僕の身体は
どろどろに溶けた
小さな部屋に閉じこもり
どろどろに溶けた
生ぬるい温もりに包まれ
どろどろに溶けた
依存的な空白に心奪われ
どろどろに溶けた
僕はどろどろの液体
...
明日の味噌汁
発酵食品
腸内フローラなんだから
脳、心臓、
やる気
優しさ
脳、心臓、
明日の味噌汁
発酵食品
腸内フローラなんだから
...
「一」を「一」が支えるから「人」
「人」との「間」と書いて「人間」
「人」が「生きる」と書いて「人生」
「人」と「生きる」と書いて「人生」
「人」を「生かす」と書いて「人生」
「人」に「生き ...
気だるい夜
薄明かり
遠くのネオン
何台も滑走していくアスファルト
錆び付いた体
虚ろな目
愛しいキミ
すがるように辿り着いた夢のまた夢
柔らかい肌と乾きかけの長い髪
爪の先
こぼ ...
2012.11.25 日曜日
もうすっかり病みつきになってしまったあの人の舞台を観に、大阪へ。
大阪っつうと今までUSJくらいしか行ったことなくて
街並みがどんな風景なのかどこに何があるのかもほ ...
気怠い白檀に午睡する
伽羅を焚き夢に沈む
龍脳を噛み砕き朝を知る
ただ前を見つめていても
なにも始まらない
心が飛び立とうとしても
身体が邪魔をする
息を飲む
眉をひそめて
時が過ぎるのを待ってみたりする
時間はなにも解決しない
陽は上り
月は沈み ...
その名は釈迦という
森羅万象に眼を奪われ
哀しみと美しさに
その眼差しを静かに落とす
彼は旅を続け
悲しみを喜びに変えて
今も我々を救済し続けている
彼は神や仏といった
遠い存 ...
この島はタツノオトシゴに似ていて
龍の系譜に連なっていた
大地に走る雷鳴が走り
銅鑼が鳴る
人々は狂騒し
天地に祈る
龍に連なる人々は
哀しみを喜びに変えて
またひとつ
慈愛 ...
右腕や左腕やどちらでもない腕などがそこに浮かび、
かえってきたのか向かっていくのか全然わからないが
アルミ製のサッシ越しに月面の色でくりかえされている
気は確かだ気は確か ...
かたむいた胸を
祭太鼓が踏みかためていく
永遠へ向うあなたの黒髪の隙、
円形・方形の一群は街を滑落し
ひかりとかげを揺れ模糊となっていく
わたしのさびしさの刹 ...
なにかに似たなにかが
わたしの緑色を這って{ルビ滑=ぬめ}る
朝陽も入り込めない太い闇を
しずくのような眠りが円く湿らす
葡萄味で棒状の鬱
なにか ...
いったい全体
こいつのどこが
ファンキーなのかと思っていた
クソつまらない歌は
まったくファンキーじゃないし
見た目はファンキーの欠片もない
それが他人の女房を孕ませたからと
涙なが ...
あなたに、
いったいいくつの、
何かを捧げればいいのだろうか。
与えるよりも捧げること。
三六年間、
向き合ってきたあなたに。
繋いできたその手に。
なにもいらない、
私が元気で働 ...
約束が降り積もって行く。
日々の喧騒に埋もれて行く。
古くなった約束が堆積していく。
そしてやがて見えなくなる。
「近々」は「そのうち」になり
...
川っぺりの、橋の袂の
新緑の木下で、ちょっと一息。
川の上には、同じ色の風が流れてて
木漏れ陽が流されていく。
青空が青くない。
けど、清々 ...
タンスが真っ白だったら心を解き放てるのに
ふかふかのぬいぐるみが僕と手をつないでくれる
身にまとうスカートが僕たちの一つの生命線だ
庭の片隅に
見知らぬ動物がいた
大きさは子供のカバほど
象のような顔をしているが
あれほど鼻は長くない
気になるのは目
いつでもうるうるうるおって
いまにも涙があふれそう
暴れるでもな ...
遠くから犬の遠吠えが聞こえる
きっと寂しいのかもしれない
私は鏡に映る醜い自分の顔を見つめ
この顔も芸術作品ひとつだと妙に納得する
この世の全てはアートだ
髪 爪 胸の膨らみ 腰 ...
彼らはゲームを楽しんでいるのではない
生きるために餌を追い求め
真剣な勝負をしているのだ
魚食をあまり好まないUSAをそのまま飲み込むことで
何となく格好良くなりたいのか知らないが
刺激 ...
石鹸は温かい紅茶だ
ぐるぐるオレンジ色にくるくる溶けていく
カーテンが柔らかく揺れた朝。ラジオ体操をする老人の笑顔が眩しい
ニコニコ生放送で若い女の子が踊っている
肌を露出すれば一定数のファンは獲得できた
男って単純
八ヶ月後彼女は望まない子供を妊娠する
ビッグエコーでカンパリオレンジを飲み過ぎたのだ
自分の肉体 ...
「あすは曇りがちで
午後には雨となるでしょう」
そういう 予報を耳にして
その日は 予定を変えたのに
水無月の気圧はあまのじゃく
俗にいう梅雨の晴れ間がのぞきこ ...
撮影が終わるように
またビジネスが始まっている街に雪が降る
もうインディアンは見失ったブランケットを捜さないだろう
トンキン湾に展開している米国第七艦隊は何処にも着弾しないミサイルを満載し
...
ー 宣教師を刺殺した ー
DMM.COMの最新作を調べると
ずらっと義母モノが
並んでいることがある
そこに何らかの意図が隠されていると
宣教師カルロス・フェルナンデスは疑ったが
疑惑 ...
夜へと漕ぎ出す小さなボートに
キミとふたり。
ウイスキーの波に揺られて、揺られて
キミとふたり。
闇夜の空は真っ暗闇で
星一つありゃしない。
同じく海も ...
一章 血
黒人の肌からは
真夏の匂いがする
この血はどこから来たのか
それを辿ることができるのは
魂の道筋があるから
来るべき主語の行方があるから
主語のない国へ僕は行こう
...
・祝祭
白い犬がいる。犬は座ったままじっとぼくを見ている。静かな観察だ。
()
ぼくはそれを打ち間違える。そっと立ち上がって、と書かれる。静かな観察は静かな祝祭に変わる。
(白い犬がい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
繭
wakaba
自由詩
0
16/6/10 0:18
明日の味噌汁
吉岡ペペロ
自由詩
0
16/6/10 0:05
言魂
少年(しょー...
自由詩
2
16/6/10 0:01
zephyr
〃
自由詩
0
16/6/9 23:59
都会の空は狭いってよく聞くけど、案外そうでもなかった。
〃
自由詩
0*
16/6/9 23:51
睡
レタス
俳句
0
16/6/9 22:47
沈
〃
俳句
0
16/6/9 22:43
朝
〃
俳句
1
16/6/9 22:41
夜明け前
坂本瞳子
自由詩
0
16/6/9 22:40
香
レタス
自由詩
3
16/6/9 22:27
列島
〃
自由詩
2
16/6/9 21:54
多い腕
草野春心
自由詩
3*
16/6/9 21:46
かたむいた胸
〃
自由詩
3
16/6/9 21:30
鰐
〃
自由詩
2
16/6/9 21:28
ファンキー
花形新次
自由詩
0
16/6/9 21:17
窓の虹
あおい満月
自由詩
0
16/6/9 20:48
約束が降り積もって行く。
元親 ミッド
自由詩
1
16/6/9 20:32
祈りよ、飛んでゆけ。
〃
自由詩
1
16/6/9 20:30
生命線
水宮うみ
自由詩
0*
16/6/9 19:45
庭
やまうちあつ...
自由詩
1
16/6/9 19:17
鏡に映る醜い自分の顔もアートだ
星丘涙
自由詩
0
16/6/9 19:09
キャッチ&リリース
レタス
自由詩
2*
16/6/9 17:39
石鹸
水宮うみ
自由詩
1*
16/6/9 17:02
もこみち
馬野ミキ
自由詩
1
16/6/9 16:46
鳴神月
信天翁
自由詩
2
16/6/9 16:44
祝祭日
梅昆布茶
自由詩
5
16/6/9 11:07
カルロス・フェルナンデス
花形新次
自由詩
0
16/6/9 8:13
ウイスキーの海で。
元親 ミッド
自由詩
2
16/6/9 7:33
大洪水
kaz.
自由詩
4*
16/6/9 5:48
祝祭
〃
自由詩
3*
16/6/9 5:41
1591
1592
1593
1594
1595
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
7.69sec.