うずくまっていた
卯の花月がながされて
田の草月にめざめるとき
老残は猫背を反りかえし
両手をかざして
なかぞらに満ちあふれる
かぜとひかりと星をま ...
雨の今朝 町を歩く
レインコート、長靴そして傘
二十分ほど
鴉すらいないがさびしくもない
二時間ほど経っていま
ふと私はなにを思っていたのかと
歩きながら 私はなにを
と、とぼけてみ ...
だまされても
裏切られても
失恋しても
泣けないのに
同情されると
泣けてしまう
見頃のはずの桜を散らす雨
僕等の体にも雫をこぼし
明日に備えてと帰宅を急ぐ
待ち合わせの朝に受け取る電話
君の枯れた声で風邪だと気付き
見舞い帰りの路地裏に咲いた
小さな綿毛をくし ...
私は来年の初夏の青空の下
この身体を保ち続けているだろうか
貴方と買い物をしたり 食事をしたり
笑いあったり ふざけあったり
本当は野良猫も 飼い猫も 動物はみな嫌いなのだ
アレルギー ...
ガンジーでも死ぬレベルの悲しみ。光の雨乞いがバッサバッサと倒れては咲く
猛然と食らいついた肖像画に基盤を食われた。Ξあなたは一次元の住人だ!「Ξあなたは二次元の住人だ?「Ξあなたは零 ...
私の
戦士たちが
落ちてしまう
バラバラと
倒れていく情熱
悩ましい夜の続きは
欠けた月が見ていた
夜に頼らない生き方を
長いあいだ望んだ
満ちた口は
夜を黙らせるから
両手を広げて太陽の下に出たのに
どうしてなんだ
どうし ...
【鮮やかな汽車】
-0-
一生懸命生きていたって
だれも気にしないのよ
わたし何処へ飛んで行っても
あなた関心がないのよ
綿毛ひとつ舞って
それとおんなじ命なの
- ...
この際はっきり言うけど
言葉とかマジで無意味やからw
どんだけ思いを口にしたってどーせ都合の良いようにしか伝わらへんし
どんだけちゃんと整えてラッピングして両 ...
「おとなりよろしいですか?
おとしものをひろいました。
おとどけしたいとおもい、
おとずれてみました。
おとなりよろしいですか?
おともだちになりませんか?
おとぎばなしみたいなゆめのかけ ...
間違ったことがまかり通るこの世知辛い世の中で
正しいことをしようと努めても
誰にも感謝されないどころか嫌われる
それぐらいのことは分かっている
吐き気を催すほどの正義を振りかざし
友と呼べる ...
長坂の
途を巻いて
舞い降りた天使は、
寄せ波引き波に気を合わせ
光の響きを七色の虹に変えて
足早に石灰岩の舞台に水を打ち
消え逝く人々の祈りを聴き取る。
独り独りの限界と可能性、 ...
これは悪意なのか
単なる敵意なのか
ただ凹むだけだ
剥き出しになった
露わな感情に
なぜだと今更聞かない
ただそうしたいから
そう言ったのだろう
私では考えられない
執拗 ...
世界は
不思議
と
矛盾
とで溢れている
正しい事
間違った事
右に行くのか
左に行くのか
悩むだろう
...
出口のない迷路を、
指でなぞっていく。
なぞるほどに指は増えて、
鉛のかたまりになる。
そんな道を、
幾度辿っただろうか。
いつも行き止まりがあった。
越えようとするほどに、
高くなる ...
レームダックの
オバチャンが来るからといって
70年前に被害に遭った人達に
注目が集まり
つい最近被害を受けた人達が
忘れ去られようとしている
クソマスコミは
オバチャンが帰ったら
思 ...
それは突然やってきた
足のない君が僕の前に現れた
もう記憶の隅にいた君が今は目の前にいる
真っ暗だった。頭の中
どんなに見ても馬鹿ばっか
癒してほしい。口ばかり
本当の癒しは、愚痴なの ...
夫の頭を殴って
殺害するのに使った
バイオリンによる演奏を
聴いたことがある
その音は
夫の悲しみのようにも
妻の怒りのようにも
聴こえた
しかし何故
夫の頭蓋骨を粉砕し
...
もう夏の野菜たちを食べている
君たちを育ててきた人は
どんなふうに思うだろうか
皮を剥かれて
切られたり叩かれたりして
木のまな板の上で
内側まであばかれる
まだ初夏なのに、ね
...
仕事が終わり
公園にひとり
子どものころに
遊んだままの
こんな夜更けに
遊ぶものはない
呆然と立ち尽くす
ブランコと滑り台
季節が変われば
風が変わろう
水のように
私 ...
優しい花々に包まれて
長閑な景色が広がる畑に裸の女達
オブラートに包まれた世界を切り裂いて
奇異な世界を描く画家が独り
快楽を貪りながらキャンバスに色を付けて行く
...
沈黙の陰影の深みから
浮き彫りになるある形姿は、
外から感覚に訴えかけながら
内から感情を揺さぶるある造形。
流出しながら凝集し
力を超えた力の木霊が、
過剰に常に過剰に反響し
ある ...
清楚である姿を評価されるあまりに
欲望を抑えつけられたヴァージンガール
キモイだのうざいだの言われたくないから
いつもいつも誰とも言葉を交わさない純白のチェリーボーイ
知りたくないこと ...
あなたに枷をつけて
シから遠ざける
まるで小説みたいな
そんな曇り色の日
あなたは死んではならないし
幸せにもなれないのよ
そんな枷をつけて
世界に放った
帰っておいでなんて言わない
...
優しさいっぱい脳みそに詰め込んで生まれてきたので、優しさを拾い集めながら生きていかないといけない。ぼくたちはただ恋がしたいだけのこども。
恋に恋する恋人に恋した。月が愛情込めて愛して ...
覚醒した
と思ったのも束の間
またもや睡魔に襲われる
何故こんなにも寝てしまうのか
やらなければならないことは沢山あるのに
焦りはしないけれども
気持ちがぼんやり
否、ふんわりとしている ...
一日中降りつづく雨が
重い布のような空気となり
肌にまといつく夜中
車が通るたびに悲鳴を上げる水たまり
風が吹くたびに雨粒で鳴るガラス
シャワーを浴びたばかりの身体はすでに汗 ...
欺瞞と虚無の 忘れられし國
頭上に輝く まやかしの王冠
信者という名の 偽りの民
降り注ぐ賛辞という名の 虚構
虚像でしかない女王は
甘美なる教示で
無知蒙昧な城を築く
髪の存在を信じることは
オカルティックでも何でもなく
論理的に言って正しいのである
もし、あなたが
髪の存在を信じずに
死んだあと
地獄に行ったとしたら・・・
後悔するなんてもん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
望郷(八)
信天翁
自由詩
3
16/5/27 10:03
傘
もっぷ
自由詩
2
16/5/27 10:00
泣けてしまう
佐白光
自由詩
1*
16/5/27 8:19
薄紅の風
ミナト 螢
自由詩
1
16/5/27 7:38
完璧な星空
星丘涙
自由詩
3*
16/5/27 5:42
自由律ですΖ(・Δ・)Ζ
水宮うみ
短歌
0
16/5/27 4:09
落城
ガト
自由詩
1*
16/5/27 3:14
Vampire
〃
自由詩
2*
16/5/27 3:09
鮮やかな汽車
縷々流 縷々
自由詩
2
16/5/27 2:01
言葉以上の思いを伝える術を敢えて言葉にして
少年(しょー...
自由詩
1
16/5/27 0:21
紡音(つむぎね)
〃
自由詩
1
16/5/27 0:15
ドリーマー
坂本瞳子
自由詩
0*
16/5/26 23:47
使命
ひだかたけし
自由詩
4
16/5/26 23:18
想定外の対処法
文字綴り屋 ...
自由詩
2
16/5/26 22:45
「 人生 」
椎名
自由詩
0
16/5/26 22:39
水無月
あおい満月
自由詩
2*
16/5/26 22:19
リメンバー熊本
花形新次
自由詩
0
16/5/26 21:10
ポエトリーラップ「Loveソング」
独奏
自由詩
0
16/5/26 21:07
ラリルレロラリ「バイオリン」
花形新次
自由詩
0
16/5/26 20:14
初夏の出来事
崎山郁
自由詩
2
16/5/26 20:14
大人も祈る
やまうちあつ...
自由詩
2
16/5/26 18:55
春が逝く
星丘涙
自由詩
0*
16/5/26 18:12
造形未知
ひだかたけし
自由詩
2
16/5/26 12:17
穢れ無き、汚れのススメ
少年(しょー...
自由詩
1
16/5/26 12:06
枷
縷々流 縷々
自由詩
0
16/5/26 11:19
自由律です(>_<)
水宮うみ
短歌
0*
16/5/26 10:38
覚醒
坂本瞳子
自由詩
0
16/5/26 1:05
雨がまといつく
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
16/5/26 0:48
楼閣
平沢ちはる
自由詩
0
16/5/25 23:01
地獄ハゲ
花形新次
自由詩
0
16/5/25 22:04
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
加筆訂正:
不法投棄地帯
/
ただのみきや
[16/5/26 6:27]
誤字修正しました。
4.49sec.