博多陥没

廃炉なん兆円

東京五輪

にっぽんてこんなこと起こらないと思ってた


トランプ大統領

ブレグジット

パククネ大統領


博多陥没

廃炉なん ...
時間が感覚している
巨大なてのひらが極めて薄くなり
眼を開く刻限を探っている
仏は舞い散っては脱皮して
柱を支える土壌に滲み込んでいく
空間が覚醒している
門の内と外は色濃く混じり合って
...
ここは静かな山の学校です
小さな校舎の上には
秋空が広がっています
地上には
秋が色づき始めています
一年生の教室からは
先生のやさしく丁寧な声が
聞こえてきます
授業の終わりの鐘が鳴 ...
庭木の梢が 北風で揺れている

踊っているのか

笑っているのか

震えているのか

呟いているのか

でも  泣いてはいないよ ね
とろみをつけたくて
片栗粉を 探したけれど
こないだ 捨てたこと
思い出した

透明な タッパーに入れて
護りは 完璧な 筈だったのに

心の隙間に
ちょっとした恋が
埋まって ...
金魚鉢を売りに
宇宙基地に行くと
そこには所狭しと
地球脱出用ロケットが並び
丘一面の仙人掌が
キカキカキカと揺れている
頭の上の羽のかたまり
空は川底 地は水面
光と ...
朝、一日を台無しにするのも有意義にするのも

自分次第だと痛感してはいるものの

この薄明が吸血鬼たる自分には

眩しすぎるのだ
日暮れ早 カレイの煮つけ 五目飯 時は流るる 飲めとごとくに  漂いの中に浮かぶ船はとても空虚だ。
 空虚は僕の心を浸潤する。
 広がり、閉じる。
 この情緒こそ難破船にはふさわしい。

 水面に移る悲しみを鳥たちが啄む。
 僕は自分が何か勘違い ...
君がめいっぱいタバコを吸って煙を吐いた
だけど、吐き出されたのは煙ではなく砂煙だった
僕は運動会でつむじ風が起きたときのことを思い出した
空は一瞬で濁って
口や目に砂が飛び込んできて、服の ...
事務のことが
あまり分からずにいた
町医者はようやく
面接を終えたあとでした
この紙は職安にFAXすればよいのかしらと
採用を決めていましたが
横たわる夜空に向かって
そう尋ねたのでした ...
             161119

目覚ましを買いにゆく
半球形の鉦が角みたいに
2つ頭に付いている
クロームメッキが美しく
音も煩そうだ
目覚ましの典型的なのが
目に付いた
...
サクサクと熱いコロッケが食べたいな 血管が最も交差するポイントで血流は行きあぐねていた、わだかまるものたちが新しい言葉を産み落とす、すんなりと流れないものだけが真実だ、俺は疲弊して仰向けに寝転びながら…その真実だけを認識していた ...   ずっと雨がふっている
  私たちは 灰色になって
  果物のようにすわっている


  かたい音をたてて郵便が届く
  この場所に生活があるから
  バイクがぬるい水を撥ねて ...
地球が滅びるんじゃないかと
ドヨンと曇った気分だったが
たんに風邪を引いただけなの
枕元に父の差し入れのミカン
ひとりの部屋を温かく照らす
オレンジ色のランプみたいに
生まれてきたのは

俺の責任じゃないけど

生きていくのは

俺の責任になる
男は
笑ってくれる女を
求めている
女は
笑わせてくれる男を
求めている
  朝靄の しんとした公園で
  ゆりかごが一頻り揺さぶられ
  あかるい 幾つものさびしさが
  同じ数のむかでに変わるまでの間


  わたしたちは決して変わらないだろう
  ...
廃校を惜しむ恩師と焚火かな 本棚に1Q84の上中下巻が
まったく触れられることなく
鎮座している
妻が評判を聞き
急いで購入したものだが
彼女は作者の小説を読んだことがなかったし
そもそも作者を知らなかった
そして ...
空みたいに変わる。ころころと変わる。こどもみたいに変わる。年をとりながら、一週間ずつ変わる。 「きれいな曇天だね」
僕がそう言うと君は笑って「綺麗にくもっているね」と言った
出来ない事は出来ません

解る事すら解りません

誰も教えてはくれない

途方にあるご時勢です

ご愛敬様

他人にお腹を探られて

いい気はしません

尖った心

そ ...
死別よりも
離別のほうが辛い
どこかに居ると思うと
諦めがつかない

対立よりも
中立のほうが辛い
どこかが嘘と思うと
諦めがつかない

消滅よりも
紛失のほうが辛い
どこかに ...
わたし何も見えなくなればいいのに
聞こえなくなればいいのに
云えなくなればいいのに
感じなくなるのが一等いい(たとえば空腹)
そんなことばかりを考える鴉は
鴉のなかでも異端で
おんなじ黒い ...
 

ビリビリに引き裂いた
力任せに 泣きながら
それでも気が済まなくて
鋏でジョキジョキ切り刻んだ
その切れ端を 徹底的にシャッフルした
元の形などわからないように
二度と思い出さな ...
鏡のような湖のうえ
ふりそそぐ、ひかり
わたしの、いのちが拡散し
みなもを撫でていく

ここにいれば、
あたたかな霧のようなつきの
ひかりを浴びて
おだやかなしんとう圧が
からだを満 ...
神様はいますか
わたしたちをみていますか
神様はわたしたちについて
責任をとってくれますか
だからわたしたちを死なせるのですか

神様はいますか
わたしたちを躍らせていますか
だから私 ...
シュルレアリストの洒落たエア・リアルのレアなリズムで
 アリスのあられもない素足が水を蹴りあげる
  哀れなミズスマシは見た!

    静まる死の間際の未詩 
     冷たいリリシズム
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
にっぽんてこんなこと起こらないと思ってた吉岡ペペロ自由詩016/11/20 13:24
寺院葉leaf自由詩416/11/20 13:19
居眠りzenyam...自由詩116/11/20 12:15
塑像(九)信天翁自由詩216/11/20 11:25
鰤を振る光景藤鈴呼自由詩016/11/20 9:55
ノート(金魚鉢)木立 悟自由詩416/11/20 7:06
一日の始まりにりゅうさん自由詩216/11/20 6:18
今日の終わりに短歌1*16/11/20 6:17
漂うものヒヤシンス自由詩9*16/11/20 6:08
灯台うみこ自由詩5*16/11/20 3:08
夜空を想う町医者りゅうのあく...自由詩5*16/11/19 23:57
オールドファッションあおば自由詩4*16/11/19 23:55
晩秋レタス俳句116/11/19 22:59
Blood on Bloodホロウ・シカ...自由詩2*16/11/19 22:04
草野春心自由詩316/11/19 21:58
ことばあそび五田中修子自由詩1*16/11/19 21:12
責任zenyam...自由詩016/11/19 20:49
男心と女心自由詩116/11/19 20:46
むかで草野春心自由詩816/11/19 20:35
焚火夏川ゆう俳句016/11/19 19:21
海辺のシシド花形新次自由詩016/11/19 18:33
一週間で人は変わる水宮うみ自由詩016/11/19 17:03
きれいなそら自由詩1*16/11/19 17:00
春菊5or6自由詩016/11/19 16:37
諦めることを諦めるのを諦めるイオン自由詩1*16/11/19 16:25
鴉なぜ、鳴かないのもっぷ自由詩416/11/19 15:35
パッチワークLucy自由詩18*16/11/19 14:52
Claire de Lune小林螢太自由詩3*16/11/19 13:54
無神論者朧月自由詩116/11/19 13:09
つめみずむしただのみきや自由詩10*16/11/19 12:57

Home 戻る 最新へ 次へ
1540 1541 1542 1543 1544 1545 1546 1547 1548 1549 1550 1551 1552 1553 1554 1555 1556 1557 1558 1559 1560 1561 1562 1563 1564 1565 1566 1567 1568 1569 1570 1571 1572 1573 1574 1575 1576 1577 1578 1579 1580 
加筆訂正:
一週間で人は変わる/水宮うみ[16/11/19 21:04]
修正しました
3.64sec.