真夜中にそれは月だよ。グラビアの雑誌から顔あげわたしに気づく
なんもない。なんもないからコンビ二の袋を捨てずに守ってしまう
わたしだけ日焼けをしないこの夏だ twitterで ...
別に
何て言わせない
そんな気迫を顔から感じるんだけど
足はガクガク
その10分後、
彼がそんな歴史的なことを
成し遂げるなんて
この時はとてもじゃないけど
わからなかった
「あ ...
隠れて泣いたら負けた気がしたから
誰より笑ったら胸が痛かった
いつも何かと戦う僕らは
見失う事で自分を救ってる
けれど今夜は楽になるより
深くまで内側 見つめていたい
二人の違いは何だ ...
演奏会の時には一番後ろの椅子のままで私は終わりました
初秋の朝、風が窓辺に腰掛けて静かに凪いでいる
この白髪はさぞ目立ったことでしょう
彼の故郷のみずうみは人知れず朝陽に煌く
家族たちはいった ...
人間の空は 何かぶつぶつ言っている
本当は 黙っていたいのかもしれない
心の背中が ちょっとかゆいのかもしれない
もう たまんなくなって
掌を広げてみたんじゃないだろうか
...
幽霊になった幼なじみが働いているという
屋敷の廊下の先にしらじらと明るい一室があって
布団や卓が散らばる中で待っていると
いつのまにか差し向かいに座っているようだった
しばらく会わなかった ...
告白に蜩だけが答えけり
言い訳の大きな声や蝉生る
ペコちゃんの揺れ続く顔秋の蝉
あの言葉には
色々な感情が
織り交ぜられる
嫉妬
羨望
咀嚼
思惑
疑念
その どれ一つを取っても
前向きなものが無いと お思いか
それも 致し方あるまい
大衆的 ...
自慰を食べた
ガーティパイに対抗したくて
ドゥーもしたくて
蜥蜴王にも成りたくて
変だと思うが
ピンク運に巡り合う
揉む部位に戸惑い
グラスを掲げても
満たされぬ思い
広告がたくさん ...
妙な音に シロクマ親子がそらをみあげると
ほうきに乗った魔法使いがみえた
(おや シロクマがいる ここは北極か また間違えてしまった)
(ペンギンにあいに南極へ飛んだつもりが 間違えた)
( ...
*** 月見草 ***
夜の空き地をさまよい みえかくれする月光のゆらめきが
月見草にとどく頃には 夏の夜空は星影で満ちている
だれもいない ひろい空間 ...
今年も夏が終わろうとしていますね
シュノーケルが必要なほどの湿度、景色はヤカンの湯気の向こう側のようで、いかにも夏の、うだるような暑さが支配している季節です
膝の裏に伝う汗を感じて
そういえ ...
風という漢字の中に虫がいる
人の心に吹く風の中には
寂しがりという虫がいる
できるだけ頑張って、できるだけ
それができたら目一杯、目一杯
もう少し精一杯、君ならできる精一杯
そうやって最後には力一杯、
力一杯に引っ張った気持ちが
引っ張られた気持ちが
掃除機のコン ...
つながらない
つながらない
つながらない
きこえない つながらない
きこえない
きこえない
とどかない きこえな ...
あのね、ただ君がそこにいるだけで
気持ちがぱっと晴れる人もいるんだよ
あのね、ただ君がそこで微笑うだけで
あったかい涙がこぼれる人もいるんだよ
あのね、僕はこう思うよ
たとえ今つらくても
...
まどろみのなかであえいでいる
ぼくはちいさな羊飼い
羊を牧さなけれればならぬ
世のなかは勉強しないとみとめられない
生きているだけのローテーション
生きがいを見つけるため ...
この窓から
杉の梢の 老いた枝が何本も
風で揺れているのを見た
生きてるみたいだった いつも
枝の間を透かして
鈍く光る雲と 色あせた青空が
微塵になっていた
昨日がまた昨日みたいだ ...
これから、残りの人生の時間が、
どれくらいあるにせよ、
読める本の数や、聴けるレコードの数を、
どう埋めてゆくのか、ということについて、
これから、すこしずつ、すこしずつ、
考えていきた ...
一枚の写真を見せられた
それは遠い昔図書館の一番厚い本にこっそり挟んだ手紙のように
言葉にできない秘密を乗せたまま沈んだ船の位置を示すブイのように
暗い忘却の地の底へ一条の光の震える糸の繋がりを ...
きみがクロと言うからわたしはシロと言う、どちらも七色からはみ出すくせにどうして白黒つけなきゃならないの。雨が上がって虹が出て、目を黒白させたきみは口を尖らせて、それを両手でつまんで伸ばすからアヒルみた ...
君は心に 今こっそりと なにを隠したの
僕はそれに触れたくて 両手伸ばして 届かなくて
カラの両手で ひさしを作って 睫毛の先に
まだ触れない未来を そっとゆっくりと覗いていた
俯いた君が ...
大きく息を吸って
止める
止めたまま
しばらく
まだ
止めたまま
我慢ではなく
痩せ我慢ではなく
自分を試すのではなく
限界を知るためでもなく
まだまだ
もう少し
止めといて
...
列車が出る直前
ホームに目をやると
これまで出会った人たちが
一人残らず見送りにきていた
家族や友人は勿論
ほんの短期間関わりのあった人たちや
仲違いをして音信不通になった人たち
亡くな ...
夕方に駅を一つ分歩く
川が二つ並んであってその一つ目の橋の真ん中に
新品ってわかる綺麗な赤いヒールが一足
だんだん辺りが騒がしくなってきて
赤い靴を見てるのは私だけじゃないって 我に返る
そ ...
兄がいもうとをおぶってはしる
空にくるさいごの夜にてらされ
町や人を巻きおおう紅い霧がまう
木と紙の家をすばやい蛇がはう
あけて通りには誰もみとめない
ぬがれた帽子の散らされたかげ
...
どうして「ネギよりもキャベツ」なのか
という問題を論じあっていたキュウリたちのうちの哀れな一つは
熱心に考えすぎて周りから意識が逸れるほどだったので
気がつくと食卓への梯子はすっかりと片づけられ ...
ほんまは祇園祭の笛が聞こえる七月頭に帰ってきたかってんけど
宵宵宵宵宵宵宵宵山ぐらいの時期に
公民館から流れてくる笛やら太鼓の音を聞 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こわいって呼んだこととか
初谷むい
短歌
5
16/8/23 0:01
to do
opus
自由詩
1
16/8/22 23:56
今夜は預けて
颯太@
自由詩
0*
16/8/22 23:21
みずうみに漣を
もっぷ
自由詩
2*
16/8/22 23:07
心の空
尾瀬の色
自由詩
1
16/8/22 22:57
おんぶる
春日線香
自由詩
2
16/8/22 22:43
告白に蜩だけが答えけり
北大路京介
俳句
0
16/8/22 22:10
言い訳の大きな声や蝉生る
〃
俳句
0
16/8/22 22:10
ペコちゃんの揺れ続く顔秋の蝉
〃
俳句
0
16/8/22 22:09
亜の門
藤鈴呼
自由詩
2*
16/8/22 10:42
意欲
間村長
自由詩
2
16/8/22 7:47
ペンギンとシロクマ 魔法のメルヘン
st
散文(批評...
3*
16/8/22 6:55
月見草
〃
自由詩
1*
16/8/22 4:25
いつか、夏の日
青の群れ
自由詩
5
16/8/21 23:25
風の中に虫がいる
イオン
自由詩
2*
16/8/21 22:26
コード
縷々流 縷々
自由詩
0
16/8/21 22:20
雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ
AB(なかほ...
自由詩
6*
16/8/21 21:53
あのね
颯太@
自由詩
1*
16/8/21 21:39
ぼくはちいさな羊飼い
fujisa...
自由詩
1
16/8/21 21:32
この窓から
オイタル
自由詩
3
16/8/21 21:21
苦しいときほどいい歌に出会う
はだいろ
自由詩
3
16/8/21 21:06
ニュープラン
ただのみきや
自由詩
4*
16/8/21 20:39
雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ/即 ...
こうだたけみ
自由詩
4*
16/8/21 19:42
真夏の太陽
颯太@
自由詩
0
16/8/21 19:01
息を
坂本瞳子
自由詩
2*
16/8/21 19:00
流星列車
やまうちあつ...
自由詩
2
16/8/21 18:08
一足
もっぷ
自由詩
1*
16/8/21 17:55
きおく
soft_m...
自由詩
1
16/8/21 16:50
ネギよりもキャベツ
もっぷ
自由詩
1*
16/8/21 15:49
京都市立銅駝美術工芸高等学校彫刻科
TAT
自由詩
3
16/8/21 11:20
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
3.69sec.