家の近くで見たのは野良犬の親子

道路をわたるときは子犬のほうが先で
親犬はあとからついてゆく
一見普通の光景だけど

親犬は眼が見えない

だから子犬が前を歩き
親犬はその匂いを頼 ...
メタモルフォーゼの隠喩としての蝶。

永遠に鳥と塵の中間にある蝶。

だが、メタモルフォーゼとは隠喩(metaphor)なのではないか?
あるいは隠喩とはメタモルフォーゼなのではないか ...
私が生まれるより前に
戦地に赴き病んで帰って来て間もなく
若い妻と二人の子供を残して世を去った
祖父の無念の想いがあった
 
私が生まれるより前に
借家の外に浮かぶ月を見上げて
寝息を立 ...
1999年8月某日

午前七時起床
朝食後、心理テスト
当てはまると思うものを○で囲む
それからこのテストを作った奴が俺よりちゃんと世界を観ているのか
どうかということが一時間に一度くらい ...
君がいつも口にする
「普通にすごして
 普通に生きて
 普通に幸せがいい。」

普通に・・・
普通の・・・
普通で・・・

普通って何?
どれが普通なの?

君が過ごしてる日常 ...
幼芽杳として育つ樹海は母

不穏な沐浴美女の背に文字かすむ国へ

観客の涙を誘いつつ植樹

あきらめて針山へ川つくるべく

電球ばらまく飛行船ひっつかんで投函

正気のサボテン連ね ...
冬は雪桜が毎日堪能できる

どんな木であろうとも

枝に雪の桜の花を満開に咲かせる

まさに自然の大芸術

雪が降れば降るほど

雪桜は見事に咲き誇り

眩い太陽の光に照らされ ...
                                 (喪失の物語)


森の奥深くにひそむ家で
少女は長いあいだ一人きりで暮らしてきたが
一生に一度くらいは
だれかに囲まれて ...
安堵のため息

普通の昼 普通の夜

交差している意識

2000年 夏

...
歩んでゆこう
あの頂に
その道がいかに険しくても
いかに遠い道であるとしても
心に誓った願いだから
貴方と約束したあの地だから
あの幸せの地
苦難を背負って逝った君を心に抱いて
必ずた ...
キリストはキリスト教を作ったりしなかった
彼はただの愛に溢れた大工であった
キリストはよく遅刻したし、仕事にこない日もあった
彼はそんな風に頻繁に約束を破ったが
生まれたての子どもが誰彼と隔て ...
カネオクレタノム
電信
電話
パケット通信
送れたのは誤解

巫山戯た如月
別れ話の睦月

私が世話する
緑亀と草亀が
取り違えた赤ん坊
長谷の大仏良い男
機嫌 ...
 
 夕焼けのさよなら
 これから独りの夜がやってくる
 孤独に耐える自信がない
 友人に救いを求める心境でもない

 壁の一点を見つめて
 今日3箱目のタバコに手をのばす

 口は ...
グラジオラス バブル
どこへでもいけると言いながら
壊れそうに撫でている
雨の音がある
日々の音がある
受けとめる
グラジオラス バブル



グラジオラス レベル
...
遠い朝では
誰かが零れていく音が届く
十三階建てのビルの可能性のひとつ
非常階段の手すりはそれでもまだ綺麗で
ただいま、というその言葉の行方も知らない

人の夢に誰かが寄りかかって
君は ...
透き通ったブルー
さっと流れる
デジャブみたいな感覚が降ってくるみたいさ

実際知らないでしょう

明日、誰と逢う

彼みたいなヒト見たことがないの


ブルー
気付かないで
...
誰にもことわりもせず
現代詩フォーラムを退会したひと
その行為へのセンチメンタルな気分はすごく素敵だと思う
しかしそういうメッセージをみかけると
なんか違和感がある
ポイントとかその詩の評価 ...
わたしは、かわらないでしょう。

きみは、かわるのでしょう、

その差をうめられることなく、

われらは、はなれてゆくでしょう。

とうとつなせいてんに、わかれをきめて。

どれほ ...
 {引用=昨日からしていた 予感は

 たしか ・ ・ ・  

  足音はしなかったな。



   ちがう空気の流れは今日、

     全てを置き去りにしたまま

 すり ...
生命 せいめい 命
にんげん ミジンコ ライオン
柊 青い木 路上の石
青い雲 空の色 飛ぶ小鳥
赤い血液 死んだミジンコ 明日への光
優しい光 希望の架け橋 僕の声
あなたの綿声 あなた ...
カツンカツンと
ちょーくの走る音
途切れる記憶、とおのく意識





空白




カタカタと
鉛筆を片つける隣の音
横線だけのノートに
ため息ひとつ
いままで
いちども

きみに
うそをついてない
なんて いえない

そんな
うそだけは

いえない
カレンダーを一枚めくり
二月の出かける日に ○ をつける

数秒瞳を閉じる間に過ぎてしまう
早足な{ルビ一月=ひとつき}の流れ

数日前話した八十過ぎの老婆の言葉

「 あんた三十歳? ...
おんなが なぎさで
砂を かぞえている
いくとせも いくとせも
なみだと 朝焼け色の
大漁旗を まちながら
スパイスきょうじゅ
スパイクはいた
スパイクはいて
スパイスのんだ
いちめん ひろがる 
じゃがいもばたけ
おくさんうめたの
だれでしょう

*

あさ うたたねをしていたら ...
もし貴方が地に堕ちるなら 私も共に堕ちましょう
貴方のいない世界など 居る価値も無い場所だから

もしその手を紅く汚すなら 私もこの手を血に染めましょう
貴方一人を悪者にして 生きられる程 ...
木の船を揺らすな無邪気に邪な者ども汲めぬ柄杓を渡す
同胞よ騒ぐな天のあれもまた汲めぬ柄杓だ海は終わらぬ

天水は恵みの雨でも海水を薄める毒ぞ海のものには
手繰られて深きものども深みから湧けよ鵜 ...
報われない想いとわかっていても

気持ちはとめられなくて

ぐるぐる回る輪のように

終わりなく 繋がり
果てなく  想う

たとえそれが

報われない想いとわかっていても

...
狂わしく相愛しい君の本体を
舐め尽したとて解らず
重なる毎に理解して
重なる毎に誤解していく

指先を弄び含み笑いするも
深く刺さるとて感じず
動かす程に高まり
動かす程にしらけていく ...
青く広がる海を見下ろして
「ああ、青いんだな」って思えたなら

指を静かに動かして
「ああ、生きてるんだな」って思えたなら

それは紛れも無い
ジュゲムの証拠。

釣り糸を垂らしなが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
野良犬から見た世界ベンジャミン自由詩8*06/2/1 6:22
10010自由詩406/2/1 3:09
私が生まれる前に服部 剛自由詩18*06/2/1 3:07
鳥取大学付属病院精神科閉鎖病棟のおもい出馬野ミキ自由詩1906/2/1 2:39
普通+普通≠普通十六夜自由詩206/2/1 2:31
なんかおぼえてる黒川排除 (...川柳406/2/1 2:06
雪桜虹ノ夢広自由詩0*06/2/1 1:45
終わりアンテ自由詩2*06/2/1 1:31
手を伸ばせば髪にふれることができる距離の間に横たわるものむらさき自由詩2*06/2/1 1:01
幸せの地に中音 涼自由詩006/2/1 0:56
キリシタス馬野ミキ自由詩13*06/2/1 0:51
いきおくれあおば自由詩2*06/2/1 0:34
夜更けの独り言炭本 樹宏自由詩206/2/1 0:29
ノート(グラジオラス バベル)木立 悟未詩・独白206/2/1 0:19
和音未満霜天自由詩706/2/1 0:15
ブルーKanata...自由詩006/2/1 0:14
そこはもっとリアルにやってみモリマサ公散文(批評...4+*06/2/1 0:05
_実夜自由詩0*06/1/31 23:34
よかんしらいし い...自由詩8+*06/1/31 23:32
生命くま自由詩1*06/1/31 23:25
居眠り自由詩006/1/31 23:24
うそ043BLU...自由詩106/1/31 23:17
幼年期の情景 〜アルバムの中に〜服部 剛自由詩8*06/1/31 22:57
そろもん(海難の話)みつべえ自由詩406/1/31 22:57
ファザー・グース(2)たもつ自由詩11*06/1/31 22:53
If...凍雲 月歌自由詩0*06/1/31 22:49
方舟の海小池房枝短歌6*06/1/31 22:28
Infinity loop〜メビウスの輪朱華自由詩1*06/1/31 22:15
滑らす肌に灯す温度maumi未詩・独白1*06/1/31 21:40
ジュゲム。仲本いすら自由詩4*06/1/31 21:11

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