明日のは朝好物のたたきゴボウ 花筏に娘を乗せて月眺む 重い銀のライターで炎を灯した刹那
冷たい過去を浮かべて
薄笑いをした

紫煙に過ちを想い出し

真紅のドレスを纏ったマリーに
こうべを垂れて
俺はただの苦笑い

グレンリベットをも ...
花は枯れたら散るだけだ
僕は枯れたら蘇る
明日を夢見ても願いは叶わない
今を生きないと明日は来ない
僕に明日は必要ない

君に立ててしまった中指
もう戻れないのに涙が出る
浮かない顔し ...
誰をも許さない鋼鉄の精神を
保ち続けていけるのか
いまは我慢比べをしている

だが
脆弱な精神は
柔らかなパールの首飾りに溶けて

沸き立つ性欲が勃興する
生きているということはこう ...
おでんの季節は終わって
次にくるのはもり蕎麦だ
やがて素麺がやってくる
そして鴨南蕎麦の到来だ
ふうふうと鍋焼きが誘う
スーパーマンでさえ
胸にS字の全身タイツを着て
スーパーであることを
目に見える形で主張しないと
今一つ自信が持てないのに
自称詩人が自称詩人ではなく
詩人だと平気な顔でのたまうのが
死 ...
まず言う なれない と

それから ならないように

汚していると

まず ならないので 安心するように と

まず言う なれない と

それから なるように と

きれいにし ...
父と呼んだ人の欠片が
ぎゅうぎゅうに詰められている。

(押し込まれんで、良かったなあ。)と
遺骨の橋渡しを終えて帰ってきた。

五年前の秋口。
同じ場所で迎えた祖父との別れ際。

...
区役所の、トイレを借りてため息

その場しのぎで生きてきました
それが何か

誰もが今日という日を精一杯
手持ちの力で生きている
最善を尽くしている

”一億総活躍”なんて、ヤンキー ...
黄金の太陽、陶然と
茜に燃やす、この部屋を
開き放て!己のすべて
持続スルこの永久の時に

  ああ、俺の両眼は割れ砕けそうだ!

目が眩む目が眩む
眩暈、眩暈
光の海だ
黄金に躍 ...
    顔

一番いい顔を鏡に映すとも
高倉健を超ゆる由なし
心弾む春の息吹を感じられる今
街中にぽつりぽつりと桜色が見える。

昨年
駅から病院へのだらだらとした並木道
物言わぬ君に逢うため、毎日歩く桜並木
春はもう来ていて、桜は花弁を散らして ...
その歌で世界の秘密おしえてくれ

闇封じはりめぐらされた言葉たち
花だから咲いたらすぐに散ります
誰かが言いました

わたしは薄いうすい一枚の紙です
折り鶴が言いました

わしは古いふるい一本の木だよ
仏像が言いました

ぼくは孤独でまぬけな人 ...
わたしのうちの近くには、神社があって、そこの御神木は銀杏の木で、だでわたしんちがあるとこは銀杏木っていう地名になっとって、そいで、公園よりも近くて、その御神木の他にも木とかはえとって、でこぼこして、ス ... 生温い雨に濡れながら午前二時、あらゆる神経が脳天に向かって空虚を届けるころ、おれは寝床を拒否してキーボードを叩いている、ヘッドフォンのなかではインプロビゼイション・ノイズが存分に掻き回している、お ... 今年(2016年)四月。つまり今。
スレッド会議室<詩ヌマデアイ詩テ (雑談系)>で、
私が企画した

★ プチ企画 【幻想30】

が開催中である。

本稿は、そのリアルタイムの経 ...
風にはぐれた椿一輪 川の流れを漂う
冬の終わりに 寄る辺なく揺られて
春咲く花は霞を湧かせて 華やかに
あたしは きみの笑顔を思い出せなくなった


寒さに耐えて 守っていたものは
...
 


 枝分かれした樹木に、自転車のサドルがのっかっている。
 とある駅前の手狭な広場だった。樹木が二本あった。駅側は桜、道路側はたぶん楠。サドル仕様になっていたのは、楠のほうだった。二つに ...
蛇はひと口咬んで
あとは丸呑み
四の五の言わず呑み込んで
ゆっくりと消化する

蜘蛛は牙でひと刺し
注射して中身を溶かす
あとはハンモックで横になり
ゆっくりストロー

蛆は胃液を ...
小さな白雲一つ、
ふわわ漂い流れ来て
唐突スッと消えた、視界の無

己、只只ア然とし
驚キ沈黙の青を凝視スル。






3月25日(金)記.
①年に1000万円以上の就労所得がある
②納税の義務を果たしている
③IQ120以上
④本人にも家族にも犯罪歴がない
⑤結婚している
⑥自称詩人ではない
以上の条件を満たしていれば
銃の ...
ハイバックの助手席じゃあ
帽子のツバが すこしむずかしい
すこし雨滴のあとの残る車窓から見える景色は
映写機のように枠のある動画
だけれども携帯の電池なんて いらないよ
幸運にも にわかに咲 ...
死線狂乱をさ迷いコエ戻り帰れば、
この界もあの界もソレ単独では
只のまぼろし。
       ー壊れた片腕に奥まる意識に   

  ▲○■    ■○▲

千、億、兆
千、億、兆
...
かざし見る 皿倉山に 雪煙り 5寸のびたる 庭のバラの芽

むねおどる 春はきにけり わが里に 霞む鹿の子が 山路を登る
木のかけらと
あたたかい水が
午後と夜の境いめに
蒼い浪となり流れ込む


錆は子らの名をくちずさみ
鉱は荒れ野に伏している
陽を転がす指や指
流れの内に華やいでいる ...
幼い日の霊を求めよ言葉たち

金剛の言葉むすばぬ日の流れ
今年も春が来て
桜を見る

この桜は
いつか誰かと見た桜

私たち人の世を越えて
木はここにあり続ける

子供はやがて大人に
大人がやがて老人になっても

いつもこの美しい花び ...
父よ

あなたの思い出をなぞって

あなたの生まれた街を歩く

春の京都は

この世で一番切ない

枝垂れ桜がはらはらと散り

私はあなたの背中を思い出す
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
朝餉レタス俳句016/4/7 23:05
川面にて俳句016/4/7 23:02
酒場にて自由詩216/4/7 22:57
メンヘラに恋しました独奏自由詩116/4/7 22:47
鉄人(或は願望 笑!)レタス自由詩216/4/7 22:21
四季自由詩116/4/7 21:31
スーパーマンのS花形新次自由詩016/4/7 21:05
ぼくはうりものにならないnemaru自由詩2*16/4/7 20:31
嘘吐き。梓ゆい自由詩116/4/7 16:34
不真面目な人うめバア自由詩316/4/7 15:28
気付きの刻たけし自由詩316/4/7 14:53
yasuto...短歌016/4/7 11:32
桜並木……とある蛙自由詩216/4/7 10:58
秘密河瀬由子俳句016/4/7 7:41
なんとなく春だからyo-yo自由詩7*16/4/7 7:30
御神木かの自由詩316/4/7 2:21
独白は無責任に(けれど真剣さを持って)ホロウ・シカ...自由詩1*16/4/7 1:49
★ プチ企画 【幻想30】ハァモニィベ...散文(批評...016/4/7 1:19
落花藤原絵理子自由詩116/4/7 0:47
神棚のサドルカンチェルス...散文(批評...116/4/7 0:31
はかないでただのみきや自由詩11*16/4/6 20:42
消失たけし自由詩216/4/6 20:04
目指せ! 銃社会花形新次自由詩016/4/6 17:12
姫たちのお茶会 上るるりら自由詩10*16/4/6 16:41
帰還〇こえぬけたけし自由詩316/4/6 13:19
星野つばき短歌016/4/6 10:39
みどり うたかた Ⅱ木立 悟自由詩1216/4/6 7:11
言葉河瀬由子俳句016/4/6 6:26
ガト自由詩5*16/4/6 4:34
円山自由詩2*16/4/6 4:30

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加筆訂正:
姫たちのお茶会 上/るるりら[16/4/6 19:17]
投稿後、時系列訂正ため改編いたしました。
3.92sec.