見渡す限りの地平線
垂直に立ち、歩む人
何処までも何処までも
肉を携え魂を生かし
意志の命ずるそのままに
今在る不思議に打ち震え
壊れそうになる自室の空気
苛立ちと 雑音
繊細な指で完璧をなぞると
星が流れ落ちる
混沌に飲み込まれ窒息しそうだ
恐れという籠に閉じ込められ
眠ることも休むこともできない
相変わらず見透 ...
私の足はすぐに疲れる
私の口は嘘ばかりつく
私の瞳は真実を見ない
私の指はペンを持たない
ノートはいつも白紙のままで
作品が完成しない
壊れた天使を抱いている
という詩を書こうと ...
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが
飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね
記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ...
レジは二つだけ稼働していた。
既に夕方のピーク時は過ぎていたので、客の気配もまばらだ。
係の若い女性は三枚の500円券にチェックの罰印をいれていた。
そこへ順番待ちをしていたキャップを被った ...
歌を聴き心の奥から湧く勇気前に進めば何かが変わる
落ち着いて身体の声を聞いてみるはっきりとした声が聞こえた
前向きな気持ちを持って突き進む何があろうと自分は自分
予言する遠い未来はど ...
誕生日おめでとう
私はだんだん私ではない何かになっていく
その姿をあなたに見ていて欲しかった
止めて欲しいとか
哀れんで欲しいとか
そんなんじゃない
私は
私が変容するさまを
あなたに ...
「世は虚し」嗤う貴方は世を知らぬ観念の井に留まる蛙よ
春ちかい穴ぐらで
かなしみを咀嚼せよ
虎たちの夢は光り
鳥は飛ぶ
羽根がなくても
あまりの寂しさに
体からスライムを出せるようになった僕は
だれも覗かない自室の中で強張ると
無色透明な粘液に包まれる
まだらに入った気泡になんだかやすらぐ
必然性を含有していないからだろ ...
タイトルが良い作品は何度だって読みたくなる
別に詩に限らずなんだってそうだ
映画でも音楽でも小説でも
タイトルが良いというのは
それだけで素晴らしい
インパクトのあるタイトルも好きだ
シン ...
自称詩人の投稿には
毎日がっかりさせられる
よくもまあこんなに
才能ないもんかと
普通こんだけ書き続けりゃ
ちっとは上手くなるんじゃないかと
思うけれど
これが成長のせの字も見られな ...
あなたは少しだけ震える声で
言葉を世界へ解き放っていく
それは遠い未来の記憶だ
空のこと、風のこと、涙のこと
夕焼けのこと、無くした恋のこと
あなたが生まれた朝のことだ
そんなことは無 ...
転
転
転
回った先に
円
線
ペン
あなたの愛する実験が
ステレオ越しに聞こえてる
転
転
転
回った先に
ペン
線
円
あなたの愛する実験が ...
名誉のために戦え
といわれ
病を患えば
病と闘え
といわれ
いわれた本人も
「私にゃ乗り越えられぬ
壁などない」
といって
戦う気満々
まるで選挙前の
鞍替 ...
ヘッドホンで蓋をして
全世界にお別れをする
頭の中で騒ぐ感情を
小さな機械から溢れる盛大な音に浸して
終わりのない映像が生まれる
目を閉じるほど音が、風が、匂いが
まず頭を包み ...
空気穴を
塞ぐ粘土質の
呼吸が捲れる
酸素を燃やすマグマ
ジクジク腐る肉呼吸器
干上がった産みの恒星
産道が爛れた黄泉の階段
燃え続ける内核が浮上する
サテライトダークネス
意味はな ...
「モラトリアム」
貝殻の中で
海の響きに耳を澄ませていた
澱んだ温かさの中で
海の響きは一筋の救いのよう
澱んだ温かさの中で
貝殻の砕ける日を待っていた
...
、だったら何が
かたくなに追跡し続ける
エネルギーは太陽電池
発熱
炎が
軋轢が薄荷臭
爽やかにいまいましく
ふりまく道徳
倫理は絡まっている
好ましいものだけの世界
吐き気がする ...
その店は
聖なるものを売っている
行けばすぐわかる
店の奥から
神々しい光が溢れているから
価格は無料
望むなら誰でも
聖なるものを
受け取ることができる
けれども開店以来
買い手 ...
今日歩む道、暖かく
急な変化に神経乱れ
沸き起こる不安感に
吐き気を覚えながら
垂直に見上げる空の青さ
半球描き何処までも広がり
遠い遠い記憶の余韻、
胸奥から懐かしく響いて
私は進む ...
私達って毛細血管の一部だよねって、帰結する。心臓の毛細血管だよねって、帰結する。私達って全然違うのにねって(笑)
ありきたりだけど、出会いのきせきって、普通じゃないから、普通を探して、一般論に、 ...
役人の子はにぎにぎをよく覚え
付句 握力つけるハンドグリップ
三句 父子鷹 何代目かで みを結び
四句 草葉の陰の 初代は知らず
五句 投げる真似 ボークといわれ 山を降り
六句 にぎに ...
戸棚のなかには古く硬くなりはじめた
フランスパンに安いチリ産のワイン
書きかけの手紙はすでに発酵し始め
こいつはなんになる? 味噌でも醤油でも
ない、カース・マルツ? 冴えないな
フォル ...
世界はいつだって
出来上がった何かをなぞっているだけだから
やつらの真似をするのはやめておけ
前に居た誰かと同じになってしまうから
お題目を鵜呑みにせず
ひとつひとつ自分で考えて
自分 ...
いつか真夜中に犬たちの遠吠えが
飛び交っていたことがある
あれはいつだったか
野良犬というものをいつからか観なくなり
町はひどく清潔で余所余所しくなった
リードに首輪、犬たちも主人により ...
わたしは空を飛び
空を飛ぶわたしを俯瞰する
わたしも地上を俯瞰するが
だれも空を仰ぎはしない
口もとのさざなみに
ながされてゆく自我
わたしもわたしを掴めずに
意識だけが肥大する ...
乾くことのない水滴に
静かに静かに築かれる墳墓
月の動きを
見つめている
後ろに手を組んだ花
折れた櫛の先
人々は憤り
道に夜が来る
霧の雪
鳥居 ...
頭が痛い…
だれの!?
自分の。
なんで!?
まぁ…寝不足。
どこで!?
自室。
ほんとに?
本当。
いつ!?
今。
どんなかんじ!?
ズクズクする。脈 ...
窓の上半分あたりに太陽があるはず。カーテンを全開にしてしまうと、ノートパソコンのスクリーンが読めなくなってしまうので、半分だけ遮光カーテンをひいてある。
この季節、西日に染まる部屋にいれると贅沢 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
walk・on3
ひだかたけし
自由詩
5
19/2/19 14:57
蕾
あおいみつる
自由詩
2*
19/2/19 12:43
蜜柑星
やまうちあつ...
自由詩
3
19/2/19 10:31
藍の空
秋葉竹
短歌
6
19/2/19 7:48
でかぷりお
ツノル
自由詩
2*
19/2/19 5:13
予言
夏川ゆう
短歌
2
19/2/19 4:57
春の待ちぼうけ
uminek...
自由詩
10*
19/2/19 2:13
夢追い人へ
紫
短歌
1
19/2/19 2:13
下方向への上昇②
はるな
自由詩
3
19/2/18 23:50
やわらかいおり
渡辺八畳@祝...
自由詩
5
19/2/18 23:30
桜
ドライ運河
散文(批評...
1
19/2/18 23:01
がっかり自称詩人
花形新次
自由詩
4
19/2/18 22:33
VOICE
もとこ
自由詩
15*
19/2/18 22:24
ドッツ・アンド・ループス
砂漠枯
自由詩
4
19/2/18 21:51
パラリンピックがまってるぜ!!
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/2/18 21:21
音に溺れる
三月雨
自由詩
3*
19/2/18 21:08
燃
世界世紀
自由詩
0*
19/2/18 20:33
思い出
田中修子
自由詩
6
19/2/18 20:15
Apollo
世界世紀
自由詩
1
19/2/18 19:11
聖なるもの
やまうちあつ...
自由詩
2*
19/2/18 15:44
walk・on2
ひだかたけし
自由詩
4
19/2/18 13:53
ハートビート
環希 帆乃未
自由詩
3*
19/2/18 1:44
勝手にひとり半歌仙/表六句
足立らどみ
伝統定型各...
0
19/2/17 23:20
さよならフォルマッジョ
帆場蔵人
自由詩
4
19/2/17 22:53
歩きやすい道にはなにも落ちていないよ
ホロウ・シカ...
自由詩
9*
19/2/17 22:45
犬たちへ
帆場蔵人
自由詩
4*
19/2/17 22:13
祈り
じおんぐ
自由詩
1
19/2/17 21:58
ひかり 冬の手
木立 悟
自由詩
2
19/2/17 20:56
頭痛
幽霊
自由詩
1
19/2/17 19:14
贅沢
よーかん
自由詩
1
19/2/17 18:24
1108
1109
1110
1111
1112
1113
1114
1115
1116
1117
1118
1119
1120
1121
1122
1123
1124
1125
1126
1127
1128
1129
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
1144
1145
1146
1147
1148
加筆訂正:
貧者の踊り
/
ただのみきや
[19/2/17 21:19]
一文字削除
3.4sec.