夏冬の 暑さ寒さが きつくても 京の春 秋 競うものなし
ほほえみに 時をわすれて 広隆寺 夕暮れちかい 閉館の時
醍醐味は 世にしられずの 寺にあり 人ごみをさけ 名刹をゆく
...
2つ折りの手紙を開くと白紙になっていった
インクが沸騰しだして
蒸発
気体になった。
吸いこんだ
!
眼球だけを反転させた
脳の発火を見た。
...
廃線になった駅のベンチに行ってください
コスモスが揺れているのがみえますか
だれもこない駅の伝言板に
「おかえりなさい」とだけ 書いておきました
ベンチの下に 海の紙でできた封筒を隠し ...
天使はカメラマンで笑いたい。
諦めないでほしい!
屈しないでほしい!
あなたは死ねる!!
あなたに捨てられなかった希望は
ちゃんとナイフを握っている
あなたの
生 ...
牢であり城である街を浪が洗い
壁から瀧があふれている
奴隷の子と皇女は手を結び
錆びた真昼の水たまりを踏む
呼吸が
忙しく他者を連れ去る
水の底の 舌のようなもの
...
自分の年齢は
一生ついてまわる
書類には必ずといってよいほど
「年齢」欄がある
そして自分の年齢ほど
毎回書いて納得いかないものはない
俺はいつの間にこんなに年を取ったんだろう?
と思う ...
あの日 心が痛かった
息も出来ない
考えるのもやめたい
降る雨に打たれながら
君の家の前で泣いた
もう戻ることない 時間に
掴んだ砂が こぼれてしまう
君と始めた日記
抜け ...
密度の濃さに目眩がするたび思いだす
わたしのために作られてはいないこと
たちまちに世界は凍って反射した光は街を燃やすの
物語は夏にはじまって蝉は死んでいく
ニュースキ ...
誰もいない部屋で
何も しかし 私は考えてはいないのだが
私は自分自身の存在を疑っているのだ
パンを 朝は 一人 口にしている
休日の落ち着かない街では 私は
人混みの中にいるこ ...
ゆめはつるつるとつめたくて
わたしには夢だとわかる
何度めかの夢で
そのうち終わるのだということも
あるくわたしが
真っ直ぐ行くとしろいさるすべり
もしも曲がれば あかいさるすべり ...
「〇」を沢山もらえると、どうなるか、
みんなから愛されやすい対象になる。
人間は愛されるために、好かれるために「〇」をもとめる。
もちろん、「〇」そのものに快感が伴うから曲者でもあるのだが・・・ ...
総合病院からの帰り道
うねる熱気を
振り払い
見据えると
真っ青な空と
混じり気のない雲
数えきれないほど
見てきた光景は
なぜか
少しだけ
生気に溢れて
眼前に現れた
見つめ ...
薄く積もるから綺麗
かなり積もったら困惑
雪も顔も
男も女も「凄い」とか、
「すばらしい」とか、
言われたがる
イケメンだとか美人だとか
なにかと「〇」を求める
この「〇」が、曲者である
「〇」 を求めて、
さ迷う人間がいかに多いことか
...
風鈴の音など聞きたくない
汗ばむ額が太陽を拒否するけれど
乾いた足の裏は砂を求め
軽い目眩を歓迎する
蝉の鳴き声に起こされて
この上なく不機嫌になり
八つ当たりする矛先を見つけられず
...
苦しくて苦しくて
もうここにはいられないと思った時
見あげた空に、火の鳥が飛んでいた
あの鳥は私に見せたのです
すべてをまばゆい光で 照らし
この世こそが 天国だということを ...
白い人が立っていた
水辺の道に立っていた
水面に浮かび立っていた
(青と白の絡まり合い
ゆっくりと渦を巻き
奥へ奥へと繋がる水流)
白い人が立っていた
水辺と水面、
...
なにかことばが書けるとしたら
私はここになにを書こうかたと
えば当たり前かもしれないけれ
ど詩人は嘘つきでその嘘は多分
真実と嘘の合の子でどこからど
こまでが本当でどこからどこま
でが嘘な ...
蒙古タンメン中本を攻めに行く
蒙古丼も頼んだりする
寒気がする辛さだった
神様からみれば僕は虫
分からないようで分かっている
皮肉なもんで
別れてからのほうが連 ...
種をまくと
芽🌱が出る
こんなに不思議な現象はない
そして芽が出たら
日に日に大きくなる
こんなに楽しみなことはない
今日は
大根や人参の種を
いっぱいまこう
誰かとした思い出より抱きとめたときにキスしたお前の髪なんだ
汗が染みる汗が染みるお前のTシャツから俺の胸に痛い
もしこのまま抱きしめたままで暮らせたなら消え去る前に結婚しよう
意外と ...
捨て石を書こう
ほらこんな形
見てごらん
ありふれてる
どこにでもある
石
誰かが、
僕が
君が
石を投げる
泥
土煙
草の根
花びら
しも ...
魂の遍歴の旅。
草原に立っている。いったい、どこから歩いてきたんだろう。はるか遠くの地平線のむこうへ、小さな夕日が沈んでいこうとしている。その輝きの美しさに思わず見入ってしまう。
小さな村 ...
あなたにとって
それが詩であっても
台所のあなたのつぶやき
の方がよほど詩的
日曜に寝っ転がってる
僕にも
{引用=平日の
中野の公園で
即興詩人が時間をつぶしてい ...
歌が流れたときに特徴的なイントロのものが好き
これから始まる歌詞と声に道を作りながら
世界観を広げていってくれる
心が弾んでいくはじまりの予感に満ちている
そこには新しい別の世界が広がっている ...
別にその
好き なんてあの 言われてない
夕べ 流星 いっしょにみたよね
好きは好き
素直な気付きを知られちゃ毀れる
トライアングル 「いい人みたいね」
カチューシャが
...
サキソフォンが夜の道を歩いていた
あたり一帯高級な黒の絵の具を塗りたくったようで
サキソフォンだけが金色に輝いていた
暗闇は光を理解しなかった
途方に暮れかけたころ
黒くて大きな人がどこから ...
ガラスのように光るその蛇は
青草の影を躰に映し
すべらかに移動していた
怖くはなかった
わたしを無視して
まっすぐ母屋に向かっていくので
なんとか向きを変えさせようと
木の枝で
行く手 ...
とあるあついなつのキセツのこと、キリギリスはなつじゅうバイオリンをひいてうたをうたいながらすきにいきていました。さとさきのことをかんがえずに、まさにじんせいのなつをおうかしていました。いっぽうアリはせ ...
広場で
手紙を書いていた
小さく
手紙を書いていた
ベガの赤い電熱球の震える隅で
コバヤシくんが大きく伸びをして
顔を寄せて
それはラブレターかな
と言った
ペン先の硬い文字で 少し ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
古都の秋 その2
st
短歌
0
17/8/28 13:12
やりとり..
幽霊
自由詩
0
17/8/28 13:03
おかえりなさい
るるりら
自由詩
13*
17/8/28 10:37
生きる権利。
幽霊
自由詩
0
17/8/28 9:34
しずく はじまり
木立 悟
自由詩
3
17/8/28 8:21
年齢の自覚
zenyam...
自由詩
0
17/8/28 7:58
二度と帰らぬ日々
kino12...
自由詩
0
17/8/28 1:39
無題
恵
自由詩
0
17/8/28 0:54
Last Summer Sunday
番田
自由詩
1
17/8/28 0:34
ふりむく2
はるな
自由詩
4
17/8/27 23:32
続・曲者の「〇」
星丘涙
自由詩
0*
17/8/27 23:27
青空
寒雪
自由詩
3
17/8/27 22:59
雪化粧
イオン
自由詩
0
17/8/27 22:04
曲者の「〇」
星丘涙
自由詩
1*
17/8/27 21:26
夏の終わり
坂本瞳子
自由詩
2*
17/8/27 20:58
『私は私の神様になる』
座一
自由詩
6*
17/8/27 16:50
白い人
ひだかたけし
自由詩
5*
17/8/27 13:56
カメレオン
あおい満月
自由詩
3
17/8/27 11:39
蒙古タンメン中本
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/8/27 10:18
種
zenyam...
自由詩
3*
17/8/27 8:53
恋×(モニュメント)
黒田康之
短歌
3
17/8/27 1:45
捨て石
〃
自由詩
2
17/8/27 1:23
魂の遍歴の旅
うあすっしー
散文(批評...
1
17/8/27 0:10
ちょうどいいところ
AB(なかほ...
自由詩
3*
17/8/27 0:07
いいね!
木屋 亞万
自由詩
2*
17/8/26 22:35
たいがー あんど どらごん
秋葉竹
自由詩
4*
17/8/26 22:06
サキソフォンが夜の道を歩いていた
やまうちあつ...
自由詩
4*
17/8/26 21:28
優しい人
Lucy
自由詩
18*
17/8/26 19:57
新説アリとキリギリス
本田憲嵩
自由詩
5
17/8/26 19:25
広場で手紙を
オイタル
自由詩
4
17/8/26 19:15
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
加筆訂正:
優しい人
/
Lucy
[17/8/26 20:00]
最終行「少しかなしげに」を削除しました
5.55sec.