抱きしめてくれる人が欲しかった
ゆっくりお眠りと囁いてくれる人
この腕は全てを突き放してしまい
十二月の気温に湯たんぽを抱いて
はだかんぼでお布団に包まり独り
屋根の向こう見えない空を眺める ...
 手をつなぐことも恥ずかしく

 目も合わせられず

 見ているだけで満足で

 そんな人と語り合い

 頬寄せ合って 触れ合って

 SEXしたい

 でも でも でも
...
コイン型に潜んでいた りありてぃ が溢れそうで思わず叫んでしまいそうでした
部分的に降る雨といいますか
局所的にそれはまるで僕だけに降り続けるような
金色でも銀色でもない猿ぐつわでございまし ...
紅葉の葉群は節々に
{ルビ詩=うた}を織り成し、風にさやぐ
皇居の午後

天守閣跡地の{ルビ畔=ほとり}で
古い木目のベンチに腰を下ろす

巨きな四角い石垣の隅に立つ、優しい松の
頭上 ...
おはようございます と言うと
こんにちは が戻って来る

それならば まだ イイ
許せる範囲内ですよ などと

上から目線で 豪語した後で
深い 溜息を 吐く

それは 深い
...
親と担任の間に
子どもたちがいる

親が担任と手を組めば
子どもたちはまっすぐに育つ

親が子どもたちと手を組めば
子どもたちは担任の言うことを聞かなくなる
相手を
好きになる
告白したい気持ち
募るばかりで
重い心
黄金比のような あの男性は
昨日も 今日も 明日も 明後日も
腕から 手から スティックから
小刻みな速さでもって
残像のようにシンバルを震えさせ
あの空間にある空気達を震えさせ
震えを受 ...
ぼくらは言の葉を探して生きている
それがとても不器用だとしても
それが生きる糧になるからだ

ぼくは不器用で小説を書くことができない
いつかできると信じてそして祈って詩を書いている

ス ...
なんですぐ出ないのよ?

運転中だった


なんでつながらないのよ?

電波の届かない所だった


メール届いたあ?

電池切れ
星さえも見えない夜の底にいてお願いシリウス僕を照らして

暗闇に瞳をこらせば見えて来るきらきら光る僕だけの{ルビ星=スター}

流れ星どうかお願いここへ来て君のしっぽに手が届くように

君 ...
足音が聞こえる

とても生気のない
ただ歩いている
そんな足音が聞こえる

なんのためにあるき続けているのだろうか

それはきっと前へ進むため
そこに佇んではいられないから
休んで ...
影にもまぎれもない命にも

届けぼくらのイメージよ

原初のもっと前を

飛び超えてこいよもっともっと


飛ぶ鳥のようすが

悲しくもあたたかくも

個体にも運動にも

...
私はブルックナーの力を借りて詩を書く
そこには誰もみたことのない静謐さがある
死を感じた時私はブルックナーを聴くことにしている
これはどうでもいいことかもしれない

しかし私にとってみれば大 ...
落陽 月光 裸体 抱擁 微動 弱奏

高揚 和声 移調 上昇 同化 終奏

小死 同床 異夢 安綏 睡魔 静寂
色はくろ
とてもひんやりとしててゴクリ
のみほした

炭酸ジュースのはぜる泡よりおおく
星がパチパチ光ってて

ぜんぶのそらでいっとうあかるい
あおい星
くちびるにひっかかり
わた ...
FYのTMTいKZが
MにSMるようになってKT
MKSはFYがSKDった
YKをMRとHSいだMND
DM、IMはTGう
GSもSTKないKRID

TSOいてKTからDRうか

...
つまらない思いを抱えて
つまらないつまらないと日々を送るのが
これからも死ぬまで続くのだと
濡れた服を脱ぎながら真実に思えてくる
拾ってきた枯れ枝を瓶に挿し
部屋の中に小さな林を作ってやろう ...
はだけたカーテンと窓硝子の向こう
隣家の庭木の枝先が刺さった風の震えの向こう
霞んでいる白い家の目印のような煙突の向こう
冬の樹々が黒々と海へ続く 黙々と――
その向こう
薄く濃く重なり合う ...
なみだより気楽な稼業はないのだと
果てのなく終わりを教えず
泣いておくための未明

さよならすら覚えなかった別れの数数
そのすべての翌日の街なかでわたしは笑ってみせた
わたしだけのために
...
黄葉がまぶしく感じられる頃が好きだ
そのかがやきはきっと涯をよく{ルビ悟=し}っている
憧れはあこがれのままに いつも
同じ路を行く あの日日の 路地裏の娘のままの

行き止まりはどこにでも ...
オジサンは屋台で独り
かまぼこにコップ酒
オジサンは群れない

オジサンは演歌が好きで熱唱するが
誰も聴いてくれなくてもだいじょうぶ
オジサンは自己満足主義

オジサンは家に帰り着いて ...
僕は親父が大の苦手だった
悪い人ではなかったが
説明しない人だった
子どもの頃よく怒鳴られたが
怒鳴られたわけがわからなかったので
いつも不安を抱えていた
親父が仕事で帰ってくると
同じ ...
KKSZはYTNったって
NYOがYSだったら
NGれられないだろう
Mしてや、DRかが
T-CHOしてるとか
T-STしてるとか
T-HOしちゃったのは
AKらかにCDKのSJだもんな ...
I like poem. I love my poem.
A lot of Poem is People's minds for me.
I like living japan. but I ...
痛む足を引きずって
遠くの街からやってくる孫娘の手助けを支えに
お茶とお菓子を出す齢88の祖母の姿は
台座に座り穏やかに微笑む仏様よりも尊い。

二人で並び茶をすすり
縁側で転寝をする秋の ...
玄関に立てかけた杖はじっと待っている。

亡き主が現れて
大きな手で磨いた柄を握り
ゆっくりと茶色の引き戸を開けるのを。

少し強い日差しは軒先を暖めて
二匹の猫が主の椅子の上で
...
渇きのなかで息をして眠る
渇きのなかに満たされた感情が溢れて
渇き切った体からは涙も出ない
ただ嬉しくて自分をほめて
ただ悲しくて自分を責めて
ずっと繰り返してただ生きていて
呼吸が少し苦 ...
苦しさを真正面から呑み込む
それは、時に、恥ずかしくなることと、同義です
生は、時にみっともなくて、時にとても恥ずかしい
失敗だったり、伝えたい言葉を誤ったり
思わず目を背けたくなります

...
古墳のある郊外の町には

なにか清新な風が吹いていた

プログラミングの講習を

五階建てのビルで受けていた


ぼくは思う

よくないことも

いいことも

起こっては ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ことばあそび七田中修子自由詩2*16/12/2 2:25
SEXとは?佐白光自由詩1*16/12/2 1:32
ハイウェイ、おまえは本当に馬鹿みたいだカマキリ自由詩616/12/1 22:37
お天道様ノ声―天守閣跡地にて―   服部 剛自由詩216/12/1 21:43
カカオ藤鈴呼自由詩016/12/1 21:31
学級崩壊zenyam...自由詩016/12/1 20:38
五行歌夏川ゆう自由詩016/12/1 19:24
渇望小川麻由美自由詩016/12/1 17:24
ぼくらは言の葉を探して生きているfujisa...自由詩016/12/1 16:47
つながりすぎる不安zenyam...自由詩016/12/1 15:34
空いっぱいの星を巡って未有花短歌8*16/12/1 9:44
向かう先は坂本瞳子自由詩1+*16/12/1 2:07
まぎれもない命吉岡ペペロ自由詩116/12/1 1:38
私はブルックナーの力を借りて詩を書くfujisa...自由詩1*16/11/30 23:29
恋夜HAL自由詩1*16/11/30 23:10
田中修子自由詩5*16/11/30 22:09
FTNH、HTR花形新次自由詩0+*16/11/30 21:51
窓の林春日線香自由詩216/11/30 21:46
遠く麗しく立つただのみきや自由詩8*16/11/30 18:31
三叉路もっぷ自由詩216/11/30 18:10
路地裏の娘その後自由詩416/11/30 18:05
オジサンの強がりzenyam...自由詩1*16/11/30 14:25
親父自由詩1*16/11/30 14:17
KKSZ花形新次自由詩016/11/30 8:32
poem水宮うみ自由詩2*16/11/30 8:13
おばあちゃん梓ゆい自由詩316/11/30 3:15
一本の枝自由詩316/11/30 3:04
渇き電光石火自由詩216/11/30 1:48
一日だけの花水菜自由詩2*16/11/30 1:24
古墳のある町吉岡ペペロ自由詩616/11/30 0:24

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