流れゆくあなたのすべてを抱きしめていたい
たとえそれが崩れゆくとしても

明星光る夜の夜
怪しげに光る塵と砂
あなたの目だけは無限の宇宙の底面をのぞくように
地球の真ん中のごった煮の体
...
赤子よ

つぶらな瞳で

何を見つめている

この世の苦しみか

楽しみか

この街は

この空は

どう見える

教えておくれ

この私は

この世界は

...
自分の子供だからって
なにをしてもいいわけじゃない
当たり前だけど
当たり前に思わない人がいる

たたくことも愛だと
うたう人がいるけど
自分がたたかれても
愛に感じるの?

生ん ...
さよなら昨日
今日に欠伸をして
明日を待つ

退屈な日常は
君に奪われた

世界は破滅に満ちている
だけれども
こんなにも世界は
生まれ
育ち
歩む
変わっていく

変わ ...
遠くで雷が歌っている夕刻
羽が生えた蟻をみつけた
それは
退化だろうか
進化なのだろうか
いずれにしても
この世界にとどまる現実の形だ
つぶされないうちに
飛んで逃げればいいのに
な ...
朝を折りたたみ
昼を折りたたみ
犬を折りたたみ
猫を折りたたみ
自宅を折りたたみ
通りを折りたたみ
横断歩道を折りたたみ
バイパスを折りたたみ
街を折りたたみ
都市を折りたたみ
飛 ...
ハックルベリー・フィン 彼は俺のともだち
ハックルベリー・フィン 彼と俺はともだち

ぼろぼろのボロからすえた臭い 片目の猫を引きずってる くすねたパイプをふかしながら樽のなかで眠る

大人 ...
今。誰もがないようにしようよしています。

私は死体を得ることについては何かを知っています。



何色が好き歩くことはできませんでした。
確かに人に顎骨アップイチゴをどこで購入できます ...
先夜廊下の隅を観たら
ムカデがいた!
僕はその瞬間に驚くほど
素早く冷静に頭が働いた
そうだ、台所にあるホウキで
叩こう!
そっとさっとホウキを持って来て
思い切り叩いた!
一回二回三 ...
縦の冷たさと
斜めの温さが
夜の晴れのなかひとつになり
虹とはばたき 地に倒れる


どこから話したらいいのだろう
地を打つ空の尾について
鏡の原が枯れたあとも
残り ...
言葉になりたくなかったものまで
言葉にしているのかもしれない


その責任を
言葉を記すものたちすべてが
負っていいのだ


負いたくないなら
自分ひとりが ...
掻き毟った 掻き毟った
もう 掻き毟れないほど
掻き毟った
それでも残るものがあるなら
泣いていい
恋をして一つ前の恋古くなる前に進めば明るい日常

町歩き異国の言葉耳に残る何処の言葉か?英語ではない

夏休み宿題はすぐ終わらせる遊び疲れるくらい遊んだ

懐かしい本を手に取り読み進む昔よ ...
ブルーハワイ色のかき氷のした
何万匹もの魚がゆらぐ
あたたかい南の海を
口に溶かす

いちご れもん めろん は
なんとなく うそ
ブルーハワイだけがほんとのつくりもの
いっとう すき ...
ねえ
世界で誰もが認めない恋愛がこの世にあったとして
それを止める術があるって
本当にあるのかしら

人の命を奪うことは
とても最悪な犯罪なのに
生まれてきた熱情を殺すことは
何の罪に ...
古いセメントの欠片からはみ出した鉄筋がねじ切られた肉体からぶら下がる大小さまざまな血管を連想させる白昼夢、うだる暑さの中で皮膚をなぞる汗の温度がそんなイマジネイションに奇妙な実感を加味する、街 ... あれは私がまだ 
私の親のことが思えていた頃のこと 誰もいない
誰にも会ってはいない きっと 眠りの中で
そして 私は思うような私でいられた


私は日差しのラインを感じる しかし ああ
...
  なにかに 置いていかれてしまった
  わたしらがわたしらでなくなるまで
  ひとかけのクラクションは膨らみ
  小さなまま大きくなった

  波を待つ肢体のような
  五月蝿さ ...
落ちてゆく
ゆっくりひたすら落ちてゆく
何物もない何か在る
青い天蓋の底の底
炸裂する世界に
裏返る在るへ
落ちてゆく落ちてゆく
ひたすらゆっくり遡りながら

旋律響きの奥にすむ
...
願い事した?
あなたにきいたのに
花火みたいな夢を追っていっちゃった

バーベキューしてる団地
地べたにすわる家族
でもいいな
おんなじ顔だね

ふたりがひとりになって
夏なのにさ ...
かれからの手紙のなか
砂埃のむこうを
夥しい自動車が過ぎて行った

何番目に僕がいたでしょうか
と、かれが問う
直前の
ぐちゃぐちゃと潰された誤字を
読むことはできなかったが

わ ...
私そのものを凝視して
言の葉をつぎ合わせ
組み立てる

見覚えのある風景が
あらわれる

海から上る太陽
赤く染まる雲
廃船で遊び
舞い飛ぶカモメを見つめていた

水平線は不思 ...
青葉城って単なるあだ名だったのにいつのまにか通称になってしまったのだそうだ

その城跡は整地された原っぱみたいなところにあると思ってたけど山の中にあった

思い違いといえばモンゴルの草原もそん ...
世界中すべての景色を見れずとも君を見れたからそれでいいや


君めがけ僕は本から抜け出して文脈越えて会いに来たんだ


満たされたどんな素敵な世界でも君がいないならユートピアじゃない

...
透明な紳士が
君の側にいる

趣味のいいネクタイ
よくみがかれた革靴
透明だから見えないけれど

天使でもなく
守護霊でもない

呪ったりしてない
助けてもくれない

ただ見 ...
畑に植えた
スイカが枯れた
だけどまだ初夏

昔いじめっ子だった子は大人になりいじめていた子側から疎外されて孤独に死んだ
何かを与えると何かを無くす世界で考えるのはきみに何をあげればいいのか ...
部屋の片づけをするって
自分をバラバラにして
いっこいっこ捨てること

それってちょっと痛いし
それってちょっとしんどい

だから掃除ってきらい
でもしないと心が濁るよう

すてる ...
巨大な沈黙が降り注ぎ、忙しなく部分同士が交信している大地は惨劇に見舞われた。大地には至る所に中心があり、そこから水平線や勾配が限りなく伸びていき、無数の表現を作り出していた。大地が低く降りていくところ ... 高所に備えられた
誰もが恐れる放水砲
水瓶が空っぽでも
クソの粒が飛んでくる

一人のときには
音楽聞いて泣いてます
みだりに使われる
容易い言葉で酔っている

セス、お前が死 ...
僕にちぎられた。

僕は僕を監禁さんですから。
ぼんやり空間のマンションに幽閉くんだ。
くっきり空間は網膜で取り込む。


レポート

今までで登場した「監禁さん」や「幽閉くん」は ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
布踊る北のかなたのこの塊には  ~あほいすぃ「械躰神書」から ...渡辺八畳@祝...自由詩017/7/18 21:59
赤子よ星丘涙自由詩0*17/7/18 21:10
愛情さがし朧月自由詩117/7/18 21:08
Loss tedious life えこ自由詩017/7/18 20:46
夏の扉が開かれる時そらの珊瑚自由詩6*17/7/18 14:28
折り紙やまうちあつ...自由詩10*17/7/18 13:48
ハックルベリー・ベリー・ファイン・ファッキューアタマナクス自由詩017/7/18 12:53
ちょっといい朝は私のものです。幽霊自由詩117/7/18 12:47
ヒヤリとしたzenyam...自由詩117/7/18 9:39
闇話 闇花木立 悟自由詩117/7/18 8:35
ノート(負う)自由詩117/7/18 8:33
ノート(毟る)自由詩017/7/18 8:31
懐かしい夏川ゆう短歌117/7/18 5:18
南の島の夕暮れの味田中修子自由詩10*17/7/18 2:46
人魚さき自由詩217/7/17 23:28
思考は瓦礫の中でホロウ・シカ...自由詩1*17/7/17 22:34
ぼやけた夏番田 自由詩217/7/17 22:33
遅行草野春心自由詩317/7/17 22:02
ひだかたけし自由詩117/7/17 21:16
夜の影朧月自由詩117/7/17 20:37
coarser完備自由詩117/7/17 19:56
原風景の海星丘涙自由詩2*17/7/17 19:07
青葉城にて吉岡ペペロ自由詩217/7/17 18:22
あいらぶゆーとぴあ水宮うみ短歌017/7/17 18:11
透明紳士やまうちあつ...自由詩117/7/17 16:48
終わったらフワッとするような話が好きでした。5or6自由詩117/7/17 12:51
お片づけ朧月自由詩217/7/17 11:28
復興葉leaf自由詩117/7/17 11:05
やつは僕のクサビだ竜門勇気自由詩017/7/17 10:51
palet幽霊散文(批評...2*17/7/17 10:49

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加筆訂正:
夏の扉が開かれる時/そらの珊瑚[17/7/18 15:03]
少し修正しました。
エチュード ハ短調作品10の12(ショパン)/Lucy[17/7/17 11:14]
誤った用法の「忖度」を「詮索」に書き直しました。
3.48sec.