蕎麦すすり独り咳する
塩を舐め焼酎あおる
冷えたおでんに眼を落とす
水飲むカエルと酒あおるわれ
琥珀の水に深化する刻
見えつつ
あるものの内壁へ
つたう光へ、冷えた天使をみつめていた
腫れ房を成す、{ルビ硝子景=ガラスけい}の、あなたがたの
優しさから眼をそむけた
見えつつ ...
アイシテルの声も
サヨナラの声も
優しいメロディの流れに乗せて
溢れんばかりの想いが走る
あなたの声には唄が良く似合う
言葉だけでは届かない距離を
音楽はすぐに飛び越えるから
感 ...
瓢湖に夏が近づき ハスの葉が大きくなる頃
どこからか渡ってくる 面白い鳥がいます
知る人ぞ知る 忍者 ヨシゴイです
人間やタカなどが近づくと 首を伸ばしヨシの葉そっくりになる
“葉隠れ ...
ハスの葉を 軽がる移動 ヨシの中 忍者ヨシゴイ 葉隠れの術
羽生の天才について
いろいろ語って来たが
自分にはそんな
「神の舞い降りる瞬間」はないのか
と考えると
それが意外と頻繁にあったりする
一昨日もジャマイカ人とのハーフで
日本人初の9秒台 ...
雨が降り続く日々
紫陽花が咲き誇る
薄暗い雨の一日
何をして過ごそうか
憂鬱な気持ち
紫陽花の様々な色が
街に溶け込む
街が潤う
紫陽花が咲く季節は肌寒い
雨音が耳に ...
黒いドレスを纏った貴婦人が僕に手招きをする。
ミッドナイトパープルのスーツを着た紳士が僕に目配せをする。
あらゆる人が僕に甘い言葉を囁きかける。
そして僕はまた一つ嘘をつく。
...
言いたいことはいっぱいある
本当にいっぱいある
だけどなんでだろうね
言おうとすると言葉が口からでる瞬間
音を失くすの
色が褪せるの
無色透明どころか
何の匂いもせず
どんな感触かも
...
最近暑さが増してきて
日差しに負けそうになる日もあるけれど
大きな壁にぶつかって
めげそうになる日もあるけれど
夏が近づいて夏バテになりかけて
食べることが十分にできない日もある ...
ああ窓の外、ちょっと下のアスファルトの上
何時かの死体が落ちている
相互的なの止めようか
それじゃ結局救われない
差し出す手に価値が無いから
っぽ
の鏡像が喚いてる
...
コゲラは一番小さい啄木鳥(キツツキ) 鳴き声はギーギーで
とても聞けたものではありません でも木をつつく音はかわいくて
アカゲラやアオゲラのカンカンとは 少し違います
詩人の啄木が その音 ...
トントンと コゲラのリズム 森の中 詩人も聞いた 妙なる調べ
国分寺の一角に
蛍が見れるかもしれない小川があるらしいのです
都会の片田舎にそんな場所があるのです
蛍にとっては幸せでしょうか
梅雨が訪れようとして
静かな祭り囃子が聞こえてきます
消 ...
自分の責任なのは明白
ボタンの掛け違いを指摘されると
恥ずかしさで 顔に赤みがさす
赤みの数だけ 恥を捨てた
たくさんのボタンが指定席を
間違えている 間違い それは
全て含めての事 ...
短絡的な星空の下の
迷走的な時系列
ひとり 呑むのは にがい過去
モスグリーンな香りがする明日がカバンから漂う
縮小するマイ ストマック
ガラの ...
ふんわりした気持ちは
空を流れてゆく
自分を見失わないように
心が飛んで行ってしまわないように
気を強くしたくても
空を翔けて行たくて
雷に撃たれることを
夢見る一七歳の朝
旅立つこと ...
透きとおった女に
殴られた男の傷から
ながれる血は透明でなかった
くろい鍋がはっきりと置かれた
江東区亀戸二丁目のキッチン
言葉のかわりだという ...
子どもの頃、歳を取れば大人になれるのだと思っていた。
20歳を超えた瞬間に、レベルが上がるかのように違う自分になれるのだと思っていた。
経験を積み重ねることで、成長できると思っていた。
...
無になりたい
普通になりたい
死にたい
よかったら君も一緒にどう?
天国は気持ちがいいもんな〜
手を繋いで命を血に変えよう
普通の人になりたいんだ
僕 ...
題名を見ただけで
読む気が失せる
いや、作者の名前を
見ただけでとばす
何故なら
題名や名前に
センスの欠片も感じられないのに
中身が面白い訳ないからだ
せめて名前に
ケンブ ...
蒼い魚が泳いでいたオリオンの川
三つの願いはシリウスへと
今夜も回っています
思い出のメリーゴーランド
どうした兄貴
やけにセンチなフレーズをと茶化してもよいものか
文芸部 ...
茜の斜光の残像が
余韻響かせ揺れ動く
生きた理念に魂充たされ
この界に現象する未知輝く
眩暈し覚えず跪き
褪せて青澄む天仰ぐ
善いですね、花は
いつみても善いですね
たぶん神さまです
たぶんなんでもゆるします
きょうは特に会いたかったです
路傍の石っころは
決して言葉を使いません
でも 言葉を持っています
...
次第に近く聞こえてくる潮音が
夏の間近にやって来た
汗ばむうなじをフェイスタオルで拭きながら
海沿いの路をトボトボ歩いて
バス停近くの
紅い暖簾の中華そば屋にたどり着いた
一息吐いて
...
愚かな人間 ゴミに埋もれる 食欲の果てに 病に倒れる
俺達は生ゴミがあるだけで パラダイス・フューチャー
電線のカラスが醒めた目をして笑ってる
バカー カァー カァー カァー ...
葉脈の一筋一筋
陽光の留まり点灯し
くっきり浮き出す緑に
生動スル命の循環は止まず
改めて懐かしく
見慣れた細部に
生きる力を貰う
傷みを耐え凝視集中
彷徨う森の静謐な午後
...
からだが重たい。
しばらく贅肉をぶら下げて生活していたらすっかり肩が凝ってしまった。
家から駅前公園までの道には「ばらの家」がある。庭いっぱいに薔薇棚を作ってあって、さらにいくつもの鉢それ ...
アヤメが咲いて 瓢湖の祭りがもうすぐはじまる
この頃になるといつも気になるのは 傷ついて帰りそびれた白鳥のこと
どうやら友達らしいカモ達が なんともないのに残っている
冬でもないのに 冬の渡 ...
都市の中心は知らない間に移動する
街を行く地獄のまぶしさに賛美 賛美
君の支配者たちのうつくしいを見る目
心臓に清潔な部分はそんなに多くなくて
さようなら 祈り捧げた毎日の光
自分の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
五首
レタス
俳句
1
16/6/4 9:59
冷えた天使/見えつつあるものの内壁へつたう光
草野春心
自由詩
6
16/6/4 9:54
アカペラ
ミナト 螢
自由詩
1
16/6/4 9:38
忍者ヨシゴイ 葉隠れの術
st
自由詩
2*
16/6/4 7:14
ヨシゴイ
〃
短歌
2*
16/6/4 7:08
俺の天才
花形新次
自由詩
0
16/6/4 6:51
紫陽花が咲く季節
夏川ゆう
自由詩
1
16/6/4 5:28
嘘つき
ヒヤシンス
自由詩
3*
16/6/4 4:57
あなたへ
文字綴り屋 ...
自由詩
1
16/6/4 2:58
わたしはげんき
瑞海
自由詩
5*
16/6/4 0:42
アレはオレか
アレだよアレ
自由詩
1
16/6/3 23:24
コゲラ 警鐘の詩人
st
自由詩
1*
16/6/3 11:23
コゲラ
〃
短歌
2*
16/6/3 11:15
蛍祭り(ゴル投稿)
高橋良幸
自由詩
4
16/6/3 6:52
ボタン
小川麻由美
自由詩
0
16/6/3 5:55
幻夢のともしび
山崎 風雅
自由詩
0
16/6/3 1:44
決意
坂本瞳子
自由詩
0
16/6/3 0:54
鍋
草野春心
自由詩
4*
16/6/2 23:40
当たり前
若桜
自由詩
1
16/6/2 22:27
死の興味
独奏
自由詩
0
16/6/2 22:13
名前からしてダメ
花形新次
自由詩
1
16/6/2 21:59
ハベラス (四行連詩)
乱太郎
自由詩
9*
16/6/2 21:18
重なる界
ひだかたけし
自由詩
3
16/6/2 19:24
善いですね、花は
もっぷ
自由詩
6*
16/6/2 19:20
葬列の午後
レタス
自由詩
4
16/6/2 18:17
予言の笑(しょう)
星丘涙
自由詩
1*
16/6/2 17:40
生きる
ひだかたけし
自由詩
5
16/6/2 14:33
ばらの家のこと
はるな
散文(批評...
3
16/6/2 11:26
帰りそびれた白鳥
st
自由詩
1*
16/6/2 5:05
拝聴
ばく
自由詩
3
16/6/2 3:57
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
4.91sec.