恋しよう?
そんな突然言うんだね
うつむく横顔 色づく 頬紅
うわ目つかい
あのとき伝えた甘いウソ
「好きになるかもしれない」信じた?
闇の絵に
「ぜったい誰にも だまされ ...
どこからもとおくの
きみの手足をゆらす風の音
あめの、
裂いたひかりをまねる
キュービック
点をつないで
線をえがいて、それからの
ことは
どうだってよかった
ひだりの
...
首を傾ける
背中の方へ
仰向けになるように
空を見上げて
地面と平行に
顎を突き出して
空を眺める
一滴の雫が
降ってきた
頬で受けとめ
冷たさを覚える
夏の終わり
夏の花が好きな人は情熱的なあなた
燃やし尽くせなかった心残りを思えば
わたしは墓標に毎日くれないを絶やさない
秋の花が好きな人は人嫌いのあなた
この世に未練なく旅立ったことを思えば
わた ...
詩を書こう
書こうとしたが
自分 ...
あなたのその愚かな 姉 の ようなほほえみを
点字にしてずっと撫でていたい
の
だ
知らない男がしゃがんでいる
あきらめた花がぽとぽと落ちてくる庭の木の ...
木々が襟を立てて拒む間
風は歌わない
先を案じてざわざわと
意味のないお喋りを始めるのは木
いつしか言葉も枯れ果てて
幻のように消えてしまう
すっかり裸になると
しなやかに 風は切られて ...
唐揚げにレモンをかけていいですか
唐揚げに醤油をかけていいですか
唐揚げにポン酢をかけていいですか
唐揚げにソースをかけていいですか
唐揚げに辛子をかけていいですか
唐揚げに山葵をかけていい ...
あれは化石の街だった
すべてが固まって
ぼくは言葉を失ってしまった
ある漁師は寡黙に作業をしている
ラーメンを啜りながら
海辺の波をみたら
視界は空を広げ
腕の血管のボルトを力いっぱい絞 ...
それは 悲鳴だったか
夜、星空に流れた
気づけば消えてしまうかすかな夢の中の笑い声
少し枯れてしまったシマリスの森の中で
ささやかな それでいて生真面目なそよ風に
生活を鵜呑みに ...
何かを守る為に何かを犠牲にすることは
様々な覚悟を人に求めるけれど
もし、覚悟の先にあるものが、自分の想像もできない素敵なものなのだとしたら
わたしは、きっと耐えるのだろう
耐えるという意識も ...
殺めてしまった
かりそめに
白い首筋 揺れる乱れ髪
唇は紅く
歯には私の爪先を
這わす指先
血の色
過敏な場所は遠回り
わざとずらして
ほくそ笑む
匂う香りと崩れる ...
ふりはらいたい
全てをたちきってしまいたい
この衝動は後悔のはじまり
生を受けて歩いている
歩いている以上
共に歩き
立ち止まっても
...
○(不眠症)
イビキをかいて寝ていたのに
ワイフがいう
「夕べはちっとも眠れなかった」と
○(夫婦)
なんでうちのワイフは
こんなに
人のことにうるさいのだろう
○(健康)
...
詩情さえ
なくしていいと思っていた
このコンクリートの延長線に
あなたはいない
ひとりをなくした
世界のようなひとりを
なのに今夜は
少し明るい
月見草が咲いていて
私は詩を書い ...
肉が筋張っていて
とても硬いので
3日3晩煮込む必要があったが
とにかく煮込んでも
煮込んでも
出汁が出ない、旨味がない
変な灰汁が大量に出る以外は
美味くもなんともない
その上、くさ ...
口の中で消された言葉を想像してみて
私が貪り食ったホットドッグの
無味乾燥さを自分のせいにして
ドロリと、横たわる布団の上
死にたいって、嘯く詩人の戯れ
私は、
私は結局それだけを拠り ...
夢の雪ちいさな口でほほえんで屋上からみるつぎはぎの鳥
虫の歌西からくずれるどしゃ降りにだまされて泣く銀の天秤
恋愛運気になるおみくじひきました仮免だけど誘っていいかな
ぬれる文字ぬれ ...
甘美なる赤い香りは
蒼い花を征服して
空間に調和という時間を与える
香水の飛沫
ヒステリックに飛び散る夜
叫びは歌とは違う
言葉が一つ捨てられている
孤独な人は名前を持っているの ...
響きが立つ
色が立つ
輪郭が立つ
知覚が立つ
広がる意識 何処までも
壁が近い
浮き上がり
近い壁
くっきりと
像を結ぶ
わたしは喜びに満たされ
壁の響きを聴く
...
風呂のジャーが爆発する
扉が爆発して
物置が爆発する
戦場だった南側
ガジュマルを観賞した後だった
手帖を読んで居ると
宇宙の田圃でエンジンが鳴る
宇宙から見る那覇市が美しい
笑まい、 ...
水色のワンピースが風に揺れてるのを右頬の肌で感じてるわたし
そのひとの顔は見えないけれどわたし、すごく綺麗だと思ったの
きっと、風の精は水色の風に笑ってると思う
流れていく雲
あっという間に空 ...
ふらっと特急電車に乗る
目的に足を運ぶのではなく、
力なく倒れないようにただフラフラと
周りからは変な目で見られるが、
そんなものをどうでもよくさせる心地よさ
フラフラしている足を2つに ...
死ぬよりも
捨てる方を
選びなさい
死と引き換えにできるものは
何もないのだから
自殺の方を
選んではいけない
朝夕爽やかな空気が
漂うようになった
朝日を浴びながらの散歩が
とても清々しい
この間まであんなに嫌っていた太陽光が
今は快い
家庭菜園の大根の芽も
これから日増しに大きくなっていくこと ...
窓ガラス透明だから映り込む失恋後素直に泣き顔になる
山道の徐々に狭まり佛通寺離合に苦労してでも行きたい
急激に寒さが増した日曜日紅葉飛び越え枯れ落ちそう
山下り見える民家が徐々に増え ...
光とともに影が伸びて
大いなる光に包まれながら
影が大きくなっていくのを恐れていた
光には目に見えない強さも含んでいたが
目に見えない影の部分も連れてくる
影におびえ、光に憧れ
一体ど ...
テーブルの上に置かれた瓶は
水滴を纏っていて
中身の冷たさを誇張している
だから触れてやる気にはならない
陽に照らされて温くなるがいい
酸味も消失し
不味くなったらいい
それ ...
七色の満月に
よりかかっている
骨になり泳ぐ魚
軽すぎて命が冷たい
星座になりきれなかった
群雄たちの成れの果て
七色の満月に
よりかかっている
眼鏡をはずし
からめるさ ...
いつだって冷たく
ほどけていたかっただけ
夢の
ぬいめをほどく夢を
みている
きみのまぶたを縫う
針をはう
つきあかりを
しらないきみの
すこやかな呼吸の
灯したひかり
ほど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
猫街に星屑の降る夏休み
秋葉竹
短歌
1
17/9/7 0:35
ペシェ
むぎのようこ
自由詩
4
17/9/7 0:13
夏の終止符
坂本瞳子
自由詩
0
17/9/6 23:52
四つの墓標
もっぷ
自由詩
3
17/9/6 22:55
誰にでも平等に陽が差す訳じゃない
TAT
自由詩
0
17/9/6 21:40
点字
タオル
自由詩
12*
17/9/6 20:54
風の痛点
ただのみきや
自由詩
17*
17/9/6 20:03
唐揚げに
深水遊脚
自由詩
2*
17/9/6 19:54
海路
レタス
自由詩
3
17/9/6 18:37
森
秋葉竹
自由詩
1
17/9/6 15:37
白いマーガレットの花
水菜
自由詩
1
17/9/6 13:42
愛撫
kino12...
自由詩
0
17/9/6 13:33
しがらみ
佐白光
自由詩
0
17/9/6 9:47
独り言24集
zenyam...
自由詩
0
17/9/6 8:34
今夜は少し明るい
フユナ
自由詩
12+*
17/9/6 1:11
名取物語 自称詩人のスープ
花形新次
自由詩
1
17/9/6 0:36
希望
這 いずる
自由詩
7
17/9/6 0:00
夢
秋葉竹
短歌
2
17/9/5 23:47
影
鷲田
自由詩
7
17/9/5 22:08
開く宇宙
ひだかたけし
自由詩
5
17/9/5 21:13
宇宙船の爆発を防げなかった
間村長
自由詩
6*
17/9/5 19:30
水色の
水菜
自由詩
1
17/9/5 19:10
フラフラ
ふじみやこ
自由詩
1
17/9/5 13:38
死ぬよりも
zenyam...
自由詩
1
17/9/5 7:53
白秋
〃
自由詩
1
17/9/5 7:44
日曜日
夏川ゆう
短歌
0
17/9/5 5:30
存在の証明
電光石火
自由詩
3
17/9/5 1:12
意地の悪い
坂本瞳子
自由詩
2*
17/9/5 1:10
秋の星座
秋葉竹
自由詩
3*
17/9/5 0:06
ゆめのぬいめ
むぎのようこ
自由詩
3
17/9/4 22:49
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
加筆訂正:
りーりー
/
Lucy
[17/9/5 21:19]
7連目「うたう(一行)」を削除しました。
9.46sec.