暴力団と自称詩人
どちらかの味方になれと
言われたら
躊躇なく暴力団を選ぶ
どちらも反社会的で
闇の存在だけど
なんたって私は
無類の暴力好きだからね
自称詩人みたいに
一発パンチ食 ...
冷えた手すりに背中を
預けて
薄くなっていく
空を
見ていた
走り去る足音と
誰かが誰かを
呼ぶ息遣いとが ほんの
一瞬渦を巻いて
鼻先を過ぎった
眼の奥に微かな
重みを感じた
遠方の友の笑い声にあわせ 前借りした元気 何日分?
その説教お返しします 若者になにか求めず ワン・ツー・パンチ
一見さん 呼吸のリズム合わせたらいけずが返るへんてこなジャ ...
かるくて
あかるくて
はかなくて
さくらの花は
詩そのもの
花びらいちまいいちまいに
残った風が
地面に落ちてもまだ
ふわり ふわりと
その浮力を手放さない
逃げ足ばかりが ...
一人の夜を
アセビの木の下に
捨てられた子イヌは
今頃どうしているだろう
一人の夜を
そうやって、いつも
遠くから自分を見ている
もう一人の自分がいる
一人の夜 ...
冬に電子機器の仕事で
雪の富士山の麓に出向いた
良いはんだ付けは
富士山の麓のようにと
現場を指導してきた
富士山は神様が太平洋に
はんだ付けしたのだろう
大陸から絶妙に離れた位置に ...
東京にもう雨は降らないらしい
眠らずとも
目覚めなくともよくなるまで
幾世紀を費やし
浪費するのは何も砂ばかりではない
やさしい飲みもの
歴史をごみ箱にいくら捨てても
まるで甲斐 ...
君と喋りたい
だけど、喋りたくない
喋りたい気持ちと
喋ることは一緒じゃない
君のことが好きだけど
それは君の全てのことじゃない
君の一部だけ
君の嫌いな部分は絶対にある
それを受 ...
桜をみると胸がいたい
桜なんかだいきらいと言いたくなる
だから桜に謝りながら
盆栽みたいなかたちをみつめている
一方向にしか膨らまない宇宙なら
星はこんなふうに見える ...
故郷には深さがある
海の深さとは別の種類の
血の深さと記憶の深さ
一人の人間に一つずつ
最も深い故郷が与えられており
人がほんとうに帰っていく極地がある
果樹園に包まれ
たっ ...
社会人になって幾数年
歯車と化して十数年
叱られ叩かれ使われて
上昇したのは尿酸値
痛風発作に怯えつつ
言った言わないエビデンス
横文字並べて要するに
費用を安く抑えたい
わか ...
病棟の廊下を行き交う
光を亡くしたオブジェたちは
意味のない言葉を呟きながら
閉ざされた空間を彷徨っていた
秒針の動きに従い
その営みは飽くことなく続けられる
影さえ失った彼らは
...
あまりにも心地良いから腰を振り続けただけさ
お互い
深く激しく
ありきたりだろ
愛しあっているのだから
手を繋ぐだけじゃ
とてもとても
ぶちまけたのは俺だけじゃない
今度はゆっくりゆっ ...
姥桜ボディブローが効いてきた
マドンナを脇役にする桜かな
世界の言葉で桜と言ってみた
意志と火
心地よい絵画
午後の公園
ステーションビュー
ロングヘアの女性
揺らめく黒髪と火の粉
溢れだす
上向きの蛇口
幼い男の子の恥部
ぷっくり剥けていない
青空に向けて
勢い ...
カブと言うよりは
茄子のヘタみたいな
髪型から
茄子くんと呼ばせてもらおうかな?
さて、茄子くんが中野で当時12歳の
山田琉里羅さんを車に押し込んで
誘拐したんだね
そして山田琉里羅 ...
ひとりのベッド
親のことはもう覚えていない
私は 一人なんだ
星の下で言葉をなくして
測れない
計れない
量れない
ものをはかろうと
脳は身をよじるが
生まれたのは不肖の子ばかり
どれ一つ それ一つでは
役に立たないものたちを
手妻よろしくこき使い
広げてきた
安心 ...
恋と愛は違うんだって
気付いたときにゃ後の祭り
契約という名の呪いで
互いを縛る
神に誓うこともなく
流されるがままに判を押した
蜜月は数ヶ月と保たず
今は灰色の日々を過ごす
...
押し入れの奥深く
落書きだらけのおもちゃ箱
そのまた奥底で
今もブルブルと震えてる
クリスマスだか誕生日だか
とにかく誰かに買ってもらった
観たことも無い映画のキャラクター
毛むくじ ...
海が盛り上がり
浪が陸に襲いかかる
浮き桟橋を 港深く押し込み
道路に船を押し進めていく
車が逃げる 人が逃げる
テレビの画面
ソファーに掛けた私には
わらしべ一本投げ入れら ...
年季にとうがたって
玄関のタイルは
ひびの隙間から
虚しい「時間」の中心に
深く積もってしまった
ペンペン草の
顔をのぞかせる
そ ...
+
『人体模型ノぶるーす』
SCENE1.(校庭にて)
ものすごい音がした。
登校中の生徒たちはみな、
音のする方を見た。
―光り輝く羽飾りのヘルメット
―厚い革製の盾 ...
4月の勉強会のテーマ:こども向けの作品を書いてみる。
詳細は、: 詩ヌマデアイ詩テ
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=316267
をご観覧 ...
「アイスキュロスが笑ってる」
#1
「赤い」といったら何だろう?
赤いおハナを思い出す
そうだね真っ赤な真っ赤なお鼻のトナカイさん。
クリマスといったら何でし ...
ありがとうございます
本日 3月31日 無事定年を迎えます
ごめんなさい
途中退場でした
この 十年間で
身長は伸びていません
でも 精神的に 大 ...
2月末、祖母の納骨式。仙台市青葉区中山に向かうバスが電子音声でぎこちなく次の停留所をアナウンスする。続けて紹介されるクリニックか何かの広告は人の声の録音だった。割安で電子音声の広告枠を用意したら需要 ...
保育園で見るあのひとは
運動会での子どもたちの勇姿に涙し
ママの苦労談を聞けば肩を寄せる
朝も夜も、送り迎えには笑顔で
自転車をこぐ、よきママで
人の良さそうなパパだって、ひょっこり顔を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
暴力と私
花形新次
自由詩
0
16/4/3 22:09
撫でるように
noman
自由詩
0
16/4/3 21:14
四月初旬の憂鬱
深水遊脚
短歌
2*
16/4/3 17:00
アレグロ
豆腐小僧
自由詩
1
16/4/3 16:01
一人の夜を
yasuto...
自由詩
0
16/4/3 14:39
富士山はんだ付け
イオン
自由詩
0*
16/4/3 13:09
新しい雨
伊藤 大樹
自由詩
10
16/4/3 12:46
vs she (and you)
opus
自由詩
0
16/4/3 11:45
一方向の宇宙
吉岡ペペロ
自由詩
11
16/4/3 6:31
帰郷
葉leaf
自由詩
7
16/4/3 2:36
わかります
松本 卓也
自由詩
8
16/4/3 0:29
病棟幻想
レタス
自由詩
3
16/4/3 0:11
いびきと寝言
秋也
自由詩
0
16/4/2 23:55
姥桜ボディブローが効いてきた
北大路京介
俳句
2
16/4/2 23:52
マドンナを脇役にする桜かな
〃
俳句
2
16/4/2 23:51
世界の言葉で桜と言ってみた
〃
俳句
1
16/4/2 23:51
ミックスプレート
秋也
自由詩
1
16/4/2 23:45
茄子ヘタ男
花形新次
自由詩
1
16/4/2 23:26
君は今
番田
自由詩
1
16/4/2 23:19
ブルーライトに照らされて
ただのみきや
自由詩
10*
16/4/2 23:14
メリー
たいら
自由詩
0
16/4/2 22:50
モルスァ
〃
自由詩
0
16/4/2 22:40
布団ひっかぶって寝転がっても
イナエ
自由詩
3*
16/4/2 21:56
年季に
信天翁
自由詩
2
16/4/2 14:39
『人体模型ノぶるーす』 /【笑い部門】
ハァモニィベ...
自由詩
1*
16/4/2 12:52
★ 4月の状況
〃
おすすめリ...
1*
16/4/2 12:50
アイスキュロスが笑ってる
〃
自由詩
1
16/4/2 12:37
途中退場
佐白光
自由詩
1*
16/4/2 11:46
のどぼとけ×時間×エクスペリメント
高橋良幸
散文(批評...
1*
16/4/2 9:45
あのひとは
うめバア
自由詩
3
16/4/2 7:46
1594
1595
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
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1633
1634
4.03sec.