朝を折りたたみ
昼を折りたたみ
犬を折りたたみ
猫を折りたたみ
自宅を折りたたみ
通りを折りたたみ
横断歩道を折りたたみ
バイパスを折りたたみ
街を折りたたみ
都市を折りたたみ
飛 ...
ハックルベリー・フィン 彼は俺のともだち
ハックルベリー・フィン 彼と俺はともだち
ぼろぼろのボロからすえた臭い 片目の猫を引きずってる くすねたパイプをふかしながら樽のなかで眠る
大人 ...
今。誰もがないようにしようよしています。
私は死体を得ることについては何かを知っています。
何色が好き歩くことはできませんでした。
確かに人に顎骨アップイチゴをどこで購入できます ...
先夜廊下の隅を観たら
ムカデがいた!
僕はその瞬間に驚くほど
素早く冷静に頭が働いた
そうだ、台所にあるホウキで
叩こう!
そっとさっとホウキを持って来て
思い切り叩いた!
一回二回三 ...
縦の冷たさと
斜めの温さが
夜の晴れのなかひとつになり
虹とはばたき 地に倒れる
どこから話したらいいのだろう
地を打つ空の尾について
鏡の原が枯れたあとも
残り ...
言葉になりたくなかったものまで
言葉にしているのかもしれない
その責任を
言葉を記すものたちすべてが
負っていいのだ
負いたくないなら
自分ひとりが ...
掻き毟った 掻き毟った
もう 掻き毟れないほど
掻き毟った
それでも残るものがあるなら
泣いていい
恋をして一つ前の恋古くなる前に進めば明るい日常
町歩き異国の言葉耳に残る何処の言葉か?英語ではない
夏休み宿題はすぐ終わらせる遊び疲れるくらい遊んだ
懐かしい本を手に取り読み進む昔よ ...
ブルーハワイ色のかき氷のした
何万匹もの魚がゆらぐ
あたたかい南の海を
口に溶かす
いちご れもん めろん は
なんとなく うそ
ブルーハワイだけがほんとのつくりもの
いっとう すき ...
ねえ
世界で誰もが認めない恋愛がこの世にあったとして
それを止める術があるって
本当にあるのかしら
人の命を奪うことは
とても最悪な犯罪なのに
生まれてきた熱情を殺すことは
何の罪に ...
古いセメントの欠片からはみ出した鉄筋がねじ切られた肉体からぶら下がる大小さまざまな血管を連想させる白昼夢、うだる暑さの中で皮膚をなぞる汗の温度がそんなイマジネイションに奇妙な実感を加味する、街 ...
あれは私がまだ
私の親のことが思えていた頃のこと 誰もいない
誰にも会ってはいない きっと 眠りの中で
そして 私は思うような私でいられた
私は日差しのラインを感じる しかし ああ
...
なにかに 置いていかれてしまった
わたしらがわたしらでなくなるまで
ひとかけのクラクションは膨らみ
小さなまま大きくなった
波を待つ肢体のような
五月蝿さ ...
落ちてゆく
ゆっくりひたすら落ちてゆく
何物もない何か在る
青い天蓋の底の底
炸裂する世界に
裏返る在るへ
落ちてゆく落ちてゆく
ひたすらゆっくり遡りながら
旋律響きの奥にすむ
...
願い事した?
あなたにきいたのに
花火みたいな夢を追っていっちゃった
バーベキューしてる団地
地べたにすわる家族
でもいいな
おんなじ顔だね
ふたりがひとりになって
夏なのにさ ...
かれからの手紙のなか
砂埃のむこうを
夥しい自動車が過ぎて行った
何番目に僕がいたでしょうか
と、かれが問う
直前の
ぐちゃぐちゃと潰された誤字を
読むことはできなかったが
わ ...
私そのものを凝視して
言の葉をつぎ合わせ
組み立てる
見覚えのある風景が
あらわれる
海から上る太陽
赤く染まる雲
廃船で遊び
舞い飛ぶカモメを見つめていた
水平線は不思 ...
青葉城って単なるあだ名だったのにいつのまにか通称になってしまったのだそうだ
その城跡は整地された原っぱみたいなところにあると思ってたけど山の中にあった
思い違いといえばモンゴルの草原もそん ...
世界中すべての景色を見れずとも君を見れたからそれでいいや
君めがけ僕は本から抜け出して文脈越えて会いに来たんだ
満たされたどんな素敵な世界でも君がいないならユートピアじゃない
...
透明な紳士が
君の側にいる
趣味のいいネクタイ
よくみがかれた革靴
透明だから見えないけれど
天使でもなく
守護霊でもない
呪ったりしてない
助けてもくれない
ただ見 ...
畑に植えた
スイカが枯れた
だけどまだ初夏
昔いじめっ子だった子は大人になりいじめていた子側から疎外されて孤独に死んだ
何かを与えると何かを無くす世界で考えるのはきみに何をあげればいいのか ...
部屋の片づけをするって
自分をバラバラにして
いっこいっこ捨てること
それってちょっと痛いし
それってちょっとしんどい
だから掃除ってきらい
でもしないと心が濁るよう
すてる ...
巨大な沈黙が降り注ぎ、忙しなく部分同士が交信している大地は惨劇に見舞われた。大地には至る所に中心があり、そこから水平線や勾配が限りなく伸びていき、無数の表現を作り出していた。大地が低く降りていくところ ...
高所に備えられた
誰もが恐れる放水砲
水瓶が空っぽでも
クソの粒が飛んでくる
一人のときには
音楽聞いて泣いてます
みだりに使われる
容易い言葉で酔っている
セス、お前が死 ...
僕にちぎられた。
僕は僕を監禁さんですから。
ぼんやり空間のマンションに幽閉くんだ。
くっきり空間は網膜で取り込む。
レポート
今までで登場した「監禁さん」や「幽閉くん」は ...
理由なんかゼロかも知れない
ひとつでもみっつでもなく
理由なんかゼロかも知れない
ない、ということがゼロだとしたら
ゼロかも知れない、とは二重のゼロだ
ないのない、は ...
肺の中に巣食った僕の三つの驚きは
実は月の雫なのだと
いつの間にか飲み込んでしまった涙の欠片は
あなたから遠いところのノクターンの苦さ
これから先もいくつ回るだろうと思えば
月は微笑んで ...
こころのなかまで観得るのか
こころのなかまで観得たのか
爺さんが子供をはねる社会は
爺さん達が沢山いる社会だから
爺さんを大事にする世界になるように
爺さん達が政治をしている
そんな
愛情ある叱咤でも訴られる社会は
直喩でしか気のすまない社会だ ...
九時起床
そして空白の五時間
キリコの画集を
ただ、ぼーっと
読む、謝々
・
トイレへの道は舗装されている
それ以外は画鋲を踏む
あ
ああ
ああああ
単語帳で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
折り紙
やまうちあつ...
自由詩
10*
17/7/18 13:48
ハックルベリー・ベリー・ファイン・ファッキュー
アタマナクス
自由詩
0
17/7/18 12:53
ちょっといい朝は私のものです。
幽霊
自由詩
1
17/7/18 12:47
ヒヤリとした
zenyam...
自由詩
1
17/7/18 9:39
闇話 闇花
木立 悟
自由詩
1
17/7/18 8:35
ノート(負う)
〃
自由詩
1
17/7/18 8:33
ノート(毟る)
〃
自由詩
0
17/7/18 8:31
懐かしい
夏川ゆう
短歌
1
17/7/18 5:18
南の島の夕暮れの味
田中修子
自由詩
10*
17/7/18 2:46
人魚
さき
自由詩
2
17/7/17 23:28
思考は瓦礫の中で
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
17/7/17 22:34
ぼやけた夏
番田
自由詩
2
17/7/17 22:33
遅行
草野春心
自由詩
3
17/7/17 22:02
虚
ひだかたけし
自由詩
1
17/7/17 21:16
夜の影
朧月
自由詩
1
17/7/17 20:37
coarser
完備
自由詩
1
17/7/17 19:56
原風景の海
星丘涙
自由詩
2*
17/7/17 19:07
青葉城にて
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/7/17 18:22
あいらぶゆーとぴあ
水宮うみ
短歌
0
17/7/17 18:11
透明紳士
やまうちあつ...
自由詩
1
17/7/17 16:48
終わったらフワッとするような話が好きでした。
5or6
自由詩
1
17/7/17 12:51
お片づけ
朧月
自由詩
2
17/7/17 11:28
復興
葉leaf
自由詩
1
17/7/17 11:05
やつは僕のクサビだ
竜門勇気
自由詩
0
17/7/17 10:51
palet
幽霊
散文(批評...
2*
17/7/17 10:49
ないのない
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/7/17 10:49
月の雫
乱太郎
自由詩
9*
17/7/17 9:18
負け犬
もっぷ
自由詩
1
17/7/17 6:14
自閉党
5or6
自由詩
0
17/7/17 6:05
謝々
浪人
自由詩
0
17/7/17 1:17
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
加筆訂正:
エチュード ハ短調作品10の12(ショパン)
/
Lucy
[17/7/17 11:14]
誤った用法の「忖度」を「詮索」に書き直しました。
3.6sec.