知らないあの子。知ってる私
話せるのは知ってる私
知らないあの子には話せない
目を見てなんて会話にならない
あの、えっと〜、あれ、
顔を赤く染めて言葉にならない
子どもならそれでもいい
...
夜間にバタンバタンと 階下で扉を
開けたり閉めたりを繰り返す父の扉
私が玄関の扉を開けっぱなしにして遠方に去ってから
ずっと開いていた 扉

帰省する毎に 小さく細く白く可愛く寂れて ...
鎖骨を引き抜いて、
あなたの喉に刺してやりたい。
乳房をもぎ取って、
あなたの口に押し込んでやりたい。
陰部をくりぬいて、
あなたの尻に捩じ込んでやりたい。

俺のオナニーを ...
トランプと言えば
ババ抜きだ
ババアと言えば
クリントンだ
そんなこんなで
二人は結び付いている

ババアでヌキたい奴がいる
DMM.COMを覗いてみれば
一目瞭然だ

ババアだ ...
アスファルトを血に染めて絶望へと転落してゆく
  未来の夢と希望が一瞬にして消え去ってゆく

   ノーブレーキのキラーマシーン クレイジーマシーン
  
  誰がおまえを生み出したのか 快 ...
破壊されそうな心かばいながら

崩れ破落ちて行くこの身体

せめて受け止めてください

黄泉に落ちて行く感覚の中

もがく午前零時過ぎ

鼓動が高鳴り 口が乾く

細い指に絡み ...
細胞が代謝するように
世界は常に変化してゆく

愛されようと愛されまいと
その変化はかわらない

そのなかで安定した日常を
維持しようとする本能と知恵が
文明と文化を支えているが

...
白い波に足をひたして
海に走り込もうとするこどもをつかまえる

波に洗われる砂のうえ
何かの記念の石碑みたいに
ぽつんと残される丸い石

背の立たない輝く水に浮かび
ようやく息を継ぎな ...
(ひとこともしゃべっていない)この歌集にわたしの歌ははいっていない

デミグラスソース一滴一滴と逆さに振った瓶の底から

腹ぺこだ。でも間違えたしゃっくりが空いた空いたと鳴り止まなくて

...
ねえねえあれは何
 
あれかい あれはバカな人間たちが
この神の世界を知ろうとして バカな考えをしている館さ

へんな部屋が3つもあるよ  1つは実無限とかいう部屋
もう1つは可能無限とか ...
飼い猫は掃除機の音に興奮し掃除が終わるまで落ち着かず

愛媛には猫ばかり住む島があるもてなすように人に近づく

土筆摘み出来る場所が減っていくアパートぱかり建ち並ぶ町

道端で出逢った猫が ...
お兄ちゃん
お兄ちゃんあのね

後ろをついて歩いたちっこい妹が
男に振られたんだって

お前だけは幸せになれよって
あれだけ言ったのに
嫌なことなど

いつも
幾らでも
側にあるから
気づかないで生きたりも出来る

大人になると
不条理にいちいち驚かない

透明な何かが
濁ってしまったように見えるけど
違う ...
猫の中に
自由の意味を見て

その意味を知るから
猫が好き

自由は

空間でもなく
時間でもなく
行動でもない

小さな額の中の無限だ
色色の事を求めた先に
空の瓶を拾うのだ
きわめてかなしい瓶の先には
またきっと色色が落ちて
重たい重たいと転がりながら
いつかもこんなふうに
身体じゅうを空にしたことを思いだす
21世紀の
先進国と呼ばれる国で
熊に食われて死ぬのが
(しかも山菜採りをしている最中に!)
同じ死ぬでも
一番嫌な部類に入ると思う

そして
二番目は蜂に刺されて死ぬことだ

ゲ ...
背中にへばりついて取れなくなった
アノマロカリスは気付けば苔むしながら
僕を覆う全身の鱗のようになって
まるで貴女を忘れたみたいに
背だけが伸びた針葉樹を
なぎ倒す最後のダイナソーに
なっ ...
#うねるかみのけ
よく光る首筋はひとえに
私が証拠をつけるための場所を
本能的に知らしめているのであって
私の雨に濡れた畝る髪の毛は
少しずつ海のにおいを残しては
あなたの頬をなぜるな ...
              160613
ヤバイという言葉から
夜這いを連想する者と
キモイの姉貴分と思う者
ルール違反と思う君の手下
些細な違いを拡大鏡で覗く
ルーペという文字が浮 ...
捻くれた心は
雁字搦めになって
素直になるなんてことを
とっくの遥か昔に忘れ
打っ棄って
葬り去って
重い蓋を被せて
錘を付けて海に沈めて
忘れたことにしたい
朝焼けに染まりながら、
熱いシャワーのあとで。
あなたと、
ミルクの海で絡まりあう感触。
少しつめたいシーツに、
バラが咲いていく。

どうか、
激しく優しく、
強く深く、
私のな ...
わたし、
根なし草に
転がる石
つよいつよい風に
笑ってひらめく柳の枝葉

だれか、
土に据わり花を咲かせ
苔むしてふかみどり
ずっしり受けとめ
ある日倒れゆく樫の木

わたし ...
喉を失くした
もう言葉で潤えない
どんな綺麗で優しい言葉でも
空腹を満たすことは出来なくなった

おいでよ
もう誰も信じなくていい
どこからともなく聴こえてくる
もうひとりのわ ...
母音響く思考の界に
  魂の舞い戯れ
  子音は均衡し
この物質の界を司る



あああ
ううう
あおいソラ
     
     おおお
     えええ
     えい ...
縄ならば千切れぬだろうこの赤が糸であるのはせめてもの誠意 桜の蕾が開いていくその季節はあの時とまるで同じ
無邪気なあの娘に初めて下着の中身を見せた時の感覚
小部屋を占領するダブルベッドの上はあまりにも不安定で
羞恥心とその先への恐怖をあどけない好奇心 ...
#わたしの本音
ニーチェも知らないやつが、
わたしの太ももを見ながら
今日はどちらまで、なんて
抜かすもんだから
わたしはもう髪をドライヤーで
乾かすのもやめたし、
神様を信じること ...
明夫は雅子を愛している 片思いだ
今日こそはこの愛を 打ち明けようと決心した

雅子に逢う為に その家の前で
出て来るのを待っている やっと出てきた

その後を追いかけて行く ところが不思 ...
コウノトリ卵か赤子かキャベツの畑シチューのニンジン余所の星から


カタカナのルビはいやだよひらがなでぼくたち鴉を読めない子には


かあさんはカケスだったといま知った道行くヒトがそう云っ ...
いつも言うね
「私はあなたに何もできない」って
そうかな?
ホントに何もできないなら「何もできない」と感じることもできないんじゃない?
それに君はさっき僕のしょーもないバカ話で顔をしわくちゃに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
失恋「2」独奏自由詩116/6/14 22:42
為平 澪自由詩5*16/6/14 21:05
あおい満月自由詩0+*16/6/14 20:52
なんだかおかしい花形新次自由詩016/6/14 18:52
殺人車(殺人者)星丘涙自由詩2*16/6/14 17:24
今夜こそ自由詩0*16/6/14 16:57
コロッセウムにて梅昆布茶自由詩316/6/14 9:41
遊泳禁止区域佐々宝砂自由詩10*16/6/14 9:02
きっと手を動かしたり脳細胞を殺したりするほどの対価は得られな ...ピッピ短歌5*16/6/14 7:27
パラドックスの館st自由詩0*16/6/14 7:04
夏川ゆう短歌016/6/14 5:24
ガト自由詩1*16/6/14 4:07
伏流水自由詩3*16/6/14 3:42
Gato自由詩3*16/6/14 3:32
色色はるな自由詩316/6/14 0:29
嫌なこと花形新次自由詩116/6/14 0:26
化石梥本 サハラ自由詩316/6/14 0:16
純血種自由詩116/6/13 23:21
夜明け前ゆらんゆらんとメロンぶら下げ青白のスカイツリーよ何処 ...あおば自由詩3*16/6/13 22:34
なんのことだ坂本瞳子自由詩016/6/13 22:09
旅人たちあおい満月自由詩116/6/13 20:50
田中修子自由詩5+*16/6/13 19:12
渇き乱太郎自由詩13*16/6/13 13:40
思考シ.04(改訂)ひだかたけし自由詩116/6/13 12:59
縄ならば千切れぬだろうこの赤が糸であるのはせめてもの誠意フユナ短歌116/6/13 11:06
spring pringlesアタマナクス自由詩2*16/6/13 10:11
神様を見守る会梥本 サハラ自由詩316/6/13 10:06
古代のパラドックス st自由詩2*16/6/13 5:13
「トリ・トリップ」 一〇首もっぷ短歌4*16/6/13 3:14
消えずの実少年(しょー...自由詩116/6/13 2:08

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