何気ない駅の写真がある
陽射しを受けた春のホーム

でも私は覚えている
どんな気持ちで
この写真を撮ったか

言葉に出来ない悲しみを
誰が知るだろう

いつも祈りながらこの駅で降り ...
武器を持つというのは
実にワクワクするものだ

子供はみんな
武器が大好きだ
スペシウム光線だって
波動砲だって
もしそんな武器が自分にあったらって
想像して興奮するんだ

ところ ...
天界の桃を食べてしまったのは
大きな間違いだった
帝釈天は怒り
死ぬことのできないぼくは
闘いを続けなければならない

ほんの少しの過ちは
誰にでもある事なのに
後戻りができないことが ...
付き合って初めてふたりで観る花 ハンドルで呼び合う家族里桜 姥桜職を失くしてカップ酒 すべてはくたばって散ばり、火をつけられて焼け焦げた炭になってしまうだろう、ポンコツの目玉が呼び起こす小さな頭痛に舌打ちをしながら、長い長い夜の幕開けだ、心臓が轟音を上げている、それは俺に大 ... 生まれては弾いていく、
いくつもの過去たちの脱け殻の
奥には必ず触れなくてはならない
真実がある。
その横たわる真実の瞼の裏側の、
顔を見つめなくてはならない。

目を閉じた瞼の裏に映っ ...
狂った魚は
     おひれはふり
宙に浮かんで
      あなたを捜す

浮かぶ女は
     どこにここで
みなもを割って
       天へと沈む

透明宇宙と地球の真ん中 ...
失ったの鏡 割れるのが鏡
表情を変えないスーパーマン とてもステディ
口をゆがめて 咆哮する声 とっても愛情にあふれているじゃないか
目をゆがめて イメージを放り投げる 天の星の全てが襲い掛かる ...
春か冬かと疑う


まだぬくもりが指先にかからない
冷たさのはざまの或る一夜に
目覚めの雨は降る
膨張した外気温は子が急に大人になったよう
草花は気づきの艶をほんの少し
枯れ葉のうちか ...
丈の長い草密生する
4月の草原を吹き抜ける風は、
艶やかに波打ち移動する緑の透明。

このひたひたと押し寄せる冷気に、
覚醒していく意識の輪郭くっきりと
風の息の律動と 私の命の鼓動が
...
*

 シャッフル


雨合羽の内側みたいに湿った霧の夜
水槽に堕ちた帽子のように少しずつ想い出す
刻まれたまま床に散乱している時間

ボロボロに傷ついた
一枚一枚を拾い集め
...
小さい雨が降ってきた
しとしとしと
オルゴールみたいなガラスの箱の中
ピアノの音が聞こえる
拙いカノン
さくらの花が
ひらりひらり
舞い落ちる
ぽとん
水滴
雨粒か涙か
喜びと悲 ...
言の葉
とはよく言ったものだ

青春に芽吹いた言の葉も
人生の秋ともなれば
渋く色づく

としても やがて散る

散った言葉は
ぼろぼろに朽ちて 
形も意味も喪い
芽を出すこと ...
永遠に続く平和なこの世界そう言い合える世界にしたい

幾つでも夢が叶った夢を見た豊かな流れ自分で創る

銀世界子供の顔は嬉しそう寒さ吹き飛ばし雪と戯れる

池の鯉緑の多い庭だけど鯉の模様が ...
一人でわらって暮らす狼
牙で触れるナイロンタグ
どんな血も痛みになって
ここでここで暮らしていく

どっちに転んでも
かなしーことになりそう
何度やっても
おんなし事んなりそうさ
...
ババアとバカの争いになりそうな
大統領選挙にも
ちょっと飽きてきた
しかし、半年もたねえな

相変わらず
ババアはバーゲンセール帰りに寄りました
みたいだし
バカは同じことの繰り返しだ ...
世の中に無修正動画がなかった頃
私はモザイク越しに
ワレメちゃんを想像しなければならなかった
そのうち、どうしても
ワレメちゃんが見たくなって
裏ものを扱っている危ない店を
探し出そうとし ...
絶望やドストエフスキーの桜 いい雨が桜にも降る蛇の目傘 なんでさくらはあめがふってるのにさいてるの
そっか、あめとおともだちになりたいんだね
ハゲが来た
ハゲが来た
どこに来た
頭頂部に来た
前頭部に来た
両方に来た~🎵

ハゲが来た
ハゲが来た
のパートで
ズル剥けチャビンが
こっちに向かって来るのかな?
ちょっと ...
【こめる】

ちいさな人が ちいさな声でいった
「あさがおは かさ みたい」
くるくるたたんでいる花は かさみたい
雨の日にひらくと かさみたい

ちいさな傘から
ぬー ...
きょうの桜は
いつかの桜かもしれない

きょうの私が
いつかの桜をみている

いつかの鵯が
きょうの桜を啄んでいる

きょうの私は
いつかの私かもしれない

いつかの私が
...
         160404

ピロートークという言葉が流行ったことがあったなと
遠くを見るふりをする
きのうはどこにもありませんようと歌った人もいて
朝焼けの中にワインを浸して
トース ...
雨が削る
雨が砕く
花を削る
花を砕く
石を削る
石を砕く
心を砕く
心を削る


  足が重くなって
  ふと歩くのを止める


雨が削る
雨が砕く
花を削る
花を ...
おもい鉄の扉を
押した
瞬間にまなざしが交差する
待ち合わせには慣れている

ここはもう寒くないよ

暗がりにふさわしく目を開いて
ひとびとの騒めきを聞いている
楽しいのは
誰もい ...
今年も桜を見に
自転車で桜並木の坂を降りていった
だけど 私は 今年は一人だ
来年は 誰かと一緒に来たいものだけれど


そんなことを考えながら 私は
人ごみの中に紛れこんでいた
...
暴力団と自称詩人
どちらかの味方になれと
言われたら
躊躇なく暴力団を選ぶ
どちらも反社会的で
闇の存在だけど
なんたって私は
無類の暴力好きだからね
自称詩人みたいに
一発パンチ食 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
写真ガト自由詩2*16/4/6 4:27
子供の心を大切にする花形新次自由詩016/4/5 23:56
煩悩レタス自由詩416/4/5 23:55
付き合って初めてふたりで観る花北大路京介俳句416/4/5 23:01
ハンドルで呼び合う家族里桜俳句016/4/5 23:01
姥桜職を失くしてカップ酒俳句316/4/5 23:01
撹拌される真夜中の指向性(望まれるのはイレギュラーバウン ...ホロウ・シカ...自由詩0+*16/4/5 22:51
さくらがいあおい満月自由詩316/4/5 22:08
哀しみ〇ひとつたけし自由詩416/4/5 21:24
実験したいのかね黒髪自由詩3*16/4/5 21:04
手と手凛々椿自由詩316/4/5 20:45
旅〇人たけし自由詩2*16/4/5 16:20
シャッフル  /【幻想30】作品ハァモニィベ...自由詩4*16/4/5 16:14
春に思う秋也自由詩1*16/4/5 12:47
ことばイナエ自由詩7*16/4/5 8:55
永遠夏川ゆう短歌116/4/5 5:25
すくう竜門勇気自由詩016/4/5 0:09
飽きが早い花形新次自由詩116/4/4 23:48
ワレメ思う、ゆえにワレメあり自由詩216/4/4 22:18
絶望やドストエフスキーの桜北大路京介俳句216/4/4 21:51
いい雨が桜にも降る蛇の目傘俳句316/4/4 21:51
ゆうちゃんのみみうち(花冷えの日)小原あき自由詩2*16/4/4 21:27
ハゲが来た花形新次自由詩116/4/4 20:02
ちいさな 三つの声 るるりら自由詩17*16/4/4 16:02
桜かなyo-yo自由詩4*16/4/4 7:24
スリープトークあおば自由詩5*16/4/4 4:12
研粒なくとも雨は削る北村 守通自由詩216/4/4 0:56
destinationアオゾラ誤爆自由詩516/4/3 23:47
リスタート番田 自由詩016/4/3 22:39
暴力と私花形新次自由詩016/4/3 22:09

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加筆訂正:
ちいさな 三つの声 /るるりら[16/4/4 19:31]
ルービックキューブみたいに さらに 順番を替えました。
ちいさな 三つの声 /るるりら[16/4/4 17:42]
助言をいただき詩編の題名と、順番をかえました。
4.21sec.