私の背後には、いつも
不思議な秒針の{ルビ音=ね}が響く  
――いつしか鼓動は高鳴り
――だんだん歩調も早まり
時間は背後に燃えてゆく

この旅路に
{ルビ数珠=じゅず}の足跡は…刻印 ...
他のかたの作品をよんでいるとしばしば「善」なる言葉を見かけるので私の考えを書いて見ます。
善は二つのタイプに分かれます。極論ですが、西洋的善と東洋的善。(あくまで言葉上の定義です)
西洋的善は一神 ...
そちらは
いかがですか

まだ

旅は続いていますか




{引用=物は言いようで

あれからもう七回か



そろそろかな


昨日の
今日の
明 ...
「あんまりおかしなこと
言いやがると
どうなるか分かったもんじゃねえぞ」
法がどうであれ
やる時はやるぞというのがなければ
クソ民主主義なんか成り立つか!
って言ってくれたら
反トランプ ...
冷え切った世界

街も凍り 人も凍る

人の冬を往く人々を

闇が襲いかかる

虚ろな目に

走馬灯のように浮かぶのは
     
過ぎ去りし日々

横たわり 

瞼を ...
昨日のことをおもいだす
言わなかったらどうなっていたか
そのほうがよかったのかと

昨日にもどれたら
私はどうするのだろう

だけどやっぱり私は私
あなたにもだれにもなれないよ

...
雪原にて
人でない精霊と大古から踊るように
愛でる男女のように熱く激しく絡みつく様
幼馴染みの友と時を忘れ駆けはしゃぐがごとく
二人で二人で
真っ白しかない場
白くて熱い息を漏らし
笑み ...
雪は白い
なぜ白いのか
私は知っている

白はあたたかいから
白は邪魔しないから
あなたの色も
あなたの命も

あなたが生きている事を
白は邪魔しない
だけど
優しくはないから ...
大富豪クラスのルール知るゲーム

おとなしいグループなりの喧嘩沙汰

愛読書机に貼られ破られて

朝の事故もうあのひとのみない空

僕の詩が伝言ゲームにされている

喋らずに握る手 ...
ストーブとほどよい距離を保てずに暖めてなお求めて焼かれ

孤独から言葉は生まれ孤独へと人を導く罠を仕掛ける

ダイエット全裸写した姿見をみつめ己の嘘に向き合う

雪の日に立ち食いそばで ...
ゆっくりと
 ゆらり明るみ
  今という時 
 接近し広がる
この夕暮れ

暮れていく空
淡い紅と水の色
焚火の残り香漂い、
迫る夜闇に踊る女の影
内外上下左右消しながら
声々  ...
はなくそ
きみのはなくそは ぺらい円の形で
フィンフィン泣く息でカポカポする
まるでコロッケのものまねの あのかつらみたいに
はなくそ面白いなぁ

くしゃみしたらママの手に ぺらい円の形く ...
漲る華は
 漲る風は

タッタカタッタカタッタカタッタカ・・・・・・

 燦の瞬き 一太刀の風 古から辿り着いた華の馨り

仰ぎは空
 鑑の空

キーキーキーキーキーキーキ ...
町を散策しよう。池袋から目白へ。静かな通りを選ぼう。季節は春がいい。生暖かい風が吹くのが良い。曇り空の昼間が良い。僕は君と歩いている。君は誰だろう。分からない。でも君といるのは心地よい。

海にい ...
君が響いた夜、間違えてどこへとも知れず駆けだして行って、見えなくなって。聞こえなくなって。辺りには月でつくったカンテラがへんてこな影を見繕うばかり。おーい。哀しみとは、こんなもんだっけ?君の喋り方は、 ... 旗についた氷が溶け
滴となって径に撒かれ
たくさんの音を描いている


砲声の半分は空を埋め
もう半分は地を満たす
笛は 曇の影をゆく


手櫛の雪
子の頬に ...
薬局が家の近くに何軒もそれぞれ違ったサービスをする

滑り台の角度が急で遊ばない子供に恐怖心しかなくて

あの夏と全く同じ景色見る昔に戻った感覚が熱い

夏が来て全てのものが輝いてときめい ...
しんしんと細い雪が
透明な肩に着いては
じんわりと広がり
どこかにとけていく

もう我慢しなくてもいいんだよ
と、いう時間になって

わたしの大切なところが痛みだす


時は止ま ...
ずっと片目を瞑って─

まぼろしが氷をはった朝の
新鮮なドアノブ
静電気とひとつらなりの
なまあくび

冬の空気に刺さるしらふなガラスの不埒な断面 、
つつく鴉
首をあらう風の猫背 ...
書いたものを
改竄して
なかったことにする
そうすれば
涼しい顔をして
以前のように振る舞えるし
奴等も受け入れてくれる

言葉を軽くみる
言葉に何の責任も持たない
ゴミのように書 ...
私のお財布は
命の器だったんですね
使い込んでるがま口なんです
アンティークの布を使った手作り
パチンと開けると確かにみえる
銀のいろやら銅のいろやら いまは 私のコインたち
みんな実は  ...
++

   第 一 章


どうしようもなく雨が訪れる日々がある。
だけど長くは続かない。
けれど、あのときは…
雨は、いつまでもやまなかった…

それを予感というのなら、たしか ...


 『 デッサン DESSIN 』




   『廃屋』


押入れの中で舌を出している人形が、
暗闇に腹を立てていた
しずかな雨の音に
埃だらけの靴は下駄箱でかぶりを ...
亀裂のように微笑んだ
一瞬の
閃きの砲火が
砂に埋れてしまった海の
海の破片(かけら)を
思い出す
 夢


空に啼いている鳥がいる
攫めそうで攫めないと
啼いている…鳥 ...
ゆめで会いにくるくまたちがほんとに好き
ないものをもっていて
あるものは置いてくるから

蝶蝶りるりる鳴いて、
ここはまだゆめなのだとおもったとき
わたしの足はまだらでした
嘘とほん ...
卑弥呼よ
日の皇女
貴女は愛しい
愛しい
アマテラス

竹取に光った貴女は
千年の女王なのだ
月に還ってしまった貴女を求め
ぼくは明日を夢見てる

そうだ
斎宮跡で
ぼくは船 ...
菜の花を 揺らしなびかす 小夜嵐
 田畑に跳ぶは 月の光子(ひかりご)

でこっぱちに 現世利益の お札貼り
 奇跡の証(あかし) 出せと詰め寄る

春の魔に 背中押されて 浮かれ猫
  ...
in通勤電車
メタボ気味なおっさんに押され
張り付くガラス
その向こうにタマリバー

幼い頃から知っている
河原で死ぬほど遊んだわ
今じゃかつての面影は無く
開発されまくりタマリバー
...
紙皿のお菓子とジュース分けあった

折り紙でつくるチェーンとくす玉と

ご当地の体操腰をトントンと

縄跳びを振りランバラルの名セリフ

紅白帽セブンを真似て鍔立てて

暗室に ...
私の翼は汚れてしまって
もう昔には戻れない
艶々の新しい羽を
望んでも虚しいだけ

どうせ翔ぶことが
出来ないならば
翔んでいるあいつを
どうにかして
撃ち落としたい
それが私の存 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空の呼び声服部 剛自由詩1117/1/24 21:37
善ということ 詩論としてグロタン散文(批評...1*17/1/24 21:13
これから旅に行って来ます。AB(なかほ...自由詩2*17/1/24 20:34
テロを肯定しろ花形新次自由詩117/1/24 20:24
人の冬星丘涙自由詩2*17/1/24 19:59
着地朧月自由詩117/1/24 19:38
アヤ取り秋也自由詩2*17/1/24 19:11
熱く雪のように朧月自由詩217/1/24 18:50
スクールデイズ 5深水遊脚川柳017/1/24 18:20
速読短歌1*17/1/24 18:02
開ける今〇時流の間隙ひだかたけし自由詩6*17/1/24 17:34
はなくそ朝焼彩茜色自由詩817/1/24 15:58
一太刀の風自由詩517/1/24 15:42
夢の中で佐藤守自由詩217/1/24 13:20
半真半偽ピッピ自由詩2*17/1/24 11:50
ひとつ 帰途木立 悟自由詩317/1/24 7:06
感覚夏川ゆう短歌117/1/24 5:28
フトウ(よる)唐草フウ自由詩3*17/1/24 5:00
Fw:末下りょう自由詩5*17/1/24 1:32
改竄花形新次自由詩017/1/24 1:22
私のがま口もっぷ自由詩217/1/24 0:47
宿命の CANDIDEハァモニィベ...散文(批評...0*17/1/23 23:53
『 デッサン DESSIN 』自由詩3*17/1/23 23:51
『 十四行ノ居似詩絵 』自由詩2*17/1/23 23:49
りるりるはるな自由詩717/1/23 22:03
千年女王レタス自由詩417/1/23 21:50
短歌 4グロタン短歌1*17/1/23 20:09
タマリバーたいら自由詩017/1/23 17:59
スクールデイズ 4深水遊脚川柳1*17/1/23 12:59
撃ち落とせ花形新次自由詩217/1/23 12:24

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加筆訂正:
さようならば/るるりら[17/1/23 18:00]
つまり、中止宣言を復活宣言にかえたのが修正ポイントです。
4.04sec.