荒れ狂う雪の中
真冬の夜明けに
君が記した拙い地図
大切にしまっておいた
その拙い地図の上に
僕は桃色のクレヨンで
希望の印をつけた
そこは
世界の中心で
そこには
悲しみも
痛 ...
新しく傘を買ってご機嫌
都合の良いことに彼氏は雨男
天気予報も雨
それなのに珍しく空は青
貴方に逢う日は8割方、雨なのに
傘さしたいのに!!
光化学スモッグ 空を埋 ...
炎のなかに
失われた歩き方があり
手をのばすと
海のように引いていく
音の煙が
冷えた地に踊る
風
置き去りの石
波
割れた氷のにおい
息をたぐりよせるもの
...
ぼくは詩人
何事もすべて通過点
今日もまた
朝の散歩をしていると
少年に出会いました
横断歩道のつもりなのでしょうか
道に線を引いて
何本も何本も
1つ1つの線の前 ...
今ここに綴る詩も
膨大な詩の海の中の
一滴として
いつか人々の中で
忘れられていく
時代を超えて
口ずさむ詩を
綴れたらいいのに
詩は努力したからといって
...
ちょっとさ聞いてくれよ。オレ、マジムカついてさ。
何よ?
ムスメがさ蹴っ飛ばされたんだよ。
え?
電話で、カミさんが。四年生に蹴っ飛ばされたって。
オマエのムスメさんいくつだったけ?
...
あなたの 空は
どこかで きっと 宝石 のようなのだ
きらきら として
軽自動車の噴煙の先 に
揺らめいて いたり
いつも
私の 触れることの できない
あたり
※
...
とどまらぬ想いを歌にわが心
湧く言の葉は新しき風
あかるすぎるまちのネオンに
いっぽんずつの
ロウソクをともして
まわりたい
ひとつのヒカリには
きっと
ひとつのクラヤミを
あげたい
きみのクラヤミに
きっと
ひとつのロウ ...
霧雨が降り南からの風は潮の匂い
傘を持たない僕は教会で雨宿りをする
教会の壁画に祈りを捧げるシスター
何を祈っているのかは神なんかが知るぐらい
小さな希望があれば人は生きていける
それは叶わ ...
私は今、推敲している
これは人生で最も重要な推敲かもしれない
私はとっておきの傑作を書こうとしている
と言ってもそれは詩でもなければ小説でもない
広く世間の人々に読ませようという意志もない
...
緑の雨
緑の壁
岸辺に立つ
にじみゆらめく影
曇の網
粒子の街
浅い水底で
世界を呑む鉱たち
空のわずかな光に
海はゆるみ はなひらき
熱の歪みの蝶たち ...
五月には
銃弾が似合うから
歩いているだけで
背筋が冷たくなる
道端に乗り捨てられて
錆び付いた自転車の
破れたサドルに
こびりついた血
青空が
急に
暗くなった
...
傷ついた体に
油を注いだ
きしみが取れた
それでもカタンコトンうるさい
蒸気を上げ
背景を塗り替え
今日も頑張る
毎日動かす。
傷ついた心に
愛を注ぐ
癒された
美味しい ...
君のおもかげを
他の人に探してしまうのを
やめようと思って。
やめよう、やめようと思いながら
そう意識すると
なおさらまとわりついて。
疲れてしまった
人と会うのは。
今日 ...
じめんがないているようにみえるのは
わたしがないている足で歩くからで
なぜ足がなくかといえば
それは顔がわらうからだ
じめんが泣くと顔がわらう
だからあしたもわたしはわらう
地 ...
ある精神科医が
私は精神分析を
すべてのひとには
お勧めしません
と
ラジオで話していた
みなさん精神分析によって
善良な自分を発見したいのでしょうが
人がみんな
美しく生まれつくわ ...
わたし 財布を無くしてしまいました
めでたしめでたし
わたし 道を間違えてしまいました
めでたしめでたし
わたし 階段から落ちてしまいました
めでたしめでたし
わたし 羽を折っ ...
「ごめんなさい」の 名刺を
わたし たくさん 持っていた
けれど
ほんとうの 「ごめんなさい」は ほんの少しだったかもしれない
それは とても かなしいこと
隣町の休 ...
コンクリートが暑い季節に
僕は寒気がした
こんなに暑いのに
心は氷点下だった
電車に身を任せて
僕はいくあてなしに
がむしゃらに現実から逃げていた
この手に今 ...
人の数だけ 悲しみがあり
人の数だけ 喜びがある
涙は 喜びを覆い
笑顔は 悲しみを溶かす
喜びの数だけ 涙があり
悲しみの数だけ 笑顔がある
生きている限り
数え切れない程 ...
灰色の雲の下
黄色い笑い声だけが
やけに眩しい
凸凹道
僕の生きざま
君の胸に鮮やかな
言葉を刻むことなんて
できやしない
ただ
君の話しはよく聞くから ...
それは
消えてしまうことではなく
お互いが
取り残されること
よく晴れた午後の
陽だまりの中
繋がれた手と手が
雑作なく削ぎ落とされ
その
痛みのなか
見つめ合うこと
見つめ合い ...
今宵も匠は
あざやかな手つきで
ガラス球をつるり
音もなく水槽に沈める
瑞々しい、青とグレイと白の珠
覗き込むたび
妖しく映ろう彩雲は
硬く閉じ込められていて
届きそうで、届か ...
北岡明佳の錯視のページ
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/
目がまわるう〜!!
実際には動いていません。脳が「動いている」と判断するらしいです。 ...
雨の風
不確かな湿り気
夜を喰みにくる
けもののふりで
そばにいる
見えない夢
息をふきかける
己を抱くもの
羽に生える羽
重い羽
空に招かれることのな ...
うっとうしい毎日
何もしたくなくって
喧噪の中で友達の声が
頭上を漫然と通過していく
雨が降っているのを見るのが好き
出かけたくない理由が
優しく降り込めてくれるようで
...
ああもう、きゅうくつな生活はこりごりだ。
みんな、僕をわらってくれ
おもしろがって、笑ってくれ
愛し合って、おちゃらけて
くそまじめに遊ぶんだ
生命を尊び
愛し
太 ...
切ないものは
この胸の痛み
今朝一番に見た
青い空
春風が並木林の新緑をくすぐり
陽気な太陽が青い空によって
その光をろ過される
蓮華の花にミツバチがとまり
目と鼻の先のたんぽぽが
甘い黄色を覗かせる
脈々と続く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
世界の中心
ジム・プリマ...
自由詩
2*
06/5/13 0:10
光化学スモッグ 空は青
朽木 裕
自由詩
1*
06/5/12 23:52
フェルマータ
木立 悟
自由詩
3
06/5/12 23:45
ぽえむ君−軌跡−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/5/12 23:19
忘れられていく詩達
山崎 風雅
自由詩
6*
06/5/12 23:01
ムスメがバカーって言ったからって
よーかん
自由詩
2*
06/5/12 23:00
届きますように
セキラボ!
自由詩
1*
06/5/12 22:44
たんか君−誕生−
たんか君
短歌
3*
06/5/12 22:31
あかるいまち
ZUZU
自由詩
0
06/5/12 22:27
シスター
海月
自由詩
0*
06/5/12 21:38
推敲
新守山ダダマ
自由詩
1
06/5/12 21:17
雫
木立 悟
自由詩
2
06/5/12 21:10
おまえの憂鬱なんて鼻歌まじりで笑い飛ばしてやるから
大覚アキラ
自由詩
4
06/5/12 20:54
壊れた体に
ペポパンプ
自由詩
4*
06/5/12 20:45
氷睡蓮
とうどうせい...
自由詩
11*
06/5/12 20:39
あしたわらうわたし
長谷伸太
自由詩
3
06/5/12 19:52
善良
水在らあらあ
未詩・独白
4
06/5/12 19:39
めでたしめでたし
アサリナ
自由詩
7*
06/5/12 19:37
金平糖
月音
未詩・独白
5
06/5/12 19:05
この手に掴んだはずの栄光がないよ
こめ
自由詩
6
06/5/12 18:59
涙と笑顔
愛穂
未詩・独白
2
06/5/12 18:48
萎んださくらんぼう
山崎 風雅
自由詩
3*
06/5/12 18:38
おっぱい
いとう
未詩・独白
6
06/5/12 18:36
透明工房
佐野権太
自由詩
13*
06/5/12 17:31
北岡明佳の錯視のページ
ふるる
おすすめリ...
8*
06/5/12 17:28
Luciferised One Ⅴ
木立 悟
自由詩
0
06/5/12 17:21
*ト音記号*
かおる
自由詩
9*
06/5/12 17:19
さよなら、きゅうくつ
小鳥遊儚
自由詩
2
06/5/12 16:54
切ないものは
石瀬琳々
自由詩
6*
06/5/12 14:27
春の点
流人
自由詩
2
06/5/12 13:51
6221
6222
6223
6224
6225
6226
6227
6228
6229
6230
6231
6232
6233
6234
6235
6236
6237
6238
6239
6240
6241
6242
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
加筆訂正:
アフロ者に告ぐ
/
ダーザイン
[06/5/12 22:51]
中身の変更に伴い、タイトルを修正
氷睡蓮
/
とうどうせいら
[06/5/12 22:13]
タグの使い方を間違えて本文が読めなくなっていたので直しました
アフロ者に告ぐ
/
ダーザイン
[06/5/12 20:28]
「死ね」を「アフロ」に変更。誤字脱字訂正。
8.08sec.