あなたに枷をつけて
シから遠ざける
まるで小説みたいな
そんな曇り色の日
あなたは死んではならないし
幸せにもなれないのよ
そんな枷をつけて
世界に放った
帰っておいでなんて言わない
...
優しさいっぱい脳みそに詰め込んで生まれてきたので、優しさを拾い集めながら生きていかないといけない。ぼくたちはただ恋がしたいだけのこども。
恋に恋する恋人に恋した。月が愛情込めて愛して ...
覚醒した
と思ったのも束の間
またもや睡魔に襲われる
何故こんなにも寝てしまうのか
やらなければならないことは沢山あるのに
焦りはしないけれども
気持ちがぼんやり
否、ふんわりとしている ...
一日中降りつづく雨が
重い布のような空気となり
肌にまといつく夜中
車が通るたびに悲鳴を上げる水たまり
風が吹くたびに雨粒で鳴るガラス
シャワーを浴びたばかりの身体はすでに汗 ...
欺瞞と虚無の 忘れられし國
頭上に輝く まやかしの王冠
信者という名の 偽りの民
降り注ぐ賛辞という名の 虚構
虚像でしかない女王は
甘美なる教示で
無知蒙昧な城を築く
髪の存在を信じることは
オカルティックでも何でもなく
論理的に言って正しいのである
もし、あなたが
髪の存在を信じずに
死んだあと
地獄に行ったとしたら・・・
後悔するなんてもん ...
ぽつり、ぽつり、
雨をのむ。
大地が生まれ変わって、
くにゃりくにゃり、
ひきはなれる。
ひきはなれてから、
思い出したかのように、
またちがう大地と繋がる。
こくり、こくり、
...
冷たい灌木の素足を芝草が覆う
うぶ毛のようなスギナの森
露に閉じ込められて朝の光が震えていた
「友よ お飲みなさい
こっちは先に頂いています もうすっかり
辺り一面へ溶けだして ほら太陽 ...
変わらないものなんてないのだけど
変われないものもある
わたしのなみだの理由はずいぶん変わって
そしてだけど相変わらずだ とか
わたしの住む 世界 はずいぶん変わって
そしてだけど相変わ ...
おれが猫背になる前は
風と光に色つやがふくまれて
祝い旗が屋上ではためいていたのに
卒寿となってからは
皺だらけの手旗となって
軒下で垂れさがっ ...
言葉なんてない、色なんてない、音なんてない、そんな世界なのに、自販機の前に立つ少年が文学色に輝きながら尺八を吹いていたので、やっぱりないんだろう。
永遠の中で暮らす黒猫が夜を産んだ初夏、 ...
気怠い午後の微睡みに
身を委ね
正気を失い
自堕落な生活を続ける
こんなことではいけないと
思いつつも
身体がいうことを聞かないと
言い訳をしては一欠片のパンを
供してもらう
もう自 ...
街道をふらふら歩き進み歩道沿い、
赤い赤い花の群れ渦
の中に
黒い革靴一つ、落ちている
右片方だけ 色褪せ 皺の寄り
黒い革靴、落ちて在る。
存在の大海原に
今日も冷雨は降り続け
...
さ
バクちゃんは
経営していたコンビニをたたんだって
さ
バクちゃんは
東京に出てきて
お笑いコンビを組んだって
さ
バクちゃんは
食べてた夢をネタにしたって
さ
バク ...
160526
いちご大福150円
柏餅100円
粒餡、漉し餡、味噌餡と
ありますが
いかが致しましょう
ちまきの季節は過ぎたので
紫陽花が明るい色して咲いて ...
大地に咲いたボタンのブローチ
ボンタンで 踏みつける
ニッカポッカが似合う鈍色のジャングルを通り抜けて
山際の庭園へ行こう
水が流れ 鯉は跳ねる
君の恋が 晴れるかどうか
保証なんて ...
「いじめはどうしてなくならないか」なんてクソ下らないことばっかり言ってる人なんか無視してにらめっこしようぜ
世界とかいう神様が作った程度のものに縛られているうちは神様を超えることなんかで ...
夜
ビルの間を車で抜ける
慣れた街の裏通り
ちょっとエモーショナルなHOUSEを聴いて
心地よくて人生を忘れる
意識が消える瞬間はいつも素敵
うるさい自我が吹き飛んで
音 ...
通りすぎた時
触れ合った手に
金色の光が見えることがある
それが縁というもので
その光がはっきり見えるようになるのは
手が触れたずっと後の話である
縁があった人の思い出は
...
戯言に心奪われている間に
刻々と
夕景は色を変え
惜しむことなく一日の終焉を飾る
何も出来ない人の器を
笑うような神々の所作
手を見つめる人はやがて死ぬといわれるけれど
私は自分 ...
味のないガムを噛み続けることは
しんどい
ぼくの毎日は
味のないガム
アゴが鍛えられてるけど
殴られることもない
玄関扉の前で
10分も うだうだしていた
いったい何のために
鍵 ...
ああ 蟻の体で
君の思考をあるいたら
どんなに気持が良いだろう
意味や理由から赦されて
わずかでもたしかな重みをもってあるいたら
でもこれは
ぼくの罪で
いつまでも脳を出ない
...
岬洋子を知っているか
あの美しい女を
肉欲を体現したかのような
しなやかな肢体
長い睫毛に
繊細な細長い指は
透き通るほどの
白い肌に覆われている
滑らかに歩を進め
黒髪をかき上げる ...
ひとはかくことでしか、解消されないものがある、じぶんはじぶんいがいにはなれないんだ、じぶんはじぶんでしかないだ、じぶんをさがしたってじぶんいがいになれるわけじゃないか、じぶんをさがしたってじぶんいがい ...
聞きたくもないのに聞こえてくるのはどこかで誰かが誰かを殺したただの拐っただのっていう義務だかなんだか知らん抑揚のない流暢な声ばかり
昔意味もわからず聴いた歌に紡がれた言葉は、紐解く時を迎えてもな ...
寂しいなんてもんじゃない
悲しい苦しいってそれは嘘だ
横断歩道の歩行者信号がいつまで経っても赤いままみたいなやつ
突っ切るどころかまわり道もできないみたいなやつ
酒の良さはわからないし、わ ...
もしも願いが叶うなら……
そう、もし神様がいてなんでも願いを叶えてくれるなら……
汚れたい
服の生地の色が分からなくなるくらい
なんならもう服なんて着ていられなくなるくらい
もっ ...
菩提樹の下をすぎる風
樹から樹が
葉から葉が生えつづけ
花のように鳥を囲む
火に息を吹きかけて
朝までつづく夜を描く
指と同じ大きさの火
曇の奥の月をひら ...
空に、
夜のとばりがやってくる。
道に、空の足跡がおちている。
おびただしい、
黒い足跡だ。
私はその、
息絶えた鴉の死骸になった、
足跡のなかを進む。
先がみえない。
火酒をい ...
心は無防備な壁のように
何も言わずに建っているけれど
音も立てぬまま剥がれてゆくのは
真っ直ぐだった僕の懐かしい声
ずっと一人で戦って来たんだ
ずっと一人で隠して来たんだ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
枷
縷々流 縷々
自由詩
0
16/5/26 11:19
自由律です(>_<)
水宮うみ
短歌
0*
16/5/26 10:38
覚醒
坂本瞳子
自由詩
0
16/5/26 1:05
雨がまといつく
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
16/5/26 0:48
楼閣
平沢ちはる
自由詩
0
16/5/25 23:01
地獄ハゲ
花形新次
自由詩
0
16/5/25 22:04
あなをのむ
あおい満月
自由詩
1*
16/5/25 21:52
不法投棄地帯
ただのみきや
自由詩
11*
16/5/25 20:20
泪
もっぷ
自由詩
1
16/5/25 19:31
望郷(七)
信天翁
自由詩
2
16/5/25 14:10
自由律です(/ω\)
水宮うみ
短歌
0*
16/5/25 13:48
心の翼
坂本瞳子
自由詩
0*
16/5/25 13:34
神秘
ひだかたけし
自由詩
3
16/5/25 13:15
さバクのコンビに
阿ト理恵
自由詩
4*
16/5/25 12:51
さバクのコンビに
あおば
自由詩
6*
16/5/25 12:45
☆のヒカリ
藤鈴呼
自由詩
1*
16/5/25 9:53
自由律です(*’▽’)
水宮うみ
短歌
0*
16/5/25 7:37
トリップ
ガト
自由詩
3*
16/5/25 2:25
縁
〃
自由詩
7*
16/5/25 2:16
手
〃
自由詩
5*
16/5/25 2:13
平熱
もり
自由詩
2*
16/5/25 1:46
蟻の体
はるな
自由詩
6
16/5/25 1:37
美しい女
坂本瞳子
自由詩
0
16/5/25 0:44
よごれたなみだ
青色銀河団
自由詩
1
16/5/25 0:04
『慣れ』の果て
少年(しょー...
自由詩
0
16/5/24 22:55
けいえす
〃
自由詩
2
16/5/24 22:54
蝶々結びを解くように容易く理性を脱ぎ捨てる方法
〃
自由詩
0
16/5/24 22:52
ふたつ 未明
木立 悟
自由詩
8
16/5/24 22:41
空き瓶
あおい満月
自由詩
0
16/5/24 22:14
孤独の番人
ミナト 螢
自由詩
9
16/5/24 21:20
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
加筆訂正:
不法投棄地帯
/
ただのみきや
[16/5/26 6:27]
誤字修正しました。
自由律です(/ω\)
/
水宮うみ
[16/5/25 13:49]
最後の。が.になっちゃってたので直しました..
自由律です( *´艸`)
/
水宮うみ
[16/5/25 7:48]
人に見せたら間を二行空けたほうがいいと言われてん。確かにな~と思ったから一行から二行にしてん
自由律です(*’▽’)
/
水宮うみ
[16/5/25 7:45]
人に見せたら間を二行空けたほうがいいと言われ確かにと思ったので間を一行から二行にしました
4.61sec.