蝉時雨の止むまでタクト振りにけり 一枚の絵画のごとく蝉捕る子 「追憶/墓荒らしの憂い」

過去は下に沈んで
サラサラと真新しい記憶が
その上に積もる
一人ベランダでタバコをふかしながら
墓荒らしのように
記憶の地層にスコップを入れる

あんなに ...
序文
管理者殿へ。
「他人から自分に寄せられた、資質や才能に関する賞賛を、私が受けとるとは限らないことについて」
私どもの筆記名が書き込みされています。実に不愉快な気分で、もはや限度を超え ...
嘘をつくことってあるでしょ?
隠さなくていいよ。僕だってそうだ。誰だってそうだ。
いつから嘘を覚えて、いつからそれが上手になったんだっけ?
誰の影響でどんなテクニックを覚えて、誰に向かってそれを ...
出来るだけ暗い色で擦り切れた過去を全て塗り潰せ
塗っては寝かし
塗っては寝かし
幾重も重ね続ける
二度と、虚像の彩りを見ずに済むように……



正直者が馬鹿を見る時代
悪魔が腹を抱 ...
ーあなたとのことを書くのはこれが初めてです

わたしを汚くて醜い世界から
引きずり出してくれたあなたは
わたしよりも随分若くて
素直さが眩しくて直視できなかった

わたしには綺麗すぎると ...
やたらと何かと笑いに変えたがるのは僕の悪い癖でもある、と同時に
こんな僕を慕い続け信じ続けてくれるせめてものお返しに、と同時に
どうかいつまでも笑っていて欲しいというささやかな願いの意味でもあるの ...
その都市には生の共鳴はないが、
死の残響はあまたある。
墓地はまさに
高層ビル群と相似形のように
墓石が林立し
ビル群の前面に拡がっている。
つまり高層ビルを背景とし、
そのミニチュアが ...
いつとも知れない遠い過去に、
激しい戦争があったという。
その都市は戦場になったという。
ところがいかなる理由で戦争が起こり、
どういう経緯で戦争が終結したのか、
その都市の不可知性は徹底し ...
氷の川 紙の舟
暮れを旋す 空の浪
小さなけだもの
踏みしめる葉


神棚の窓の下の囲い木
降りそそぐ見えない雪のようなものから
何かを護りつづけている
いつか朽 ...
六本木で友人と会い 
そして通りを歩いた
どこか休日の落ち着かない通りで映像作品を見た私は
昔この街で仕事を探していたことがある


当時学校の帰りにハロワに立ち寄っていた
礼儀も知 ...
引き寄せて歌の精よ耳元に
オンとイのほつれ目
楼蘭の砂から掘り起こされた女の髪のよう
忘れられたイトが絡まった
黴臭い沈黙から ふと
夜は陽炎のようにゆらめき立って
歪み捻じれたこの道を筆 ...
夏至までカウントダウン
これからもっと暑くなるのに
さびしさに汗のトッピング
父さんは夏が好きだったけど

わたしは十一月を待ってる
日本は十一月からの半年でいい
毎年 雪の降らない町で ...
君は天国で悪人として生きるのと
地獄で善人として生きるのと
どちらがいいと聞かれて
生まれて来たとしたらどっちだね?

地獄で善人として生きるほうがいい
そう答えたと思います

それで ...
 新卒採用の私はようやく三か月目だというのにすでに苗字ではなく名前で呼ばれている。
「並子さん」
「なみこさん!」
 もちろん笑顔を湛えて声の主のほうを向き「はい」と元気よく(新人らしく)返事す ...
数ヶ月分の憂鬱を
ハサミでざっくりと
切ってもらった

日曜日は
夏の終わりの快晴と
秋の始まりの涼しさ


傷み始めた毛先の重たさは
心に感じるそれと
あまりにも似ていたの ...
舌が白くなっている
ピンクの舌は
ほんの先っぽだけだ
舌全体に白い苔が生えたようになっている
この舌でディープキスされたら
たまらないだろう!
食べる時も喋る時も
盛んに舌を使っていたの ...
一段階 終って 上へ登る 

一段階 下がって 上へ登る

この永続した 過去に あなたは いつ 現れるのか 

おばあさんになったわたしは 過去帳などを 開いては見る 




...
聴こえる
プレス機が上下する度
ボルトとナットで繋ぐために
穴を空けられる度に
聴こえる
ごおん
ごおん
ぐぉり
ぐぉり
きゅるるるるるるる
換気の行き届いていない
暗く狭い工場 ...
リオで改めて思ったけど
やっぱ君が代って良いよな

他の国はどこもかしこも
勇ましいだけの曲調でさ
戦意高揚が目的っぽいじゃんか

それに比べて
君が代は
君主の時代が永遠に続きます ...
青色の月曜にはゴールドの靴で武装私は派遣 恋をする煙草吸い吸いくゆねるけむりはきみの頭の形をしてる 爆笑動画botみたいなとこで駅で暴れた男の人を駅員5,6人で押さえ込む映像が貼られていた

笑えなかった

おっさんがなぜ叫んでいたかの文脈は途切れていてわからないし

ともかく屈強なホモ ...
2016年

SMAPも東風亀も終るのに

国は放射性廃棄物を10万年管理する方針を決めた

フフッてなった(負けた…)

伊勢神宮はあと5000回建て替え

考えただけでうんざり ...
羽音で目が覚めた
驚いて明かりをつける
汗だくで寝ていた
汗の匂いに寄って来たんだな
いったいどこから入ってきたんだ
窓は閉めていたのに
ベープマットをセットして寝る
でもまたも高い羽音 ...
室内にいても 外の寒気を 感じる季節 到来
歓喜乱舞ばかりとは 行かないようで

これで リフトにでも 乗っていたら 
また 気分は 違うのでしょうが

などと 毒づく暇も 与えられず ...
君はその眼鏡をいつ外すのだろう
かれこれ二時間は待っているだろうか
テーブルの上では
二杯目のアイスティーの氷が
きしむ様に鳴いている

たまに休日が重なれば
やっぱり一緒に過ごしたい
...
敗荷や味噌をまぶせる白き飯 採血の拳に力秋暑し
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
蝉時雨の止むまでタクト振りにけり北大路京介俳句016/9/4 22:54
一枚の絵画のごとく蝉捕る子俳句216/9/4 22:53
「追憶/墓荒らしの憂い」自由詩316/9/4 22:06
ネット犯罪者への訓告アラガイs散文(批評...116/9/4 21:58
死ぬまで騙して欲しかった少年(しょー...自由詩016/9/4 21:19
凌辱の雨自由詩016/9/4 21:15
祈りAquAri...自由詩116/9/4 21:10
七辿八希(しちてんはっき)少年(しょー...自由詩016/9/4 21:05
その都市 3非在の虹自由詩016/9/4 18:56
その都市 2自由詩116/9/4 18:53
あゆみ むらさき木立 悟自由詩316/9/4 18:03
泉ガーデンの青い空番田 自由詩216/9/4 17:50
呪術師の末裔ただのみきや自由詩7*16/9/4 16:55
然もないけれどもっぷ自由詩2*16/9/4 16:51
地獄の善人イオン自由詩016/9/4 16:34
並木道もっぷ散文(批評...1*16/9/4 16:20
さよなら憂鬱葉月 祐自由詩1*16/9/4 14:59
白い舌zenyam...自由詩016/9/4 11:24
未来と階段。ながぐつ長靴...自由詩016/9/4 8:05
歌う鉄まいこプラズ...自由詩3*16/9/4 7:42
君が代花形新次自由詩116/9/4 7:15
青色の月曜にはゴールドの靴で武装私は派遣猫のひたい撫...短歌016/9/4 5:41
恋をする煙草吸い吸いくゆねるけむりはきみの頭の形をしてる短歌016/9/4 5:40
柔の拳りゅうさん自由詩116/9/4 5:22
10万年(2016年)nemaru自由詩1*16/9/4 0:42
提供Lucy自由詩5*16/9/4 0:41
煮込み隊藤鈴呼自由詩2*16/9/4 0:27
君の部屋葉月 祐自由詩1+*16/9/3 21:59
淵野辺(学習用として)もっぷ俳句1*16/9/3 19:51
秋暑しchihar...俳句1*16/9/3 18:21

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加筆訂正:
微熱/葉月 祐[16/9/4 22:39]
一分変更しました。
4.58sec.