彼の視線の先には 彼女
彼女の視線の先には 彼
彼の視線の先にも 彼女
彼の視線の隅には 彼

彼女の視線の先には 彼
彼の視線の先にも 彼女
彼の視線の先には 彼女

彼の視線の先 ...
新しい日々
そして
新しい日々がまた何事もなく始まる
最初はちょっとぎこちなく
でも
どうせ三日もすれば
着古したTシャツのように
履き慣れたスニーカーのように
身体に馴染むだろう
空は何も忘れはしない

それは始めから何も覚えていないからだと
古い本に書いてあった

それは確かに詩人の言葉だと
子供ながらに納得したことは
はっきりと覚えている


冬空にカイ ...
 僕からそう遠くないところで
 少女は泣いている

 時代は弱肉強食
 弱き者は部屋に束縛され
 いずれ病院に搬送される

 僕からそう遠くないところで
 少年は処理できない情熱を ...
おぼろげに歩く人の姿が
僕の前をふわふわ通り過ぎてゆく
心が軽いのか
体が軽いのか
真理は定かじゃない

ひとひとり
ひとふたり
つられて
足跡だけが
とうとうと続いて
風に ...
「あけましておめでとう」

世界のあちこちで
それぞれの挨拶が交わされた

近所では、年が明けた途端に真っ赤な消防車が来て
(ボヤがあったらしい)

今年は悲しい事故が起こりませんよう ...
ケータイが、繋がりにくい。
「サーバーが見つかりません」 受信できないや。
みんな、初メールとかしているのかな。
込み合ってると、繋がりにくいよなぁ。

いや、どうせ「サーバーにメールがあり ...
煙を噴く銃口を見つめる少年も
血まみれの死体も
出来心でチョコを盗んだあの子も
基金をかき集めた難病の家族も
集められなかった家族も

この一秒には祈ったのだろうか
自分のために
家族 ...
もういないのよ
気付かない振りを
いつまで続けてゆくの?
その腕で抱いていた
あの天使は貴方から逃げ出したの

羽根の折れた泥塗れの
醜いドレスを引き摺りながら
貴方から飛び出していっ ...
はじまりはいつも真っ暗闇の中で
終わりの光は見えない。

だけど、一歩踏み出したその時から
歩くべき道がみえてくる。

もちろん、その一歩を道からはずしてしまうかもしれない
そんな気持ち ...
だれもが
等しく
同じスタートラインに
つけるなら

秒針を合わせろ

最高の権威的存在に
身を任せ
命の脈動を
誰もと同じにしたいなら

秒針を合わせろ

もしも
...
今年一年。色んな事あったなぁ。
あんまりにも色んな事がありすぎて、
なんか思い出せないな。
どれ一年間で書きためた日記の紐をほどいてみるかw
日記、分厚いやつ11冊。
読み切れないな。きっと ...
大きめの緑のガラスの器
底にはサカナ
たっぷり透明 イモジョーチュー

そお 今日は
おおみそか

明日からの事は置いといて
思いっきり うしろ向き

どんな一年だったとしても
...
正月も正月でなくなってしまったのは
私がこの会社に勤めだしたからだ
貧乏になってゆくのもその所為なのかもしれない
世間の時間と隔たりのある
折り合いのつかない裏の世界だ
暮れの掃除もしていな ...
あなたといく年月過ごしてきたでしょう 歯車が合わなくなってきたけれど

お互いが お互いを想っている事だけは 変わらない。

あなたは 駄目だと思っている自分を私に 伝えるために嘘を付いた。
...
猫の顔した犬が居た
首輪に鈴つけ木に上げた
喉を鳴らして雀を捕った
三羽も捕らえて笑ってる

向こう岸にはヒヤシンス
誰が植えたか分からない
犬の顔した小父さんが
にこにこしなが ...
さて、今日は、人の真似なんかすんじゃねぇって所から始めようじゃないか。何、ニッカウイスキーを持てば、おやぢだとか、東大出てて、女の下着かぶりながら、ホワイトパックを飲んでいたら、変態だとか、俺は言わな ... 今日も腹一杯食べた
食べ残しのついた、皿の汚れは微生物が分解してくれるので
半日位ほっておいた方がいいと思ってる
シンクに溜めた張り詰めた水面に映る影を
覆う虹色のサラダオイル

昼は、毎 ...
何も無いところで、
赤い、ランプ 点滅

吸い込まれたのは、
埃被った 夢でした
この部屋で生まれては
捨てられた、夢の一欠けでした

窓辺で囀る雀の夢も、堕ちました
死に遅れた蝉の ...
敗者には栄光も声も無く
ただただ真っ暗な陰の中ですすり泣いて
優しく叩かれた背中を伸ばして
鼻水垂らしながら泣くしか無いって言うのか

敗者にかける言葉を探し続ける
煙草を吸っても珈琲を飲 ...
 いきなり断言してしまうが、名作とは天然である。隅から隅まで計算しつくして書かれたものは、実は名作の名に値しない。何だか自分でも辟易するほど古典的な考え方でいやだなと思うのだが、いろいろ考えていくと、 ... 風は思いのほか近くから来る
雨はほぼ真上から

あなたの街は遠くて
僕は想うより他に知る事が出来ない

いつか
そこに立ったとき
僕は何を感じるのだろう

暑い暑い日差しに
...
第九とはご存じ、
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」

私が一体いつ頃この曲を知ったのか、
定かではありませんが、気がつくと第四楽章の出だしの
「フロイテフロイテ…」は自然に口ずさめるよう ...
僕らは今日も一緒に歌った
だけどそれは永遠には続かない
今年はここでみんなで歌えた
来年も全員がここにいるのか
ほんとうは誰も知らないんだ

この星は汚れゆき
戦争は終わらない
歌い終 ...
特別な人
普通の人とは違う人
こんなに近くにいるのに
絶対に触れることができないあの人

普通の人
そこらへんにいる人
そこら中に散らばっているのに
あえて選ばなければいけないある人
...
存在価値が無いだって?
僕にとっては君は価値があるって
そう思ってるんだけど
そういう場合はどうなるんだろう
僕はもっと存在価値がないんだろうなぁ

一年の終わり
いつも快く迎えるわけじ ...
 
休日のピエロは、ギターを弾きます
ポロン ポロン

ひとりになって、わかったこと
わかりたかったことも
わかりたくなかったことも
わからなければならなかったこと
ポロン

僕が ...
夢だとか希望だとか
土に埋めてじっと眺めていた
切り貼りした栄光の断片を
胸に抱えて眠る

夜にはもういい加減飽きていた
鍵は開けてある
明日は朝が来るらしい
揺れた現実のリズムに合わ ...
こどもが歩いていた
老人も歩いていた
とおいところで
ぼくらは一人だった
がたがた震えているかもしれない
風のあとに目覚める
かわいた沈黙のなかで
心のなかの もう一つの身体は
泣いて ...
あても無く{ルビ彷徨=さまよ}う
芝生に伸びる私の黒影
丘の上に独り立つ

{ルビ只=ただ}
北風は{ルビ枯草=かれくさ}を揺らし
雲ひとつない空は澄みわたり
日の光の道を映す海は
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
勝手な痛みFUBAR自由詩0*06/1/1 5:25
新しい日々大覚アキラ自由詩206/1/1 4:17
カイトベンジャミン自由詩5*06/1/1 4:17
本音炭本 樹宏自由詩306/1/1 4:16
足跡のある風景玉兎自由詩106/1/1 3:08
願いふるる自由詩3*06/1/1 2:34
繋がらないCl自由詩1*06/1/1 1:06
ところてんなな子自由詩006/1/1 0:56
貴方の天使AKiHiC...自由詩306/1/1 0:49
はじまり★優輝自由詩306/1/1 0:41
秒針を合わせろたりぽん(大...自由詩706/1/1 0:08
今年一年をひたすら振り返る和泉 誠未詩・独白0*05/12/31 23:44
おおみそか機嫌よく日朗歩野自由詩105/12/31 23:21
6等蒼木りん未詩・独白105/12/31 23:10
覚悟のときrenchu自由詩4*05/12/31 22:48
歓びの犬あおば自由詩3*05/12/31 22:44
知的障害者ラヴ(酒飲み乱文奥津 強散文(批評...2*05/12/31 22:13
年の瀬英水自由詩005/12/31 21:49
掃除機、赤の点滅士狼(銀)自由詩9*05/12/31 20:58
ゴブリン虹村 凌自由詩2*05/12/31 20:51
名作は天然である岡部淳太郎散文(批評...8*05/12/31 20:45
いつかきっと日朗歩野自由詩905/12/31 20:37
私は何故年末に紅白ではなく第九を観てしまうのか。和泉 誠散文(批評...105/12/31 20:04
この胸の潮騒を聴いてとうどうせい...自由詩9*05/12/31 18:22
流れ星和泉 誠自由詩1*05/12/31 17:49
存在しない病気エメラルド自由詩105/12/31 17:42
ピエロの休日as自由詩105/12/31 17:41
夢の続き本村K自由詩2*05/12/31 17:27
「十二月のスフィンクス」プテラノドン自由詩2*05/12/31 17:01
石ころ服部 剛自由詩5*05/12/31 16:10

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加筆訂正:
小指の約束/北乃ゆき[05/12/31 18:43]
12/31 18:43 修正しました。
小指の約束/北乃ゆき[05/12/31 18:39]
修正しました
6.55sec.