疲れた、と
豹
至近距離から
鼻毛ロケット
発射
安い惣菜
しこたまのお土産
豹
寝る間も惜しんで
発射
紙に文字を書くような音で
バス到着
疲れた、と
豹
乗 ...
失ってしまったと
知らせに突かれて
霧雨の中へ飛び出したから
取り込み損ねた洗濯物のように
さびしく湿ってしまった
時計は無慈悲に
時を奪っていく装置
刻んで ...
暁の空から出ずる陽の光
受ける力に今日を夢見て
ぼくは詩人
そこにいれば何かがわかる
そこにいなければ何もわからない
今日もまた
朝の散歩をしていると
草原に出会いました
遠くに地平線がみえるくらい
あたり一面は緑一色 ...
抱き合うことで
すくわれるたましいの
とおく
海を泣いて
あなたが翔けていく
わたしもはしる
とおく
たましいの
秘密の場所
わたしは
自由だった
わたしとして
ほ ...
逢いたいって気持ちはどこから
生まれてくるんだろう
南の方からは
たゆたう波ばかり
北の方からは
哀しい歌ばかり
愛は
いったいいつから
やさしい味方なんだろう
知れ ...
朝から降ってる恵みの雨
いつもなら気分が沈むはずなのに
今日の雨はなんだか優しい
高原に立って
全身にこの雨を浴びていたい
渇いた心を潤したいのだ
スズメが雨の中
...
私は元気
まだまだ話したいことたくさんあるよ
だけど隣にいたあなたは
いつの間にか眠りについていた
人通りの少ない駅前
貨物列車が走る線路
午前三時
見慣れない光景にワクワクするけど ...
自然をみてすぐに心が和むということはない。
山や海に対して私という物体映像は素直ではない。
それは人に対しても同じであるからなにも驚くことではないわけです。
心を開けという言葉は実際開いた人 ...
空港で偶然君を見かけた
スーツケースを下げて急いでいた
思わず声をかけようと思ってやめたよ
なんだか君の姿が疲れていたから
なんだか君の顔が寂しそうだったから
一緒に暮 ...
僕は大河を夢見る
見えなくても僕の足跡が
ずっと続く
そして
また
僕の足跡は消える
僕は大河を行く
君と僕との
歩いてきた道は
...
僕は一度舞台を降りてしまった
僕は
なにもかも 失ったと思った
欲しいものは
永遠に手にできないけど
それは
僕が決めることじゃない
人生が舞台だとするなら ...
1.
手紙は書きかけのままテーブルの上で黴びてゆく。
青黴、赤黴、黴の色ってそんなに単純だったかしら。
ふくりと黴が起きあがる、
まき散らされる胞子は常に薄い紫で、
私の部屋はすっかり煙 ...
もし
どうしても
どうやったとしても
このゆうやけが
おわらないとしたら
わたしは
あなたに
あなたは
わたしに
なにを
はなせば
いいのだろう
もし
どうしても
どう ...
いつも
いつも
ぼくの目に飛び込んでくる
きみはストーカーなんじゃない
って思ってたら
ぼくがきみのこと
目で追ってただけだったんだね
蒼い空に漂う
あの雲は
どこまでも白く
自由なようで
哀しい
ぼくもいつしか
あの雲に乗って
太陽まで辿り着き
すべてを焦がして
どこまでも真っ白な
雲と一緒に
蒼い空を ...
?.
誰も傷つけないように
貝殻を拾いにゆこう
まだ潮が高いから
ゆっくり 遠回りをして
(神様の邪魔をしないようにはできないのよ)
踏みしめる靴 ...
こんなにも黒が
似合っていいものか
ゆらゆらと漂うようにそれでも
しっかり全てをわかっている雲は
僕を見下ろしたりはしない
不思議なものを検索すれば
きっと僕の目の色がヒットするの ...
思い知るって
すげえ言葉だな
思い知ったら
血も流れない
バリャス・トリンケで縛れ
夜は潮が嘆くからさ
バリャス・トリンケで縛れ
おまえの 恋も涙も
―――夕日の中で
...
最近もどかしいんだ。何して良いのか判らなくて。そんな時は部屋で頭を抱えながらああぁぁぁん、なんて叫ぶわけでして。大体、何、良い? それとも、善い? 善悪なのか、良し悪しなのかどちらが「よい」のだろう ...
澄み切った青に目を洗浄したくなる
一緒にいたい
その言葉の所在を
水溜りに映った景色の奥底まで生き埋めて
朝がちゃんと訪れるようにと
祈りだけを外気に沿わす
私もあなたも
肌色でした
...
歩く才能を持たないぼくは
ふらふらといつもおぼつかぬ
奇妙な光景を目にしたんだ
それはアパートの一室で
壊れそうなほどの性行為
ふらふらとおぼつかぬ
それは興奮によって齎され ...
少女が、朝起きだして
足もとで夜の色をした猫の背を撫でる
まだ体温もあがらない内に
手のひらに忍び込む温もりに少し汗ばむ
私の温度ではない、と気づかないまま
薄いカーテンの裾を引く 細く ...
天地創造
造られた自由
見えない拘束具
今朝食べたパンの欠片
飲みかけのコーヒーカップ
柄の剥げかけた皿
火焔を噴出しロケットが月へ届き
三輪車が影を踏み
足は一本だか二本だか ...
寝不足で
車の中で寝てしまった
倒れかけて目覚める
哀れな姿
明日のために
義理を立て
今日の自分のために
美味しい物は
隠れて
ずいぶんと
遠慮がちにしていたから
友達 ...
いってらっしゃい
おかえりなさい
ごはん できているわ
おいしそうだね いただきます
そうだわ にちようび どこへいく
えいがをみて さんぽして
いっしょに ゆうはんのかいものにいこ ...
ぼくは吉田太郎くんの髪の毛のうちの一本です。名前はありません。これから名前がつく予定もありません。名前をつける必要が無いからです。僕はもうすぐ抜けて落ちてどこかへ消えていきます。消えないとしたら、地 ...
荒れ狂う雪の中
真冬の夜明けに
君が記した拙い地図
大切にしまっておいた
その拙い地図の上に
僕は桃色のクレヨンで
希望の印をつけた
そこは
世界の中心で
そこには
悲しみも
痛 ...
新しく傘を買ってご機嫌
都合の良いことに彼氏は雨男
天気予報も雨
それなのに珍しく空は青
貴方に逢う日は8割方、雨なのに
傘さしたいのに!!
光化学スモッグ 空を埋 ...
炎のなかに
失われた歩き方があり
手をのばすと
海のように引いていく
音の煙が
冷えた地に踊る
風
置き去りの石
波
割れた氷のにおい
息をたぐりよせるもの
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
豹、その速さで壊れるな
たもつ
自由詩
5*
06/5/13 12:27
湿った夜の回折格子
たりぽん(大...
自由詩
15*
06/5/13 12:07
たんか君−新生−
たんか君
短歌
2*
06/5/13 11:33
ぽえむ君−草原−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/5/13 11:29
セクスセラピィ
uminek...
自由詩
11*
06/5/13 9:08
逢いたいって気持ちはどこから
〃
未詩・独白
4*
06/5/13 7:57
雨音の調べ
山崎 風雅
自由詩
5*
06/5/13 6:54
午前三時
壺内モモ子
自由詩
2*
06/5/13 5:43
ぴったり
いつもの
自由詩
2
06/5/13 5:42
@再会
貴水 水海
自由詩
1
06/5/13 5:39
@大河
〃
自由詩
1
06/5/13 5:24
@再演
〃
自由詩
1
06/5/13 5:22
姿見のうしろの物語
佐々宝砂
自由詩
12*
06/5/13 4:59
満開の藤の下にて
黒田康之
自由詩
7
06/5/13 4:25
まったく失礼しちゃうね
Honest...
自由詩
1*
06/5/13 3:55
果てしなく白く
〃
自由詩
0*
06/5/13 3:49
浜辺 (別れ話)
水在らあらあ
自由詩
10
06/5/13 3:41
グレーの彩り
田島オスカー
自由詩
5
06/5/13 2:22
鼻血
水在らあらあ
自由詩
5
06/5/13 2:07
あぁぁぁん
蟻
散文(批評...
1
06/5/13 1:58
此処
a.u.i.
自由詩
1
06/5/13 1:52
寸前で止めてね
蟻
自由詩
1
06/5/13 1:36
夜色をした猫と眠る少女の
夕凪ここあ
自由詩
6*
06/5/13 1:31
造られしモノ
紫音
自由詩
1*
06/5/13 0:46
入眠前
蒼木りん
未詩・独白
2
06/5/13 0:40
しゃらびぃ
降旗 りの
自由詩
11*
06/5/13 0:28
グレート・ノベンバー
長谷伸太
散文(批評...
2*
06/5/13 0:11
世界の中心
ジム・プリマ...
自由詩
2*
06/5/13 0:10
光化学スモッグ 空は青
朽木 裕
自由詩
1*
06/5/12 23:52
フェルマータ
木立 悟
自由詩
3
06/5/12 23:45
6220
6221
6222
6223
6224
6225
6226
6227
6228
6229
6230
6231
6232
6233
6234
6235
6236
6237
6238
6239
6240
6241
6242
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
5.94sec.