紅い氷に
蒼い光はそそがれて
溶けては凍り
溶けては凍り
土へと向かう重なりの
まばゆい柱になってゆく


雪が召ばれ
風が召ばれる
木々は皆いっせいに
かしいではも ...


望んでごらん
何でも手に入るよ

君が望むなら

君は夢にある小川を望む
切ないほど優しく流れる子守唄のように
たゆたう小川

君は永遠の花火を望む
黒い貴婦人の胸に輝く ...
私が知っていたもの
私がそうだと思っていたもの

謎だらけ
実はそれは全部謎だったんだ

もう
訳が分からないよ
あなた、一体誰?

信じていたものが
全部粉々に
私は、一体誰 ...
ウルムの大氷期のそのさなか
夜の手触りと、ほのかな曳光に、
うらがえる雪はのぼりゆく
 ひかりを帯びていて、
 しゃん しゃん、雪が、

ともあれ、このように、考えのまえにすでに、寒さが
...
先生
唇が、
ふるえてしまいます。
電線に
飛行機雲が斜線して
雨上りが地上をうっすらとはいでいきます

あの日
陽炎で生まれました
わたし
浮遊する
夢みるからだで透けていき
...
仕事はじめ
屋上へのぼった
一人のスーツ
真っ黒なゲーラカイトを飛ばしてる

隣のビルでもはじまっていた
 
 声にならないような師走

 木偶人形の奏でる
 大騒ぎのカラオケソングが
 巷に木枯らしを
 F1のように吹かせて
 小さなおばさんが
 瓜二つの女の子を連れて
 異星人の ...
夢に
おばあちゃんが出てきた
おばあちゃんは
わたしに
お餅をたべさせてくれた
おばあちゃんの家の匂いがして
座布団と
掘り炬燵が
暖かかった
背中から風邪を引くからと
手作りの襦 ...
冬の海岸に
はしゃぐ家族連れはない
ほんとうに誰もいない

僕と
左手に高くある磯にみる
すらっとしたきみ以外は

心の持ちようは
テンポの遅いワルツがいい
三拍子と
三拍子 ...
震えの奥底から湧き上がる泡沫をとても羨んでいます/

月夜の波間にて、 浅い息継ぎを繰り返しながら仄かに輝く海を泳いでいます
何時も誰かの手を握っていないと浮かんではいられなくなってからというも ...
君に気持ちを送ってみたくなってついでに
僕の気持ちはどんな色なのだろうなんて
考えてみたりするけれどそんなこと思う前に
ちゃんと気持ちを送るために支度しなきゃじゃん
なんてことを思ってみた ...
思い出してごらんよ
あなたが
遠い冬の日

誰かの
寝息がそばにあるだけで
それだけでよかった
あの日を


思い出してごらんよ
あなたに
はぐれた毛布を
...
雨が降っている

今日一日ずっと降っている

ぼくは雨が大嫌いだ

こんなじめじめして服も汚れるし

足はびしょびしょになってるし

もうなんで雨って存在するんだろうと

考え ...
ここは違う世界の

ぼくらの無人島

誰も助けてくれない

けどぼくらは外に出たくなかった

ぼくらはこの無人島になれていた

さっき船がきたけど

僕たちを迎えにきたんじゃな ...
大量のノイズが流れる

真っ暗な部屋で

ぼくは耳を押さえながら

必死に絶えていた

ぼくはずっとこの部屋にこもっていた

そとは輝いて希望に満ちてた

だがそれは表の顔
...
お酒をたくさん飲まされると
意識がいつもの倍ははっきりして
でも
頭はだるくて何も考えられなくなる

お酒をたくさん飲まされると
体の芯が熱くてジンジンして
でも
体はだるくて何もでき ...
水圧に耐え得るように
甲殻を得て

暗闇を
当たり前と思えるように
その目を 潰した

正しいと思えることを
ここは深海
届かない砂の底

尾びれを
左右にゆっくりと
振る
...
お正月はさっぱりテレビも見なかったけど、これだけ。里見八犬伝。ひさびさに新春ドラマっつーのをみましたね。

八犬伝といえば、どーしても坂本九さんかなあ。まあ世代がアレですが。NHKで昔、そういう連 ...
干からびてゆく金魚を
何の感情も無さそうに眺める

(あぁ、乾いてゆくのだな、と)

ピンクが赤にかわっていく
なぜ苦しむ姿はこんなにも奇麗なのか

(私は私であり、苦しんでいるの ...
 まぎれもない
 それは目の前に

 渾然とする
 雑草が生い茂る

 重なりあい
 混じりあう

 出会う
 別れる

 涙のよる
 喜びの赤提灯

 飛びあがる力
...
どうぞ、遠くても
椅子など用意しないで
明日と言えない日々のこと
薄くなりそうな約束ばかりで
指切り、唱え続けた数だけ、待ち惚け
長い長い、人の列から落ちる
とりあえずは、笑顔で


...
 いたい
 いつ夜は明けるの
 春はいつ訪れるの
 街はすっかり
 新たな一歩を踏み出しているのに

 いたい
 表面的に
 僕を苦しめる

 ただ
 今日はいつもと違った
...
いつか歩いた並木道
ちいさな歩道橋
あのとき
夕暮れ色に染まる
傾斜をみて
黒いコートに
溢れる
さみしい色は
木立の陰
カーブの辺りに
おちていた
黄色い葉
どこか
忘 ...
僕が馬鹿だったんだ
全部僕が悪いんだ

その証拠にこんなになるまで後悔してる
無理して一晩中起きて
あなたの歌うのをただ待ってる

あなたがいなきゃ
僕は一体誰のために歌えばいい?
...
うたはかぜにのって

うたはなみにのって

うたはひかりにのって

うたはうたにのって

あなたにとどくようにとんで


うたはたんじゅんで

うたはたしかで

うたはか ...
誰かを待って

ソファにもたせかけた
首が
想/重い
口はぱかんと天を向いて

カレンダーはためく
冬の午後
窓は
開け放し

空ろに過ぎる
時の
縦横に

テレビ
...
髪をきりおとせ、まず
他に切れるものはないか

君のオフィスルームへと続く階段を
裸足で
そっとそっとかけのぼった
意思など無い関係性だった

欲望を羽のように飾り立て
目をきつく閉 ...
紅を注し出掛けるのよと鏡越し微笑む君は別の女で

街角で見逃しそうな君の姿眼鏡外してあいつの横に

俯いて掴まえていてと頼むけどすり抜けるんだ絹のスカーフ

純白のドレスの下に隠してる黒い ...
雲間から射す光は空の
星がちらちらと瞬くのは
木々が揺れるのは風と木の
霧雨は雲の
私の涙は
あなたが私の手を握るのは
祈り
小さな祈り


ここに存在していることの
...
            通り過ぎる日々を
読みながら、君は空気の囁きを聴いている。
時は裁かれた樹木。刈りとられた枝の先に花
は咲かない。その細い腕に鶯などがとまって
みても、その歌は、駐車違 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
報われぬもの木立 悟自由詩606/1/5 16:03
望むならふるる自由詩8*06/1/5 16:00
I don't know和泉 誠未詩・独白006/1/5 15:44
СНЕГ朝倉キンジ自由詩3*06/1/5 15:38
接吻こしごえ自由詩42+*06/1/5 15:26
ゲリラ米倉瑠学自由詩206/1/5 14:37
声にならない師走を越えてtony自由詩106/1/5 14:17
夢で見たチアーヌ自由詩1206/1/5 12:23
海岸便乗鴎未詩・独白1*06/1/5 11:43
息継ぎの音階かぜきり自由詩3*06/1/5 11:34
ピンク色とびまる。未詩・独白1*06/1/5 11:28
思い出してごらんよuminek...自由詩4*06/1/5 10:42
こめ自由詩106/1/5 9:14
無人島自由詩106/1/5 9:14
悪魔自由詩206/1/5 9:13
拷問器具和泉 誠自由詩2*06/1/5 8:20
深海魚uminek...自由詩10*06/1/5 8:02
橋の向こう散文(批評...3*06/1/5 7:47
金魚きいろ未詩・独白306/1/5 6:32
心に咲いた一輪の花炭本 樹宏自由詩206/1/5 3:12
どうぞ、遠くても霜天自由詩706/1/5 1:51
明日を夢みるぽっぷん自由詩206/1/5 1:43
いつか歩いた馬場 こうい...自由詩606/1/5 0:27
もう一度、あなたの歌を聞かせてよ和泉 誠未詩・独白1*06/1/5 0:23
あなたのところでブルース瀬戸...自由詩3*06/1/5 0:13
冬酔岡村明子自由詩106/1/4 23:28
スイレンユキ...自由詩206/1/4 23:19
Bad Girl花水木短歌106/1/4 23:18
小さな祈りイオ未詩・独白2*06/1/4 22:36
太陰暦の日々岡部淳太郎自由詩5*06/1/4 22:36

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加筆訂正:
もう一度、あなたの歌を聞かせてよ/和泉 誠[06/1/5 3:04]
病的すぎる。
【批評ギルド】 このごろの請負批評/森中まゆみ[06/1/5 2:53]
批評追加
もう一度、あなたの歌を聞かせてよ/和泉 誠[06/1/5 2:15]
お酒が入って病的に。
もう一度、あなたの歌を聞かせてよ/和泉 誠[06/1/5 1:16]
一応これで完成・・・
頌春歌/恋月 ぴの[06/1/4 22:37]
伽羅→麝香にかえてみました
8.22sec.