むせ返る 土曜日の落日前
街なかの みすぼらしい
原っぱでは 飽きもせず
黄ない喊声が渦まいている
なんで そんなに
...
不思議なことが2つあった。ひとつは政志さんが放ったソウル・ストリングが拘束したのは、柏木の右腕だけなのに、柏木の動きが鈍すぎること。まるで体全体が縛られているかのようだ。もうひとつは政志さんが放って ...
わたしに
猫の眠りをください
おもては雨が降っていて
いきものがあまやどり
どんな希望も絶望も
持ちたくはないのです
いまは
どうか
猫の眠りをください
長靴みたいな ...
風の吹く丘に立ち
君の帰りを待つ
腰の抜けた生活は辞めて
君のがっしりしたお尻に縋り付いてゆこうとおもう
触ると怒られるが大好きなヒップだし
もう怒った顔が可愛い歳でもないが
それ ...
私とあなたで奏でる音楽
あまりにも乱雑な歌詞と
荒々しいリズムで
全ての人達の反感を買った
自転車に二人乗りして
今日一日を生きる為に
破り捨てた原稿の山を語り合う
私はあなたの足元 ...
たしかに揺らいだのは僕だった。
苔生したにおいのするドレスを
ひらひらと泳がせながら
貴女の側に寄ったのは僕だった。
びっしりと生えた鱗を剥がすみたいに
貴女の過去を一枚、一枚
解きほ ...
ただあなたのことを考えている
きっかけのないノートの落書きがあなたに似ているような 、あてどもない
身勝手な線
だしそびれた手紙を机の引きだしにしまい
朝を待っ ...
会いたい
ただ会いたい
それだけでいい
ただ会いたい
ただそれだけ
それだけでいい
会いたいだけでいい
ただ
会いたい
ただ
それだけ
会いたいだけで
それだけで
いいけれど ...
君がお星さまになって10ヶ月
もう私の中で君は過去になってしまった
君がお星さまになる最後の数日だけが
君との記憶になったようで
思い出す姿は痩せた小さい君。
だけど不思議と
あの時の君は ...
日付けようのない、濡れた手紙でも
生きていれば、きちんとした
差し出し方を思い出せるという意味の
薄さ
わたしの指の腹で縁どられた
限りない不透明(のりしろ)
できあいの
夏の日の明 ...
君とぼくの
関係はとてもブルーで
誰も寄せ付けない
サファイアのようでいて
実はとても崩れやすい
硬度のバランスに生きている
ルビー色のカメリアが咲いたら
少しは暖かくなるかも知れな ...
ささの葉がささやく夜にうちあけるほんとはねほんとはねほんとは
ごほんといったら流星群ごくんとのんだら甘い夜のあまのがわ
願いはせつないはなしはなしにしてふたりで食べる熟した ...
ママは戦火の中で僕を生んだ
戦闘機の轟音が子守唄だった
気がつけばママは居なかった
僕は人殺しの道具で遊び
何時もお腹をすかしてた
僕等は戦争しか知らない子供達さ
平和なんて言葉も意味 ...
あぁ…
なんということだ
こんなになってしまって
君は渇ききってしまったんだね
ただ
残された救いは
石綿の包帯に包まれ
没薬の香りと
薔薇に抱かれて
暗い石室に
眼を閉じた
静 ...
むこうみずな青いちめんをあおぎ、すっぱいドロップを口に頬張る。すべりこみセーフしたかと思ったけど、アウトになっちゃって、セブンブリッジをダウトして、ドロップアウトだけはしたくないので、ドロップ ...
正義なき筋肉ばかり太くなる暴力的に飲むプロテイン
寂しいが死にそうにない 人参を齧るピーターラビットと僕
筋肉とおんなじように切れてより太く再生しろ赤い糸
君が通りすぎたとき
羽根が一枚落ちた
真黒な羽根は美しく
光を放つほどだった
僕は心配したけれど
君は痛みを感じていなかった
僕が羽根を拾い上げても
君は驚きもしなかった
...
神経網が
少しずれて
自己は混沌の
なかに居た
可笑しなことが
次つぎ起こる
時間の前後さえ
あやふやに
脳信号の変電
神経系の情報処理の
あり方による
世界の在 ...
熱の青だ、光の熱だ、太陽の爆発だ!
何という日だろう
用水路沿いの緑、生い茂り
艶やかてらてら
木漏れ陽、歩道の日陰に
懐かしい余韻ゆらゆら
揚羽蝶、不意に眼前を
華麗に舞い飛 ...
ティッシュが扇風機の風でゆれている
少女の洋服に醤油の染みがついている
母は気付いていても知らんぷり
洋服の中へ風をおくり込む少女
窓に雨の雫がしがみついていて
少女は真似して壁にへばり ...
美味しければなんだっていいんだろう
どんなに頑張って作っても
美味しくなかったらしかめつら
怒るよ
はい肉まん食べてください
美味しいですか?
尋ねるまでもないでしょう
美味しくって ...
綺麗な涙と笑顔に包まれ 君は産声を上げて生まれ
いつか花を添えられ 僕も知らない場所に還ってく
その間にどれだけの人と 出会う事ができるだろう
触れた温もりを忘れずに 何処まで行けるだろうか
...
見慣れないスカーフを胸に
少女になり
出て行こう
テーブルの上には、昨日までの私への さようなら
きっかけは
太陽と星とがイーブンなのよ
テニスの試合でいうなら いままさに
ラブ ...
もう終わってしまったのか
傷だらけの心ひた隠し
歌ってみても
心には響かない
生きる術をなくしてしまった
存在しているだけの歪んだ心は
現実を捉えることはできず
...
幼稚園児たちは楽しそうに
短冊に願いを書く
綺麗に飾って
七夕の雰囲気が出てきた
天気も晴れてくれた
七夕の紙芝居
その輝いた世界に
引き込まれる幼稚園児たち
七夕まつり毎 ...
ゆれるゆれる 大地がゆれる
ゆれるゆれる 地球が怒っている
ゆれるゆれる 木や家が
ゆれるゆれる 野や山が
ゆれるゆれる すべてを破壊するかのように
ゆれるゆれる 地球が ...
火の樹を鎮めようとして
霧の葉が燃えてゆく
夜の曇の表情が
波の上をすぎてゆく
光の会話のほとんどが散り
眠りのなかで育とうとする
小さな音が集まりかたまり
しゃ ...
わたしのアイドルだったよチェ
だからいまもわたしのアイドルだよチェ
熱帯の原点と暗点とが存在してる接点に
稲妻に愛されたあなたは
夕立のなかを
真昼に輝るメッキみたいに
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蘭月(一)
信天翁
自由詩
1
16/7/8 14:54
Miz 18
深水遊脚
散文(批評...
0
16/7/8 14:40
猫の眠り
やまうちあつ...
自由詩
2
16/7/8 12:51
花形讃歌
梅昆布茶
自由詩
3
16/7/8 12:44
友情
xx陽向
自由詩
2
16/7/8 11:28
金魚草
梥本 サハラ
自由詩
1
16/7/8 6:28
来るもの
DFW
自由詩
2*
16/7/8 1:39
会いたい
坂本瞳子
自由詩
0
16/7/8 0:46
レオ 2
枝
自由詩
1*
16/7/8 0:42
日付けようのない
乾 加津也
自由詩
5*
16/7/8 0:03
珠
レタス
自由詩
0
16/7/7 23:20
たなばただからたなぼたじゃないよ星に違いを
阿ト理恵
短歌
3
16/7/7 23:10
戦争しか知らない子供たち
星丘涙
自由詩
4*
16/7/7 23:09
木乃伊
レタス
自由詩
2
16/7/7 22:52
彼方からの手紙
阿ト理恵
自由詩
4*
16/7/7 22:41
正義なき筋肉ばかり太くなる暴力的に飲むプロテイン
北大路京介
短歌
1*
16/7/7 22:28
寂しいが死にそうにない 人参を齧るピーターラビットと僕
〃
短歌
0
16/7/7 22:28
筋肉とおんなじように切れてより太く再生しろ赤い糸
〃
短歌
1
16/7/7 22:27
君の欠片
坂本瞳子
自由詩
2*
16/7/7 18:43
七年目の命
シホ.N
自由詩
1*
16/7/7 17:13
夏〇地球生命体(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
16/7/7 15:51
ゆらゆら
xx陽向
自由詩
1
16/7/7 15:05
肉まん
〃
自由詩
0
16/7/7 15:05
一期一会〜この出会いに感謝して〜
颯太@
自由詩
0*
16/7/7 13:00
渇く
るるりら
自由詩
6*
16/7/7 10:53
もう・・・
星丘涙
自由詩
1*
16/7/7 9:42
七夕の光
夏川ゆう
自由詩
1
16/7/7 5:21
ゆれる
st
自由詩
0*
16/7/7 5:06
水辺 ふちどり
木立 悟
自由詩
4
16/7/7 1:32
チェ
DFW
自由詩
1*
16/7/7 1:07
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
加筆訂正:
流れる
/
ただのみきや
[16/7/7 22:40]
誤字直しました。
7.35sec.