友人が草間彌生を見ようというので
六本木にむかった 私は
目の前の長蛇の列に並びながら
カラフルな その 作品を思っていた
カラフルだった 色や形の 並べられた
彩られた絵は そ ...
クソ知識をちりばめれば
箔が付くと勘違いしている
バカ自称詩人がいる
こういう奴らには
バカの最上級バカエストの
称号を与えたいと思う
そしてクソの最上級
クソエストでもあるこいつらは
...
私に類似した何かが増殖する
濡れそぼつ
海からあがり
意味もないのに
安ベッドの上で
獣の皮を剥いだ
砂の夢
あぶなくて
息をした
昨日の新聞を
やぶり捨て
もっとたくさ ...
薄暗くなった空
やがて月が昇るのだろう
子供の笑う声
どこかで犬が吠えている
妻が夕餉の支度に勤しみ
月が昇り
風が心地よい
平穏な日曜の終わり
こんな夕べに
朝鮮からミサイルが飛ん ...
皐月
初夏の日差しに
こころ躍る
目に染みる景色は
老人の心に
夢を与える
水無月
蛍火が
躰を湿らせ
夏のあこがれに
星をさがす空
年甲斐もなく
希望の二文字しかない
夏は ...
突然の雨には慣れているが
突然の晴には慣れていない
騒然の風には慣れているが
騒然の凪には慣れていない
当然の罰には慣れているが
当然の誉には慣れていない
偶然の恋には慣れてい ...
通り過ぎてゆく連中の靴はどれも洗いたてみたいに艶めいていて、おれは自分の薄汚れたスニーカーを見下ろしてほくそ笑む。それはおれとやつらの「歩行」という行為に関する決定的な認識差であり、歩いてきた距離 ...
脚を組む時に引っ掛けたヒール
タイツの穴が花火を上げると
破れた空には星のようなラメ
ハンカチで包みきっと忘れて
洗濯をすればそこは銀河だ
そんたく、かあ
雰囲気づくり
出たとこ勝負
なるようになるさ
神様は人間、だ
ホースで花や葉をかきわけ
土に水をさしていく
庭のお花に水をやる
ちい ...
犬は
においで
人間のことを
じつはたくさん知っている
犬に
言葉が話せたら
いろいろなことを
私達に知らせてくれるだろう
ここのジイチャン
前立腺がんです
ここのバア ...
ぼやき・愚痴・嘆きの野原
★゜*。。*゜☆゜*。Teardrop Field 。*゜★゜*。。*゜☆
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミ ...
咲いた翌日から続く
低温と
強風にも耐え
寄り添って直立を支えあう
ある日訪れる真夏の陽気に
結束は緩み
感熱性の花びらは
ひた隠してきた
雌しべ雄しべの位置をも露に
くろぐろと ...
河川敷の高架橋の下に
近隣住人達と一緒に逃げてきた
誰一人として取り乱したりせず
それは落ち着いた様子だった
空の高い位置で爆弾が爆発する
肉眼ではっきりと確認できた
誰一人として逃げ ...
まるこはコンビニの前で悩んでいる
おかしいな年賀はがき買ったはずなのに
口座の中に1万円が残っている
日にちはすでに1月3日
お母さんにばれずに年賀状を渡すには
どうしたらいいか考えている
曖昧に照り輝き
君は照準をなくす
人から言われた言葉で踊り
どこかしこに突入する
子供の頃は
そそのかされて褒められ
大人になってからは
どこまでも自由だ
...
ドサ健バクチ地獄を
中学生の頃から愛読してきたが
所詮良いとこのボンボンで
成績優秀の俺が
博打の世界に身を投じる必要もなく
結局のところ26年近く
一流サラリーマンの座に
甘んじてきた ...
ところどころ染みがあったり
生活のほつれを永遠に修復の終わらない遺跡のように身体に
こびりつけたまま時に非日常の夢を見る
晴れときどき詩人みたいな気がする日には
あえて蛙の被り物を棄てて芋 ...
あしたの風は明日の風
いま吹く風は今日だけの
少年は何を聴いたのか
過日のきょうに吹く風に
春の夕焼け
冬茜
秋の黄葉映えるあお
薫風の運ぶ雲過ぎて
また夏が来る/
「覚めない夢もいつかは覚める
闇の深みにスポットライト
行き来するたび変身する
――あなた
咬み合うヒュドラのよう
分裂と統合の具象化
象徴としての女神よ
純・錯覚 恋は
中空の象 ...
疑い深い罪
いつの間にか
それはそばに
本当に知りたいことは
中途半端な希望の
息の根止める刃物だったのかもな
35年間何かを信じて生きてきた
浮気性もやっぱ罪
ブルーハーツが ...
五月晴れした 虚空に見える
すえひろがりの 長い白帯
それは 単なる 天体ショウか
それとも 平和の飛行雲か
あぁ あぁ それは摩訶不思議
卒寿のおらは 翳あわく ...
こころ揺らぎ
怒りが溢れ出す
沸々と煮えたぎる様に
細胞を破壊して
ストレスとトラウマを与えては
傷つける
この憤りの数々
計算できない
様々な出来事に
揺さぶられ
戸惑い
制御 ...
うすい影がゆれている
くちばしで
虫をついばむのだけど
やわらかな影であるから
獲物はするりと逃げてしまう
{引用=命でなくなったものは
もう命には触れることができない}
それでも ...
(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ …
ザ.
...
入退院繰り返して
長生きはなんのため
医学の進歩のため
製薬会社の発展のため
入退院繰り返して
長生きはなんのため
年金のため
子や孫のため
入退院繰り返して
長生きはなんの ...
新緑の樹木を
下から眺めると
その美しさにいつも感動する
枝振りといい
葉のつきぐあいといい
まったく調和そのままだ
海を見ていた。
港を行き交う人々の足音を聞いていた。
岸壁に寄せる波の音に海鳥たちの鳴き声がかき消されてゆく。
視覚よりも聴覚が敏感なそんな午後だった。
海の色は藍色。
...
あなたと別れた
嫌いになったわけではなくて
擦れ違いが生んだ溝
新しい恋人が出来た
付き合っても何故か満たされない
あなたがまだ心の中で生きている
あなたに帰りたい
帰ること ...
なにもかもが闇に向かっている
そんな錯覚に陥ろうとも
肩で風を切って
足を大地に踏ん張って
今日もまた
蒼い月を眺め
叫びたい心を抑えつけて
口笛を吹いて誤魔化す
濁った雲がトグロを巻 ...
復興途上の街の街路で
寂しくなって月を見上げる
愛は常に失われたまま
ときに著しい渇きに身悶えする
この渇きを月よ、お前にやる
この渇きを月よ、お前に叫ぶ
俺はポロシャツをだらしな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
草間彌生、初夏
番田
自由詩
1
17/5/21 23:16
バカの最上級
花形新次
自由詩
2
17/5/21 21:15
砂の夢
伊藤 大樹
自由詩
2
17/5/21 20:20
こんな夕べに
星丘涙
自由詩
2*
17/5/21 19:24
あかるい
〃
自由詩
2*
17/5/21 17:32
突然の晴
イオン
自由詩
1*
17/5/21 15:30
足跡に名札がついたことはない
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
17/5/21 13:13
伝線〜黒い宇宙〜
ミナト 螢
自由詩
1*
17/5/21 11:18
そんたくの神様
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/5/21 7:17
犬の鼻
zenyam...
自由詩
0
17/5/21 6:55
ぼやき・愚痴・嘆きの野原
過去ログ倉庫
17/5/21 6:27
チューリップが限界に気づく時
Lucy
自由詩
10*
17/5/21 6:25
戦争
1486 1...
自由詩
2*
17/5/21 4:31
年賀はがき
〃
自由詩
0*
17/5/21 4:27
君が君であるために
新人さん
自由詩
2
17/5/21 1:16
阿佐田哲也だけ読めばいい
花形新次
自由詩
2
17/5/20 22:34
エピグラフ
梅昆布茶
自由詩
12*
17/5/20 21:18
幕間
もっぷ
自由詩
3
17/5/20 20:56
Ennui/ある朝の人生論
ただのみきや
自由詩
5*
17/5/20 20:08
cc神様
竜門勇気
自由詩
0
17/5/20 17:57
大脳皮質に破裂ができて
信天翁
自由詩
2
17/5/20 14:56
光化学スモッグ注意報発令
星丘涙
自由詩
1*
17/5/20 14:43
水辺の魂
そらの珊瑚
自由詩
19*
17/5/20 11:53
写メ日記 (イタスト
nemaru
自由詩
0
17/5/20 10:08
長生きはなんのため
zenyam...
自由詩
1
17/5/20 9:14
樹木美
〃
自由詩
1
17/5/20 9:01
憂鬱
ヒヤシンス
自由詩
6*
17/5/20 6:40
帰る
夏川ゆう
自由詩
1
17/5/20 5:11
向かう先は
坂本瞳子
自由詩
4*
17/5/20 1:18
月に吠える
葉leaf
自由詩
2
17/5/20 0:41
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
加筆訂正:
首吊りの森
/
田中修子
[17/5/20 19:42]
ちまちま修正しました。
焔俳句 1 金雀枝(エニシダ) 10句
/
鵜飼千代子
[17/5/20 13:51]
タイトルに漢字表記「金雀枝」を追加しました。
6.25sec.