ラブレターをください

明日のあなたも

記念日の贈り物も

要らない

だから

ラブレターをください



いい歳をして

手紙なんて書いたこともない

なんて ...
最近はゴッドタンを観ない
結局誰かを貶めたり嘲笑ったり
なんかそればっかだから
正義というか飽食やね
飽食というかガリガリの飢餓

あんなに好きだったジュニアも嫌いになってきて ...
しつこいんだよ
メタルくらくら
背中の甲羅が鈍く光る
痛いね
様子ばかりうかがって
手足が痺れて肩甲骨もまわらない
ここも暗いから
ごそごそと這い出してきては灯りを食べている ...
ああ、罰してください
罰してください
愚かな私を許さないで

罰してください
罰してください
その刃で切っ尖で貫いて
痛くして
このどうしようもなく醜悪な存在を消し去って
欲しい
...
さんしんの音色

風もない日

無力のふりをしてしたたかに粛々と


不幸に慣れていく

不幸を忘れていく


ひめゆりの塔は

たましいに

うんこや虫や絶望をすりこ ...
水中花の生き死にを
誰が気にすると言うのだろう?
美しければそれで良い
上辺を飾る強さが欲しい

死臭を香に混ぜ込んで
命(いき)を留めて時を止め
美しければそれで良い
愛されたいのダ ...
キンタマの香求めて殿方の股間彷徨うマスヲカキッコ

真夏Bの炎天下でのペッティング王子の指に絡む汗、液

谷の嫁柔道議員だけじゃなくマスヲカキッコも忘れないでね
めをこえて、
みみをこえて、
のめりこむ。
めりめり、のめりこむ。
目の縁の涙腺に沸いた黄色い虫が、
ぐるぐるまわる。
痒みは好奇心のうねり。
うねりを掻き立てる爪を、
...
これが最後の食事になるから
十分楽しみなさい
何故最後なんですか!?
この中に、今夜私を裏切る者がいる
エエーッ、そ、そんな、私たちの中に
タマンキ様(救世主で最後のジャーパの王)を裏切る者 ...
砂のような
罵詈雑言を
浴びせられても
べつに痛くもかゆくもない
友達だったこともないヤツから

雨の日に浮かれ
這い出てきたのだろう か細い
蚯蚓が

ぺかぺかに光って
張り付 ...
かつて海なんてどこにもなかったよと喋る岩が言った

かつて心なんてどこにもなかったよとトカゲが言った

かつて、共感なんてどこにもなかったから孤独な主体なんてどこにもいなかったよと灯台下の藻が ...
飯をたかったり
ナンパすることを目的に
猫撫で声で近づいて来る奴

ルールを平気で破って
別人に成りすます奴

俺の障害を持つ子供は不幸者で
幸せな健常者になるためには
宗教に入信し ...
人々はカツ丼を食い
もくもくと働く
此処は鉄鋼の街

とにかくオレンジ色に溶けた鉄を
何とかしなければならないので
大盛の食事を食い続けなければならないのだ

生姜焼き定食でも
カレ ...
岩を砕き
オリファルコンを突き
水を求める
それが俺の仕事ならば
もう何処にも彷徨うことなく
水を探せ

固い地盤を爆発させて
水を得るのだ

透明な
透明な
碧い水を分け与え ...
甘噛みならば 痛くないですよと
あなたは 笑いながら
歯型のついた 白い手を
まるで 誇らしげに 振っている

振り返れば 大きな柱
レール上を 進む訳には 行きませんので
高架橋を ...
脳の代わりに
最新パソコンを埋め込んで
ボケを治そうとしたら
今までよりも
優秀な人間に生まれ変わってしまった
その結果
これまで書いて来た自称詩の
圧倒的な劣悪さに気づいてしまい
死 ...
どこか
骨の
奥底に
黙って居座る
黒い眠りのような
小雨の朝

歯ぎしりする歯が
もうないのです
そう伝えたいけれど
そこには誰もいなく
部屋の中には
少年のまま
老いた私 ...
朧夜を飲み込む猫や塀の上 密やかに指喰らいたし花苺 枯れてしまった花々が横たわる道端で
明日来るバスを待っている
夕方まで降り続いた雨のせいで
街は水のにおいがする
ターミナルのベンチはわたし一人
これ以上誰もやって来ることはない ...
その美しい風景に触れたい。
私はこの一瞬に触れたくて
今を生きている。

風に揺れ
光に透けるみどり。
漂うジャスミンの香り。

小鳥たちの囀りは
私のモーニングコール。
小道 ...
よく喋る口をサラダにして食べたら
何を言ってるのかもっと理解出来るかな?
君の手足が白魚みたいに元気だった時の事覚えてる?
さあ乾杯しよう
オードブルのオリーブを皿に乗せて
金のピックで食べ ...
春の陽をあつめたディーゼルカーの背に空気読まない問いを溶かした


「詩で何がしたいの」詩を書きたいだけの人に聞かずにいられない人


運命に丸投げ煮え切らないチンコいれられず募る ...
グランドの脇の水路に
サッカーボールは半身を浸していた

昨日も今日も橋桁に寄り添って
沈むことも飛ぶことも出来ないで
流れることさえ出来ないで
水面に出た半身が陽に焼かている

赤耳 ...
甘い蜜に集まるミツバチ
静かな日々は静かに過ぎていく
耳から口にキスを繰り返す
昨日までの記憶を取り戻し
存在を後悔で編み合わせる
毎日を嘘で紛らわせる
頭ではわかっている、やめればいいだ ...



春なのだから
少しずつでも詩を作る
忘れた頃に蘇るから
濁った僕の目に飛び込んできたのは
真っ赤な椿
はちきれそうに赤の花が僕めがけてきた

赤 赤どれも赤
ぎざぎざに咲くそれは
鮮やかにうたっている

悩んでいた
うつむいていた
僕は ...
さっきの番組では
親子のインパラ目線で
ライオンから逃れたときに
「ああ、良かった」って
ナレーションが入ったのに
次の番組では
ライオンの群れ目線で
「残念、今日も食事にありつけなかっ ...
浮かんでは消え、
浮かんでは消え、
イマージュを繰返し、
私の胸をえぐり抜いていくもの。
ことばとは、憂鬱だ。
生まれてくるまで、
腹痛のような鈍い痛みを孕む。
突き放そうとしても、
...
白い客船が港に停泊している。
客室に入り、テーブルの椅子に腰掛ける。
君はカメラをこちらに向けている。
さして広くない空間に、
4つの丸いテーブルがあり、
3組の男女があった。
その中のわ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ラブレターyaka自由詩116/5/3 4:08
彼の人の冥福を祈るテンカウントゴングTAT自由詩2*16/5/3 1:36
腹黒い虫アラガイs自由詩8*16/5/3 0:45
罰と蜜梟 由香里自由詩3*16/5/3 0:04
さんしんの音色吉岡ペペロ自由詩316/5/2 23:55
水中花梟 由香里自由詩3*16/5/2 23:54
キンタマ王子短歌1花形新次短歌016/5/2 23:34
黄色あおい満月自由詩216/5/2 22:54
アソコ伝42頁目「含みの多い奴が嫌い」花形新次自由詩116/5/2 20:25
乾燥地帯Lucy自由詩16*16/5/2 19:51
真空海域、球体遭難北街かな自由詩116/5/2 19:18
頭のおかしい奴ばかり花形新次自由詩0+*16/5/2 17:24
製鉄所レタス自由詩13+16/5/2 15:29
水守自由詩9+*16/5/2 11:11
赤い実みつけた藤鈴呼自由詩4*16/5/2 10:04
脳死花形新次自由詩116/5/2 9:25
5/2山人自由詩12*16/5/2 7:04
朧夜を飲み込む猫や塀の上梟 由香里俳句1*16/5/2 4:13
密やかに指喰らいたし花苺俳句0*16/5/2 4:12
夜明け前、記憶の中で明日をホロウ・シカ...自由詩10*16/5/2 0:33
五月chihar...自由詩1*16/5/1 23:53
メインディッシュの君梟 由香里自由詩1*16/5/1 23:44
やりたい深水遊脚短歌0*16/5/1 23:36
水に浸かるボールイナエ自由詩8*16/5/1 22:14
少年少女が眺めた満月独奏自由詩016/5/1 21:57
ゴースト(無...自由詩2*16/5/1 21:39
椿爆弾朧月自由詩116/5/1 20:52
アニマルプラネット花形新次自由詩5*16/5/1 19:48
空の十字架あおい満月自由詩516/5/1 19:22
ふたり旅光冨郁埜自由詩616/5/1 17:49

Home 戻る 最新へ 次へ
1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629 1630 1631 1632 1633 1634 1635 1636 1637 1638 
4.04sec.