保育園の数が足りないことで
園長が園長として働けない事態が生じている
スーパー「ドラゴンストア小諸店」で
パート従業員として働く
羽竜名人(仮名36)もその一人だ
「私は小児性愛者なので園長 ...
    タテタカコ

この空の下のどこかにいる誰か
たとえば歌手のタテタカコさん
言葉に溺れていく

「また言葉に逃げるんだな」 外見の身体がつぶやいた
中身の心は隅っこに 隠れて聴こえていないふりをしている
君は今でも 過去を真空パックすることに夢中でいる
少しの汚れも ...
工事現場の作業音は窓越しに聞こえる
家を出る時 ドアを閉めるとその音は ドアの外の俺には聞こえても 家にはその音は聞こえないという
世界とそういう関係性にあることを いつも通り確認したら
鍵を閉 ...
僕たちはシャボン玉よりほんの少しだけ頑丈にできている。
超構造を覗き込み続ける勇気こそが僕たち野良犬の一つの愛だ。なんて、
そんな神様みたいなことをぼやいたって野良犬は非神様に過ぎないのにね。
...
空を渡る種の帯の下
あなたは何故暗い笑みを浮かべているのか
原のなかで
明るい風のなかで


無数の角と無数の羽が争い
多くが失われ多くが生まれた
双つの光が向かい ...
空はどこまでも広がっていて
終わりはない

まるで
君を信じる
僕の心みたいだ

下ばかり見てないで
見上げてみてよ

そして思い知ってほしい

僕は
この空がある限り
...
石がある
ずっしりと重い石だ
この重さは降り注いだかなしみであり
煮えたぎった苦痛であり
裏切りや赦しによって凝集されたものだ
石に尊厳はない
尊厳は火の属性だから
石に孤独はな ...
暖かい春だというのに
今年は雪もそう見なかったのに
なごり雪を聞いている

私はいつ
強い私が欲しい
と思い込み始めたのだろう
本当に本当に
欲しかったものは
すぐそばにあっ ...
液晶画面霞みゆく海抜3.5m 電池パックの発熱と海抜3.5m 喜びでいっぱい
そして悲しみでいっぱい
思い出でいっぱいなのです

あこがれ
そして不安になる
絶え間ない痛みの中で
天高く歓呼し
死ぬほどに心沈む

幸いなるはただ
人の魂だけ ...
桜吹雪の舞うのは
春のみか――?
否、人々は気づかぬだけ。

目を凝らせば
宇宙永劫二度と無い
今日という日の花びらが
ほら、目の前に透けて

ひらひらと  
能面被って
声を、殺して
あえて明るい色彩の着物を身に纏い

たとえそれが千年昔の恋物語であり
源氏に捕らわれた{ルビ重衡=しげひら}が、死刑へ歩む
前夜の密やかな宴だとしても

透け ...
涙のない世界は砂漠になり
喜びのない世界は海に
心のない世界は風
そして何もない世界は空になった
愛のある世界は月に
平和のある世界は太陽に
全てが一つになった世界が今になった
ファイティングポーズ崩さず花月夜 桜より漏れる光Am


Am=エーマイナー
ブカブカの学生服や里桜 父さんと二歳のわたし春落ち葉


独り居が友の名を呼ぶ春の星


君宛てに投函した日しゃぼん玉


猫と居た十七年余春の川


人生の往路復路に花林檎


前髪の一ミリ思 ...
「前の電車が遅れている影響で
この電車、4分遅れで
大船駅を発車しています」だあ?
それはおまえら内輪の言い分だろ!
お客に対して
何の説明にもなってねえんだよ!
何で前の電車が遅れたんだ ...
奥深く海底の熱水床
わたしが今呼吸をしている処
群がる白い蟹は
わたしであるための遺伝子を
鋏で千切りまた繋げる

染色体を失った肉体だが透明ではない
保護色を身に着けたわけでも ...
母親が実は
21歳バツ3で
覚醒剤の逮捕歴があって
顔にドラゴンタトゥーがあって
子供の腕に
タバコを押し付けられた跡があるから
「保育所よりも相談所じゃないか」との判断で
断ったとした ...
格好つけた自称詩を
ハゲが書いたとして
その自称詩にハゲ以上の価値があるのか?
あるいは
ブスが恋愛自称詩を書いたとして
それは人倫に反しないのか?

(ここまで聞いて
何となくハゲよ ...
幼い頃の思い出は
割れて捨てられた風船のようなもの。

時が経てば
記憶の隅に追いやられ
パンパンに膨らんだ心がいつしかすりかわる。

(父と食べたアイスクリームの味が思い出せない。)
...
    春の雨

目つむりて聞きいる我を冷やかに
拒むごとくに春の雨降る
アブラナの
花が咲き乱れ
その
黄色い雲の上を
黄色い蝶が力強く羽ばたき
黄色い雲の上を
蜂達は
せわしく動き回り


  これが
  春でなくてなんであろう
  これが
...
正式には「肩関節周囲炎」という疾患群だそうです。原因不明の肩の炎症で、肩の可動範囲が著しく狭まり、個人差はありますが、まあ痛い痛い。
具体的には、上腕二頭筋をペンチでねじ切られるような痛みです。うっ ...
かなしみが河いっぱいにあふれて
よろこびも一緒にいる

まるで流し絵のように一緒にゆるやかに
色をなしてゆくもう痛みもない河畔に

ちょっと嘘つきでよゆうのない自分が居て
漢字変換ではも ...
コンビニエンスストアーは小遣いがあるときはぼくらのポケットだが
だいすきなしょーもないもの以外はたいがいなんでも売ってるみたいだ

いつも仕事に出かける時は装備の点検をして
会社でも点呼をうけ ...
僕たちは食べないと生きていけないから
何か食べないと生きていけないから
農薬の入ったキャベツや
防腐剤たっぷりのおにぎりなんかを
たくさん食べる
昨日久しぶりに
たまごかけご飯を食べた
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
待機園長問題花形新次自由詩016/3/18 20:16
タテタカコyasuto...短歌016/3/18 16:54
言葉に溺れていくitukam...自由詩116/3/18 16:19
僕の町の包帯山犬切自由詩5*16/3/18 11:53
シャボン玉水宮うみ自由詩3*16/3/18 10:51
ひとつ 羽音木立 悟自由詩7+16/3/18 9:08
言伝幸絵自由詩116/3/18 9:01
葉leaf自由詩216/3/18 5:22
なごり雪を聞いている瑞海自由詩3*16/3/18 2:39
液晶画面霞みゆく海抜3.5mゴースト(無...短歌1*16/3/18 1:39
電池パックの発熱と海抜3.5m短歌1*16/3/18 0:52
やったぜ一 二自由詩2*16/3/18 0:49
日々の風景服部 剛自由詩516/3/17 23:48
能面の女自由詩316/3/17 23:29
世界を作るものリィ自由詩3*16/3/17 22:21
ファイティングポーズ崩さず花月夜北大路京介俳句116/3/17 22:18
桜より漏れる光Am俳句116/3/17 22:17
ブカブカの学生服や里桜俳句016/3/17 22:17
「想うすみれ」 2016.03(七句)もっぷ俳句3*16/3/17 21:16
JRにキレる花形新次自由詩116/3/17 21:00
蒼と青と藍の底で乱太郎自由詩19+*16/3/17 20:50
待機児童問題花形新次自由詩016/3/17 20:37
ブスの歌を聴け自由詩116/3/17 19:58
幻の思い出.梓ゆい自由詩116/3/17 18:48
春の雨yasuto...短歌016/3/17 16:50
北村 守通自由詩116/3/17 14:05
四十肩(五十肩)になりましたふるる散文(批評...4*16/3/17 13:42
be happy梅昆布茶自由詩1516/3/17 13:02
コンビニよりあなたの歌へ自由詩916/3/17 11:23
僕たちは食べないと生きていけないからオイタル自由詩2*16/3/17 10:54

Home 戻る 最新へ 次へ
1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629 1630 1631 1632 1633 1634 1635 1636 1637 1638 
加筆訂正:
たんぽぽ花粉予報/りゅうのあくび[16/3/18 12:21]
古い→古びた
4.23sec.