味のないガムを噛み続けることは
しんどい
ぼくの毎日は
味のないガム
アゴが鍛えられてるけど
殴られることもない
玄関扉の前で
10分も うだうだしていた
いったい何のために
鍵 ...
ああ 蟻の体で
君の思考をあるいたら
どんなに気持が良いだろう
意味や理由から赦されて
わずかでもたしかな重みをもってあるいたら

でもこれは
ぼくの罪で
いつまでも脳を出ない
...
岬洋子を知っているか
あの美しい女を
肉欲を体現したかのような
しなやかな肢体
長い睫毛に
繊細な細長い指は
透き通るほどの
白い肌に覆われている
滑らかに歩を進め
黒髪をかき上げる ...
ひとはかくことでしか、解消されないものがある、じぶんはじぶんいがいにはなれないんだ、じぶんはじぶんでしかないだ、じぶんをさがしたってじぶんいがいになれるわけじゃないか、じぶんをさがしたってじぶんいがい ... 聞きたくもないのに聞こえてくるのはどこかで誰かが誰かを殺したただの拐っただのっていう義務だかなんだか知らん抑揚のない流暢な声ばかり

昔意味もわからず聴いた歌に紡がれた言葉は、紐解く時を迎えてもな ...
寂しいなんてもんじゃない
悲しい苦しいってそれは嘘だ
横断歩道の歩行者信号がいつまで経っても赤いままみたいなやつ
突っ切るどころかまわり道もできないみたいなやつ

酒の良さはわからないし、わ ...
もしも願いが叶うなら……
そう、もし神様がいてなんでも願いを叶えてくれるなら……

汚れたい

服の生地の色が分からなくなるくらい
なんならもう服なんて着ていられなくなるくらい

もっ ...
菩提樹の下をすぎる風
樹から樹が
葉から葉が生えつづけ
花のように鳥を囲む


火に息を吹きかけて
朝までつづく夜を描く
指と同じ大きさの火
曇の奥の月をひら ...
空に、
夜のとばりがやってくる。
道に、空の足跡がおちている。
おびただしい、
黒い足跡だ。
私はその、
息絶えた鴉の死骸になった、
足跡のなかを進む。

先がみえない。
火酒をい ...
心は無防備な壁のように
何も言わずに建っているけれど
音も立てぬまま剥がれてゆくのは
真っ直ぐだった僕の懐かしい声

ずっと一人で戦って来たんだ
ずっと一人で隠して来たんだ
...
退陣間近の大統領が
記念にボタンを押してみたくなったとしたら
大統領になったということの他に
取り立てて成果を上げられなかった男なら余計に・・・

本気で
そんな心配をしている
ラリルレ ...
割れ目が口を開く
唸りを上げて滴り
蕩けるキャンディー
眉間に皺寄せ叫び悶え
微細な重層亀裂ノイズ
脳髄に充満し滑走し始める
破滅に向かう忘却のグルーヴ 
発情する爆発する幻想のケダモノ ...
ありのままを亡くしてあるがままに着飾ろう。帽子は薄い頭蓋骨の軟体


二階から落ちるのと空から墜ちるのとどっちが痛いだろう。天使は梯子を使う


非常ボタン押したら世界は鳴り止む。非常 ...
重苦しい
塞ぎがちな毎日を
扉を開けたくて
もがいてはみるけれど
光を求めて
彷徨い続け
前へ上へと
向かっている
つもりではいたけれど
どうやらここは
奈落の底らしく
これ以上 ...
心を見せ合う相手が居れば
何処へでも行けるような気がして
頭上を横切る飛行機を見れば
何処かへ行こうと未来を作る

確かめたかった声が離れても
思い出を巻き戻す事もなく
確かめてみたい声 ...
美少女のあの子
みんなの悪口言って人気者
真似して悪口言ってみたら
わたしはなんでか悪者に

笑顔のあの子
いつも下品なことばかり
それでもみんなの人気者
真似して下品してみたら
わ ...
祝祭は終わった撮影が終わるように
ビジネスが始まってる街に雪が降る

もうインディアンは見失ったブランケットを捜さないだろう
トンキン湾に展開した第七艦隊は着弾しないミサイルを満載して

...
本当に大切なものだけを
本当に大切にするって
難しいことですね
あなたがそう言った
皮肉でしょうか

本当に大切なものだから
本当に大切にしてよって
あなた本当はそう言いたいのでしょう ...
有機的な汚れを拭い去られ
白い月はやはり月なのだな

手の届かないほどよい宙空に
ふんわりきりりと存在している

ちょっとした手順の間違いを
指摘されそうなでもやさしく
流してくれそう ...
過ぎ去った過去振り返ることはせず自分の今を輝かせる愛

水面に映り込む街キラキラとした輝きが同時に揺れる

少年の心で周り見渡した偏ってない考え膨らむ

肌寒い冬の海辺で頭冷やす喧嘩の後の ...
ぬかるんだ草むらに
芋が一つ転がって
そこに獣が蹄をたてる

水を張った水田に
金色の稲穂
そこに人々は鎌を入れる

気付けばいつも
あぜ道を歩いている
今日もあぜ道を歩いて
あ ...
雨は降る
飽きることを知らず
止むことを知らず
上から下へと

雨は降る
行く先にあてもなく
行く先も定まらず
粒から粒へと

ずっと何も決めずに
ぐちゃぐちゃに混ざっていく
...
{引用=

ねえ、でぶでぶ
神様は毛がないってホント?
みたことある?










ねえ、でぶでぶ
にがいって字書ける?



でぶでぶの字って
うさ ...
猫のうたをたくさん描いた日日
束の間のしあわせと平和をしる
それをしるすよろこびが 実は
のちに癒せない痛みとなっても

そのことである
そのことである
そのことである
猫はもういない ...
見えないものを探してる
見えないから探せない
探しものは何?
僕の手に入れたものは
僕の目には何が映るの?
みんなには何に見える?
僕の目には何も見えない
何を探していたの?
目に見え ...
君は私の足元にいる。
歩むたびに君は、
どんどん細かくなって殖えていく。
君の一人が、
私の脛を這う。
君は私の毛孔から、
私を引き出して、
私を裸にする。

纏うものがなくなった私 ...
たからものを傷つけて

愛してる夢をみた

明日 明日 訊こう

ありふれた話を


かたちのない雪をみて

愛してることを得た

明日 明日って 今

君にだけにあげる ...
宜保愛子は
見えない方の眼に
霊が映ると言っていた

多くのまともな人は
「何アホなこと言ってんだ」と
取り合わなかったが
まともな人を自負する俺は
そんな風には思わなかった

き ...
困難や不安や悲しみや苦しみが産まれたその瞬間はいつも
言葉は言葉としての機能を果たさないまま
言葉にならない言葉だけを頼りに彷徨い続けるものだ
「世界は鮮やかなホワイトだね。」。
彼女はそう言って利き手を股間に突き刺した。濁った赤が澄み渡った。
午前五百六十七時に起きて夜食食べてボディーソープで歯を磨く。
ありとあらゆるものが存在してい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
平熱もり自由詩2*16/5/25 1:46
蟻の体はるな自由詩616/5/25 1:37
美しい女坂本瞳子自由詩016/5/25 0:44
よごれたなみだ青色銀河団自由詩116/5/25 0:04
『慣れ』の果て少年(しょー...自由詩016/5/24 22:55
けいえす自由詩216/5/24 22:54
蝶々結びを解くように容易く理性を脱ぎ捨てる方法自由詩016/5/24 22:52
ふたつ 未明木立 悟自由詩816/5/24 22:41
空き瓶あおい満月自由詩016/5/24 22:14
孤独の番人ミナト 螢自由詩916/5/24 21:20
私案花形新次自由詩016/5/24 21:00
墜落ひだかたけし自由詩416/5/24 18:27
自由律です( *´艸`)水宮うみ短歌1*16/5/24 17:00
今日という日坂本瞳子自由詩0*16/5/24 12:26
Planet Queenミナト 螢自由詩116/5/24 8:15
3年2組縷々流 縷々自由詩116/5/24 7:58
祝祭日梅昆布茶自由詩216/5/24 7:50
202号室縷々流 縷々自由詩216/5/24 7:45
白い月への路梅昆布茶自由詩616/5/24 7:36
海辺夏川ゆう短歌016/5/24 5:07
月満ちて藤山 誠自由詩216/5/24 3:37
皐月闇自由詩116/5/24 3:20
ねえ、でぶでぶ青色銀河団自由詩116/5/23 23:43
もっぷ自由詩516/5/23 23:25
瞳に映るものリィ自由詩1*16/5/23 23:18
爪先あおい満月自由詩116/5/23 20:45
ナポレオンアタマナクス自由詩016/5/23 20:37
宜保花形新次自由詩116/5/23 19:54
キセイポエトリー少年(しょー...自由詩116/5/23 19:10
親愛ある手紙に宛てて水宮うみ自由詩0*16/5/23 18:22

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