涙の色は
愛しさか
憎しみか
流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く
帰らざる
刻(とき)の終わりの
蜃気楼
散った心の
舞う砂漠
あなたの影を
砂に ...
あなたから
学んだことがある
あなたから
教えてもらったことがある
何が大切で
何を守りたいのか
何が…守りたかったのか
あなたに会って
気づいたことがある
あなたに会っ ...
小さな夜
小さな部屋に
小さな明かりを灯して
泣き叫ぶくらいならどうか
美しく歌わせてください
姿なく鳴く鳥の声は染み渡り
深く胸のうちで跳ね返り
まるであなたを ...
誰かに裏切られた時の恐怖は
階段を踏み外した時の恐怖に似ている
何度
階段を踏み外しただろう
まぁ
全て私の足がいけないのだろうけど
飲むヨーグルトを飲んだ
飲まないヨーグルトは飲まなかった
食べるヨーグルトは食べた
食べないヨーグルトは
食べなかった
幸せなヨーグルトは
幸せに満ち溢れていた
虹のかかるヨ ...
愛の幽霊は見えないので
誰にも信じてもらえません
愛の幽霊はほんとうはいません
だから誰も信じません
愛の幽霊がいるということを
証明したくともできません
ほんとうはいないからです
でも ...
御覧、世界は暖かくて眩いのだ。
そう言って君が白い手を差し伸べた。
ひやりと気持ち良い 泥の中
暖かな光は 当てないでくれないか
泥が乾いてしまうだろ
ああ、マリア
なぜ こんなに ...
今ぼくの猫が
顔を洗っています
今日は雨が降るのでしょうか?
ぼくの飼っている猫の名前は
虎吉となにかありがちな名前でした
でも凄く可愛いです
人間から見れば
...
傷ついているなら
はっきりと痛んでよ
何も起こらなかったように
すましたままで
密かに終局へなんて向かわないでよ
泣いたらいいのかどうかさえ
わからないじゃない
さっきからヤギが
書いた詩書いた詩を
遠慮なく食べてしまうので
一向に進まない
今日までに仕上げなければ
いけないというのに
ヤギはお構いなしに
食べる 食べる
おいしそうにしているの ...
足跡は
記憶の柔らかな風紋と化していた
生きてきた歴史は
こんなにも なだらかだったのだろうか?
今を生きている この複雑な思いも また ある日の
ふと振り返ってみるであろう
...
夜に
眠らなければ
朝は来ないと
信じていた
子供の頃
けれど
そんなことはないと
知ってしまった
午前5時半
朝日は無情にも
私の好きなオレンジ色だ
こいしける
そらたかく
おちていく
みどりいろ
はがしげる
はるのいろ
なのはなは
たまごやき
そらたかく
こいしける
ひこうきと
くも ...
かたいあるじと手をつなぐ空の犬小屋まで
浅い海で輪ゴム飛ばしあう劣化して
青空を刺し上げる丘だ隠れようがない
愛した子に顔を傾けくすぶる藁
コップに入れて置いてある妹の色水
...
どれほど彼らには 彼らにはどれほど という感覚が今 取引されるのを見ている遠くの近くの飄然としたたたずまいの縦の直線の隙間の 次に足が見えている残された 卵白のように打ちひしがれたものたちの影をどれだ ...
負けてはならない
人の声が消え、見知らぬ机で独りぼっちになっても
諦めてはならない
新しい言語かと思うくらいのパニックに襲われたとしても
ごめんなさいと学費を出してきた両親に懺悔を繰り返す前に ...
こんな所に 靴を置いていったのは誰だ?―
道路脇の藪の中に くたびれた革靴が転がっている。
そこに一台の霊柩車が止まり、棺桶の中から少女が現れる。
彼女は靴に足をすべり込ませたが、いささか大き ...
何かにすがりつきたいと思うことがある
怪しげな宗教にとり込まれても
文句もいえない危険な思想の持ち主です
意外と多いと思うのです
苦しみ多い世界に清らかな自分を夢見て
逆さまに欲でどろどろし ...
せめて空の夢を見せて
私と貴方が離れ離れになったとしても
この青い空の下で
私達は繋がっていると
そう、信じさせて
森には染み渡る声が
扉を開ければ触れない写真の自転車が
東京に、はじかれれば零れていく生活が
薄い川の堤防に腰掛ける人の背中に染み付いた匂いが
襲い掛かる全てを
まな板の ...
生後四ヶ月の娘を朝の5時からあずけれるような
保育所をさんざん探してさんざん電話をかけたあと
少し詩を読んだ
被爆者のケロイドを体に負うことが
物事を理解することではない
とりだされ ...
低く
飛び出すことだけが
あの夏のまぶしさ
クラウチング
ゴール
そこにあるものを
めざせ
めざして
響く
号砲が
おわりのはじまり
まっすぐ
飛び込むことだけ ...
早速ですが、パラレルワルードをご存知かと思います。
又は大半の方は聞いたことが在ると思います。
「並行する世界です。」
私は今はこの文章を書いているが、もう一つの世界では何かをしている。
並行 ...
シーラカンスてことばが
とつぜんうかんできて
ああ、だからなんだ、と
まいにち せなかだけをみつめつづけてしまうあのこに
ふれあうことをしないのは
わたしが 化石のまま生き続けているからです ...
雨はイヤ
硬い椅子もイヤ
偽善的な男もイヤ
欲しいのは暖かさ
欲しいのはぬくもり
正確さ
不確かさ
汚れちゃったの?
それは必要?
重さを見ない軽薄さと引き換えに ...
幸せのガイドブックの1ページ目にはこう書いてあります。
「幸せのガイドブックを読んでいては幸せになれません。」
負けました
できません
と言えればいい
逃げるが勝ち
そうと限らず
それができない小心者
けして
頑張り屋なんかじゃないんですよ (笑
見抜いてるんでしょう?
どっち道馬鹿だから ...
ワサビを隠すときだけは違う って噂が立ったから
ベッドの足の後ろや
角張った帽子の中から覗いて
それでも どこが最初に鉄棒に触れるか
見極めが難しいくらい均等に
体を均したまま
気 ...
はまぐりが周りへ近づくのを止めようと
頑張ってしまったのかい
代わりに
熊みたいな牛の
黒い鼻先だけが囲むよ
見えなくても 嫌でも
こっちへ
寝る前の部屋を暖めておくとか
お風呂場にお気に入りのバスタオルを
置いておくとか
自分でも気づかずにしていること
背の高さやくせにあわせて
物を並べたり
片づけたり
あなたの目線で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
刻(とき)を越えて
アマル・シャ...
自由詩
5
06/3/17 14:24
Only you know my true feelings ...
Lily o...
自由詩
3*
06/3/17 13:14
小夜鳴鳥(ナイチンゲール)
ベンジャミン
自由詩
8*
06/3/17 12:39
階段
ラプンツエル
携帯写真+...
6*
06/3/17 12:05
飲むヨーグルト
たもつ
自由詩
9
06/3/17 12:04
愛の幽霊
チアーヌ
自由詩
4
06/3/17 11:04
僕の世界で
あさみ
自由詩
1
06/3/17 10:35
猫万歳!猫バカ集合!
こめ
自由詩
7*
06/3/17 8:38
侵食
さち
未詩・独白
5*
06/3/17 8:02
コンクリート家族
夕凪ここあ
自由詩
5*
06/3/17 7:54
すなのうた
ひより
未詩・独白
1*
06/3/17 7:28
無情オレンジ
美味
自由詩
3*
06/3/17 7:24
こいし
よーかん
自由詩
7*
06/3/17 5:07
風底五目
黒川排除 (...
川柳
4
06/3/17 4:26
スチーム
〃
自由詩
1
06/3/17 2:56
天狗
暗闇れもん
自由詩
1*
06/3/17 1:57
藪の中の靴
プテラノドン
自由詩
3*
06/3/17 1:49
羽化する日
暗闇れもん
自由詩
1*
06/3/17 1:48
[ 五行の恋文(空)]
渕崎。
自由詩
1
06/3/17 1:48
Life
霜天
自由詩
4
06/3/17 1:37
保育所をさがして
モリマサ公
自由詩
12*
06/3/17 1:32
クラウチング
uminek...
自由詩
7*
06/3/17 0:47
パラレルワールド〜夢〜
海月
散文(批評...
0+*
06/3/17 0:22
シーラカンス
mina
未詩・独白
5*
06/3/17 0:15
どちらでもない
小川ユカタ
自由詩
1*
06/3/17 0:12
009 guide book
完食
自由詩
1
06/3/16 23:58
いますね
蒼木りん
未詩・独白
1
06/3/16 23:43
2.トーマス・クレッチマン
合耕
自由詩
0*
06/3/16 23:32
1.マーク・ラファロ
〃
自由詩
4*
06/3/16 23:08
そんな 幸せ
かがり
自由詩
1
06/3/16 22:21
6301
6302
6303
6304
6305
6306
6307
6308
6309
6310
6311
6312
6313
6314
6315
6316
6317
6318
6319
6320
6321
6322
6323
6324
6325
6326
6327
6328
6329
6330
6331
6332
6333
6334
6335
6336
6337
6338
6339
6340
6341
加筆訂正:
お生れなさい
/
ヤギ
[06/3/17 4:36]
希望と絶望のところ、台詞を変更。
5.95sec.