やらねばならぬ事に埋め尽くされた
時代を裏で支える世捨て人の心体は
限られたほんの短い時間で
沢山のシを生み出さなければならない
その為に残酷な爆弾を用いる
脳が麻痺するリズムの中で
...
こんな俺だからこうなんだ
どこまで我慢したら我慢になるんだ
すべては生き方のために
どんな歩みだしになるとしても
まっしろな紙のうえで転がる石のように
ほっさなう
...
{引用=享楽し、憂愁する人間らしき行為言動を/文学評論 漱石}
ほどほどのかなしみやほどほどのしんみりが
うつくしく売られている骨董通り界隈
秋のなか 求められ 飾られたり 楽しまれたり
...
新宿2 丁目の深夜4時に手を繋ぎキスをする男性カップルや東洋人や白人の若者達
路地にはビートが溢れ肩を組んでさんざめく不思議な人の塊を見つめている俺
生命は科学 を超えていつまでも謎のままでそ ...
東京にいるときゃ
キッコと名乗ったの
逗子では
ブラックマンと
名乗ったの
名前を変えても
変わらぬ残り香が
いつでも
私をマユミにするわ
昔の名前で出ています
嫌になるほど後悔してるけど
後戻りはできないから
前にしか進めないのだけれど
いっそのこと上の方とか下の方とかへ
突き進んで行きたかったりする
言い訳しながら
取り繕って
謝ってみたりも ...
年を取ると
もう無理だ!
チンは
下がりぱなしだ
私の意識の後ろで
踊る私がいる
簡素な服で
裸足で
踊りつづけている
その踊る身体は
現に此処に在る私の身体よりも
ずっとしなやかで
烈しい
私の奥に散る火花のありさまを ...
お伽話
銀河の向こうに君がいた
禁断の実は渦の中
迷い込んだら逃げ出せない
小さな小さな恋のお話しで瞼が閉じて
朝の雫が落ちたとき
ぶらんこに揺れながら笑う君
...
大口病院の類いが
死にかけた
ジジイババアでは飽きたらず
コンビニおでんに目をつけたらと
その無防備な姿を見るにつけ
いつも不安に思う
死なないまでも
鼻くそ入れて
ほくそ笑んでい ...
失ってから本当に大事な物に気付くんじゃなくて
失ったから本当に大事な物に化けるんだよ
なんだじゃあ負けゲーじゃないか
無理ゲーじゃんか
そう ...
日がな一日中
気付けばエロサイトばかり観ていた
我ながら他にする事は無いのかと
無いのか、ならば仕方が無い
まとめサイトを巡り
アンテナサイトで目を滑らせ
リンクからリンクへ飛び回り
...
猫が鳴いている
どこだろう
ここは暗がり
静かな街の端の方
車の下かな
茂みの中かな
もうあれきり声は聞こえず
なのに意識は猫に向く
帰りたくないというのもあるかも知れない
...
ただただ時が過ぎるのを待つ
果報は寝て待て急がば回れ
急いては事を仕損じる
だからこうしてのんべんだらり
デジタル時計は不連続の時を刻む
情緒もへったくれもありゃしない
空は朝から薄暗く
...
161016
モンブランに登ったきり
息子達はまだ帰らない
静止衛星も知らないと言う
3番茶を飲みながらしみじみと語る
和菓子屋の正面にはケーキ屋さん
栗の季節を迎え ...
給料が入ったら服を買いに行きたいです
料理バサミは綺麗じゃない
金を稼ぐことに必死になって、生きていく
だとしたら俺は、瞬間じゃない
最近の論破を練習している
機嫌良くしていられるというのが ...
なぜだかわからないが
今の若者は
ゴキブリを非常に恐れている
僕の近所に住む八十六歳の伯母さんは
素足でゴキブリを踏みつぶしたことがある
無人の待合室で数人の無が座っている
無たちは穏やかに語り合いながら、何も待たずに座っている
僕が待合室に入ったら、歓迎して無の仲間に入れてくれた
夜気晴らしに散歩したら無になれた
無量大数になるよりも無になることは楽しいから、無になれたとき、何もないのは楽しいねって誰かと話したかった
十月半ばの未明
降りそうだね、そっちは
こっちもだよ同じく
少し寒い
うん、まったく
それで やっぱつらいんだけどね
うんうんとヨーコは始める
やっぱつらいんだよどうにも
うんうん(と ...
大切な人が死んだとき
勿論、ぼくは生 ...
雨が降り注ぐ
こんな夜は
哀しみも洗い流してくれる
そんな気がする
だのにとても寂しくて
切なさに押し潰されそうになる
冷えた足を必死に
掛け布団の中に押し込めて
息を殺して
この身 ...
無理に口にする必要なんてない
言葉は
言葉は気持ちだ
無理に話さなくていい
言葉は音楽のように
あなたに届かなくてもいい
言葉は魔法のように
どこにもいきはしない
言葉は必殺技のように ...
茜音に滲む今日のうた
滲む私の今日
さよならの藍で覆い隠し
点す灯りの つくる
心もとなさまた涯に迫ることも
なしに詮無いと悟るばかりの
星の 見得る 宙に浮かぶ水槽の
なかの一つきりの ...
日本は
都会主義共和国
都会は
夜会主義共和国
日常は
不快主義共和国
時代は
機械主義共和国
情報は
世界主義共和国
伝聞は
誤解主義共和国
世間は
和解主義共和国 ...
眠っている間にかきむしってしまって
起きると今日を過ごす顔がない
日が暮れるまでただ静かに
伏して新しい顔が生えるのを待つばかりだ
庭には幽霊のような花が咲き
うすい膜が生活全体を覆っている ...
音楽が僕をあたまをすり抜けて多分あなたの場所まで届く
あなたの音楽を聴かせてよ話し言葉ではないあなたの音楽を
音楽をどうすれば産めるのか出産したひとに聞いたら小さな音楽を産 ...
昨日久しぶりに友人に会い
私はカフェの片隅で 私の そして
あまり面白くはない話をしていた しかし
あたりは暗くなった
オープンテラスのカフェだった
いつも賑わっていた
しか ...
もう終わってしまったことや
もう会えない人たちには
今にしか会えないので
さよならは
未来にまたあなたを祝福するためにするのです
たしかに憎まれたこともありましたが
あなたの愛がわたくしを ...
いきなり受け渡そうとするから拒絶する
額から、いや目尻から零れ落ちた滴はきれい
言い訳できず敷衍した言葉の羅列が掠める
ともすれば攪拌しかねない重い漆黒
まんじりともせ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
コウソクグ 加速する為の重念機会
狩心
自由詩
0
16/10/18 10:13
歩みだし
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/10/18 8:53
秋のお財布
もっぷ
自由詩
1*
16/10/18 7:08
たちどまった日々
梅昆布茶
自由詩
8
16/10/18 2:27
マスヲカキッコ「昔の名前で出ています」
花形新次
自由詩
1
16/10/17 23:02
どーだ!
坂本瞳子
自由詩
0
16/10/17 21:06
チン上げ要請
zenyam...
自由詩
0
16/10/17 20:51
隠された踊り手
塔野夏子
自由詩
3*
16/10/17 20:50
お伽話ほか一篇
乱太郎
自由詩
6*
16/10/17 19:18
ミッキー吉野家「コンビニおでん殺人事件」
花形新次
自由詩
2
16/10/17 18:55
月
TAT
自由詩
3*
16/10/17 18:33
エロサイト巡回のプロの自問自答
たいら
自由詩
2
16/10/17 16:43
にゃあん
〃
自由詩
0
16/10/17 16:27
のっぺり
〃
自由詩
1
16/10/17 16:10
モンブランとオータムナル
あおば
自由詩
1*
16/10/17 15:11
無感情のテクニック
黙考する『叫...
自由詩
0
16/10/17 14:55
ゴキブリ
zenyam...
自由詩
0
16/10/17 13:29
仲間
水宮うみ
自由詩
1*
16/10/17 12:37
無
〃
自由詩
1*
16/10/17 12:11
拝聴
もっぷ
自由詩
1
16/10/17 9:06
祖母は千歳飴をなめる
白島真
自由詩
13*
16/10/17 7:16
震える夜
坂本瞳子
自由詩
1*
16/10/17 2:24
言葉
縷々流 縷々
自由詩
1
16/10/17 0:19
J.C.ペニー
もっぷ
自由詩
2
16/10/16 23:48
誤解主義共和国
イオン
自由詩
5*
16/10/16 23:18
無縁
春日線香
自由詩
1
16/10/16 23:16
音楽
水宮うみ
短歌
2*
16/10/16 21:14
ある日の原宿
番田
自由詩
1
16/10/16 21:01
8.
Qg3!!
自由詩
1
16/10/16 20:55
『かしづきの夜』
Leaf
自由詩
1
16/10/16 20:30
1534
1535
1536
1537
1538
1539
1540
1541
1542
1543
1544
1545
1546
1547
1548
1549
1550
1551
1552
1553
1554
1555
1556
1557
1558
1559
1560
1561
1562
1563
1564
1565
1566
1567
1568
1569
1570
1571
1572
1573
1574
加筆訂正:
仲間
/
水宮うみ
[16/10/17 12:58]
修正しました
3.57sec.