枯れたい。
ボブチャンチンが
ノーベル文学賞を貰ったことで
自称詩人が俄に活気づいている
ボブサップが貰えるなら
頑張れば俺だって
自称詩人は
さっそく、ギターとハーモニカを
中古で買い
自称 ...
近所のオバアサンに
「お父さんに似てきましたね」
と言われたので
「オヤジには似たくないんだけど」
と言ったら
「えーどうして?」
と言われた
(僕としては
おふくろ似ですね
と言わ ...
ふわあ
なんとも落ち着かない気持ちは
文字を書き殴ることで和らぐ
書き殴るとは随分乱暴な言い様だ
けれどもこれは事実だ
事実だから曲げる訳にはいかない
なんとも曲がりようがない
...
誰かに会えたら
わたしは
生まれてきてよかったです と言おう
あなたに会えたら
生まれてきてほんとうによかったです と言おう
そして手渡す
{ルビ私=わたくし} を
もうこれまでの何もか ...
乖離した俺の右半身が壁の亀裂の中で瞬きの真意を窺っている、先週までの熱が嘘のように冷えた部屋の中、とある境界線の上から確かに爪先は僅かに踏み越していた、変えたばかりの蛍光灯の白色がギロチンのよ ...
君がくれた花は
まさに幸せそのものだった
二人で見た景色は
どれも永遠の幸福の一部だった
その永遠は 短いものだった
それでも何物にも変えがたい
素晴らしい ...
角を曲がると
コバルトの窓だった
猫のいっぴきも通らない
どの突き当たりもどぶくさい
町はずれ 焦れったい郷愁
観念の{ルビ和毛=にこげ}に
赤茶けた歯がからまり
ベンジーの六弦が息をすう
焼け落ちた橋 夏の昼時
あなたの胸の中の海で
丸い椅子が倒れた
それで、流れた血は
西瓜のいろに丸まった
パジャマを着たまま私はしゃがみ
馬鹿みたいなバイクにきみが跨り
どちらかが 何かを ほざき
虚ろな針 ...
例えば
星の名前を知らないから
ありえない点と点を結んで
新しい光をつくりだしたりする
って 平和の使者かよッ (汗)
国境を鼻歌まじりにこえる
あの銃口か ...
少しナルシストに
きっとナルシストに
口づけをかわそう
闇に酔いながら
十三夜の月明かりに揺れながら
今宵 聞こえて来る
懐かしいメロディー
少しナルシストに
かなりナルシストに
...
築地も
過ぎてしまった感は否めなくて
残った話題と言ったら
チンレンホウの多重人格問題ぐらいかと
思っていたら
大口病院の一件が
まだあったことに気付いた
アブナイ、アブナイ
終わらな ...
お父さんは
甕にめだかを飼っています
夏 陽射しをまともに受け
お水ゆだってあえいでるめだかの夫婦
あんまり可哀そうで私
みどりのホテイさま浮かべたよ
めだかたちほっとして
こづくり ...
新しき文庫本をば繰るときの糊のぺりりを聞きたく購う
古本に「著者謹呈」の栞あり 著者の代わりに憤慨してみる
積年の手垢に朱き愛詩集 眼にて撫でつる活字にも朱
色々の付箋貼 ...
電車のなかにいるときいつも音楽を聴いていたが、音楽聴かずに電車に乗れば、いろんな音が聴こえてきて、楽しかった。風景が動いて綺麗だった。
するべき事たくさんあるけど、なにもせずに乗るのが楽しい。
...
しろい大蛇が
裸体を取り巻いている
その人が男か女かはわからない
顔がすでにないようにも見える
とおくに滝があるが音はきこえない
熱気のようなものが渦巻いている
暗緑色の ...
僕が知らない 君の顔
見たことすらない 君の顔
弛んでいる君の顔を 僕は知らない
泣いている君の顔を 見たことがない
緩んでいる君の顔は どんなのかな
泣いている君の ...
電車がgo!!!!って行く。ゴーーーーォって音鳴らして行く。
ゴーーーーォって鳴る雷だって、電車なんだね。プラスとマイナスを運ぶ電車。
静電気でパチッってなった瞬間、僕は雷に触れた。電車に触れ ...
ひらがなのきみでいて
そのほうがよく笑う
ひらがなのきみでいて
そのほうがよく眠る
書かれた文章は
いつか嘘をつく
だから意味もなく
生きていたいのだ
朝焼けや夕焼けに
驚いてい ...
何も書くことがないからテレビを見ていた
テレビを売ってしまってからパソコンばかりだ
スポーツを見ている
久しぶりに見た卓球を見ている
こうして見ていると暇だ
扇風機をとめてなか卯に行 ...
◯(いい夫婦)
「お墓も一緒よ」
と言う夫婦は
いい夫婦
◯(アメリカ大統領選)
なかなかババ抜き
できないでいる
トランプ氏
◯(理解)
今だに僕は
「幅のない線」が
...
海はまぼろしになった
みあげる空の鴉は忙しない
しかし無理矢理にこっちを向かせ
{ルビ太太=ふてぶて}しく吐き出してみた
あんたは時に海まで行くのか
鴉は かあ、と答えた
翻訳するとこうだ ...
父と一緒に植えたひまわりの新芽が
昨日よりも大きくなった。
私の背よりも高く
太い茎をまっすぐに伸ばして。
父と一緒に植えたひまわりの新芽が
私の顔より大きな花を咲かせた。
種の詰まっ ...
幸せなとき
二つに割ったおやきを
父と一緒に食べる。
野沢菜・小豆・きんぴらごぼう
焦げ目の付いた白い生地が
汚して母に怒られた
ブラウスの染みにも見えた。
眼は無意識の影に嘘をついた
葉は秋風の寒さにユラユラと舞った
アスファルトには人の歩んだ体温が反射して
道が生まれた
正直を語る時
世界は凍り付く
瞳が見る世界は残酷だ
暗闇は休息へ ...
雲から光が
奇蹟のふりをして放たれている
はっきりと毒されている
それどころじゃない
はっきりと分かっている
もう傷や逆上などないことを
それが可哀想だから
...
161012
柿の種を跳ばす時
僕は世界のチャンピオン
次郎柿に法蓮坊
黄色く色づく初秋の朝日
俺の領分侵したね
カラスのかあちゃん
まっくろけ
白い鳩を追いか ...
長い時間がきえて
振り子はやわらかに
悩める町の悩める光線
私たちはみんな、
波のはざまにのまれ
いつかどこかの壁にくだける
いつもおん ...
ことばを
きみから聞けなかったから
ぼくには できなかった
歌をうたうことも
祈りをいのることも
思い出を忘れないことも
光と影が
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人生真っ暗
もっぷ
自由詩
1
16/10/14 8:32
自称詩人が活気づく
花形新次
自由詩
0
16/10/14 8:15
オヤジ似
zenyam...
自由詩
0
16/10/14 7:02
ふわあ
坂本瞳子
自由詩
2*
16/10/14 1:32
誰かに会えたら
もっぷ
自由詩
1
16/10/14 0:33
その傷が疼くために
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
16/10/14 0:32
ムーンダスト
葉月 祐
自由詩
1*
16/10/14 0:05
コバルト
草野春心
自由詩
1
16/10/13 23:54
和毛
〃
自由詩
3
16/10/13 23:51
西瓜
〃
自由詩
1
16/10/13 23:49
きみ
もり
自由詩
1*
16/10/13 23:14
十三夜のナルシスト
星丘涙
自由詩
1*
16/10/13 22:10
話題
花形新次
自由詩
0
16/10/13 21:13
甕の底から
田中修子
自由詩
4*
16/10/13 18:19
本たち
水城歩
短歌
2*
16/10/13 18:05
駅の待合室
水宮うみ
自由詩
1*
16/10/13 18:04
静かな滝
白島真
自由詩
3*
16/10/13 17:02
知らない顔
黙考する『叫...
自由詩
1
16/10/13 15:24
静電気
水宮うみ
自由詩
0*
16/10/13 15:01
ひそひそ(大きな声では言えない詩)
やまうちあつ...
自由詩
3*
16/10/13 13:57
明日は晴れだスポーツマン
百均
自由詩
1*
16/10/13 13:50
独り言集14
zenyam...
自由詩
1
16/10/13 9:03
鴉よ!
もっぷ
自由詩
1
16/10/13 8:37
太陽の子供
梓ゆい
自由詩
2
16/10/13 4:53
はんぶんこ。
〃
自由詩
1
16/10/13 4:41
勇気
鷲田
自由詩
1
16/10/12 23:50
連絡
吉岡ペペロ
自由詩
0
16/10/12 23:20
秋のそら帰りみち拾いものする少年のメリーバッドエンド
あおば
自由詩
2*
16/10/12 23:04
光映
草野春心
自由詩
0
16/10/12 22:49
ことば
〃
自由詩
2
16/10/12 22:48
1594
1595
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
加筆訂正:
静かな滝
/
白島真
[16/10/13 21:44]
一部訂正
5.47sec.