赤い鳥居にシャラン鈴の音
綺麗に舞う黒髪の巫女さん
おしまいに飲んだ御神酒に
ほかりあたたまり赤らむ頬
わたしの厄は去ったかしら
まっ白な梅の花がひとひら
地に落ちるをぼうっと追う
すこ ...
ゆっさ ゆっさと 揺れる竹
先に飾られた 幾つもの願い
海と陸とを繋ぐ 小路を抜けて
浪の花を そっと 眺めてる
かわいらしい こんぺいとう
あまい ちいさな つぶだから
...
きみのためになにも流されないような夜には
何処にも行き場がない
すべてのネオンサインに照らされて
きみは光の街のなかで成長していく
だからせめて泣き止んでいてほしい
安らげる誰かの隣 ...
1.薄暮
食卓には
真っ白なお皿と、銀のフォーク
窓から扉へ吹き抜ける風と
その匂い
飴色の空
地平線
瞬きながら暮れる、滲んだ宝石
泳ぐ魚の群れを追いかけて
追 ...
真実を虚偽で割ることと、真実を水で割ることは
いったい、どちらが罪深い
しかし天秤が水に傾くことは当然である
たった今
目の前を蜘蛛の子が落ちていった
重力を欺けた試しがない
うち ...
山学校(やまがっこう)
ずいぶん昔の話
親戚中が集まって酒が入ると
何人かの酔ったおじさんたちが
「我や山学校どぅ卒業さんど」
と言い始める
小学校・中学校へはどうも足が向かず
...
あなたの静かな骨の上を一本の真新しい国道が通る
あなたの大きな悲惨の中を一つの真新しい意味が走る
眠るあなたの骨が今こうして車輪の下で砕かれていく
ぼくはその音を聞いているのだ
きみに ...
新たな因果 日雇いの応報
お前らみたいな社会を味わう
妖精に触れると背中が遠くなっていくよう
ヴォイニッチ手稿をマネしてるんだ
推敲が足りないのかな
力が欲しいと右手が疼く
夜があけた ...
今日も公園でいつものノラ猫が
寒そうにじっとしていた
お腹もすいているようだ
三匹のうち一匹は子猫のようだ
寒さの厳しい中を
これからどうやって生きていくんだろう
暖かい布団の中に入ったら ...
こどものころ、100はとてつもなく大きな数だった
けれど、どこまでも大きな数があるって、100なんて全然ちっぽけだって、大人になるにつれて知った
70億という数字が教えてくれたのは、僕が世界の一員 ...
妻が
幸せなら
私も幸せ
今宵は
何だか空気が甘い
愛のような
花の香り
押し寄せてくる
瞬間瞬間が
身体に馴染む
口をすぼめる
とても内気でおとなしいあなた
優しい人だ
誰のことも悪く言わない
辛さを耐え
コアラのような思い
お母さんの温かいおなか
地球を抱擁するような人
苛烈な意見を聞いているの ...
今日は博多への出張だ
大分駅からホームへ向か
う が・・・
あの階段を降りればホームへ行け
る
ない・・・・・
まるでエッシャーの階段の様にぐるぐると
次 ...
緩慢に手を汚さずに隣人は企てているその背後には
母親は産んで五年の少年に姉を殺せと包丁渡す
しゅっちょうかたんしんふにんかせったいか父さんあたしいま痛くされてる!
{引用 ...
叫び出しそうな心は
放置しておこう
叫んでしまってもいいし
抑制できるのもまた
我慢なんて後回しでいい
我慢なんてしなくてもいい
なにをしてもいいわけではないが
どうしよ ...
哂う 山茶花
唇の色合いを 秤にかけて
軽く 溜息
笹で 囲われた
冬の風景が
気に入らないと 嘆く
雪の 白さも
空の 藍さも
自らの 青さに 変わるだけ
竹藪は ...
そうなんです
そのポピーですきっと と
云えなかったけれど あのつらい時に
うれしかった 教えてくれたひとが居た
ヒマラヤン・ブルーポピー
いますぐにあなたまで
駆けていきたい
会い ...
バスに乗りバスから降りて徒歩二分会社に着いて忘れ物に気づく
きっちりと半分分けするアイスモナカ子供の頃に見た光景
画用紙に愛の景色を描いていく自然に出来た森林の香り
隠れんぼ向日葵畑 ...
――F.T.へ
君はとても複雑な静止画の連なりだった。複雑な君を愛する人は、きっともっと複雑な、例えば自然美の移ろいのような人なのだろう。君たちが複雑さを映 ...
プランクトンは
しゃかしゃか動いて泳いだり
一つが二つになったりする
蟻は
虫の死体を集めたり
卵をお世話したりする
私は
ラーメン屋に入ったり
女を抱いたりもする
ガイ ...
目眩く
雪
歓送
{引用=先生、わたしには尊厳なんて無いですよ
もともと与えられてはいないですよ
市民たちの娯楽のために生まれてきたようなものです
それがなぜなのかはわからないけれど
存在していることが非常に苦 ...
罪と罰を破り捨て
埋もれた遠い記憶
眩いその向こうへ
手を伸ばしてはいけない
それは何時も摑めずに
指の隙間からすり抜ける
醒めない夢を抱き続け
もうへんな言い合いやめようよ
卵が先か鶏が先か黄身が好きか白身が好きかきみが好きだ瞳が好きだ
すべてから切り離されたような二つの瞳の端がさ
神々に触れてさ 、
震えて濡れてくのが好き
...
今日久々に自分で手マンしたんだけど
あいつにされるより断然いい。
ほんと、あいつはクソ!
手マンのやり方勉強してこいってえの。
https://ja.m.wikipedia.org/wik ...
「無能な味方は
有能な敵より
5億倍危険な存在である」とは
稀代のデマゴギストとして名を馳せた
戦国武将 賀地養義秀の言葉だ
これは、義秀が
家臣竜息臭助の
「絶対という意味へ単に
...
犬も歩けば棒に当たるというけれど
今朝から当たるべき棒が見つからないし
君が大切にしていた犬は
もうとっくにこの世にはいない
手を握り
お互いに年を取ったね、と笑う
話したいことは ...
ぼくの飼い主さんに二人目の赤ちゃんが生まれて
ぼくは今かまってもらえない
この前ぼくがうんちした時 溜息つかれた
まぁ溜息出ようがトイレきれいにしてくれれば
問題はないけれど
ぼ ...
雨
リンゴ
遠巻き
午前4時
夕暮れが恋しくなる頃
息の白さが深く沈む
繰り返すさみしさの波に
黒く溶けていく
闇の中で誰かがいった
こんなはずじゃなかったよな
そうだな、こんなのは
どっかのグズ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ことばあそび九
田中修子
自由詩
2*
17/2/1 2:41
金平糖
藤鈴呼
自由詩
1*
17/2/1 1:56
光の街
末下りょう
自由詩
4*
17/2/1 1:28
空についての三編
獏
自由詩
2
17/2/1 1:04
道端挽歌
北井戸 あや...
自由詩
8
17/1/31 23:27
山学校と学惚りぃ
AB(なかほ...
自由詩
2
17/1/31 23:10
海辺にて
zitens...
自由詩
12
17/1/31 22:37
シモタネライム
黙考する『叫...
自由詩
1
17/1/31 22:00
ノラ猫
zenyam...
自由詩
1
17/1/31 20:13
1
水宮うみ
自由詩
2*
17/1/31 19:22
五行歌
夏川ゆう
自由詩
1
17/1/31 19:02
おとなしい人
黒髪
自由詩
8*
17/1/31 17:54
博多へ行けない
朝焼彩茜色
自由詩
6
17/1/31 15:07
「辞世にはまだ遠く」 壱 ~2017.01.31
もっぷ
短歌
2
17/1/31 11:46
心の叫び
坂本瞳子
自由詩
2*
17/1/31 9:39
夢の世界で
藤鈴呼
自由詩
3*
17/1/31 7:50
ブルーブルーブルー
もっぷ
自由詩
3
17/1/31 7:35
森林
夏川ゆう
短歌
1
17/1/31 5:30
祝婚歌
葉leaf
自由詩
3
17/1/31 5:14
昇順巡り
藤山 誠
自由詩
0
17/1/31 3:42
平成29年1月31日(火)
みじんこ
自由詩
0
17/1/31 1:44
それでも明日の夜明けが見たい
もっぷ
短歌
2*
17/1/31 1:35
終わりの無い終わり
差羽ナガレ
自由詩
0
17/1/31 1:24
フェーズ
末下りょう
自由詩
2*
17/1/31 0:44
ツイッターの方がましだ1
花形新次
自由詩
1
17/1/30 23:52
戦国武将
〃
自由詩
1*
17/1/30 19:20
初雪
たもつ
自由詩
10
17/1/30 19:12
ほっとかれた猫
朝焼彩茜色
自由詩
5
17/1/30 15:09
平成29年1月30日(月)
みじんこ
自由詩
0
17/1/30 7:56
次の発車を待つ
竜門勇気
自由詩
2*
17/1/30 7:55
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
4.51sec.