凍った星屑が
壊れた金平糖のように
降る十月は
魔物が
楽しそうに笑っているよ
人間たちは
人間に飽きて
あやしい魔物に
憧れているのさ
あちこちに
着飾った素敵な ...
カフェに行きてえ お茶が飲みティー
でも代官山や三宿あたりのオッシャレーなカフェは
俺たちには高すぎる 精神的に高すぎる
お似合いのカフェを求めて 恥をかかない場所を求めて
俺たちは旅をした ...
目を閉じると
楽しかった頃の自分が見える
好きなあなたの笑顔が見える
叶えたかった夢が見える
目を開くと
時刻に追われている自分が見える
愛から情に変わったあなたが見える
夢を忘 ...
ぶんっ
  
風がさそう夜は
目が潰れるほどに 
 眩しく 暗い
銀に輝く夜が
ぶんっ
  
視線をすい ...
今の私にとって
感じることが生きること
感じさせることが生きること
ほらまどのそとがわではかぜにゆれるきぎがへへってわらいながらやねやねこやでんしんばしらとひみつをはなしあっているからぼくはちいさなちょこれいとをかじりながらだれかがあたたかいこうちゃをそそいでくれるの ...
きょとんと首をかしげる
(鬼サンコチラ)
木の実をついばんで
天気雨とかくれんぼ
*
二羽がくちばし
頰よせあって
(フレンチキスっていう ...
生まれて きた それは 事実か?
生まれたのだろうか
産む という 行為に
認められた 事実はあるのか?
生を 肯定すべきか
あの 夕陽に 飲む 女の声
死から 生まれてきても
それ ...
ガラスの破片をしゃぶりながら
鼻歌まじり スキップを踏めば
舌に刺さったガラスも踊るよ、
「♪ダンシング )))
口は血まみれ 胃にも穴があく
じゃりじゃり食べよう 夢のかけら
ば ...
列車を降りて
たどりついたのは
ごく細い町
雨は熟しているのに
建物はアイス・バーみたいなんだ
ホテルのベッドで
ゆっくりとくたばっていく
眠ればプール
...
いつも定められた電車に乗って
東の朝日を窓から浴びる
電車を降りれば
眩しかったことを忘れている
私がいる
いつも決められた時間割に沿って
前の黒板を席から眺める
授業が終われば
...
空とぶセスナの 繰り返される女の声が
街中、凶暴にふりそそぐさなか、彼はいつものように
駅前のロータリーでキャベツを抱いて
坐る。 踵をつぶした革のスニーカーを穿き、
深緑のトレーニングウエ ...
賢しい男であった試しはなく
理性と欲望の区別すらつかなく
1、2、3、4、
千鳥足
認識
認識
この通り
無知の極みはその通り
5、6、7、8、
目も ...
今朝
露にかがやいて
咲いた朝顔が
のこらず
消えてしまつた
―小鳥が来て
食べてしまつたわ―
と
その家の母親は
呆れ返つたが
真実は
その ...
夕立の中で君は背骨を読んでいた。
真っ暗な瞼のうらに現れているみどりの正三角形を、
くうきを吸い上げた則妙筆でなぞるように
繰り返してみる。
大地を這う蛇に似た、
千万(ちよろず)の ...
trick or treat
Jack-o'-Lanternを持った魔女の行進
trick or treat
まっくら洋館で一夜限りの遊戯
蝋燭の灯りに小さな悪魔の笑い声
時計がぐるりぐ ...
流すというよりは
こぼれるという感じ
涙が線を
引いていく
まるで上から下へ
潤いを運ぶ川のように
一筋の流れがかすかに伝い
(ぽ、と)
...
君は畑の太陽さ
そう ハロウィーンの日にはね
君は一晩中輝いて
不気味な笑みを浮かべてる
ハハハ アハハハ
そんなにおかしいかい?
ちがうよ これは魔女のしわざさ
ハハハ アハハハ
魔 ...
難破船
星を跨いで
チュニジアの夜
識閾下の原罪の内部で成長を続けた粘性の原始海である
午後六時の迷路の中をひたすらに彷徨う球体の少女である
オリーヴの地平線の際で揺れている乾いた人のかたちである
ついさっき僕の目の前に現れた金属 ...
雨が降って
雨が降って音がして
雨が降って音がしてあなたが
雨が降って音がしてあなたが何か
雨が降って音がしてあなたが何か小さな声で
雨が降って音がしてあなたが何か小さな ...
しとしとと降り続ける雨垂れが
カノンのようにリズムを刻みながら
網膜を穿ち男達を溶解させていく
ボルトで締め付ける頭蓋の奥に
ナイフでイニシャルを
蝋で消えぬ印章を残す
新聞や ...
さりとても
黙っている自転車の二人
クモの巣の張った蓄音機
から流れる霧の向こうのチャイコフスキー
坂の多い街
猫の多い街
猫を抱く君
海
やみのなかのゆき
みんなでい ...
剥き晒しの胸に
止まることもなく速まることもなく
その厚ぼったい皮下脂肪のしたの
鼓動。
湖面にウろコの魚が跳ねて
細やかな金属音を立てて広がる水の輪の
真新しい命の祝福も
...
JE TE VEUX (あなたが欲しい)
そう思う時 僕は一人ぽっち
君の頬にふれキスをして
夕日を眺めるとき
僕らは風になる
星の数ほどの言葉と
波の揺らめきのような想いが
君と僕 ...
遠くに聞くことができる
世界からのメッセージ?
ススキで遠い音を聞いたか自動車が
遠い所a音で
会社を保持する私の
若い心臓a音を捕らえました
どの列車で、晩のперезвонは ...
君の寝ている隙に
本を開いてしまったよ
手のひらと同じくらいの大きさの
くたびれた表紙
真ん中より後に挟まれた栞
海の色をしている
波の音が聞こえそうで
耳を澄ませば
君の静かな寝息
...
いつしか おぼろに
なりゆく 熱は
空っぽの ことば ばかり
吐きださせて
いつのまにか ひとり
失いたく ないのに。
こんなおかしな話があるもんか
あなたはいつもそうやって
だからわたし
あなたの偽物ショッピング
この腕だぁれ?
本物みたい
この声なぁに?
本物みたい
睫毛だってね
...
{引用=記憶が、ゆれる
ゆれる
朱い花、
かたわらで、
誰がうたうか、蛍唄
(小さなひかりは影だと思う)
ねえ
やくざのつもりの
あんた
月のように夢を見て
どうしよう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハロウィン・ナイト
佐羽美乃利
自由詩
4
06/10/31 19:51
非カフェ民
新守山ダダマ
自由詩
7*
06/10/31 19:11
見えるもの
wariow...
自由詩
0
06/10/31 18:44
今夜
藍静
自由詩
11*
06/10/31 17:50
生きること
もち子
自由詩
0*
06/10/31 16:35
愛撫
はらだまさる
未詩・独白
3*
06/10/31 16:15
小鳥
石瀬琳々
自由詩
14*
06/10/31 16:03
現実
奥津 強
自由詩
2*
06/10/31 15:46
夢のかけら
atsuch...
未詩・独白
3*
06/10/31 15:27
Kiss
ふるる
自由詩
7*
06/10/31 15:00
私は私になる
ぽえむ君
自由詩
7*
06/10/31 14:55
キャベツ君 ★
atsuch...
自由詩
9*
06/10/31 13:41
今朝未明、路上に。
tiki
自由詩
1*
06/10/31 12:37
朝顔のゆくへ
杉菜 晃
自由詩
10*
06/10/31 12:19
背骨を読む
はらだまさる
自由詩
9*
06/10/31 11:22
Trick or treat
ルーファウス...
自由詩
1
06/10/31 11:13
創書日和「流」 誘い涙
半知半能
自由詩
7
06/10/31 10:45
Jacko'lantern
未有花
自由詩
4*
06/10/31 10:32
チュニジアの夜
ふくだわらま...
俳句
2
06/10/31 8:33
目の前にあるものは
Utakat...
自由詩
2
06/10/31 6:49
あまおと
もも うさぎ
未詩・独白
13*
06/10/31 5:54
取るに足らないノイズ
紫音
自由詩
2*
06/10/31 3:20
ひかりとかげとピーナッツ畑
渡邉建志
未詩・独白
5*
06/10/31 1:28
つめたい皮膚
狩野川
自由詩
0
06/10/31 1:16
JE TE VEUX
武富諒太
自由詩
1*
06/10/31 1:12
世界からのメッセージ
言語破壊機械
自由詩
1
06/10/31 0:59
さかなのみるゆめ。
夕凪ここあ
自由詩
11*
06/10/31 0:51
r u i n
李伍 翔
携帯写真+...
0
06/10/31 0:50
おかしな恋人
アサリナ
自由詩
7*
06/10/31 0:29
青い野
青色銀河団
未詩・独白
5
06/10/31 0:19
6024
6025
6026
6027
6028
6029
6030
6031
6032
6033
6034
6035
6036
6037
6038
6039
6040
6041
6042
6043
6044
6045
6046
6047
6048
6049
6050
6051
6052
6053
6054
6055
6056
6057
6058
6059
6060
6061
6062
6063
6064
加筆訂正:
今朝未明、路上に。
/
tiki
[06/10/31 13:13]
行間を調節しました。
抽象狂騒。詩
/
結城 森士
[06/10/31 10:39]
最後。
7.42sec.