道化師はあした泣く
毎あした 毎あした 泣いてる
膝を抱えて蹲ってあたしの心で場所とって
いつまでも消えてなくならないその
道化師と云えば女の子
かと思えばきょうは老婆
あさってはきっ ...
桜散り 渡りの終わりの キビタキの 羽を休める 秋葉公園
30分後には日常がはじまる
その30分の間に
着替え、顔を洗い、歯を磨き
昨日買ったお茶でも飲みながら
オリジン弁当でかったおにぎりを食べる
そとは慌ただしい
そらは雨模様です
...
オオタカの子育は残酷だ とても見続けることができない
親鳥が仕留めたキジバトを くちばしでつついて解体し
ひなに食べさせるのだが 血がしたたり落ちているのだ
何やら寒気がしてくる 食 ...
沈殿と沈黙の
まだらの模様が
僅かに振動しながら
消えていくまぶたの裏
かすれた声の行き先
天井のすみの薄暗がりに
待ちぼうけ食らった今夜の夢は
濡れ続ける表通りの街灯の ...
初夏の壁際で
午後の日差しを感じとる
静かな 音楽は ただ ラジオから流れている
思い出すのは昔 友達と行った旅行のこと
僕は あの頃 ロンドンにいた
でも テムズ川を 空の中 ...
抱き合ったとて
何も変わらないのだ
そうだ抱き合うだけでは
何も変わらない
問題の解決方法として
抱き合うことは最低だ
現実から逃げ 目を逸らして
それでも抱き合えば
君と ...
水のなかの鐘が鳴る
祈りではなく
怒りのままに
鳴らされつづける
静かすぎる径の
はらわたが響く
光の内の
水泡をほどく小さな指たち
穴の向こうのまぶし ...
数え切れない灰色の砂は
風が吹けば海辺を飛び回り
誰かの靴の中で昼寝をして
寝像の悪い奴は逃げて行く
海で泳ぐ人で賑わう夏は
どこかで砂の悲鳴が聞こえる
人に踏まれて泣き喚く声や
...
善意を信じて生きて行きたい人達に
お薦めのドラマは
クリミナルマインドだ
このドラマをシーズン8まで
ぶっ続けで観ると
周りの人間が
みんな連続殺人鬼に見えてくる
その後は
マ ...
鮎は一年
人生80年
較べてみても変わりはない
それぞれの生を営み
生まれては
滅んでゆく
今は花咲く季節
若葉の繁る季節
人は眩しい季節を迎え
若さを取り戻し
夏を越 ...
夜にしか反省しないから進歩しないんじゃないかな
だけど星だって夜しか光らないじゃん
それから私たちは黙った
それぞれの反省に忙しかったから
二人はこういうときに便利だ
迷子にならないから
明滅がせわしなくてうつくしい
渡されたまま 騙されたふりをして
わたしたち
殺された草を食む
なんという動揺のあとの
なんという静寂
〈たくさん毒を食べるから
たくさん薬が ...
春の日差しに照る光
影と陽の二重音奏は
日常というリズムを奏でている
自然の一つ一つに
咲き始めた根を張る花弁に
青空のキャンパスを渡る一片の白雲に
私達の一つの想いに
無数の生活に ...
「総理完成しました
これが、コンピューター付きブルドーザーの
コンピューターをシミュレートした
人工知能、カクAIです」
「そうかついにできたか
これで判断に迷うことは無くなるな」
...
君のその変色した合成樹脂みたいな脳みそから
濁ってる記憶だけを取り出して
映写機に装填してレトロ上映会を開きたい
僕があの頃の君に惚れていたかどうかなんて
そんなどうでもいいくだらないこと ...
○○君!?びっくりした…
そんなカッコで
急に呼び止めないでよ…
塾の帰りですけど~
一人ですけど~悪い?
喫茶店?私はいいけど
そっちはいいの?
バイト中でしょう…
残り一個だか ...
夏が近づくと、
青空が目に染みる。
遠いはずのあなたを、
こんなにも近く感じる。
あなたは、
私の手首に突き刺さった、
血にまみれた硝子の破片を、
一枚ずつ抜いてくれました。
私は、
...
愛は常温がいい
たまに刺激があってもいい
凍る恐怖も
気化する悲しみも
たまにはあってもいい
でも愛は常温がいい
波はないならないほうがいい
つまらなくていい
くだらなくて ...
ルリビタキ 今年も同じ 公園で 同じつがいの プチ見え隠れ
馬鹿サヨク崩れの
最も許しがたいのは
自分の主張を
正当化するためには
デマゴギーを振り撒いても
平気だというところだ
コイツらは表面上は
良いことばかり言ってるくせに
中身はほぼ ...
金色のドアノブ
回して入る
白い羽毛
一欠片
遥か上からふわりふわり
眺める私
落下というにはあまりに遅く
「あの子も地面に優しく抱きしめられただろうか」
思い耐えがたく去り戻る
土 ...
故郷の日差しは金の光
輝かしい夢の名残日
新郷の日差しは銀の光
傷痕の上を冷たく滑る
故郷の道路には乗用車があふれ
人々の生活で満ちている
新郷の道路には工事車両がいっぱい
...
オオタカや 子育て急ぐ 新緑の頃
「中野ぉ~中野ぉ~でございます」
ぷしゅー…っ ドアが開いたホームには
なぜかお巡りさんが、目を配らせている。
今日は伊勢のサミット最終日 オバマさ
んは広島原爆ドームにて黙祷する――。
...
ウルトラハッピーソーダ飲んで水掛け論で待ってるよ白日
カゴメみたいな踊り子がわんさかいてなんだか居心地悪いので昼寝
醤油ラーメンは最高だ醤油ラーメンは最高だなんたってラーメ ...
路面に、跳ねた
鳥の糞すら
書家の一筆の如き、あーとだ
――この世界は
詩に充ちている
腹話術専門学校卒業と思えないほど口動いてる
原子力空母の上に寝転んだ恋にやぶれた女がひとり
膝の皿割る割るマンも休日は家族サービスしてるパパです
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
道化師のシナリオ
もっぷ
自由詩
2
16/5/30 10:10
キビタキ
st
短歌
0
16/5/30 9:40
日常の30分前
枝
自由詩
1*
16/5/30 8:51
オオタカの子育は残酷だ
st
自由詩
1
16/5/30 6:23
「そしていま、最後の曲が消えた」
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
16/5/30 2:18
パセリの花
番田
自由詩
2
16/5/29 23:42
君を抱いたら
蜜 花
自由詩
0
16/5/29 23:13
夜を訪ねて
木立 悟
自由詩
12
16/5/29 21:14
シェルター
ミナト 螢
自由詩
1
16/5/29 20:40
シーズン8
花形新次
自由詩
0
16/5/29 20:36
路
レタス
自由詩
3*
16/5/29 20:35
反省会
朧月
自由詩
3
16/5/29 20:19
窒息する
伊藤 大樹
自由詩
1
16/5/29 19:47
忘却
鷲田
自由詩
1
16/5/29 19:41
カクAI
イオン
自由詩
0
16/5/29 14:20
イレイザーヘッド
wakaba
自由詩
1
16/5/29 13:24
最後の一箱
しょだまさし
自由詩
0
16/5/29 12:17
文月
あおい満月
自由詩
2
16/5/29 12:00
愛は常温がいい
蜜 花
自由詩
3
16/5/29 10:54
ルリビタキ
st
短歌
1*
16/5/29 10:31
死ね!デマゴギスト
花形新次
自由詩
0
16/5/29 10:22
兵士たち
秋也
自由詩
1*
16/5/29 10:22
新郷
葉leaf
自由詩
0
16/5/29 7:34
オオタカ
st
俳句
0
16/5/29 6:25
中野~高円寺探訪記
服部 剛
自由詩
2
16/5/28 23:59
自由律です(*’笑’)
水宮うみ
短歌
0*
16/5/28 23:32
路面の文字
服部 剛
自由詩
1
16/5/28 23:10
腹話術専門学校卒業と思えないほど口動いてる
北大路京介
短歌
1
16/5/28 23:07
原子力空母の上に寝転んだ恋にやぶれた女がひとり
〃
短歌
2
16/5/28 23:07
膝の皿割る割るマンも休日は家族サービスしてるパパです
〃
短歌
0
16/5/28 23:07
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1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
加筆訂正:
四
/
もっぷ
[16/5/29 16:32]
句読点をすべて取ってみました
ヘビトンボ
/
ただのみきや
[16/5/29 1:35]
さらに誤字脱字修正しました。
ヘビトンボ
/
ただのみきや
[16/5/29 1:07]
さらに誤字脱字修正しました。
4.41sec.