ぼくには海がある

山がある

大地がある

宇宙がある

じぶんに都合がいいところに行けばいい


深夜

腹痛で目をさまし

あなたのなまえを呼ぶ

神のなまえ
...
絵本の顧客は

子供でも親でもなくて

図書館や学校だ

だからあんなに高いのだ

絵本とは税金が化けた怪物なのだ


盛り土の予算を空間が喰らう

議員になれば、身内が名ば ...
 賑やかな日の夜は、思い出で胸が苦しい。
 あなたと過ごした昼間のきらめきが淋しさを煽る。
 楽しかったと、落ちた滴。
 温かくて、甘すぎた、今日の日。
ぼかぁ
今日も仕事にオーバーキルされ
言葉が出てこない
書けば出て来るが こんなの嘘だ
こんなんなら
もう寝たほうがマシだ
花形さんの詩が身に染みるぜ… くぅ〜
ひょっとして、
おれの ...
弱者が弱者であることを
逆手に取って
言い掛かりをつける
そしてそれがまかり通ったりする
なまじ強者(相対的に)であるよりも
弱者であった方が得をする

なんて世の中だ!

俺はいわ ...
春はあけぼの





































...
夕陽に 気付かないほど 流星 気付かないほど 幻にしたくない 光の傾斜のよわいめまい

いななきも止んだ朝の膨らみ
秋は秋と重なって遠近を失くしながら
凧のように {ルビ空=くう}の{ルビ空=くう} 淡く燃え


無限の、 矛盾の、 
存在の、 ...
週の半ばを過ぎると背中が強張りだす
眩しい声が
ほら すぐそこ
地平を跨いだ辺り
小さなキックスケーターが往くよ
時の車輪はゆっくり素早く 
ゆらゆら揺れて 
蕾 花 あっという間に
...
僕が転んだ
白い雲がながれていた
僕が転んだ
麦の穂を風が掃いた
僕が転んだ
膝に石を刺した
しんとした痛みを
ただこらえた

なにもいない
わらい声もない
野辺のみち
そらの ...
虹はすごい
あめの中にしっかりと立っている
すべてのひとに
なにも言わないままで感動をあたえている

虹はすごい
わたしたちの心の中に
いつのまにかうつっている
消えない姿で
黒焦げになってしまいそうになるほどに刺してくる太陽からの熱は段々と弱まって、差してくる光こそチクチク強いものの、半袖シャツが寒く感じてきた頃合いのお話。

その日はそれでも陰のシルエットが強めな日 ...
川端康成的なもの

左手の小指薬指の
欠けた少女よ

僕は君に恋をする。

君に微笑むことは出来ても

結ばれない
約束すらできない少女よ

僕は君に恋をする。

そして、 ...
 深刻ではなく 淋しい瞳をもった
 サーカスのピエロ
 ぼく きっと 透きとおった
 この時代の住民にちがいない

 古代マンモスのふかい皺をもった
 象たちが踊り 踊らされる
 過 ...
西日の射す部屋で
裾に黒い炭を付けたレースカーテン
輝きながら汚されていくことを思う

私は寂しい
ベッドの位置から進むことも退くこともできず
手のひらに収まる程の空気の厚みにす ...
わたしは病気になりました
なにをしてもさびしいのです
車にのっても
窓をふいても
コロッケ食べても
あなたといても
いなくても
さびしくてたまらない
どうすれば治るのでしょう
方法は ...
覚える訓練はするが
忘れる訓練はしない

考える訓練はするが
考えない訓練はしない

急ぐ訓練はするが
ゆっくりする訓練はしない

緊張する訓練はするが
リラックスする訓練はしない ...
僕の子供のころは
「我慢しなさい、我慢しなさい」
とよく言われた
何かあるたんびに親や教師から言われた
今は
「我慢しなさい」
という声を聞かなくなった
我慢させてはいけないような
我 ...
ゆったりと
眺める

枕元に
ひとつ

あたたかな
あなた

いつかの
夢の如くに

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°゜
寝損ねて早起きしたと嘘を吐きこっそり啜るエナジードリンク


我こそはコリラックマの描かれた手帖を使う就活男子


人と会うという恐怖に慣れなくて鞄に本を詰めて武装す


詰まってる ...
だいたい秋口になると
イタさ爆発の奴がつぶやき始める
これは毎年恒例とはいえ
非常によくない傾向だ

血縁者でも
まったく興味を示さないおまえに
赤の他人の俺たちが
何か思うわけないだ ...
手が火照って眠れない夜
庭に出ていくと
井戸端で太郎冠者がなにか思い悩む様子
わたしはここでは次郎冠者であるので
その気になって臨むのが定石である

やいやい、太郎冠者
なにやら思い悩む ...
汗ばむ肌が
今もまだ求めている
刺すほどの強い陽射しを

少し肌寒く感じる今日だと言うのに

あきらめの悪さが身に染みる
気怠い午後は相変わらず
小雨さえも降らすことなく

こうし ...
寄り添ってさんにんで帰っていった

家着でふたりを連れ去っていった

傷つけないようについた嘘八百

魂が引き裂かれて塩をぬられた

子供の頃からそんな風に生きてきた

愛しいひと ...
もし俺がアリなら

昆虫学者はきょう

俺をどんなふうに観察しただろう

観察日誌になんと記しただろう

胸の奥に眠る夢が

きょう陳腐になっちまった

ひとりで歩いて頑張って ...
悲しいとかじゃない

惨めとかじゃない

傷つくとかじゃない

水溜まりを見ているだけ

雨に降られているだけ

雑踏で人にぶつかるだけ


タクシーをひろう

行く先を ...
早く起きた午前中
亡き父の畑で収穫したスイカを洗っている。

父と話をするように。
父と顔を合わせるように。

綺麗に晴れた夏の午後
大きなスイカを四つに切って
大きな口でかぶりつく。 ...
きみのきれいな顔に傷つけていい?

どんな強い男も君の前では女々しく泣き崩れてしまう。

春の風は、残酷な夏の日差しにかき消されて

夕闇の黒々とした陶酔と共に

嗚咽を誘う。 ...
生きてるって
何をしてるの?
聖者の行列だ
と思ったらただの灯りだった
そのまま車を走らせる

しばらく開け放しだったからか
光に誘われた蛾がはいりこんでいた
ちらちらと飛んで
また光をもとめた

世界のためにし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
しあわせか吉岡ペペロ自由詩516/10/6 2:33
怪物自由詩216/10/6 2:18
夜、ひとり。中原みのり自由詩016/10/6 1:29
GARO保留nemaru自由詩1*16/10/6 0:59
弱者を排除する花形新次自由詩116/10/6 0:34
春はあけぼのTAT自由詩2*16/10/5 23:52
夕陽に 気付かないほど 流星 気付かないほど 幻にしたくないゴースト(無...短歌116/10/5 22:55
詩/代償としてのただのみきや自由詩12*16/10/5 22:31
キックスケーター自由詩3*16/10/5 22:16
僕が転んだ「ま」の字自由詩2*16/10/5 22:14
朧月自由詩016/10/5 21:03
金木犀らいか散文(批評...016/10/5 20:20
少女ー川端康成的……とある蛙自由詩3*16/10/5 16:25
サーカス 白島真自由詩13*16/10/5 16:16
鍵のかかる部屋為平 澪自由詩716/10/5 16:06
さびしん病やまうちあつ...自由詩116/10/5 15:40
偏った学校教育zenyam...自由詩116/10/5 14:27
我慢しなさい自由詩016/10/5 14:13
「憂夢」藤鈴呼自由詩016/10/5 10:20
武装(解除)水城歩短歌216/10/5 9:01
日記を燃やす花形新次自由詩016/10/5 8:23
狂言春日線香自由詩016/10/5 3:58
未だの夏坂本瞳子自由詩0*16/10/5 2:02
嘘八百吉岡ペペロ自由詩116/10/5 1:28
空車の灯り自由詩116/10/5 1:07
水溜まり自由詩316/10/5 0:44
父の畑梓ゆい自由詩116/10/5 0:20
聖性maitre...自由詩016/10/5 0:18
独り言17リィ自由詩1*16/10/4 23:49
5.Qg3!!自由詩116/10/4 23:42

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加筆訂正:
サーカス /白島真[16/10/5 16:20]
2回目修正
サーカス /白島真[16/10/5 16:19]
なぜか行頭がずれるので修正しました
6.14sec.