遠くの山頭 雪かぶり
溶ける気配の 無いうちは
家路の途中の その道も
一人歩きを 楽しんで

結露の窓辺に 気付かずに
雪の光に 照らされて
数多の本を 読み捨てて
溢れる知識は 何 ...
キタ

お前なんて待ってない

昇ってくるな



ブワ ぶわ。 プク

ぶわ コポ

ゴポポ

ゴぉ ...
さやかな水の流れを
逆にたどっていきます
かがやくあしたが呼ぶから なのに
なぜ逆に、とすこし不思議だったりします

どこまでも歩いていくうちに
真っ白かった靴が
うっすらと
やがて
...
こころの中に
たくさんのものを隠して

おとな、というものになる

たくさんの名前に埋もれて擦り切れながら

わたしは柔らかく小さい手だったことを思い出す


つみ木とスプーン
...
朝が死んでしまった日の夜
私は涙を流しながら台所で玉ねぎをむいていた

どうしてこんなことになってしまったのか
ただ真面目に生きてきただけなのに
どうしてこんな目にあわなければいけないのか
...
先細りを予告する山道へ分け入る
このまま進むと人生すら終わるかもしれぬというのに
愛車のアクセルは
足がペダルから離れるのを許さなかった

だから言っただろう
変わらないって

助手席 ...
いろいろに疲れて胸の穴がふさがりそう
だからページをめくります
詩がほしい

少しだけゆっくりと字を追って
あまりすきではないスタイルもかじる

頬がゆるんだら
心の穴も柔らかくなった ...
平和にしても
環境にしても
気候にしても
伝染病にしても
資源にしても
食糧にしても
一国だけでは解決できない中で
トランプ大統領は
国と国の間に壁を築こうとしている
世界は「南北」 ...
小川のほとり
その食堂は静かにたたずんでいた

サバの塩焼き
ニンジンとごぼうの天ぷら
だし巻き卵
ハムエッグ
ギンダラの照り焼き
とんかつ
アジフライ
メンチカツ
野菜炒め
...
この肌は しみも汚れも ありませぬ
 鉄砲百合は 花と咲きたつ

道問えば 梅雨の谷間の 眩しさに
 のそのそ歩く かたつむりかな

山の上に 光からめて 豊麗な
 風にくるまる 山藤の ...
脆弱な精神は
ただひたすらに
堕ちてゆく

硝子瓶の中
飛び出す気もなく
舞い続ける
澱のように

両の腕を翼の如くに拡げ
力なく曲げられた膝は
まるで駆け出すかのような
姿勢 ...
カラオケに行くと
何歌おうか迷う
昔のものから
最新のものまで
歌おうと思えば何でも歌える
みんなが知っていて
ノリがいい歌がウケるのも
知っている
しかし、そんな歌は歌いたくないので ...
遠花火
いつまで続く
遠花火
来年こそは
海岸線で

魚は鯛
花は桜木
人は武士
小袖は椛(もみじ)
私は何か

パソコンに
向かう私は
もうすでに
アプセトネデブ
ア ...
ビルの谷間から充血した月が昇る

繁華街のノイズは クラクションと欲望と金と罠

生まれたての女はマドンナを名乗り

男たちを虜にして魂を射抜く

作られた世界の路地裏は 闇のルートの ...
防波堤に打ち付ける、波
全てをさらっていく
泡沫が少し
澱みに残るだけ

日がやけに低い昼下がり
人の姿もなく
旅の友は、おねだり上手なカモメ
行先不明の私は
いつだって
迷ってい ...
日が落ちたら
眠るでしょう
日が昇れば
起きるでしょう
また、日が落ちたら
眠るでしょう
日が昇れば
起きるでしょう
そうやっている間に
六十五年が過ぎた
歳月は人を待たず
不審メールが
初めて届いた!
グーグルから
「アカウント」に注意しようみたいな
メッセージも届いた
「アカウント」ってなんだなあ?
俺は横文字と女には弱い
アカウントというぐらいだから
...
旅に出るおじいさんみたいな背中〇一二一あなたがいない

宇宙に感謝した日から丸一年かん詰の千円札

そちらは晴れたりしますか雨中から交信しますCQと

もうここにいないのねって思うのは確か ...
もっとも死臭を放つ頃合いの腐乱死体のような世界にきみは巻き取られて、叫び声も叶わず飲み込まれようとしている、手足の指先は究極に凍えたみたいに上手く力を入れることが出来ず、手に触れるもの、足を下 ... 渡しは
彼方に散らばる
穴多達を
犯すウィルス

キソはリズムに分解され暗号化
だけどお構い無しで
ノリノリのハイテンション

そんな瞬間がタマのコシにもあっていいけど、
物凄い弾 ...
叶わぬことをする楽しみ
叶わないから楽しんでいられる
君は君の幸せを
わたしはわたしの幸せを
そうしてただじゃれあうだけの関係
紫煙を燻らす朝
じかんがなくてもやめられぬ
無理やり流し込む朝食
そうしてわたしは仕事に向かうんだ
先生は
安心して
お風呂に入って
食事もとって
もちろんお散歩も
って
ぜひお散歩はしてくださいって
あなたが人間として生きていくための大切です
って
ご心配のことなら大丈夫です
...
初恋だと思って
何人もふられて
よくかんがえたら
俺誰も好きじゃねえもんな
何にもしてこなかったもんな

手遅れって
思いながら
諦めるべきなのさ
諦めるべきで
忘れなきゃダメ ...
僕にポイントを入れたひとが僕にはわかる(知りたい人には誰にでもわかる。そうしようとすれば。)
うれしくてその日一日にやにやする。(1ポイントに付き6分前後でしょうか。240ポイントで一日にやにやする ...
近づいてきてる
君にはどうも
なにか許せるとこもなくて



すぐ探せる
なくしものも
思い出す前に見つかる忘れ物、

みたい!
近づいて!



爆ぜてる間
...
日と書いて
日と読む

月と書いて
日とは読まない

人は

太陽と生きるように
出来ているのだ

日を生きずに
月を詠んで
どのくらい経つだろう


あなたは帰らない ...
大して明るくもない街灯が

スポットライトのように
道行く人の影を描く

おまえたちは
わたしからは丸見えだ

夜の道

わたしの道

四ツ辻から見渡す一本道には
ひと筋の闇 ...
忙しさで面倒になり
気がつけば音楽を聴かなくなった

情緒を失いかけていると
いつかの私がバスの窓から言ってる

そうだ
温度も感情もその記憶も
無限の音の中にあるのに

私は日常 ...
河川がわらう
私のしたのだれそれに、私に、ふまれてきた、歴史ある石畳がわらう

なにをそんなに、しみったれた顔しとるのじゃ

と、かれらは、わらう

私は、私たちは、人工で加工され補強さ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
寒道行進藤山 誠自由詩017/1/27 3:52
夜に太陽は何してる??。幽霊自由詩017/1/26 23:38
シャンデリアもっぷ自由詩117/1/26 22:47
キルトゼロハチ自由詩1*17/1/26 22:43
朝が死んだwakaba自由詩1*17/1/26 22:35
末松 努自由詩217/1/26 22:16
すきですし朧月自由詩317/1/26 21:53
反グローバル化ホカチャン自由詩017/1/26 21:19
桜水食堂レタス自由詩217/1/26 21:10
短歌 6 夏グロタン短歌1*17/1/26 20:52
閉じ込められた夢の中で坂本瞳子自由詩1*17/1/26 20:40
選曲花形新次自由詩017/1/26 20:20
遠花火帰る短歌117/1/26 18:15
繁華街のノイズ星丘涙自由詩2*17/1/26 17:46
早春の詩集小林螢太自由詩15*17/1/26 17:37
歳月ホカチャン自由詩017/1/26 15:36
不審メール自由詩117/1/26 15:30
また旅に出る、何度でも旅に出る/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ短歌3*17/1/26 15:20
グラン・ギニョール(ただし観客が皆無の)ホロウ・シカ...自由詩1*17/1/26 12:04
叩く鍵盤のソルベ狩心自由詩4*17/1/26 9:36
叶わぬこと天竺葵自由詩017/1/26 6:41
ある日の朝自由詩017/1/26 6:34
暮らすもっぷ自由詩117/1/26 5:59
手遅れじゃ竜門勇気自由詩017/1/26 5:05
CATFISH散文(批評...1*17/1/26 4:44
RUN! FURY! ...RUIN ABOUT.自由詩017/1/26 4:14
Tsukuyomiガト自由詩1*17/1/26 4:08
猫の目自由詩5*17/1/26 3:56
Island house自由詩1*17/1/26 3:46
風をうたう水菜自由詩3*17/1/26 3:05

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加筆訂正:
風をうたう/水菜[17/1/26 20:04]
一人称を訂正致しました。
お気に入りの一編/ただのみきや[17/1/26 19:51]
誤字修正しました。
お気に入りの一編/ただのみきや[17/1/26 19:50]
誤字修正しました。
鮟鱇の独白/……とある蛙[17/1/26 11:41]
誤変換なので訂正いたしました。
そっと君から信じてもらう光景に/りゅうのあくび[17/1/26 8:36]
改題。推敲。風景→光景。
風をうたう/水菜[17/1/26 7:51]
一人称を訂正致しました。
そっと君から信じてもらう光景に/りゅうのあくび[17/1/26 7:47]
3連目推敲
4.28sec.