どぅわし、知てますか?
鼻毛を伸ばしたままのブラジルさんが尋ねてきた
どぅわしです
どぅわし?
瞬時に日本語検索を脳内で追いかけると前頭葉あたりがホカホカしてきたので
帽子を ...
血から沸き上がる
力によって玄関が閉まる
血から発生する力で
八ページ目のA4紙が無くなる
旅立ちの時は騒がしく
でも直ぐ見つかるA4紙は
下敷き代わりに使って居た
アノンの野心東京展の ...
夏が終わっていく。カンカンと日差しに照り付けられていたアスファルト。道が太く細く血管のように行き渡っている町で、その熱は人の体温を越えるほどだった。
夏の忘れ形見として、南の方からやってくるい ...
胸にS字の全身タイツに
赤パン、赤マントで
空飛んでいる訳じゃない
鎌倉にある高級スーパーの
レジの後ろで
袋詰めしているオッサンのことだ
あんたさ
不機嫌そうな顔してんじゃないよ
...
まるで時が止まったようだ
少し酔っぱらって空を眺めている
今夜も雨模様・・・
私は何を求めているのか
何を求めていたのか
憧れを追い続け
何時かは理想に ...
故郷の空の下で
僕は何を想う
都会で毎日毎日仕事に明け暮れていた
現役時代を想う
今となっては懐かしい思い出
故郷の空の下で
僕は何を想う
つらい時さびしい時
僕を支えてくれた人た ...
ある朝目覚めると、フィクションはノンフィクションになっていた
ある夜目覚めると、ノンフィクションはフィクションになっていた
フィクション「あれ……」
ノンフィクション「もしかして俺たち……」 ...
薔薇の花をおくるよ
ふかく悲しませたあとに
気にしないでときみは言うけど
鋭いナイフをおくるよ
歓びをわけあったあとに
面倒な人、ときみは言うけど
...
舗道に落ち
私はあなたを暗示したい
トランプの女王、睫毛が捲れる
陶製の仔犬、言語の荒地に割れる
硬くそれでいて柔らかな
焦げくさい夕立ち
埠頭の昏さに
沈んでいく今日までのかがやき
海のうえの透きとおる膜の向うで
世界の光の震えは蝶のように美しい
あなたに、
もう泣かないでほしいのに
...
やばいことはやばいところで起きる。そういう生き死にとはほとんど無縁な場所で自殺を考える俺の中にある余計な物を取り出したい。
蜩やソ連空母のカタパルト
残る蝉敗戦国の煙かな
『シン蝉』でまた動き出す心かな
今日の初めの一歩は
泥濘んだ土の上
靴が滑るのを必死に留まった
右足が自分の意志に逆らって
少し前に進む感覚は
ほんの少しでありながら
驚異であると同時に
快感さえも感じられる
...
トラックが泣いている
ひねもすのたり泣いている
何がそんなに悲しいか
雲のひかりに青ざめて
雲のひかりに汗かいて
ひねもすのたり泣いている
トラックが泣いている
...
服を脱げ
鏡の前に立て
これが今の己の姿
なにを隠すことがある
見たい人には見せてやれ
知りたい人には聞かせてやれ
見せた事は見られる
聞かせ ...
市議会議員は
やはり当番制が
良いのではないか
かわりばんこにやってさ
自分の番で
金ちょろまかせば
みんな幸せだろう
誰がやっても
おんなじだし
誰だって金はちょろまかした ...
眠れずにラジオを聴く
眠れない時は
ラジオを聴くようになった
AMラジオは聴かない
FMラジオを好んで聴く
昔流行った歌
今流行っている歌
只管流す番組
昔に戻ったり
今 ...
沈黙を身の回りに置く時、私は決まってここに来る。
森は必ずしも沈黙ではないが、きっとそれは心の状態なのである。
沈黙を私は求め、愛でる。沈黙は私に寄り添う。
物事の美しさは常に変化す ...
決して失われない青い灼熱の太陽
忘却が神秘ならば、
疑いが苦悩なら
恒星の周りを惑星があこがれながら、永遠に近づきも遠ざかりもしないように、
愛もかくのごときものなのだろう。
...
秋風に走るさわさわ耳の奥 /微子(ほほこ)
ほんとにひつようなことは
みんなおんなじで、
{引用=リン脂質でできた膜でつつまれた細胞で
遺伝物質DNAによって、自己を複製し
環境からの刺激には応答する
環境からエネルギー物質 ...
雨のおとが体に刺さって下に抜けて行く
その先のまちで
男が酒を飲んで煙草を吸い
女が風呂に入り石鹸の香りを嗅ぐ
花は季節に散る
どうということもない
あたたかな食卓が
どれだけに ...
僕の東側から
今日も君が昇った
コーヒーの香りが
ほんのり温かい
他愛無い話に
マーマレードを塗りつけて
右目は美人のアナウンサー
左目は君の笑顔
ベーコンエッグは
半熟 ...
実の生る木なら育ててくれましたか
色の良い絵なら褒めてくれましたか
温かい冬なら一緒に居てくれましたか
高いワインなら飲んでくれましたか
ね、
魂のある肉なら愛してくれま ...
「今いる場所がフィクション、虚構にしか思えないってことは、あなたが今いる場所をフィクションだと思うことができるってことで、あなたは立派な主人公だ。虚しい主人公だ」
あなたが今いる場所をフィク ...
ドッドッドドッドッド おー おまえら 何ファミマの前で ことほいどんねん
あっ 先輩 ちょりーっす
銀杏 ぎょうさんひろうてきたから 食べよし
うわっ めっちゃあるじゃないですか
だから ぎょ ...
久しぶりの喫茶店
ミルクを静かに落とし
珈琲はかき混ぜない
ここでよく見かけた
カフェラテと勝手に名付けていた猫
唇と歯の間を狭めて息を吸い
呼び寄せるための泣き真似ひとつ
みゃ ...
花火に
なりたかった
アタシは
果物が大好きで
ゆえにアタシは
果物で出来てると信じてたので
花火になって
夜空で開花すれば
イチゴや
サクランボや
リンゴや
マンゴーを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
どぅわし
5or6
自由詩
6*
16/9/24 20:12
旅立ちの歌
間村長
自由詩
2
16/9/24 19:41
はぁ
木屋 亞万
自由詩
1*
16/9/24 19:14
スーパーな男
花形新次
自由詩
2
16/9/24 18:48
生かされて・・・
星丘涙
自由詩
4*
16/9/24 17:59
故郷の空の下で
zenyam...
自由詩
1
16/9/24 12:42
入れ替わってる!?
水宮うみ
自由詩
1*
16/9/24 12:25
花束
草野春心
自由詩
4
16/9/24 11:32
暗示
〃
自由詩
1
16/9/24 11:28
蝶のように
〃
自由詩
2
16/9/24 11:27
喉に刺さった鯖の骨
奥畑 梨奈枝
自由詩
2
16/9/24 9:51
蜩やソ連空母のカタパルト
北大路京介
俳句
1
16/9/24 9:40
残る蝉敗戦国の煙かな
〃
俳句
0
16/9/24 9:39
『シン蝉』でまた動き出す心かな
〃
俳句
1
16/9/24 9:39
この一歩は
坂本瞳子
自由詩
3*
16/9/24 9:00
トラックが泣いている
吉岡ペペロ
自由詩
4
16/9/24 8:37
晒けだす
佐白光
自由詩
2*
16/9/24 8:27
市議会議員
花形新次
自由詩
2
16/9/24 7:10
深夜ラジオ
夏川ゆう
自由詩
1
16/9/24 5:23
美しき沈黙
ヒヤシンス
自由詩
4*
16/9/24 2:41
dhurva
maitre...
自由詩
2
16/9/24 2:26
秋風
minomi
俳句
2
16/9/24 2:10
原核生物まで戻って
AB(なかほ...
自由詩
2
16/9/24 0:36
台風の夜の音重ね合わせて
田中修子
自由詩
12*
16/9/23 22:57
当り前
nonya
自由詩
17*
16/9/23 22:27
わたしの苦しみ
印あかり
自由詩
5*
16/9/23 22:24
新しいノンフィクション
水宮うみ
散文(批評...
0*
16/9/23 22:10
ドッドッドドッドッドVSテロリロテローン テレレロローン
nemaru
自由詩
3*
16/9/23 22:04
カフェラテの子ら
深水遊脚
自由詩
1*
16/9/23 21:31
舞子はロケット
まいこプラズ...
自由詩
4+*
16/9/23 21:05
1525
1526
1527
1528
1529
1530
1531
1532
1533
1534
1535
1536
1537
1538
1539
1540
1541
1542
1543
1544
1545
1546
1547
1548
1549
1550
1551
1552
1553
1554
1555
1556
1557
1558
1559
1560
1561
1562
1563
1564
1565
4.59sec.