
標的もいないま ...
   芥子色の北風をついて
       冬至の太陽が
    レースのカーテンに
   無味乾燥の原版として
      いろつや褪せた
  庭木のかげをはりつける
       卒寿と ...
鋼鉄の揺らぎ
電波の囀り
電気信号の連鎖・やり取り

未熟児がギャーギャー喚く
僕らは手を拱いて
そいつを生かそうと努力をする

空が紫色に染まる頃
タバコの煙が寂しく揺れる

...
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
ひととしてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私がどうしてひとであるのか
...
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
ひととしてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私にどうして姿があるのか
多 ...
さいごまで赤くならない実のなかにいっぱいにあるなんにもないたち

さか道を行って戻ってころがって恨みながらもバスには乗らない
ゆうぐれに柚子がいつぱい成っている これまで失った大切なものを
一つずつ数え上げよう
そうだろう
君が今流している涙もその一つだ
渇望していたけれど来なかった
プレゼントの数も数え上げよう
届かなかった手紙の数で ...
私のすべてに帰依するもの。
私から外へ帰依するもの。
消えていく、あるいは、
はじまっていく暗い闇さえ、
今は一筋の光に照らされている。

手にした者しかわからない、
痛みとぬくもりが、 ...
言葉の空には
二本の虹が架かっている

一本は物から伸びている虹
もう一本は心から伸びている虹

二つの虹は交錯し
その部分の色は
一際濃くなっている

そして
物に近ければ
...
夏に
その場所に貼りついて
そのまま
息絶えた
ひとりの蛾が


いつしか淡い影となって
冬には、なくなった


それはありふれた風景だったし
毎年のように
繰り返さ ...
舌戦は凄まじかったし
リング上でもボコボコに殴り合っていた両者が
僅差の判定で 勝者と敗者にわかれ
汚い手で握手して抱擁するときに
がっかりするようなひとと
永遠にゴングの鳴らないリング上で ...
本屋の倉庫で縦横30センチあるかないかのすき間に両足をそろえ腰を下ろし一心不乱にバーコードを読み取っていた 非文明人がはじめてやるテトリスのようにだいたいの本が気を失っていた おれはそのひとつひとつに ... 熱流入、

自らに与えられた円還は
自ら綴じなければならない

神経ノイズ集積としての己
あらゆるノイズに揉まれて

熱流出。


愛・進化
キンタマ王子やすしこと
キンタマ王子清介は
サンタクロースを装って
深夜の民家に忍び込んだところ
薄目を開けて待ちわびていた子供が
大喜びで
抱きついてきたので
その勢いのまま
ブレー ...
晩祷を捧げる夜
聖橋を渡る人々が吸い込まれてゆく
鐘が静かに鳴り響き
賢者を祝う

まるで葬列のように
厳かな夜が果てしなく続く
わたしはわたしの世界を見る
薄ぼんやりとした世界の表情を
いくつもの闇の交わり 
いくつもの光の温もりを

わたしはわたしの世界を見る
とぼけた朝の鋭敏な世界の景色を
悲しみの重なりや  ...
紅蓮の業火が背中を焼き
腹は氷雪の海に閉じ込められている
隻眼の瞳は目指す方角を失い
同じ海域をグルグル周り
砂浜にたどり着くことは無かった
父母の名前を呼ぼうにも
卵から生まれたぼくは
...
ハッピークリスマスイブとまだ
誰にも云っていないイブ
陽光が不安定な
そとを想う

と、光りがこの部屋に訪れた
わたしはしあわせの意味を視る
光りの色は光り色
あなたの骨の、色のその次 ...
自分史にひとつも自慢なく聖夜 クリスマス愛してるわで終わる遺書 実家でもホームシックになる聖夜 おばあちゃんは
クリスマスパーティに呼ばれたからいくといいました

なにを持っていくの?ときいたら
ごぼうを持っていくとこたえた
今朝ほりだしたから
お正月につかえるだろうからと

土 ...
 いまごろになって
         やっと
 起床直後の呪文が 
         癖となった
 仏壇にたてかけた
         亡妻の遺影に
 「おはよう」と
        口 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
鴨好きレタス自由詩115/12/25 19:40
名取裕子花形新次自由詩015/12/25 18:14
恋をするとユッカ自由詩415/12/25 18:08
SPに守られているユダ聖夜北大路京介俳句015/12/25 17:17
トナカイを売って最後のクリスマス俳句315/12/25 17:16
第三の月が照らした嘘聖夜俳句115/12/25 17:16
嘲ける人亜樹自由詩115/12/25 16:21
風の舌 八信天翁自由詩415/12/25 16:20
+1opus自由詩115/12/25 14:47
すみれ(習作)もっぷ自由詩3*15/12/25 11:38
すみれ(即興)自由詩3*15/12/25 11:36
バスはるな短歌115/12/25 10:41
ゆうぐれに柚子がいつぱい成っている俳句015/12/25 10:31
クリスマスの数え歌葉leaf自由詩015/12/25 3:13
コンクリートあおい満月自由詩515/12/25 0:24
キンタマ王子、虹花形新次自由詩315/12/25 0:22
ホロウ・シカ...自由詩4*15/12/24 23:20
荒川洋治の詩を朗読もり自由詩1*15/12/24 23:00
赤いルビ自由詩4*15/12/24 22:35
愛アルカたけし自由詩415/12/24 21:13
キンタマ王子、やすしこの夜花形新次自由詩015/12/24 20:43
ニコライ堂レタス自由詩115/12/24 19:28
リアリズム鷲田自由詩615/12/24 19:15
罪業の果てレタス自由詩5*15/12/24 18:52
ハッピークリスマスイブ 2015もっぷ自由詩4*15/12/24 13:50
自分史にひとつも自慢なく聖夜北大路京介俳句215/12/24 12:41
クリスマス愛してるわで終わる遺書俳句215/12/24 12:41
実家でもホームシックになる聖夜俳句415/12/24 12:41
大地より朧月自由詩215/12/24 11:18
風と光の変奏 ⑤信天翁自由詩415/12/24 9:51

Home 戻る 最新へ 次へ
1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629 1630 1631 1632 1633 1634 1635 1636 1637 1638 1639 1640 1641 1642 1643 1644 1645 1646 1647 1648 1649 1650 1651 1652 
加筆訂正:
すみれ(習作)/もっぷ[15/12/25 14:32]
最終行の冒頭にも試験的に「私は」を追加
すみれ(習作)/もっぷ[15/12/25 14:31]
1行目冒頭に「私は」を追加
4.24sec.