立てかけたエレクトリックベースの
三絃のペグが反射して
眼球の面をにわかにすべりながら
谷底に微かな光を届けている
祈る女の言葉に
二つに引き裂かれたのだ
気が付けばカエルやコウモリばかり ...
毎週誰かにやれば
良いと思う
金一封で
そんで月間を決めて
年間を決める
今週もらった奴が
次の週に圏外に去ったりして
10週連続受賞したら
永世ノーベル賞かなんかもらってさ
今 ...
曙時に穴から這い出し
尻尾を立て太陽に体を向ける
体温増加が目的ならば
一匹ぐらい
背中を暖めていてもいいだろうに
どうして皆が同じ方向を向いているのだろう
父は
ぼくと弟を傍らに並 ...
遠い光
風の中、ふいに
放たれる矢のように
囁きは優しく
私に突き刺さる
霧の夜、闇に捕われる
気配だけ
それは
幻の花びら
ゆっくりと、剥がれて行く
塗り固めたこの空 ...
明けない夜はない
闇が取り巻いても
未完成なままで
それを切り裂く
暮れない陽はない
今日の不条理に捕らわれても
胸の炎が
消えそうにない
変わっていく世界
...
ホロリと涙 ひとしずく
枯らし ぴーぷー 吹いてきた
貴女は何処へ行ったのか
風の便りも途絶え消え
ホロリホロリと 泣き濡れる
一人ぼっちで日が暮れて
夢見る明日もありゃせんな
...
じぶんのことだけいちばんに考えているのに
じぶんのことを忘れていたいだなんて
じぶんのことなんて他人のことなんだ
きっとたぶんじぶんなんて他人なんだ
いちばんに考えているのは他 ...
さあ、次の旅を。
マリーゴールドが咲いてしまった。
悦びだけで
日を暮らすわけにいかない。
間違い探しの街を抜け
答え合わせの国を出て
イルカのように光を浴びる。
君には ...
おれは予告してた何もかも、っていう人はさみしいだけなんだって言われてからときどききみに征服されに行く
わたしはイクラから産まれたイルカだ、松明がないと松明がないときみにあえない
き ...
きみの時をおもうときそれは高速でときどき届いてわんって鳴るよ
わたしはさわれる展示物よく動く指を持ってるきみの恋人
ultraを辞書では引いたことがないわたしのものだうるとらちょー ...
生まれたばかりの君は聖なる皮膚に包まれていた。今君は聖なる皮膚を脱ぎ捨てて、聖なる脈動となりほとばしり、聖なる瞳となって散っていった。祝祭の鐘は鳴りやまず、君の存在は歴史に深く刻まれた。君はもういない ...
みんな同じピアノを弾いている
たくさんの手が、それぞれの好きな音色を奏で
みんなピアノを弾いているうちに眠った。
ふわんてしてる
気持ちがふわんて
気合が入ってないんじゃないかって
そうかもしれないけど
ビシっとピリッと
どうにもいかない
ふんふんなんて
鼻歌唄って誤魔化してみる
...
記憶のほとりに座り
流れてゆく断片を
拾い集めながら暮らす
また泣いているけど
誰かに知ってほしいからじゃない
とつぶやきながら
、何をしたいのか
みえないから
つくっているのだろ ...
斑鳩の飛ばぬ夕べがあり
甍の高いこの寺は崩れる
僧どもは眼病に侵され
いまだ訪れぬ仏達を信じ得ぬ
在り得ぬ時代の熱い聖地で
禁断は男や女の喜ぶ寝床
夜は過去の阿闍梨を招くのだ
彼の行 ...
スーパーなどで見かける
期間限定の商品
つい買いたくなってしまう
期間限定の商品は
すぐ売り切れてなくなる
様々な期間限定を並べ
買わそうとする
スーパーのスタッフが
お勧 ...
時は大洋の彼方に浮かんでいる。
私の土地からは見えないが鼓動は確かに響いてくる。
さてこの時を何に使おう?
まずはひっそりと旅に出ようか。
海の見える街は憧憬の彼方に佇んで ...
いつからだろう
やらなくてはならないことが
できていなくても気にならなくなったのは
宿題や持ち物を
絶対に忘れることなどなかった
あれはもう遠い昔
いい加減にしても誰にも怒られない ...
泉の水は
色を変えていく
溢れる事だけを
辞める事無く
溺れてしまいそうになる
深い夜の沼地に落ちて
誰かと叫んでも
抜け出す事も不可能な夜
泉の水音に
耳を澄まし
...
妻を愛している
妻とのセックスに
不満がある訳でもない
だからといって
オナニーをしないかと言うと
そうではない
オナニーは別腹だ
セックスの直後にだって出来る
腹一杯でも食べられ ...
私たちは流れゆく時には悲しみを分かち合い押しつけあう笑顔を見せて
見ている見ていられる友だちの姿は今転ぶごめん笑って
射て、的がないのでドーナツの穴を見て
優れた機構を持つ君は心臓の ...
さよなら
を
どっかに忘れっぱなしで
鰯雲
{引用=もう少し削ってあげれば一句になるのに}
って空のどっかから声がする
...
沈殿する鉛の溶液
筏の上を旋回する風
雨燕の航跡に
月の光を編み込んで
透かし見る夕暮れの
押しボタン式信号機
「おつきさまはついてくるんだよ
ほらずっとみててごらん」 ...
パナマの英雄じゃねえのか?
違う?ノーベル賞?
まさか石の拳が?
そうじゃない?
プロテスト?
まあ、チャンピオンだから
当然合格してんだろう
全然違う?
何怒ってんだ、てめえ
...
曇のない空の下に
灯りが落ちている
傾きに逆らい 水は上り
空の奥の火を映しだす
何もかもがぶら下がる方へ
夜は静かに沈みゆく
鉱の声 光の声
水たまりの心を過ぎ ...
偶然のメールをもらい
夜の大船に繰り出せば
レゲエライブのSOULTRIN
何処までも走れそうな青春の夜
講演会で初めてみる、彼の顔は
元受刑者というレッテルの仮面を外せば
(もうひとつの素顔)が視え、休憩時間に
窓辺で佇む僕の瞳に、窓外の夕陽が滲みた
ふほふほふほほほほほほふほふほ
ほふふふふほふふほふほふ
ふほ ふほ ふほ ふほ
ふほほほほほほほほほほほほほほほ
ふほーーーーーーーーーー ...
息子を可愛がる友が体調不良、受診するよう
車で迎えにいくが、岩の腰は上がらなかった
が、三日後に入院、翌日息子も高熱で入院
同じ気管支炎に「不思議です」のメールを受信
161014
酸化剤フライDとサァタDを取り違え
ふつふつと泡が出てきて駄目になったよ・・
混ぜる名危険と旧姓の仕様を去勢する地方裁判所
つぎは本交際になるなと次の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空の鍋叩き
ただのみきや
自由詩
10*
16/10/15 22:06
週間ノーベル賞
花形新次
自由詩
1
16/10/15 19:02
ミーアキャット
イナエ
自由詩
7*
16/10/15 18:59
小さい光
小林螢太
自由詩
0*
16/10/15 18:50
標
〃
自由詩
1*
16/10/15 18:31
北の街
星丘涙
自由詩
2*
16/10/15 18:29
菊花開
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/10/15 18:28
ピルグリム
やまうちあつ...
自由詩
3*
16/10/15 16:11
きみが御曹司とか宇宙の規律でも
初谷むい
短歌
1
16/10/15 13:51
きみの時間、感染はねん膜のように可憐だ
〃
短歌
4
16/10/15 13:48
小さき者へ
葉leaf
自由詩
1
16/10/15 11:23
眠った
水宮うみ
自由詩
2*
16/10/15 10:34
ふわん
坂本瞳子
自由詩
0
16/10/15 9:17
無題
もっぷ
自由詩
1
16/10/15 8:46
斑鳩
非在の虹
自由詩
0
16/10/15 8:42
期間限定
夏川ゆう
自由詩
0
16/10/15 5:20
時の空き瓶
ヒヤシンス
自由詩
4*
16/10/15 3:39
スパイシー
坂本瞳子
自由詩
2*
16/10/14 23:49
絶え間無く
葉月 祐
自由詩
0*
16/10/14 23:46
オナニー2
花形新次
自由詩
0
16/10/14 22:42
√(ルート)
ふるる
自由詩
5*
16/10/14 22:30
秋のそら帰りみち拾いものする少年のメリーバッドエンド
AB(なかほ...
自由詩
4
16/10/14 22:01
秋の暮れ
Lucy
自由詩
13*
16/10/14 21:51
ロベルト・ディラン
花形新次
自由詩
0
16/10/14 20:44
うつろ かがみ
木立 悟
自由詩
3
16/10/14 19:54
十月九日(日)夜
服部 剛
自由詩
0
16/10/14 18:41
十月八日(土)夕方
〃
自由詩
2
16/10/14 18:36
訃報 -飛ぶ悲報-
黙考する『叫...
自由詩
1
16/10/14 18:33
十月七日(金)夜
服部 剛
自由詩
0
16/10/14 18:29
ふらいでい・ふっふ?♪
あおば
自由詩
1*
16/10/14 17:44
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
加筆訂正:
眠った
/
水宮うみ
[16/10/15 16:22]
いっぱい修正してすみません
眠った
/
水宮うみ
[16/10/15 14:52]
音色の前に、好きな、を入れました
3.89sec.